物見峠
本日(11/13)以前から歩きたかった長尾尾根を歩いてみた。
長尾尾根は10年以上も前に夏場に下ったことがあるが登りは初めてある。
ただ、この山域は春から秋にかけてヤマヒルが大量発生していて被害に遭いたくなくて
近づけなかった。やっと11月になって気温が低くなってこの山域を歩ける季節になった
長尾尾根は丹沢の札掛から表尾根の新大日までの約5kmの樹林帯の尾根でアプローチが
不便なため登山道が整備されているにもかかわらず登山者が少ないので静かなハイキングができる名コースです。登山口の札掛には交通機関利用の場合は普通はヤビツ峠経由
で入るがバスの混雑を避けたいので今回は清川村の煤ヶ谷から物見峠を経由して入って
みた。
煤ヶ谷ー物見峠ー唐沢林道ー一ノ沢峠ー札掛ー長尾尾根ー新大日ー塔ノ岳ー大倉
本厚木駅から宮が瀬行きの一番バスは空いていた。煤ヶ谷で降りてすぐ登りで練習不足
の身にはきつかった。樹林帯なので展望はない。三峰山への分岐をすぎて右方向に
展望は開けたが崩壊地の連続で気が抜けなかった。物見峠からは登山道が通行止めだっ
たので林道に下りた。林道は下り傾向で車は進入禁止なので走ってみた。
林道から登山道に戻ってしばらく登ると一ノ沢峠でここから下って県道を経てやっと
札掛に着いた。練習不足のため思ったより遅く、煤ヶ谷から2時間以上かかった。
かなりここまででばてたのでメインの長尾尾根はゆっくり登ることにした。紅葉も期待
していたが植林の樹林帯の中に経路が付けられているので期待はずれだった。それでも
途中登山者は1組だけと人がいなく樹林越しに丹沢三峰や丹沢山付近の尾根が見れて
静かなハイキングを堪能できてよかった。
表尾根に合流すると登山者が多く丁度12:00塔ノ岳に着き、山頂はハイカーで一杯だっ
た。空は曇っていて展望はよくなかった。
塔ノ岳からの富士山
当初は塔ノ岳ではなく表尾根を下って烏尾山か二ノ塔から下山するつもりだったが
かなりばてていたので素直に大倉尾根を下った。まだ下山者も少なく快調に駆け下り
約1.5時間で大倉に着いた。
今回のコースは静かな山歩きができてよかったと思っている。また来年再訪したい。