Pattern ; X Astro Pullover from European Handknitting 2023 S/S
yarn ; Puppy Lino Fresco / 100% Linen / 100m/25g / 315 Lavender / 7.3 balls 182g
needle ; Lykke Changeable Circular 3.5mm & 3.25mm for garter
tension ; as in pattern
date; from August 31st to September 11th, 2023
ヨーロッパの手あみ2023春夏より、Xのプルオーバーを編みました。
↑この作品です。
指定糸は、パピーのアストロです
キラッと高級感があって素敵な糸で、去年編んだ毛糸だまのスーツの指定糸にもなっているので気になってはおり、時々掘り出し物があった時には部分使いにでも、と未練がましく?押さえています。
ちょっと素肌に着るには私には硬めかも?いうのと、ザブッと洗うのがはばかられる、いうところでしょうかね。
今回は、ザブッと洗えるトップスが欲しかったので、リネン糸で編むことにしました。
全柄廃番ですね。
一昨年、ブリューゲルレースのプルオーバーを水色で編みましたが、好きな糸なので複数着分押さえてあります。
25g玉で嵩張るので、使っていかないと、いい糸から編んでちょっとでも長く着ないと、を心がけ(るようにし)ています
編み始めたところ。多数目編み出しのあるレース模様です。クシャクシャしてなんだかわかりません(^^;)
指定のアストロだったらもうちょっとしっかりした糸なので、こうではない、もうちょっとわかりやすく萌えい感じかと思います。
作り目のあと、すぐにレース模様になるということで、作り目のきつさとか綺麗さとかが不安に思えたので、別糸の作り目でスタートしました。
伏せ目と綴じ分、糸は多めに残しています。
すっきり書かれたパターンなのですが、編むと端がうねうねします。模様が左右対称に配置されていません。
こういうのや左右対称でないことは割と気になってしまう方なのですが、初めて編む模様で変更するにはちと面倒なことが起こりそうだと思ったので、編み図通りに編むことにしました。
(編み終わって、作り目の別糸を解いて伏せた後の写真です)
クシャクシャで小さいなぁー思いながらも、後身頃を編み終えて前身頃に進んだ様子
そうそう、身幅は2模様ずつ足しました。ゆったり涼しく着たいなと思ったので。
パターン通りだと、胸囲98cmで、普通の方なら余裕かと思います。
綴じる前にスチームアイロンをあてた写真です。
肩はいつも編み終わったらそのままかぶせはぎするので、かぶせはぎ済み。模様が綺麗に出たところで頭からかぶってみて、モチベアップ。
脇をはいだところです。
模様を合わせてはぐと、うねうねの凹凸が合いますが、編み図の模様を見ながら合印を入れてずれないように気を使わないと、いうことで、ちと面倒でした。
やはり左右対称になっていた方がいいなと思いました。
これが裏側
ラベリで見ると輪にして編まれている方がいらっしゃいますが、それが正解だと思います。
私もどうしようかと一瞬は思ったのですが、リネン糸で編むので、輪で編んだ時の斜行がちょっと心配で、失敗したくなかったので往復でパターン通りに編みました。
レース模様だし、水通ししたら大丈夫だろうなとも思ったんですが、用心しました。
最後に襟ぐりと袖ぐりを編みますが、リネンの二目ゴム編みの編み目は絶対に揃わないと思ったので、ガーター編みに変更しました。
うねうねレース模様が最後メリヤスの隣になってね、はこんな感じです。歪みつつメリヤスと馴染んだ感じ。
綴じ前にスチームアイロンはあてましたが、ざぶっと水通しをしてレース模様を整えて仕上げました。
遠目だと編み出しの模様の良さがあまり出ない気がするんですが、レース模様の良さは出ているかなと思います。
身幅広めにしたので余裕を持って涼しく着られる仕上がりになりました。
寄った写真
スカートと撮りましたが、普通にデニムとかで着ると思います。
こういうフレンチスリーブが一番着やすいよね、いう結論にはなっているので、夏物はこういうものを多く編もうと思います。
引き続き同じ本から仕上がったものがあるので、また。