脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

バァバの退院

2008年06月04日 14時54分00秒 | その他の生命体
昨日、左目(白内障)の手術を無事に終えたバァバが、今日の昼に退院した。
まだ左目は、充血して真っ赤だが、目は良く視えると言っている。
二泊三日の入院費用と片目の手術代で、67,000円弱掛かった。
後期高齢者医療制度による請求額であるが、おそらく高くなっているのだろう。

バァバはまた五日後に、今度は右目の手術で再度入院である。
バァバの入院の世話は良いとして、面倒なのはジィジの食事のことである。
昨日は、晩メシに焼き魚と冷やっこ、サラダも作ろうと思ったが、面倒になった。
千切りキャベツと市販のマカロニ・サラダに、トマトを切って皿に盛り付けた。

私は、夜間のパソコン講習に通う日だったので、夕食の用意をして出掛けた。
10時頃に帰宅してみたら、ご飯をよそって魚と豆腐は食べていたようだが、
皿に手付かずのままキャベツとマカロニを残し、トマトだけ食べてる。

ジィジは昔気質の古い日本人なので、トマトやキュウリに少し塩味を付けて、
おしんこ風にして出さないと、警戒して食べない生き物なのだろう。
マヨネーズみたいな、舶来もの(?)は嫌いなのだろう。
考えてみれば、最も自然で、ヘルシーな奴である。

賢明なる読者諸氏は、では、ジィジなる人物は、
朝食や昼食は何を食べているのだろうか、と思っているであろう。
朝は、ワカメの味噌汁、海苔、ご飯は二杯。
昼は、大根おろしにしらすをかけたものをおかずに、ご飯を一杯。
このワンパターンで、春夏秋冬ほぼ一貫しているのである。

夕飯のおかずは、バァバが作るが、魚や刺身か出来合いのものが多く、
あとは簡単に焼いたり煮たり、手間の掛からないものがほとんどである。
バァバは、料理らしい料理はしないし、おそらくあまり知らない人である。
カレーでさえ、レトルト・パックで済ませる面倒臭がり屋である。

ジィジもバァバの手抜き料理に文句があるのに、面と向かっては言わない。
うつ病持ちのバァバが、頭の具合を悪くすることを惧れているようである。
でも、私が用意した食事が気に入らないと、こんな物は食えないなどと、
平気で言うことがあった。
さらに機嫌が悪いと、箸を投げ出して、今日は何も要らねえなどと、
拗ねた子供のような態度をとるジジイである。

「食いたくなきゃ、食うなよ。」なんて、私もやり返したものであるが、
そこまでの父・子のやりとりもなくなったが、ジィジには何かと疲れる。
「バァバの退院」がテーマの投稿なのに、話題がジィジになってしまった。
ジジ・ババ問題は表裏一体なのである。





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