地上では連日の猛暑日。
前に書いたとおり、宇治市植物公園の早朝観蓮会に行くつもりでしたが、星夫の伊吹山の誘いにほいほい乗ってしまいました。
伊吹山は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰、標高1377 mの山です。
山頂部は滋賀県米原市に属し、滋賀県の最高峰でもあります。
(Wikipediaより)
伊吹山には、伊吹山ドライブウェイで9合目(標高1260m)まで楽々登れます。
雪の時期を除き、4月下旬~11月下旬まで開通しており、これまで5月、9月、10月に行ったことがありますが、7月は初めてです。
駐車場からの100mは登山道が整備されており、お天気に問題なければスニーカーでも登ることが出来ます。
なので、私のように膝が悪くても、高齢の方でも比較的楽に山頂まで行くことができます。
この日は涼を求めてか、沢山の人が歩いていました。

伊吹山は石灰岩層の山であり、標高はそれほど高くないのに非常に多くの種類の植物がみられます。
9種類の固有種のほか、高山に見られるような植物も群生しています。
このような場所が滋賀県にあって、日帰りで行けるのはラッキー!
特に今の時期は夏の植物が沢山咲いており、最初の直線の登りで1時間ちかくかかってしまいました^^;
(標準では山頂までで40分といわれています)
前置きが非常に長くなりました。
7,8回に分けて投稿する予定ですが、最初はどど~んと「沢山咲いていた花」を一気に出してしまいましょう!
入り口入ってすぐびっしり生えている植物、アカソ(イラクサ科ヤブマオ属)です。

昔はこんなに沢山咲いていなかったそうです。
それがいつしか、至るところにびっしりと繁殖し、まるで緑の絨毯のようでした。
これから投稿する色々な花の写真の下には、アカソが当たり前のように写っていますので、併せてみてくださいね。
花はよく見ると可愛いです(下の写真)。


少し進むと、イブキトラノオ(タデ科タデ属)があちこちに現れます。


イブキという名前が付いていますが、固有種ではなく、日本全国に分布します。
そういえば、去年の7月に行った戦場ヶ原にも沢山咲いていました。
伊吹山は全山が薬草の宝庫というだけあって、このイブキトラノオにも薬効があるそうです。
根茎を乾かしたものを拳参(けんじん)といい、煎じて飲むと下痢止めになるとか。
でももったいなくて、とてもそんな風には使えませんね。

今の時期、アカソに次いで一番多かった花かも・・・


数はそれほど多くありませんでしたが、存在感ではピカイチ!
キンバイソウ(キンポウゲ科キンバイソウ属)

遠くからでも目立つこと、目立つこと。

調べてみたら、伊吹山が西限だそうです。
蕊がすごく豪華です。


同じ黄色でもダイナミックな黄色。
塔のようにそびえる黄色は、メタカラコウ(キク科)。

よく似た花にオタカラコウというのがあるそうですが、こちらの方が花が大きく花序が短いそうです。
葉の先が尖っているのがメタカラ、オタカラは先が丸いとのこと。
見上げてみました。

蕊のくるんくるんはキク科っぽい。
お花畑のそこここに咲いています。


私も黄色だよ~!と騒いでいる花がいました。

キバナカワラマツバ(アカネ科ヤエムグラ属)です。
前に宇治川のカワラマツバを紹介しましたが、同じように松葉のような葉にもくもく雲のような花。
日本全国に咲く花で、一昨年青森旅行に行ったときにも沢山見ました。


同じくアカネ科ヤエムグラ属のキヌタソウです。

ヨツバムグラのように4枚の葉が輪生しています。
花はレースのように繊細ですが、小さすぎて、この日のように太陽が燦燦と照る日には撮りにくいのなんのって。

まだまだあります^^;
つづく・・・
前に書いたとおり、宇治市植物公園の早朝観蓮会に行くつもりでしたが、星夫の伊吹山の誘いにほいほい乗ってしまいました。
伊吹山は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰、標高1377 mの山です。
山頂部は滋賀県米原市に属し、滋賀県の最高峰でもあります。
(Wikipediaより)
伊吹山には、伊吹山ドライブウェイで9合目(標高1260m)まで楽々登れます。
雪の時期を除き、4月下旬~11月下旬まで開通しており、これまで5月、9月、10月に行ったことがありますが、7月は初めてです。
駐車場からの100mは登山道が整備されており、お天気に問題なければスニーカーでも登ることが出来ます。
なので、私のように膝が悪くても、高齢の方でも比較的楽に山頂まで行くことができます。
この日は涼を求めてか、沢山の人が歩いていました。

伊吹山は石灰岩層の山であり、標高はそれほど高くないのに非常に多くの種類の植物がみられます。
9種類の固有種のほか、高山に見られるような植物も群生しています。
このような場所が滋賀県にあって、日帰りで行けるのはラッキー!
特に今の時期は夏の植物が沢山咲いており、最初の直線の登りで1時間ちかくかかってしまいました^^;
(標準では山頂までで40分といわれています)
前置きが非常に長くなりました。
7,8回に分けて投稿する予定ですが、最初はどど~んと「沢山咲いていた花」を一気に出してしまいましょう!
入り口入ってすぐびっしり生えている植物、アカソ(イラクサ科ヤブマオ属)です。

昔はこんなに沢山咲いていなかったそうです。
それがいつしか、至るところにびっしりと繁殖し、まるで緑の絨毯のようでした。
これから投稿する色々な花の写真の下には、アカソが当たり前のように写っていますので、併せてみてくださいね。
花はよく見ると可愛いです(下の写真)。


少し進むと、イブキトラノオ(タデ科タデ属)があちこちに現れます。


イブキという名前が付いていますが、固有種ではなく、日本全国に分布します。
そういえば、去年の7月に行った戦場ヶ原にも沢山咲いていました。
伊吹山は全山が薬草の宝庫というだけあって、このイブキトラノオにも薬効があるそうです。
根茎を乾かしたものを拳参(けんじん)といい、煎じて飲むと下痢止めになるとか。
でももったいなくて、とてもそんな風には使えませんね。

今の時期、アカソに次いで一番多かった花かも・・・


数はそれほど多くありませんでしたが、存在感ではピカイチ!
キンバイソウ(キンポウゲ科キンバイソウ属)

遠くからでも目立つこと、目立つこと。

調べてみたら、伊吹山が西限だそうです。
蕊がすごく豪華です。


同じ黄色でもダイナミックな黄色。
塔のようにそびえる黄色は、メタカラコウ(キク科)。

よく似た花にオタカラコウというのがあるそうですが、こちらの方が花が大きく花序が短いそうです。
葉の先が尖っているのがメタカラ、オタカラは先が丸いとのこと。
見上げてみました。

蕊のくるんくるんはキク科っぽい。
お花畑のそこここに咲いています。


私も黄色だよ~!と騒いでいる花がいました。

キバナカワラマツバ(アカネ科ヤエムグラ属)です。
前に宇治川のカワラマツバを紹介しましたが、同じように松葉のような葉にもくもく雲のような花。
日本全国に咲く花で、一昨年青森旅行に行ったときにも沢山見ました。


同じくアカネ科ヤエムグラ属のキヌタソウです。

ヨツバムグラのように4枚の葉が輪生しています。
花はレースのように繊細ですが、小さすぎて、この日のように太陽が燦燦と照る日には撮りにくいのなんのって。

まだまだあります^^;
つづく・・・