成田山新勝寺門前の鰻を食した。
関東鰻の有名処として、以前から気になっていたのである。
日本酒を遣りながらと云うのが良いのだけれども車であるから、食事のみとなった。まずは、定番の白焼きをワサビ醤油で。脂の乗りが良すぎる位である。 酒無しで半身も食せば食傷しそうである。
早々と鰻重へ取り掛かる。 タレが意外にサッパリしている。神田菊川の鰻が今のところ一番の好みなのだが、此れに比べて甘さ控えめだからサッパリ感じたか?
テレビで偶々放映していた、鰻重の食べ方を試す。 粉山椒を直接鰻に掛けずに鰻とご飯の間にまぶし、尾身の方から食した。 山椒の刺激が直接的に来ないので良し! 尾身は脂が少ないので、徐々に鰻の旨さが強く成る! 中々の講釈である。
今回は、欲張って1.5匹の特上鰻重にしたが、白焼きを食す事を加えると量的には1匹の上鰻重で充分である。
店頭で捌いて居る職人さんの手捌きを味と共に堪能して辞した。