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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

まだまだ色々咲いていました~伊吹夏の花めぐり(3)

2018-07-25 05:33:11 | 植物
沢山咲いていた花を2日にわたってご紹介しましたが、数は少ないものの魅力的な花も色々見つけました。

イワアカバナ(アカバナ科)

たった一輪だけですが、見つけました!
アカバナより少し花が大きく可愛いです。




ウツボグサ(シソ科)

昔はどこにでも咲いていたような気が・・・
最近めっきり見かけなくなりました。
山頂近くの登山道沿いに咲いていました。



花穂を乾燥させたものは夏枯草(かごそう)といいい、生薬として利尿剤として腎炎や膀胱炎などに用いられるそうです。


カノコソウ(オミナエシ科)

6月頃に咲く花になっていたので、本当にカノコソウかどうか自信はないのですが・・・



見た感じはカノコソウ。
こちらも根茎や根を乾燥させたものが、吉草根(きっそうこん)という生薬として用いられるそう。
独特の臭いで、ストレスをノックダウン!・・・違うか。

よく見ると花が可愛いです。



                          


こちらもたった一輪咲いていた(咲き残っていた?)、グンナイフウロ(フウロソウ科)です。



昔信州の山で見た記憶では、もう少しブルーが濃い印象でしたが、白に近い赤紫。




山頂近くで見つけたシュロソウ(ユリ科)。



六甲高山植物園でしか見たことがなかったので、見つけたときはキャー>▽<でした。
後ろにイブキトラノオを従えて・・・




たまに咲いていたダイコンソウ(バラ科)。




タカトウダイ(トウダイグサ科)です。



トウダイグサ科独特の、杯状花序。
花がすごく可愛い。イヤリングにできそう♪



                            


山の上にシモツケが! 正確には、ヒロハシモツケ(バラ科)です。



シモツケそっくりですが、葉の幅が広いことから「ヒロハシモツケ」というそうで・・・
でも何を基準に広いというのでしょうね。




ヨツバヒヨドリ(キク科)でしょうか。



写真の撮り方が悪く、四葉にもみえるし、対生にも見えないことはありません。
期待を込めて、ヨツバということで・・・


帰りは階段中心、一気下山の中央登山道から下りました。
左に見えるレールは山頂の山小屋に物資を運ぶレールでしょうか。
でも山小屋の方が空のペットボトルを担いで下山していましたよ。





ここは滋賀県。駐車場が見えてきました。




ふ~、スティックを持っていても、下りは膝にきついです。

ふと見上げた岩になんと沢山のこの花が・・・



オオバギボウシ(キジカクシ科)です。
庭園や植物園によく植えられている、豪華なギボウシの仲間。
こんな風に自然界では咲いているのですね・・・



                         

ちょっと感動しました。






さっさと下りてしまいましたが、明日は山頂付近の花をご紹介します。
つづく・・・






コメント (14)
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