うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

ウッドデッキ再生

2011-08-17 07:19:11 | インポート

3m四方のウッドデッキが6年の経過で腐食老朽化して、危険な状態になった。

昨秋、雨晒しが劣化を早めるとし、耐候性の透明プラスチックで屋根組した。雨と雪の日でもデッキが利用できるようになり格段の居住性向上を実現したところである。

しかし大引き、根太、デッキ材(米松)の構成で表面のデッキ材だけでなく根太まで腐食が進んだことから、全面的な改修を行うこととした。

 床柱、大引きは特段腐食が進んだ様子も無く健全性が確認できたことから、根太デッキ材と腐食防止材(キシラデコール) の新規購入で見積もりした。

根太 : 450×600×3000  8本

デッキ材(米松) : 400×900×3000  34本

キシラデコール 1斗缶 21000円          合計 54,516円

手順1

老朽デッキ撤去に思わぬ手間と時間を必要とする事が判明した。 デッキ固定のコースレッドがデッキ材にめり込んでいることから、インパクトドライバーの歯がかみこまないのだ。無理に逆回しをするとコースレッドの頭が潰れてしまい抜去不能となるのである。 ノミと金槌で根気良くコースレッドの頭出しの後、慎重にインパクトドライバーで抜去する工程となる。 三週間前から総数640本のコースレッド(長さ60mmの木ネジ)を撤去し、その後仮止めする作業を進めた。

手順2

デッキ材、根太の腐食防止材の事前塗装を、一週間前に施工。 前回は取り付け完成後に塗装したため、材の裏側や接触部分への塗料の浸透、塗付が不完全となり、耐久性能劣化の要因となった反省によるものである

手順3

撤去、取り付け工程。 仮止めしてあった古材を撤去開始 午前7:00~ 。 9:00~ 古根太撤去  ところどころ触れるだけでポロポロ崩れる程、腐食が進行している。 前回の塗料が全く回っていない状況を確認。P8130064_2

昼食前に大引き、床柱への塗装。 取り付け後はメンテナンスも出来ない部分だから特に念入りに施工。デッキ床下の清掃の後、根太用墨入れ  前回より根太を一本増加する事とした。

根太 取り付け ~ デッキ材取り付け  此処まで来れば着々と出来上がりがイメージされる。pm 6:40 完成   我ながらプロ並みの出来栄えと自己満足・・・・

9月の連休 友人来訪時のバーベキューパーティ会場として、持って来いだ。

P8140073

P8130064

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酷暑への一考察

2011-08-15 07:09:33 | インポート

日本列島全体が茹で上がるような酷暑である。世界の各都市も同様に熱波に襲われて入るが、この中でもこの海に囲まれた列島だけは、特別に高くなっていないだろうか・・?

日本近海の海水温の上昇がこの熱波やゲリラ豪雨、台風の異常発生の原因とは考えられないか?

そしてこの海水温の上昇の原因の一つに原子力発電所から出る廃熱を演繹できないか・?

 「海水温の上昇と原発廃熱??」と疑問視する向きもいるかもしれないので、原発研究者の小出裕章さん出版による「" 原発のウソ ”」から紹介する。

 "それは今回の福島原発で広く知られることになった、核分裂時の爆発的な発熱と核物質の崩壊熱である。

核分裂反応を停止させたとしても、核物質は引き続き崩壊熱を出し続け、此れは放って置くとこの発高熱で遮蔽壁を破り再び、核分裂を始めてしまうこと。この崩壊熱の上昇を止めるためには水の循環により冷却し続けなければならないこと。 通常運転の原子力発電所でも全く同じ事が行われており、運転停止している原発においても日常的に冷却作業が実施されている。

 また、通常運転している原発の発熱エネルギーの1/3は蒸気発生器を経由してタービンを回して発電後、電気エネルギーとして利用されている。 問題は、核分裂時の発熱エネルギーの1/3しか利用されておらず、残りは全て冷却循環の後、廃熱として海に捨てられている事なのである。そして、この廃熱が大変な量なのである。

 原発1機から出る廃温水は、毎秒70㌧ でこの排水温度は入水温度より7℃も高いのである。 毎秒70㌧の温水は青森県にある岩木川の流量とほぼ同量なのである。 これが、日本全国の稼動原発が54機あるのだから、全国の54の河川が平均7℃暖めた水を流しているのと同等なのである。

