毎年、開かれる甲子園の高校野球が楽しみです。
（孫のホームスチール）
今日、熊本地方予選の組み合わせ抽選会が行われました。いよいよ7月6日から熱戦が展開されます。昨年まで孫が元気いっぱい選手として頑張っていた学校が、どこの学校と当たるのか、心配しながら抽選会のニュースを見ていました。
対戦相手は強豪校に決まりました。少し残念です。だが、精いっぱい孫の出身校を、強い太陽が照りつける暑い球場で応援しようと〝うちの奥さま”は、張り切っています。
孫が野球を始めるまで、奥さまは野球のことをまったく知りませんでした。野球音痴とでもいうのでしょうか。打った人はファーストに走るのかサードに走るのかとたずねたり、ホームからサードに向かって走る選手がいるなど。と。
それが孫の試合のあるたびに各地へ応援に出かけ、孫の活躍を見るにつけ、完全な野球通になってしまいました。甲子園のテレビ放送も欠かさず見るようになり、今は一端の野球解説者です。
暑い球場で熱戦を展開するすべての高校球児たちに、奥様と一緒にエールを送ることとします。
アベノミクスで株価が上がり円安も進みその効果は抜群のようだ。
だがその効果、そうは問屋がおろさなかったようだ。これからは経済は上向き生活が楽になると大いに期待されたものの、夢物語となりそうな気配がしてきた。
今日の株価は843円の大暴落。円もドルに対して94円台を付けた。長期金利は急上昇。この約1週間で日経平均株価は3000円強下落し、アベノミクス前の価格を下回った。
世界の金融市場はそんなに甘くはないようだ。一時的な円安で、生活に必要な物価の値上げが続いている。それでも政府の経済報告は上昇傾向にあると楽観的な発表である。
私たち高齢者の収入は年金だけ。別に収入はない。健康保険、介護保険の掛け金も見直しにより高くなった。復興増税も実施される。過去の物価下落で年金も2.5％ほど減らされる。さらに追い打ちをかけて消費税の増税が待っている。
どのようにすればよいのか。不安ばかりが頭をよぎる年金生活者。間違いなく、アベノミクスは崩壊中。
何もできない自分だが、大きな声で愚痴の一つも叫びたい。
現役を退いて約25年、毎日が日曜日の生活もやがて佳境に入りつつある。
体内時計が、夜9時になると時間ですよと時を告げる。その途端、上まぶたと下まぶたが仲良くなってくる。午前5時にベッドを離れる。典型的な早寝早起きというところだろう。
起きるとすぐに郵便受けの新聞を取り、じっくりと目を通す。午前6時30分のラジオ体操は欠かさない日課、終わると何かすがすがしい気持ちになる。だが効果のほどはいかが。 3度の食事は決まった時間に“うちの奥さま”と一緒にテーブルにつく。〝おはよう”、〝いただきます”、〝ごちそうさま”と少しばかりの会話で朝の行事が終わる。
現役時代の我が家の序列はNO1だった。だが、退職後の最近の序列はNO５くらいだろうか? もちろんNO１は“うちの奥さま”、次は近くに住んでいる娘や孫たち。
最近、我が家の中に、昼も夜も、自分の居場所を探すのに時間をついやすことが多くなった。でも幸せ。今日も1日よい日でありますように。
久しぶりに病院へ出かけた。診察された先生は迷わずに「高血圧ですね」と診断を下された。今まで元気だ元気だ、どこも悪いところはないとの自慢の鼻をとたんにへし折られた感じ。まさに驚天動地の世界。一度に気持ちが落ち込んだ。
下された診断は早期高血圧症。「ほっておくと大変なことになるかもしれません。しばらく薬を飲んで様子を見てみましょう。」。
心配でならない私。「飲み始めるとずっと薬は飲み続けないといけないのでしょうか」
「良くなれば、やめてもかまいません。一番弱い薬ですから。」。「毎朝のラジオ体操とほんの少しだけ散歩をしています。食事などどのような点に注意したらよいのでしょうか」
「運動でただちに効果は出にくいでしょう。塩分の量や食事に留意してください。10日分薬をだしておきます。」
自覚症状はほとんどないのに病気とは。でもしかたない。早く血圧が下がるように鞭打って努力しょうと誓いました。
先日“うちの奥さま”が、頭痛がすると町のクリニックにでかけました。
「少し血圧が高いようですね、毎日血圧をはかるようにしてください」とお医者さまの診断があったそうです。
それを聞いた私、すぐに血圧計を求めて電気店に走りました。家に帰って買ってきた血圧計を早速“うちの奥さま”と一緒に試してみました。ところが、ぎょぎょ。私の血圧が奥さまよりずっと高いのです。
それから1週間毎日測っていますが、奥さまはほぼ正常値。私の値はまさに高血圧の域にあります。瓢箪から駒ではありませんが、奥さまの頭痛が、鈍感な私の高血圧を教えてくれました。
今日は久しぶりの病院通いです。
