
Pattern ; #19 プルオーバー by 水原多佳子 from 春夏のかぎ針あみ vol.13

size ; bigger by gauge
yarn ; Olympus Petit Marche Chu / 80m/25g / linen 50%, cotton 50% / 52 beige / 4.7 balls about 600m
+ 1/10? spangle yarn (mondofil)
hook; 3.25mm (knitpro)
date ; from 22th to 31st July 2020
春夏のかぎ針あみvol.13より、19番のプルオーバーを編みました。
毎年この時期はかぎ針ブームになるので、手持ちの本をひっくり返しています。
この本からは人気だった15番のボレロを編んで


指定はハマナカ のブリリアン150g=4玉で、
計算すると525mで編める、あまり糸長の無い手持ち糸でいけそうだなと。

ブリリアンはリリヤン系の糸ですが、似たようなものは思いつかなかったので、使ってしまいたい糸、オリムパスのプチマルシェリネン&コットン中を使うことにしました。一昨年イロチをパイナップル模様のフットカバーに使ったやつ。
1本だと(リリヤンじゃないし)指定の5/0で編むには(ラベル推奨3/0-4/0だし)細いかも?いうことで、スパンコール糸と二本どりで編むことにしました。
最初に2玉買ったの10年ぐらい前だし(その後3玉足せた)、と先入れ先出しの原則に従うぞ!!(オーバルプルでは従わなかった)と意気込みましたが、この糸には紙芯も無くてぎっちり巻いてあるので、別に温存しても害は少なかったな〜と編み始めてから気付きました(^^;)編んだ方が断然かさばりますよ。糸でかさばっているのは例のおそう襲とかリッチ系ですよ。それと他のオリムパス。どんどん編まねばよ。
針は、二本どりでスパンコールが化繊で編みやすいとは言えなさそうだったので、オーバルプルで使った黒檀5/0号は使わず(^^;)。
編み図通りだと仕上がり寸法も胸囲88cmって小さくないか?いうところで、ハーフサイズアップ、knitproの3.25mmで編むことにしました。
私は以前からゲージ調整用として.25刻みのニットプロを揃えていたわけですが、
今年は↓チューリップさんから出たみたいですよね。
偶然見つけて、4.5/0とかってなんやそのサイズ!!いつ出たのだ!!やっとか、いや、ついにか、色々思ってしまいました。(7.5/0=4.5mmはリーフィーとかで使ったりしてるんですが、100均にもあるって前に書きましたよね?)
ゲージは…本でいきなり17段が18cmと書かれていて、、、パイナップル部分全部なんですよね(^^;)方眼の部分もあるので、そこのゲージ書いておいてくれると良かったんですけど。
こういうかぎ針編みの模様のゲージって目安が掴みにくいので、長編みベースなんだったら一個の長編みの高さがわかるように書いてくれるといいのになーとよく思います。ハマナカのかぎ針用の糸なんかだと、ラベルに標準ゲージで長編みの場合が記載されているのとかありますよね。あんな感じで。
そんなわけで、ゲージの取りよう無くね?といきなり編み始めました。(けど今見直すと、編み図の中の方眼のところで3段が4cmとある(^^;)けどそんなの当然見落としますよね、、、)

後身頃のドイリー部分が編めた様子。
途中からでっかいよね?とわかってはいたのですが、編み地は気に入っていたし、針下げるとさらに編みづらそうで、引き揃えて編んでいるのでほどきにくいし編み直す気はまるでなく、大きいけどまぁいっか、ぐらいの感じで。
こういうドイリー系のプルオーバーはちとミセス感が漂うと思い込んでいて、まと(的)に見えてしまいそうで、着ていると射抜かれてしまいそうで(韓国歴史ドラマ見過ぎ?^^;)これまで敬遠してきました。
かぎ針本軍団を見直す課程で、ドイリーの中心がずれてるもので編みたいものがいくつかあったので、いきなりそれではなくまずは簡単そうなの、と思ったんですわ。
今年の本にそれ系の岡本先生のデザインが掲載されているのですが、日本ヴォーグさんの立ち読みページ(表紙じゃなくて5番の方です)
サークルのお友達が着ていてお似合いだったので、私も挑戦したくなったのもありますよ。