ぬるめのお風呂が約38℃、熱いのが好きな人でも大体42℃位でしょう。45℃まであげたお風呂がどんなに熱いのか一度試してみては如何でしょう。 渓流釣りのキャッチ&リリースで魚体に触らないのが原則なのは、岩魚や山女が人間の手の温度で火傷するからです。 7℃も暖められた水を流し込まれた海の生物も同じなのです。南洋にいる筈の巨大くらげが北陸の海で大量発生したり、赤潮の発生による漁業被害、さんご礁の赤焼けによる珊瑚の死滅など等。

日本全国の年間雨量は6500億トンである。この一部が蒸発したり地下水となり、残りが川となって海に流れ込むのである。 この量は凡そ4000億トンである。 日本全国の川から流れる一年間の水量が4000億トンで、原発から7℃暖められて流される水が1000億トンなのである。 なんと1/5の水量が熱水なのだ。

これに加えて、六ヶ所村と各原発にある使用済み核燃料の冷却分がある。

 この事が、日本周辺の海水温の上昇に無関係だと言えるだろうか?

地球温暖化による異常気象と一般化して言うと、その原因を見えなくしていないか。日本近海は一般的なCO2による海水温度上昇とは異なる異常温度ではないのか?

昨年の台風発生数は8月8日現在4個で、今年はもう既に10個を数える。なんと2.5倍だ。昨年が記録的に少なかった年だったとしても、逆に今年は記録的に多いのではないのか。

各級研究機関や専門の気象庁などは、どうしてこのことに関する研究や調査をしないのだろうか?

いゃ、当然やっているのだろう。膨大な国家予算を使いながら、綺麗な姉さん予報士に熱中症注意を呼びかけるだけじゃないはずだ!!

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NHK 朝の番組の不可解

2011-06-27 06:51:54 | インポート

街角情報室というコーナーがある。

どちらかというと、タワイも無い隙間グッズの紹介が主な内容の番組なのであるが・・・??

無視すれば、無視できそうな内容だとしても、有料NHK放送なのであれば、単純に無視する訳にもいかないと思うので一言。

6/27放送で、ジメジメした梅雨時の湿気対策グッズを紹介していた。

1 外出後の濡れた靴を乾燥させる電熱器の紹介 パソコンのUSBから電力供給するもの

2 バインダー方式の携帯アイロンの紹介  雨で濡れ折り目の取れたズボンを簡易にアイロンする

  電池式か充電式か不明だったが同じく電熱器のタイプ

3 2項と似たような髪の毛癖直しのヘアーアイロン 電池式の電熱器の紹介

これと同じ内容で、数日前にも放送していたのだが、3/11以前なら、取り立てて気になる放送でもなかったろうと思うが、がである。

問題は、世を挙げてスーパークールビズである、大幅節電である、計画停電や電気予報のニュースを片方で流している一方での、電気利用促進に間違うばかりの放送内容である。

瑣末な、では済まない。 犯罪的とさえ言える内容ではないか。

何を意図してこの期に及んでこのようなグッズを紹介しなければならないのだろうか?

電事連あたりの意図が反映していないだろうか。番組制作担当者の配慮の無さ、想像力の無さでは済まない、NHKの番組編成の意図が判らないし、不適当なのではないのかと抗議する。

NHKは有料放送である。視聴者への説明責任がある。 権力の情報操作に加担するような姿勢を見せるべきではない。「李下に冠を正さず」である。 可能な限り情報の検証と権力チェック機能がメディアに課された、期待される姿勢なのではないだろうか。

NHKへの受信料の支払いは、拒否したくなる今日この頃なのである。

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被災地 亘理( WATARI )

2011-06-05 18:41:32 | インポート

福島第一原発から約70Kkm 福島県と宮城県のほぼ県境にある。鳥の海という湾口に亘理港があり、津波の大被害を受けた。リアス式海岸線でもないのにと思ったが、鳥の海の湾と阿武隈川河口が津波の増幅を引き起こし、被害を増大させたのかもしれない。

6月1日から4日まで、微力ながらボランティア支援に個人参加した。

町は海側と中心部との間に自動車専用道路があり、この土塁が防波堤の役割を果たしたらしく、海側と中心部の被災を分けていた。 海側は荒浜地区と吉田地区があり、亘理漁港を中心に漁業関連施設やケアセンターを兼ねた温泉施設などと暴風林に囲まれた住宅地の広大な地域が、茫々たる荒野と化していた。

ヘドロ掻き出しボランティアに訪れた家屋は、この荒浜地区にあり、辛うじて一階部分のみの浸水で救われたものであったが、隣家は薙倒された松の大木や流されてきたクルーザーや漁船と大波で大破の状態である。 その他三方は基礎部分も所々しか残さぬ程で、家が在ったの??と言った状態だ。

