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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

涼んでいってください~宇治市植物公園(2)

2018-07-15 07:33:32 | 植物
涼んでいってください。



花は少ないけれど、木陰ならたっぷり。

マダケ(イネ科マダケ属)



春に食べる筍、一般的にはモウソウチクの芽ですが、それが終わった頃に出てくる少しスリムな筍が、このマダケの子どもです。
昔から日本に自生し、なじみ深いタケです。
食用としてより、竹細工の材料としての方が一般的で、笊や籠、扇子や茶道具など、目にする竹製品のほとんどがこのマダケから作られているそうです。
京都では、長岡京や八幡市の筍が有名で、車を走らせているとモウソウチクの竹林をよく見かけるので、そちらの方が普通なのかと思っていました。
なるほどいわれてみれば細工物の材料としてのマダケ方が一般的なのですね。

なんて、にわか薀蓄語っていたら、もう暑くなってきました。
あ、あそこに東屋がありました。



ここで休むことにしましょう。



ここら一帯はモミジ林。
今は青もみじのシーズン。見ているだけで心が安らぎます。




池や下草にはトンボが・・・

なぜか園内いたるところで見られたキイトトンボ。



シオカラトンボも。



落葉樹林の下はさすがに湿っていて、パンのような形の大きなキノコがぐっしょりぬれて沢山生えていました。



おいおい、通路にもいっぱい!



残念ながらキノコの名前はよく分かりません。
このキノコの名前、ご存知の方がおられたら教えてください。

木陰とはいえ、歩いていると暑くなります。
やっぱり屋内に避難しましょうか。

折りしも開催されていた富貴蘭展。



木に着生する日本固有のラン、フウランを品種改良したものを富貴蘭とよぶそうで、江戸時代からの愛好家が多くの品種を作り出しています・・・
と説明に書いてありました。
詳しくはどうぞ写真の説明をクリックして読んでくださいませ。
え、タイトルしか読めない? ごめんなさい!

  

上で載せた富貴蘭は大賞受賞作品です。
他にもいろいろ。







小さくて可愛いし、庭が狭くても育てられるので、愛好家が結構いらっしゃるそうです。
不マメな私には(今は)ムリですが、退職したら育てるほうも考えようかな~と思う今日この頃・・

明日は今盛りのあの花と、大好きなあの木です。
つづく・・・













コメント (19)
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