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まいどおいど、が合言葉「パクパクコンテスト」

2019年09月13日 | TV・ラジオ・CM・映画

川崎麻世さんの、ジャニーさんお別れ会で~ の記事にジュリーのお名前が、こちら→川崎麻世 ジャニーさんお別れの会での涙のワケ ジュリーのことは下の方にあります。 記事抜粋(※海外進出を果たした後も、ジャニーさんはほめることなく、川崎が出演したテレビ番組などを見ては「ジュリー(沢田研二)だったらここはこうするだろうね」などと、アドバイスした。)

これを読んで川崎麻世さんが、デビューするきっかけになった「パクパクコンテスト」を思い出しました。これに聞き覚えが有るのは、関西人の50歳以上の人だけ。本日は関西人しかわからんネタですm(__)m

『パクパクコンテスト』とは➡(1973年 - 1979年)1970年代によみうりテレビが制作・放送、千里セルシーホールにて公開収録されていた番組『プリン・キャッシーのテレビ!テレビ!!』内の人気コーナーとして始まり、後に独立した番組となった。音楽に合わせ、フリマネをすることで技を競うコーナー。『スター誕生!』(日本テレビ)同様、優勝者が多く芸能界へデビューした。当時小学生であった松原秀樹、草川祐馬、川崎麻世らを輩出した事で知られる。

『プリン・キャッシーのテレビ!テレビ!!』は、横山プリン、キャッシ―の二人がMCを務める日曜日お昼の番組。TVジョッキーのあとの時間だったかしらん? あの当時は内容の濃い~、視聴者参加のバラエティ番組が多かったなぁ、と思います。

故横山ノックの弟子、ハゲの横山プリンが、マイクを飲み込むかのような機関銃トークで、下品に猥雑に喋りまくる。70年代半ばの一時、横山プリンは関西のお笑い界で台風の目のような、マコトにハゲしい存在でした。

オープニングの観客との掛け合いが、まいど!おいど!まいど!おいど!まいど!おいど!まいど!おいど!がいつもの決まり文句。

そう「まいど、おいどが合言葉!」


それをジュリーが真似した・・のかなぁ??(^^; とにかく、大阪らしいとジュリーは思ったんでしょうか。「まいど」と「おいど」韻を踏んでおります。

横山プリンは自分のことを度々、当時人気絶頂の「ジュリー」と称し、キャッシ―は「天地真理!」と二人でボケるのもお約束でした。(キャッシーはナベプロ)

※正しくは、『「まいど」「おいど」「プリン」「ハゲー」「キャッシー」「ブスー」「佐藤忠好(読売テレビの局アナ)」「すけべ~」』と、観客と言い合ったようです。そうやったそうやったと、思い出しました(笑) 佐藤忠好アナも人気でした、お元気かなぁ?

この番組内の人気企画が「パクパクコンテスト」で、シロートの出演者が流行歌に合わせ、フリマネをすることで競うコーナーで、歌は歌わずに口パク。ジュリーと当時人気の天地真理のマネをする人も多かったけれど、山本リンダや動きの派手なヒデキのモノマネが一番多かったようです。

この番組から優勝して巣立った松原秀樹、草川祐馬、川崎麻世の3人ともがヒデキのモノマネで、松原秀樹は山本リンダもやっていた。当時、受けていましたよ! 

3人ともまだ若くシロートながら、とにかく甘いルックスが抜群で目立っていました。彼らはグランドチャンピオンになったあと、ジャニーズ事務所に入ったと番組内で報告があり、彼らなら さもありなん。と思いましたわ。ジャニーさんも関西の番組なのに、しっかり美少年に眼をつけていたのね。(※ジャニーズ入りは松原、川崎の二人、草川さんはジャニーズではない)

川崎麻世さんのブログに、当時の「パクパクコンテスト」の写真が載っていました。→こちら

横山プリンさんは大阪での勢いにのって、東京に進出して番組のMCも務めたけれど、大阪のアクの強い芸風は東京ではウケなかったのか、ほどなく撤退。確かに東京での彼のトークは滑っていた。あれほど関西で巻き起こしたプリン旋風も、80年代まではもたなかった。

プリンさんは、ナンバ一番で浜村淳さんらと司会をしていたそうなので、上岡龍太郎さんのように、ファニーズと出会っているかもね。

おなじく、キャッシーもほどなく姿を見なくなり、80年代に久しぶりに姿を見たのは、芸能ワイドショーネタのドロドロした話でした(覚えていますか?知らない方は検索してみて)。キャッシーは、70年代半ばに神戸のサンチカで遭遇したことがあり、思わず気安く「こんにちは!」と声をかけてしまった。薄く笑って、向こうも「こんにちは」と返してくれたが、ほんとは迷惑だったのかもね。

川崎麻世さんは、渋谷鉄平、太川陽介の3人で、浅草のマルベル堂でロケ中に偶然遭遇しました。背が高く彫の深い顔立ちは、日本人離れしてハンサムで、ひときわカッコ良かった。けれど、この3人の中で選ぶなら私は渋谷鉄平さん。「ディープ」や「カリフォルニアドリーム」などの曲が好きです🎵

川崎麻世さんのお蔭で、とても懐かしい70年代のTV番組を思い出しました(^-^)

草川祐馬さん。大河ドラマ「平清盛」に出ていたそうで、どこに出ていたのか さっぱりわからない。何の役だったんだろ。渋谷鉄平さんも、たまに時代劇でお見かけします。

 

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小松政夫さん

2019年09月13日 | 新聞・雑誌 記事

8月号のサライで小松政夫さんが、ジュリーとの親しい仲を話されているのは、先月アップしましたが

これを機に、小松政夫さんの本を図書館で3冊も借りて読んでいます。「のぼせもんやけん①と②」「ひょうげもん」

小松さんの博多の子供時代から、上京して職を転々とし、車のトップセールスマンに。その高給取りの職を捨て、植木等さんの付き人になります。人情味があり人間として懐の深い優しい植木さんを、小松さんは親父さんと慕います。

NHKのTVドラマでも描かれました。真面目な小松さんは、付き人として いかにすれば植木等さんの役に立てるのか、心を砕き真心を込めて仕えます。二人の温かい信頼で結ばれた師弟関係には心を打たれました。

残念ながら、同期生というタイガースやジュリーのことは、小松さんは「独立して一本立ちして、タイガースの映画にも出た」くらいしか表現はありませんでした。当時の文化や芸能もうかがえて、本としてとても面白いので、読む手が止まりません。

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