ランニングハイカーのぺーじ(2010.10.09~)

ランニングハイキングの記録

はまっている本13

2019-08-31 18:03:57 | 図書
 柳美里の本をまた読破した。これで7月から13冊目である。
 今回読んだのは彼女の初期の作品の、『家族シネマ』で第116回芥川賞を受賞している。
 その中身は「家族シネマ」、「真夏」、「潮合い」の3編が収録されている。
 「家族シネマ」は、別れて暮らしていた家族が家族映画を撮ることで再会するが本音が出て悪い形で崩れてしまうもの
 「真夏」は、同棲していたが部屋を飛び出した女が戻れない葛藤を描いたもの
 「潮合い」は、いじめられて転校してきた生徒を再びいじめてしまうもの
 3つに共通するするのは現状維持を無理するあまりに歪んだ行動に走ってしまう人の弱さと異常さを感じてしまった。また、最後が未完の終わり形をしているのが柳美里らしく思う。 

         
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2019 晩夏 江の島

2019-08-31 07:40:25 | 湘南ランニング&ウオーキング
 今朝(8/31)、久しぶりに江の島の島内を歩いてみた。

 4:17自宅ー4:56柳小路ー4:25片瀬江ノ島駅ー5:27江の島弁天橋ー5:38辺津宮ー5:43中津宮ー5:54奥津宮ー5:59稚児ヶ淵ー6:24片瀬東浜ー6:29片瀬江ノ島駅

 自宅を4時17分に出て歩き始めた。鵠沼駅までは江ノ電沿い、それ以降は境川沿いに歩き弁天橋に5時半頃に着いた。

       
                           江の島弁天橋
                     
 往路は江島神社の参道を 辺津宮ー中津宮ー奥津宮と石段を上って参拝した。辺津宮前に美猫がいて撮ってみた。また、中津宮近くの石段から湘南港がきれいに見えた。

       
                             参道

       
                             辺津宮

       
                           辺津宮の美猫

       
                             湘南港

       
                             中津宮

       
                             奥津宮

 奥津宮からは石段を下り稚児ヶ淵、岩屋へ。岩屋は復旧工事中だった。

       
                            稚児ヶ淵 

       
                            岩屋入口

 復路は奥津宮のすぐ先から島民の生活道の車道を通った。途中から片瀬漁港がよく見えた。

       
                            片瀬漁港 

 弁天橋に戻って片瀬東浜を通り、最後は片瀬江ノ島駅で終わりにした。

       
                            片瀬東浜

 特に変わったことがなかったが、まだ夏のためか弁天橋、稚児ヶ淵から富士山は見えなかった。また、早朝にもかかわらず釣り人以外の観光客が島の奥までいて意外だった。 島内は上り下りがあって楽ではないので、富士山がよく見える晩秋にまた訪れてみたい。
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2019 残暑 横浜中央卸売市場周辺

2019-08-30 17:26:42 | 横浜ランニング&ウオーキング
 本日(8/30)、仕事の帰りに横浜中央卸売市場周辺を歩いてみた。

 14:12東神奈川駅ー14:39横浜中央卸売市場ー14:48みなとみらい橋ー15:04横浜中央卸売市場ー15:15横浜ベイサイドー15:24横浜駅東口

 東神奈川駅を午後2時過ぎに出発した。途中トイレに寄ったりして多少時間がかかったが、横浜中央卸売市場の前の出川哲郎の実家の「蔦金商店」に着いた。出川哲郎の看板もあってすぐにわかった。

       

       

       
                            蔦金商店

 市場の手前の万代橋からの運河の風景が風情があってよかった。市場は午後2時半だがトラックや人の出入りがあって関係者以外立ち入り禁止なので外から見るだけにした。思ったより大きくないと感じた。

       
                          万代橋から運河

       

       

       

       
                          横浜中央卸売市場

 そのまま折り返して横浜駅に出ようと思ったが、みなとみらい方面につながる「みなとみらい橋」が歩行者も渡れるので行ってみた。橋からのみなとみらい方面、ベイサイド方面、ベイブリッジ方面がよく見えた。

       

       

       
                        みなとみらい橋からの景色

 そのまま、みなとみらい方面に行っても面白くないので市場通りに戻ってベイサイド経由で横浜駅に出て終わりにした。以前、コットンハーバーからみなとみらいに行こうとしてNGだったのでもう一度確認したがやはりNGだった。横浜ベイサイドは高層住宅が立ち並び、桟道で横浜駅東口に出れるようになっていた。

       
                       コットンハーバー方面の信号

       
                          横浜ベイサイド  

 横浜中央卸売市場はコットンハーバー、横浜ベイサイド、みなとみらいの高層住宅に囲まれた異空間のような感じがした。今度は早朝に来て朝の様子を見てみたい。また、市場からみなとみらいに行けることがわかったのは一番の収穫だった。
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はまっている本12

