人格障害は通例、
A群(妄想性、分裂病質、分裂病型)、
B群(反社会性、境界性、演技性、自己愛性)、
C群(回避性、依存性、強迫性)の10種に分けられている。
患者個人が、これらのうちの一つの人格障害に当てはまることは稀であり、
臨床上、複数の人格障害の混合タイプとして現れるようである。
私の場合、最もよく当てはまるのが、A群の分裂病質である。
DSMによれば、シゾイドパーソナリティ障害(分裂病質人格障害)の診断基準は、
以下の7項目の内、4つ以上に当てはまる場合をいう。
(1)家族の一員であることを含めて、親密な関係をもちたいと思わない。
またはそれを楽しく感じない。
(2)ほとんどいつも孤立した行動を選択する。
(3)他人と性体験をもつことに対する興味が、もしあったとしても、少ししかない。
(4)喜びを感じられるような活動が、もしあったとしても、少ししかない。
(5)第一度親族以外には、親しい友人または信頼できる友人がいない。
(6)他人の賞賛や批判に対して無関心に見える。
(7)情緒的な冷たさ、よそよそしさ、または平板な感情。
(『DSM-Ⅳ-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院p660~663参照)
私は10年以上前に妄想性障害として発病しているが、
上記(1)~(7)の特徴は、私の病前性格をよく表している。
またDSMに注記されているが、
自閉性障害の軽症やアスペルガー障害をもつ人と、シゾイド人格障害との鑑別は、
両者の特徴が類似しているために、かなり困難である、
とされていることにも注意を要する。
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A群(妄想性、分裂病質、分裂病型)、
B群(反社会性、境界性、演技性、自己愛性)、
C群(回避性、依存性、強迫性)の10種に分けられている。
患者個人が、これらのうちの一つの人格障害に当てはまることは稀であり、
臨床上、複数の人格障害の混合タイプとして現れるようである。
私の場合、最もよく当てはまるのが、A群の分裂病質である。
DSMによれば、シゾイドパーソナリティ障害(分裂病質人格障害)の診断基準は、
以下の7項目の内、4つ以上に当てはまる場合をいう。
(1)家族の一員であることを含めて、親密な関係をもちたいと思わない。
またはそれを楽しく感じない。
(2)ほとんどいつも孤立した行動を選択する。
(3)他人と性体験をもつことに対する興味が、もしあったとしても、少ししかない。
(4)喜びを感じられるような活動が、もしあったとしても、少ししかない。
(5)第一度親族以外には、親しい友人または信頼できる友人がいない。
(6)他人の賞賛や批判に対して無関心に見える。
(7)情緒的な冷たさ、よそよそしさ、または平板な感情。
(『DSM-Ⅳ-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院p660~663参照)
私は10年以上前に妄想性障害として発病しているが、
上記(1)~(7)の特徴は、私の病前性格をよく表している。
またDSMに注記されているが、
自閉性障害の軽症やアスペルガー障害をもつ人と、シゾイド人格障害との鑑別は、
両者の特徴が類似しているために、かなり困難である、
とされていることにも注意を要する。
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