久しぶりの京都府立植物園でしたが、行った時間が午後2時くらいからだったので、あっという間に時が過ぎ・・・
最後は駆け足になってしまいました。
それでも、まだご紹介できていない花が沢山。
とりあえず、7月中旬に咲いていた花ということでまとめてご覧くださいませ。
まずは生態園でみたその他のお花たち。
白、オレンジ、紫ときたら、残りは黄色・・・
レンゲショウマは蕾でしたが、キレンゲショウマ(アジサイ科キレンゲショウマ属)が一輪だけ咲いてくれていました!
この花を見ると、六甲高山植物園にとても行きたくなります。
やはりワクチン接種終わるまでは、他府県越境はためらってしまいますね~
それだけに、府内の植物園が開いているのはありがたい・・・
こちら、キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)です。
あちこちで咲いていましたね~
後ろに通行止めの柵が見えています・・・
こちらはマメ科の黄色い花。
他の写真がことごとくピンボケだったのですが、葉の形からみてトキリマメ(マメ科タンキリマメ属)のようでした。
黒い艶のある実と赤い鞘の取り合わせは印象的ですが、花は意外と知らないかも。
もう一つ黄色い花。こちら木本、ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)です。
どう考えても、迷い咲きですね。
この暑さで血迷ってしまったのかもしれません。
続いてピンクの花~
満開だったイヌゴマ(シソ科イヌゴマ属)です。
果実が胡麻ににているが食用にならないことから、「犬」胡麻と付いたという。
例によって、犬に失礼な名前の付け方ですね。
もう一つ、ピンクの花。
ご存知、カワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)。
毎年、カワラナデシコとエゾカワラナデシコの違いを説明する看板が立つのですが、
「苞が3,4対」と言われても目が悪いので全然見えません・・・
こちらは多分エゾカワラナデシコだと思います。(去年同じ場所に咲いていたので)
こちらは苞が2対だそうですが、やっぱり見分けられず。
それより、別のネットの説明にあった、生育地の違い(エゾカワラは中部以北、カワラは本州~九州)、
花弁の先の切れ込みがエゾの方が細くて多い・・・の方がピンときます。ご覧くださいませ。
こちらはほんの少しだけ咲いていたキハギ(マメ科ハギ属)
生態園にはハギの仲間も結構あるのですが、沢山咲いているのは見たことがありません。
白い花も咲いていました。
こちら、ヤマゼリ(セリ科セリ属)です。
見た目はセリで、同じように葉を食べることができますが、山野に生えます。
こちらは先日宇治市植物公園でも見たマンリョウ(サクラソウ科ヤブコウジ属)の花。
ヨウラクタマアジサイ(アジサイ科アジサイ属)
どう見ても典型的な形にはまだなっていません。咲き始めです。
小さくて丸い蕾から大きな花が咲いてくるのが面白いです。
もう一つ、こちらは花ではなくハナゴノスガタですが、生態園にあったオオバアサガラ(エゴノキ科アサガラ属)
残念ながらいつもタイミングが悪く、こちらでは花を見たことがありません。
5月末、京都の渓流沿いの道を車で走っているときに見つけた花の写真。
その時は名前が出てこなかったのですが、オオバアサガラを調べていて気づきました!
ここから四季彩の丘へ移動。でもあまり見る時間がなかったのでほんの少しだけ。
どちらも白い花です。
あ、タニワタリノキ!と思いましたが、名札には「タマガサノキ」。
似ているのも当然で、どちらもアカネ科タニワタリノキ属。
タマガサノキは風情のある和風の名前ですが、北米原産です。
咲き始めは純白できれいなのですが、タイミングが遅く、茶色い玉になっていました・・・
こちらは正真正銘、白いユリの花・・・ってちょっと違う?
リリーと付いてもユリ科ではなく、ヒガンバナ科ヒメノカリス属のスパイダーリリー。
放射状に広がる細長い花弁をクモの足に見立てたのでしょうか。
結構印象的な花です。
続いて、ワイルドガーデンに移動します。
もうタイワンホトトギス(ユリ科ホトトギス属)が咲き始めていました。
そして、最後に閉園時間をお知らせするようにトケイソウが現れます。
「もうすぐ5時ですよ~」
結構いつも咲いている印象なのですが、今回は特に綺麗でした!
ということで、今回の駆け足京都府立植物園はここまで。
年パスの期間も延長してもらったことですから、また行ってみたいと思います。
【撮影:2021/7/17 京都府立植物園】