2019-08-27 16:29:19 | 図書
 柳美里の本をまた読破した。「グッドバイ・ママ」である。でもこれは1カ月前に読んだ「山手線内回り」に収録されていた「JR高田馬場駅戸山口」をタイトル変更の上、加筆修正したものだった。実は「JR高田馬場駅戸山口」の続編と勘違いして中古本を買ってしまい読み始めて気づいた。 再放送のTV番組を視ているようで損した気分だった。
 
 内容そのものは、ネタバレになるが、どこにでもありそうな夫が単身赴任中で幼子と残された妻の苦悩を描いた物語である。最後は不幸な結末になるわけだが、主人公の女がもう少し鈍感ならよかったと思っています。あまりにまじめで神経質すぎる。ただ、今の時代こんな境遇の女は案外多くいるのではないかと思うとこれも時代の歪の1つでないかと思ってしまった。

        
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聖地巡礼 黄金町:ゴールドラッシュ(柳美里著)

2019-08-24 08:14:40 | 横浜ランニング&ウオーキング
 つい最近読んだ柳美里の小説「ゴールドラッシュ」の舞台の黄金町を歩いてみた。(実は2014年12月14日にも訪れていたが本日は改めて再訪した。)

5:28横浜駅ー5:56日ノ出町駅ー6:09黄金町駅ーどんどん商店街ー6:49保土ヶ谷駅

 いつものように朝一番の電車で横浜駅に、まずは日ノ出町駅に行きたかったので新横浜通りと県道横浜駅根岸線に挟まれたバス通りを通った。初めて通る道だったが、車が少なくて歩きやすかった。日ノ出町駅は駅前がお店だらけで窮屈な感じだった。

        
                           日ノ出町駅   
 
 日ノ出町駅からは京急の高架橋のすぐ脇の道を黄金町駅まで歩いた。以下にその写真をアップしました。結果は2014年12月14日とあまり変わってなくてさらにアートスポット化したか、囲いで囲まれたかだった。

        

        

        

        

        

        

        

        
                         日ノ出町駅ー黄金町駅

 黄金町駅からは高架橋をくぐって山側に出て暫く歩いて前里町へ、そこから右折して「どんどん商店街」に入った。入口のゲートこそ立派だが商店街に呼ぶにはほど遠くさびれていた。

        
                            黄金町駅

        

        

        

        
                          どんどん商店街   

 その後はバス通りをそのまま通って保土ヶ谷駅まで歩いて終わりにした。

 予想通りに黄金町は青線時代だった「ゴールドラッシュ」の頃から健全な街に変貌していた。前回(2014年12月14日)の訪問は国際会議直後だったから健全なのは仕方がないが、今回は悪い意味で先祖返りしていると期待していたが、そうでなかった。これも時代の流れでやむえないと思っています。やはり聖地巡礼は街の場合は早く行かないとダメだと感じている。


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はまっている本11

2019-08-21 21:08:25 | 図書
 また、柳美里の本を読破した。8/17から読み始めたから5日間かかった。ページは400ページくらいの長編小説で「ゴールドラッシュ」というタイトルである。
 ネタバレになってしまうが、あらすじは特殊な家庭、生活環境に育った少年が犯罪を起こしそれを隠蔽できなくなって最後に大人ぶっているが幼稚な子供で自分の無力さに気づくと同時に信じることを取り戻す物語である。
 この本を読んだ感想は、このような特殊な環境で育てばあんな風になってしまうかという恐ろしさを感じた。それと同時に自分を可愛がってくれた老夫婦への思いやりや知的障がい者の兄に対する保護責任者として自覚など優しい心があるのが救われた。もし彼にもっと厳しく接してくれる師匠がいたら道を踏み外してしまうことがなかったのではないかと思ってしまった。周りにちやほやされたために自分がえらくてなんでもできると錯覚した彼をかわいそうだとも感じた。続編は書かれないと思うが、彼のその後の更生後の物語ですごい人間に成長しているだろうと思ってしまう。

         
 
          
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はまっている本10

2019-08-17 16:15:28 | 図書
 また、柳美里の本を読破した。7月からの一か月半で10冊目である。ただし、これまでの9冊と異なり読破するのに11日かかった。それは800ページを越える自叙伝だから。自叙伝といっても彼女の自身についてでなくて、彼女の母方の祖父のルーツとそれを取り巻く人について書いてあった。
 読破してみた感想は、すごいの一言である。この本の内容がすべて事実かそれに近いならば、よくそこまで調べたのかと驚きである。あと思うのは「知らなかった」ということである。ネタバレになるので詳細は述べられないが、この本の時代は1925年から1945年までとその後の朝鮮半島の内乱、舞台は柳美里の祖父の故郷の朝鮮の密陽が中心になっている。この祖父がその時代を家族持ちの長距離ランナーとある意味で苦労して生きたことは個人的には賛成できる部分もあるし、そうでない部分もある。柳美里はこの自叙伝を書いたのは単に自分のルーツを知りたいのではなく、その時代に朝鮮半島、日本、中国で起きた史実をも伝えたかったと思っていると、私は今思っている。


