明日の朝の「おしん」を寝過ごしてしまわないように、もう寝よっかな・・と思いながら、新聞の投稿欄を読んで、ちょっと ひっかかる・・
投書の主は、私と同世代の男性教員。GSブームでは熱狂的なファンらの事故防止のため、劇場が会場を提供しないなど社会問題化したことがある。
GSが社会問題化したのは、社会や教育委員会がエレキや長髪は不良だとして、GSを締め出そうとしたからです。「ファンらの事故防止のため」、ではないと思う。
こちらの記事で、かまやつさんらがインタビューで語っている→かまやつさん活躍、グループサウンズとは?「理不尽な迫害」で姿消す
『GSブームが短命だったのは、エレキギターが不良の温床と決めつけられ、学校で禁止されたことが大きかったと言われています。長髪のファッションや、コンサート会場で気絶するファンが出たことも重なり、風当たりが強くなります。』
当時は田舎の小学生だった私は、GSへの風当たりの強さは新聞や雑誌の記事で知るのみですが、漫画雑誌にもそれはよく取り上げられていたので、子供ながらに心を痛めていました。当時高校生だったJ友さんからは、友人がスパイダーズを見に行って、バレて停学になったと聞きました。
ただ、このネット記事の書き手はネット上のものを繋げただけで、実際にGSを知らないようで、記事には間違いが多々見受けられます。
『ジュリーが「君だけ~に~!」と客席を指さすと、失神する者も出たという。』いつも言うけど間違えないで、失神はオックスです。タイガースじゃないから。失神騒ぎが、よりいっそうGSを迫害に導きましたが、オックスの曲は好きです。画像は5月のNHKの番組から。オックス日比谷公演
『タイガースは67年11月以降、NHKに出演しなかった。』タイガースはNHKには一度も出演していません。出演のために録画したのに、お蔵入りになりました。
ジュリーがソロになって、NHKの歌番組でタイガースメドレーを歌うのを聴いた時は、とても感慨深かったわ・・ ジュリーもなんとなく、気恥ずかしそうな顔をして歌っていたような気がする。
新聞投稿者の、現代の心得の有るファンの有り方については同意します。一線を画すのはとうてい我慢しきれない、熱狂的ファンの気持ちもわかるんだけどね。
読みにくいけど