被災地住民の許可と案内で撮影した数少ない写真です。(ボランティアセンタの指導により写真撮影は原則控えるように、あるいは住民コンセンサス等状況判断によるとのことであった)

005 011 015

6/3現在の亘理町被災状況

死亡 254人、 行方不明 13人、 負傷 44人、 火災 2、 被災戸数 3000戸以上、当初避難者数 2658人 という甚大さだ。 哀悼・・・・

ボランティア情報

土日はボランティア参加人数も多数あるが、平日は激減の状況だ。

作業内容では倒壊家屋は危険が伴うため、ボランティアセンター(以降VCと約す)扱いから除外されており、住宅診断で赤、黄、緑 区分の緑判定のみ家屋内の作業も可能である。ほとんどの作業が浸水家屋内外のヘドロ除去と清掃である。被災住民からの申し出によるボランティアニーズに対して、人数と道具、搬送車両等の手当てをVCで取り持っている。一般ニーズの他に町役場業務の補助作業や避難所の炊き出し、ケア補助等もある。 マスコミにも登場した「思い出助け隊」と、同様な作業も人手を要するボランティアである。 自衛隊や一般から持ち込まれる海浸水したメモリアル遺品、写真アルバムを真水で清掃して可能な限り復元し、持ち主に返却すべく展示する作業である。 私も前半はヘドロ除去、後半は写真洗浄作業に従事した。018

作業時間は8:30受付、9:30~3:30実作業、4:00~4:30報告終了のタイムスケジュールが一般的である。

宿泊、食事、衣服装備は自前調達必須である。 特に作業現地は水、食料が無い状況が殆どである。事前準備を必須と心得たい。 道具資材は基本的にはVCに完備されている。 

宿泊は自家用車泊か、駐車場内でのテント泊が大部分であったし、日帰りボランティアも多数見かけた。019

食料、資材はVC周辺にあるスーパーマーケットやホームセンターで充分間に合う。食堂、ファミレスも通常営業している。

入浴は初体験である。 自衛隊提供のテント浴場が利用できた。男女別の大型テント内に設置されたビニール製約6m四方で湯深50~60cmの浴槽があり、シャワーとカラン、風呂桶とシャンプー完備の立派な設備である。

このような事態ではありがたい提供である。

交通は常磐線が仙台から亘理まで通じている。これ以南は不通であり、代行バス輸送であった。ほとんどのボランティアが自家用車か大型バスでの来援のようであった。

自家用車で高速道路利用の場合は、災害支援証明書を提示すれば高速代金無料となる。悪用もあるらしく積極的な広報が為されておらず、私も往路は自前支払いしたが、帰路は証明書提示で無料利用した。

居住地の福祉協議会と役所へ問い合わせすると良い。

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原発の新展開と東南海沖地震と旅行

2011-05-12 23:22:28 | インポート

福島第一1号炉の圧力容器の底が抜けていたらしい。 メルトダウンが当初から在ったと言う事だ。 東京電力と原子力保安院(不安院)の公式見解では、核燃料破損は55%程度だと言っていたではないか。!圧力容器は健全で冷却がうまく行っているから100度前後で安定しているのだと、言っていたではないか。!  現実には溶け出した核燃料は格納容器の水溜りにかろうじて留まっているらしいが、ここでどのくらいの発熱量で存在しているのか、そうではなく既に格納容器も溶かして原子炉建屋の床コンクリートも溶かしているのか、ドンドン溶かして地面も溶かし始めてチャイナシンドロームが現実に進行しているのかも知れない。  誰にも状況が判らなくなっている。

東京電力の基礎的提供情報が今回の発表を通じて全てに信頼性がなくなったことで、私達にとつて信頼に足る専門家であれはあるほど状況判断が出来なくなっている。   福島原発は、緊張を緩める事態ではない。

浜岡原発を止めたのは妥当だ。東南海沖地震は必ず来る。しかも、近いうちに・・・・・ 

と、言う訳でもないのだが、結果的に来週一週間東京脱出旅行に出る。  以前から計画していた法事のための帰省旅行であるが、東名高速~山陽道~九州道 長崎天草経由で鹿児島までのドライブ旅行である。帰りは大分~宇和島~高知~高松~名古屋のルートである。  友人達には半分冗談 4/1本気の地震回避旅行であると宣言している。

第一の目的は法事、二番目は郷里の焼き物(皿山焼き)のルーツ探索(有田焼と高浜陶石)、三番目がグルメ(卓袱料理、讃岐うどん、大阪寿司、うなぎの櫃まぶし等々)、四番目が大震災からの脱出 である。

大震災が起こらず無事帰還して報告ブログが出来ることを祈りながら・・・・ 5月22日をお楽しみに

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