植物観察会・・・前回は日本新薬株式会社の山科植物資料館。
本来は野山を歩いて山野草を見つける観察会なので
前回の資料館はちょっと変則的な観察会だったのではと思います。
ですので今回の鵜殿は、本格的に初参加という気分で行ってきました。
さすがです
待ち合わせの駅前で待っている間にも、もう植物を見つけての意見交換。
これは駅の横のフェンスに絡み付いていた植物。
カラスウリ or キカラスウリ・・・か?
花(左)は、カラスウリと同じ。 でも葉の色がカラスウリよりうすく 葉の真ん中が大きく外に出てるけど
カラスウリは もう少し短く丸みを帯びてる。
だからこれは キカラスウリ …という説明でした。
は以前、近所で写したカラスウリの写真。 なるほど!葉っぱが違いますよね。
ちなみに、左下に写ってるのはクチナシの蕾です。
興味のない方にはふ~んって感じでしょうが、私にはとても興味深い話でした。
まだスタートもしてないのに、こんな感じです。
今回参加者は 36人。
ですので、歩き始めるとあちこちで、お花の講義が始まります
次から次とはじまるので、全部把握することは到底無理。
とにかく植物の名前を控えて、写真に撮るだけでいっぱいいっぱいでした。
まずヨシ原ですので、ヨシの説明もありました。
ヨシ、 セイタカヨシ、オギ・・・どれも2mを超えるくらい背が高いです。
中よりやや左にすっくと立ってるのがセイタカヨシ。
色もちょっと違います。
ヨシとオギはよく似ていて、見分け方としてオギには葉の真ん中に白い線。
多分下の写真に写ってるのはヨシだと思います。
一番よく目立っていたのが セイタカアワダチソウ(左)。目立たないけどアカツメクサ(右)
そこらじゅうに咲いていた イヌタデ(アカマンマ)
よく似た ヤナギタデ(ホンタデ)
このヤナギタデは辛味があり魚料理などに使われています。
ちなみに、お刺身に必ずと言っていいほど添えてある小さな紫色の葉っぱみたいなの。
あれはムラサキタデの若葉だそうです。
次のこれも雰囲気はタデとよく似ている アキノウナギツカミ
アキノウナギツカミって面白い名でしょ。
水辺によく咲いていて、茎はかなりトゲトゲしています。
だからウナギをつかむのに便利だったのか・・・???
使ったかどうかは知りません・・・・私の想像です
次は アキノノゲシ 左が花の咲いてるところで 右が花の咲く前の状態
花があれば気が付きますが、咲く前は気づきませんよね。
よく似た感じで教えてもらったのが コウヤワラビ
下の方に広がってるのが葉。シダの仲間なので葉を見ればなんとなくわかりますが
右のほうにまっすぐ立ってるのが、胞子葉。
よく知らない人は、これがコウヤワラビのものだとは気づかないとのこと。
言われれば、別物にしか見えません。
アレチハナガサ だと思いますが確認してません。
イヌホウヅキ オオマツヨイグサ・・大きな花でした
まだまだ続きますが、ちょっと疲れましたので、続きは後日に・・・・