今度の新曲の歌詞ですが、皆様 やっぱり同じところで ひっかかっておられるようです。
私も同じ「バイヤ」「青海鼠」？？ これを、どうとればいいのか？と考え込んでしまいました。Ｊ友様から、こうではないですか？と教えていただき、ああそうなのか。と納得したら、別の方は いえ、こうです。と別の解釈を・・・うーむ、そうかもしれない。そうでないのかもしれない。
答えはジュリーの気持ちの中で、聴く其々の人の解釈でいいような気もします。
原発の再稼働に関しては、ファンだって色々な考えがあるわけだから、ジュリーとは反対の考えの人もあるでしょうね。ただ、福島の除染の現状を今朝のTVで見て、先が見えない暗澹たる気分になりました。
今日は地域のまち歩きに参加してきました。以前は灘区に住んでいましたが、阪神淡路大震災で住んでた自宅は全壊判定を受け 立ち退きになり、震災の年に東灘区に越してきました。灘区で仮設住宅に住んで、数年後の復興住宅の完成を待つ気にはなれませんでした。
今日は仕事は早引けして、大急ぎで集合場所へ。今日の地域の街歩きには、65人もの人が集まりました。皆さんやっぱり、住む地域の歴史を知りたいと思ってらっしゃる。
まずは、住吉川沿いの谷崎潤一郎の旧居、倚松庵（いしょうあん）。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9A%E6%9D%BE%E5%BA%B5
いつもこの横を通るにも関わらず一度も入ったことが有りません。外側から見ると、そう大きな家ではない。元はもっと南側にあったが、六甲ライナーの建設でここに移築されました。
レトロな風情の室内
大きな窓で庭が見晴らせる2階。昭和の昔の家ってこんなだった、懐かしい・・２階は松子夫人の部屋とか。
意外に広い庭で、梅が咲いていました。
どこで「細雪」を書いたのだろう？松子夫人と谷崎との写真が飾られていました。
現在は工事に入るため、一般公開は中止してます。団体のため、特別に入れてもらえました。
倚松庵とは、松子夫人に寄りかかるとの意味だそう。谷崎の夫人への深い思いが感じられます。
その次は住吉川沿いを歩きながら、名所旧跡や由来の説明を受けました。ゆく先々に石碑がこんなに沢山あるのに、日頃から全く注意を払っていなかった事に気がつきました。そんなもんよね～(*_*;
倚松庵から、南へずーっと下ると、魚崎は灘五郷のひとつ魚崎郷です。戦争と震災で打撃を受けて造り酒屋は激減したそうですが、現在でも灘は日本酒産出量は日本一、白鶴、菊正宗等の日本酒大手が並んでいます。
本日は菊正宗記念館へ。ここも家から近い割に、来るのはまだ二度目。http://www.kikumasamune.co.jp/kinenkan/profile/index.html
重要文化財の「灘の酒造り道具」 震災で前の記念館は倒壊しましたが、酒造り道具は大事に手で取り出して修復したそうです。 外国からの視察らしい人々が、酒造りの説明を受けていました。
なんてたって、酒屋は試飲が楽しみなんです～(^-^) タダ タダ
ドドドッと皆で押し寄せて試飲しましたが、柚のお酒、美味しい～ でも小さなコップにチョッピリ二種類、とても足らん・・ ここも、アジアの団体さんが沢山来ていました。
お庭では水車が回り、椿に梅と、舌も目も楽しめました。
その後は、魚崎八幡神社、魚崎小学校発祥の地、などを巡り、
昭和12年築の旧魚崎町役場、現在は東灘区民センター分館
ピンク色の外壁が可愛くて、玄関周りのデザインもキュートです～ この建物を見ていると、気持ちがなんだか浮き立つの(＾o＾)丿
一度中に入ってみたい！と思いながら やっと今日実現しました。でも外壁は素敵だけど、中には装飾的なものは ほぼ無し。診療所など、様々なものに利用されてきたので、装飾ははぶかれたんじゃなかろうか。
向かいにある、魚崎小学校と同じ建築家の設計だそうです。
魚崎小学校、前はなんとも思わずに横を通りすぎていました。最近になってようやっと この小学校の美しさに気がつきました。遅すぎ！ 2001年に、前と同じに建て直したそうです。そういえば、仮校舎があったわ・・・
中心の丸いフォルムが優しい印象で、学び舎に相応しい品格を感じる建築です。意外なことに、2012年には日本一の児童数を誇っていましたが、今は日本で2番目。そんなに大きい小学校とは、全く思わなかったです。
寒い日でしたが、無料で前々から入ってみたかった場所に入れ、地域の歴史なども学べて お土産までいただいて満足できました(^-^)
私はいまだに、ジュリーの鴨沂高校が建て直しになった事が大変残念です。なんでその歴史的な建築価値を大事にしないんでしょうか。壊したら、ニ度と元に戻らないのに。 トークショーで話していたのかな？ジュリーは鴨沂高校の存続に賛成はしなかったそうです。高校に愛着はなさそうですね。
