お散歩に出かけた宇治川にはほとんど花が咲いていませんでした。
なので、堤防の斜面のほんの一角でしたが、この黄色い花が咲いているのを見たとき嬉しい気持ちになりました。
青空が似合う、セイヨウカラシナです!
今はまだ少ししか咲いていませんが、春になったら一面が黄色に染まります。
今はそのまだ先駆けの花たちが咲いている感じ。
前に行ったときよりは咲いていましたよ~
ここだけ見ると春ですね!
原産地は明らかではなく世界中に分布し、日本では元々食用として導入されたものが、野生化したようです。
その名の通り、葉はぴりっと辛いそうですが、それほど美味しくないそうです。
何より、香りが微妙すぎ・・・
でも、実を使えば簡単に手作りの辛子(和辛子)ができますよ!
アブラナ科特有の十字型の花が可愛いです。
ところで、セイヨウアブラナというよく似た花があるのをご存じでしょうか。
セイヨウカラシナは葉柄がある(下の写真参照)のに比べ、葉が茎を抱くことから区別できます。
(葉柄があるセイヨウカラシナ)
それよりなにより、辛子の原料になるのはセイヨウカラシナのみで、セイヨウアブラナはその名の通り菜種油の原料になります。
育った葉は蝋状物質で葉が白っぽくなり、筋だらけで食べられたものではないそうです。
でもセイヨウアブラナを改良した品種は「ナバナ」などの名前で春の味覚として販売されています。
その辺の堤防に生えている「菜の花」は圧倒的にセイヨウカラシナの方が多い気がします。
去年はセイヨウカラシナの種を沢山収穫しました。
その一部を使って辛子作りに挑戦!
そのうちよほどネタがなくなったらご紹介しますね~
【撮影:2021/2/7 宇治川】