なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

奥琵琶湖の初夏の植物たち

2018-07-07 08:04:19 | 植物
梅雨前線の大暴れのせいで、日本列島大変なことになっていますね。
ついに京都府北部でも大雨特別警報が発表されてしまいました。

こちら(京都府南部)では今のところ雨は小康状態で、天気予報を見る限りこのまま収まりそうな気配です。
でもまだまだ強い雨が続く地域がありますし、土砂災害はこれからが危ないかもしれません。
あっという間に土砂が崩れ落ちて家や車などを飲み込む映像には戦慄します。
どうか、皆様も(自分も)油断せず、危険回避の行動をとってくださいね。
増水する宇治川を徒歩で見に行くなんてもってのほか!自粛したいと思います。

さて、こんな状態ではありますが、家でゴロゴロしていても仕方がないので、昨日投稿する予定だった記事を載せてしまうこととしますね。
メタセコイア並木を見ていたら雨が追いかけてきたというところからです。
どうぞ!

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ピックランドを出発し、雨から逃げるようにひたすら北東方向に向かいました。
途中、春の桜で有名な海津大崎を通りました。
雨もやんでいたので、海を眺めながら一休み。



桜の時期にはここからお花見船がでるようですが、今は閑散としています。



近くに咲いていたヤブカンゾウ。色が鮮やかです。



後ろの山にはお寺がありましたが、時間が遅いのでパス。
上り口に咲いていたアキカラマツ。
宇治川の植物をご紹介したときには蕾でしたが、こちらは満開で、カラマツのような花の様子がよく分かりました。



全体像。


海津大崎一帯の湖岸は岩礁地帯となっており、砂浜の多い琵琶湖の中では独特の景観を形作っています。
港から少しいったところに湖岸まで降りられるところがあったので車を止めて少し歩いてみました。
そこで見た光景を、植物を中心にご紹介します。


湖に張り出す桜。




湖なのに波頭。




まるで海のようなのに、湖岸にはマルバヤナギ。




ナワシロイチゴの赤い実がびっしり。




ノイバラには緑の実。




フランスギク一輪




やった!(普通の)マンテマ!
すごく小さいです。隣のヨモギの葉と比べたら大きさが分かると思います。




こちら、アカネ科のようですが、なんでしょう。
葉が四枚、輪生しているので、ヨツバムグラでしょうか。
でも花期は5,6月とのことですが・・・



よく見ると蕾ではなくて、若い実でした。ちょっとミズタマソウに似ていました。
二個一で付いています。
で、ヨツバムグラに決定!




またもや雨がぱらついてきたので、車に戻り、今度こそ帰宅の途につきました。

湖北紀行はこれにて終了です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました!

コメント (18)
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