また、大塚ひかりさんの作品を読んだ、作品名は「ひとりみの日本史」です。「ひとりみ」とは独身者のことで、独身者を日本史から分析したものです。これを読んで皆結婚できるようになったのは最近であると分かった。それまでは結婚できるのは一部の身分の高いレベルの人々だった。また、結婚できる条件がありながらしなかった人々の理由もわかりよかったです。一方で令和の現代は結婚できるにはハードが上がってしまい結果として少子化が進んでいる。
この作品は特に「ひとりみ」を推奨も否定もしていない中立的に冷静に史実に則って分析しているのでかなりのまともな本で力作であると私は評価できます。是非少子化問題に取り組んでいる役所の人たちや結婚に悩んでいる若者たちにも読んでもらいたい一冊です。