脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

困ったジィジ

2007年05月10日 20時01分19秒 | その他の生命体
ウチのジィジに元気がない。風邪だというが、どうもおかしい。ご飯もほとんど食べず、毎日寝てる。いつまでもグズグズしてるので、バァバに怒られて、ジィジは渋々自転車で近所の大学病院へ向かった。

朝の9時に病院に出かけたっきり、2時になっても帰らない。心配したバァバから病院の内科へ様子を見に行ってくれと言われた。病棟の複雑に入り組んだ廊下を歩き廻り、内科の受付でジィジの名前を告げると、受診していないと言う。生年月日を教えて更に調べてもらったら、「本日、耳鼻科を受けておられます。まだお会計が、お済みではありません。」と言われた。

耳鼻科外来のある病棟へ移り、待合室を見回すと、半分眠りこけている、ジィジ発見!  
ジ:「な、な、何でお前、来たんだ?」
私:「帰りが遅いから見に来た。」
ジ:「カ、カ、カァ、カルテルがな、作るのに時間がかかって、いるんだぁ。」    
私:(無言)

結局ジィジは両耳ともに中耳炎に罹っており、左が重症で鼓膜切開の手術を受けた。熱を測ったら、39度もあった。早くに医者にかかれば、薬だけで済んだものを、こんなにこじらせてしまって…。ジィジは、耐え忍ぶことが誉められた時代の人である。痛いと我慢する習性が身に付いている。

ジィジは帰宅してから、化膿止めの薬を飲み、氷枕を当てがって寝床に就いた。相変わらず熱があるようなので、これ以上高くなったら、深夜に救急車を呼ばないと…、とそんなことを考えていたので、私はこの晩ろくに眠れなかった。

翌朝のジィジは熱も下がり、体調も少しは良くなったようであった。
ジィジもバァバも、私の愛すべき(憎しみもある…。)家族である。

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