編み図を見て、パイナップル模様のネットの中に長編みが入っているものを見たことが無かったので(見ても気付かないだけかもだけど)編んでみたいと思いました。

パプコーン編みも試し編み以外では、ちゃんと作品として編んだことは無いと思うんですが、往復編みの場合は出っ張りを出すための針の入れ方が表と裏とで変わってくるのも初めて認識しました。
春夏のかぎ針あみシリーズは上級者向けなのか、基礎関係の記載が無いので、かぎ針の基礎本で確認してから編み進みましたよ。
ヨーロッパの手あみとかだと、一通り、余白部分なんかに編み方情報あったりしますけどね。
あっ、そうそう、この編み図、長々編みがベースなのに、記号がTに省略されてるんですよ!! (中長編みかよ、みたいな^^;)逆に中間の点々がうるさい感じになるからですかね〜その辺りも含めて上級者向きだなと。

二本どりで編みづらかったり、大きくなってからの編み間違えで(この写真の角部、長々編み2目ずつ並ばないとなのに)一段一段半解いたりしながら、でもスパンコールのキラキラに萌えっとして早く着たい、と編み進めました。

前身頃を編んだ図です。
編み図通りだと前身頃は中心が立体モチーフで、お花が付いてるような感じなのですが、ちょっと私が着るには恥ずかしく思えたので、後ろと同じにしました。
この編み図はどうして(ドイリーなのに)往復編みなの?と後身頃を編んでいる時(オーバルプルの時と同様、編み間違えると一周以上ほどかねば、やだよ、と)思っていたのですが、前は切り欠きがあるからそれに合わせての往復編みでしたね。
で、この写真撮って、その中心に間違いがあることに気付く(^^;)さすがに編みなおせないので、糸切って直しましたよ。それまでは他の所も(一周以上ほどかなければだから)何度も切って直したいと思いつつ、オーバルプルに続き真面目に解いて編み直してたんですけどね。いや、間違えなければいいんですが、早く着たいと思うとついせっかちというか前のめりになって、修行が足りない感じです。
ドイリー二枚状態で手順通り肩部分を合わせてかぶってみると、やはり大変大きかった(^^;)幅はちょっと足りなく感じたのでパターン通りの段数で編みましたが、着丈はそのままでよかったので方眼部分を省略しました。
にしてもドイリー部分がかなり大きくなったので、ブリリアンで編む場合は、リリヤン系の糸なので、編む時は糸がびよっと伸びる感じで、編みあがりが締まって小さめになるのかな?と推測しました。店頭でウエアのサンプル見たら、色出しや光沢が綺麗な糸でハマナカさんにしては長期定番なのがわかる気がしたんですが(今年細めのクロッシェバージョンも出たし)
私は化繊が好きでないので多分編むことは無いだろうな〜いうところです。
パイナップルの曲線をスチームアイロンで整えるのが面倒に感じたので、ザブッと洗って仕上げました。パプコーン編みが縮みがちよじれがちだったので、乾いてからスチームアイロンで重点的に整えました。
平置きは撮っていませんが、後ろ側。

射抜かれずに済みますかね〜まぁ、四角のドイリーだから、まと感は少ない気もするんですが。

スパンコールと裾の様子。
ギチギチのピコットでちょっとフレア感が出て、そこも気に入りました。
本の写真からすると全く別物の感じになっていますが(^^;)糸長も少ないし気に入ったので、また別の半端在庫で編みたいかも。
早く着たいのですが、○○ナもあるけどそれ以上に暑くなってしまい、自称もやしちゃんである私はあまり外に出たくなく(^^;)まだちゃんと着ていません。てことで、着画はそのうちに。
追記(2021/04)
着画はこっちの記事に
編み図発見したので貼っておきます。知ってたけど私のと全然違う(^^;) あむゆーず版かな??モデルさんが春夏のかぎ針編み本と違うのもまた参考になるというか。
気に入ったのでまた編みたいし、似たようなドイリー系(あんまモチーフ数多くないやつ)今年も狙っています(^m^)