脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

妄想性障害

2007年04月29日 16時02分26秒 | 精神障害
本ブログでは「脳病」などと表現しているが、私は精神障害者である。

しかし、「精神」が障害されているのだろうか?
障害は脳機能なのではなかろうか、と思うのである。

私の診断名は、ある書類では「統合失調症」であり、ときには「鬱病」ときには「不安障害」ともなっている。

ICDという国際疾病分類から自己診断すると、妄想型の「統合失調症」ではなく、「妄想性障害」に該当しそうに思える。

この二者の妄想性の相違は、
統失の妄想は、極めて奇異な妄想(宇宙人に追われているとか、
テレビが私を見張っているの類)に限られているようであり、
妄想性障害者の妄想では、
興信所に尾行されて困る、近所で自分の悪い噂が囁かれている、
というような現実にも有り得ないことではない事象が妄想の対象となる点であるようだ。

(後者のような妄想でも、幻聴、幻声や幻覚を伴うケース、その妄想の頻度や程度如何では、統合失調症として診断される可能性はあるだろう。)

現在の私に、妄想らしい妄想はないつもりだが、主治医が「注察妄想」と見立てているものは、残存している。
例えば、映画館や劇場などの観衆施設に、私は1時間も席に座って居続けることが出来ないのである。
大勢の観衆の押し黙った存在感や視線を意識してしまうと、もうダメなのである。
叫び出したくさえなり、席に居られず、退出してしまうのである。

私の理解では、これは、閉所恐怖症、広場恐怖症、対人恐怖症などの混合型として、「社会恐怖症」か「全般性不安障害」というべきものだと考えているのだが、どうなのだろうか?

メンタルヘルスブログ 統合失調症




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。