スティーブ@茅ヶ崎さんからの投稿です。
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ナンシーさん
昨年末に香港へ行きグルメ三昧をして来ました。
これから、実際に居住したことのある私が恐らく10回くらいに分けてグルメ中心に香港観光の穴場をご紹介しましょう。
今回は香港島にあるコンラッド・ホテルというヒルトンの上級クラスのホテルに滞在しました。
このホテルに宿泊すると、コンラッドベアーがもらえるので有名です。部屋のベッドには先にベアーが入って宿泊客を待っているのです。
また浴室にはアヒルも座っています。
因みにこのベアーは世界各地の各コンラッドで異なる形のものを用意しているので、すべて収集しているマニアが大勢います。
さてANA909便で13時55分に到着した我々は、部屋で一休みした後でスターフェリーに乗って今宵ディナーを食べる天下の天香楼へと向かいました。
天香楼は香港島とは湾(ハーバー)を隔てた九龍側にあります。
地下鉄で行けばよいのですが敢えて大好きなスターフェリー(天星小輪)を利用しました。
中国の南端の九龍と香港島を結ぶスターフェリーは、1898年に運行を開始してから九龍と香港島という経済・商業の要衝を結ぶ交通手段として活躍してきました。
因みに料金は約30円ですから信じられない安さです。
実は私は、香港駐在中にはこのフェリーが大好きで、よく昼休みにお餅(野沢菜饅頭のようなもの)を買って乗り込んで、風景を見ながら楽しんだりしました。
夜の絶景は下記の通りで、これも何時も満喫しておりました。
さて、このスターフェリーからの眺めは写真の通り香港島側の煌々と輝く摩天楼なので、まったくもって見とれるばかりです。
特に3年前にIFCタワーという金融関係の420メートルの超高層ビルが出現してからは、一層のこと素晴らしいものになりました。
この眺めはニューヨークでも見るのが難しい、恐らく世界一と言っても過言ではないものでしょう。
ニューヨークの摩天楼はニュージャージー側から見る事が出来ますが、香港ほど色彩がありません。
でも最初は、私にはこの摩天楼の輝きは昼間の素早い動きのビジネスにかかわるあらゆる欲望や嫉妬を包み込んでしまい、正に表面的だけで艶を競い合っているつかの間の姿にしか思えなかったのです。
でも、その後植民地として長く英国の統治を受けた香港の境遇を理解するようになると、むしろ「英国を乗り越える活力の象徴」に写るようになりました。
香港側のターミナルを出て約20分で九龍側に到着します。
ここから西に向かってプロムナードという通りがハーバー沿いに走り、まさにハーバーを超えて世界の摩天楼の夜景を楽しむ事が出来るのです。
勿論、恋人達のメッカでもあります。
携帯なので画像が鮮明ではない事を了解ください。
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ご投稿ありがとうございました!