       
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2019 盛夏 鎌倉ー江の島

2019-08-17 07:53:06 | 湘南ランニング&ウオーキング
 今朝(8/17)、鎌倉ー江の島 の海沿いの道を歩いてみた。

 4:12自宅ー5:41由比ヶ浜ー5:57稲村ケ崎ー6:33片瀬東浜ー6:40片瀬江ノ島駅

 自宅を4時過ぎに出て歩き始めた。最短ルートの大仏前経由で由比ヶ浜へ、台風が近づいているためか波が荒かった。

       

       
                            由比ヶ浜

 海岸沿いに稲村ケ崎に、ここからの江の島と富士山の眺めが気に入っているが、夏場はやはり富士山は見えなかった。

       
                            稲村ケ崎

 稲村ケ崎と七里ヶ浜の間の海側の路肩が崩落していた。台風の影響だろうか。

       
                            崩落現場

 山側を歩いて片瀬東浜の手前で海側に戻った。東浜は意外と波は穏やかだった。

       

       
                            片瀬東浜

 片瀬江ノ島駅まで歩いて終わりにした。駅は改良工事中で2020年5月に完成の予定。本日の歩行時間は2時間半でやや少ないが気温が高くて十分に汗を流したのでこれでいい。

       
                           片瀬江ノ島駅

 由比ヶ浜から東浜の間はランナーが多かったが、車は少なくて早朝なので気持ちよく歩けたのはよかったと思っています。
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2019 定期券ウオーキング番外編2 横浜駅ー保土ヶ谷駅

2019-08-17 07:47:09 | 一周&縦走&横断ランニング
 昨日(8/16)、横浜駅ー保土ヶ谷駅を山側の線路沿いに歩いてみた。

 13:57横浜駅みなみ西口ー14:36保土ヶ谷駅西口

 みなみ西口の周辺こそ賑わっているが、帷子川沿いは住宅地になっていて静かだった。

        
                          横浜駅みなみ西口

        

        
                            帷子川

        
                          保土ヶ谷駅西口
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2019 盛夏 鎌倉2

2019-08-10 08:04:58 | 鎌倉・逗子ランニング&ウオーキング
 1週間ぶりで先週は用事で歩けなかった。どこを歩くか迷ったが鶴岡八幡宮の蓮の花が気になっていたので鎌倉に行ってみた。
 
 5:11大船駅ー北鎌倉駅ー5:55鶴岡八幡宮ー6:20本覚寺ー6:22妙本寺ー本覚寺ー6:38鎌倉駅

 いつもなら鎌倉へは自宅から歩いて行くが猛暑で長時間歩きたくなかったので大船駅から歩くことにした。いつものように一番電車に乗り大船駅で下車して歩き始めた。特に問題なく早朝の車の少ないバス通りで八幡宮までの4.5kmを44分ほどで歩くことができた。まずお参りしてから蓮の花を観に源平池に。前回(7/13)は、まだまだだったので期待していたが結果はアップしたとおりで、ほとんど終わっている感じだった。葉は枯れ始めていて咲いているのはほとんどなかった。かろうじて咲いているのをアップした。

       
                         鶴岡八幡宮(参道から)

       

       
                         源平池(鎌倉文華館側)

       

       
                          源平池(幼稚園側)                  

 気を取り直して本覚寺へ、ここの鉢植えの蓮の花は元気できれいだった。

       

       
                          本覚寺(蓮の花)
           
 次に妙本寺に、別に花が目的でなくてうす暗くて静かな参道が気に入っている。お参りした後は再び本覚寺に、数は少ないが百日紅がきれいだった。

       
                           妙本寺(本堂)

       

       
                           本覚寺(百日紅)
 
 その後はまだ時間は早いが猛暑のなか江ノ島や逗子まで歩く体力はないので鎌倉駅で終わりにした。

 本日は鶴岡八幡宮の蓮の花の見ごろ見逃したことが残念だったにつきる。ただ毎週行くわけにはいかないのでこれも運が悪かったと思うしかないでしょう。
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はまっている本9

2019-08-06 06:55:27 | 図書
 直近の1週間で柳美里の本を2冊読破した。「ピョンヤンの夏休み」、「国家への道順」である。
 
 「ピョンヤンの夏休み」は、彼女が単独で2回、家族で1回の計3回の北朝鮮を訪問した紀行である。内容は単なる旅行ガイドブックではなくて分断された朝鮮を彼女なりの視点で見たシリアスな内容になっている。
 「国家への道順」は、本自体は中身が40弱のエッセイになっていて読みやすかった。ただ、内容は国としての在日朝鮮人の差別、ヨーロッパの国を彼女が訪問した時の国としての差別に対しての向き合いかたがについて語られていて「ピョンヤンの夏休み」同様にかなり考えさせられることが多かった。印象に残ったのは加害者は犯したことを時間が経てば忘れられるが被害者はそうではないこと。(これは日本と韓国の戦後補償の問題にとどまらない)さらにいつかは行ってみたいと思っていたDMZに早く行きたくなった。この本も時間がたったら再読したい。

         

         
 
 
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