え~冬の風物詩と言っていいのかどうか異論もあるかと思いますが(笑)
最近立て続けに、ムクドリ大集結の場面に出くわしたので。今日はその様子をご紹介しますね~
最初は先月末の夕暮れ時。
買い物帰りに山科川沿いの遊歩道を通りかかると、何やら水辺が騒がしい。
お分かりでしょうか?
水の中に小さい点が沢山。
何の鳥かなと思ってカメラを向けると、一斉に飛び立って、川向こうの木に止まりました。
夕日に照らされオレンジ色になった鳥たち、結構壮観・・・
ムクドリです!
ズームで見てみるとこんな感じ・・・
さらにズーム&トリミング。ボケボケですが、はっきりとムクドリと分かります。
画面からは声が聞こえませんが、結構大きな鳴き声です。
ところ変わって、先日カワセミを見た湿地、綺麗な夕日を眺めていると・・・
わらわらと、ムクドリが飛んできて電線や木に止まりました。
壮観です。とても数える気にならないほどの数・・・
ズームで見ると・・・
さらにズームで。う~ん、暗すぎますがムクドリであることはしっかり分かりますね。
今度は引いて・・・結構広い範囲で沢山止まっています。
その時、一斉に飛び立ってどこかに行ってしまいました。
宇治川の方に移動したのでしょうか。
後には綺麗な夕日が残りました。
ということでムクドリが集団ねぐらに向かう途中の大集結の模様をお届けしました。
ムクドリは春から初夏にかけて子育てをしたあと、親子別々に過ごしています。
ところが、冬になると多くの個体が集まって集団になり、夜は一緒のねぐらで過ごすそうです。
昔は森の木などで寝ていたのですが、都会の緑の減少に伴い、街路樹などで夜を過ごすことも増えました。
雑食性で、元々は田んぼの害虫を食べる益鳥として大事にされていましたが、今は騒音公害や糞害で「害鳥」に・・・
狩猟鳥にもなっているそうです。
(ちなみに、スズメもヒヨドリも狩猟鳥だそう)
ところで、ムクドリはこれまで何度か投稿し、ごま塩頭がじじむさいだの、雑だのひどいことばかり言ってました。
でも実際には夫婦とても仲良く、子育ても協力して行うそうです。
それが証拠に、私が撮った過去の写真を見てみると、春に撮った写真はいつも二羽一緒に写っています。
なお、ムクドリのオスとメスの見分け方は、お腹が黒っぽいのがオス、薄い茶色がメスなんだそうです。
一羽だったら分からないかもしれませんが、ご夫婦一緒にいることが多いので、よく分かりました。
下の写真をご覧くださいませ。
左がオス、右がメス。
(撮影:2017/4/14 京都府立植物園)
こちらは左がメス、右がオスですね。
(撮影:2018/4/8 宇治川)
いかがでしたでしょうか。
色々と言われていますが、私は今回調べてみて、前よりも少しムクドリが好きになりましたよ~
【撮影:2021/1/30 山科川、2021/2/3 宇治市】