え、チョコじゃないの?
という声が聞こえてくるとか、来ないとか。
そう、今日は聖バレンタインデーにちなんで、チョコレートの原料であるカカオの特集です!
宇治市植物公園では毎年2月のバレンタインに合わせてカカオの展示があります。
(なぜか、コーヒーも同時に特集されているのですが、今回は省略)
目玉は、発酵させ焙煎したカカオ豆を自分で乳鉢で粉砕し、手作りのカカオ100%チョコを作ること。
2018年にはたまたま参加することができました。
今回はもう定員に達して締め切られていましたので、そちらには参加せず、展示を眺めたのみ。
巨大なカカオ豆の模型が飾られていました。
実を割ると、沢山の種が現れます。
写真の方が分かりやすいかな。こんな写真も展示されていました。
種には血液サラサラのポリフェノールが沢山含まれているそうです。
この種をそのまま乾燥させるのかと思いきや、そんなに簡単ではありません。
まずは発酵して乾燥させます。それから焙煎して皮を剥きます。
捨てる部分が多く、この時点で小さくなってしまいます。
下の写真は3年前、実際に皮を剥いたときの様子です。
左下が元の種、その上が皮を取った後になります。
このあと、グラインド(粗く砕く)、リファイニング(微粒子に粉砕)、テンパリング(温度調節)、
の工程を経て、ようやくチョコレートに・・・
このほかにも実際のチョコレートの展示などありました。
どの展示も、手作り感満載です。
ここの植物園のこういうところが好きなんですよね~
さて、ここまではカカオがチョコレートになるまでの説明でしたが、ここ宇治市植物公園温室にはカカオの木があります。
せっかくなので、これまで撮りためたカカオの写真をご覧くださいませ。
こちらは、10月初めに咲いていたカカオの花。幹から直接咲いていて目を引きます。
(2015/10/2 宇治市植物公園)
同じころ、すでに緑色の実も生っています。
(2015/10/2 宇治市植物公園)
この実が半年以上たって、ようやく黄色くなってきます。
(2017/5/20 宇治市植物公園)
さらに数カ月でようやく赤茶色に熟してきます。
(2019/7/28 宇治市植物公園)
宇治市植物公園のカカオの木は結構沢山の実が生ります。
この実、どうされたのでしょうね?
(2018/5/19 宇治市植物公園)
いかがでしょうか。
え、本物のチョコレートが欲しいって?
それはご自身の大切な方からもらってくださいね~
最近は、お友達とか、自分にプレゼントも多いとか。
私もちゃんと自分用を調達しています。さ~て、食べようかな。
【撮影:別途記載したもの以外、2021/2/11 宇治市植物公園】
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昨夜遅く、また東北・関東地方で大きな地震がありました。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、コロナ禍で医療機関崩壊進行中に大地震が起きたら・・・と改めて震撼しました。
さらに気を引き締めなくてはと思った次第です。
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