それは昨日の朝、灰白くんを保護部屋に連れ込んだときのこと。
水だご飯だと灰白くんの世話をしている最中に、妻が「あっ、ニャーがやばい」と外を見やった。駐車場の車の横で、仰向けに転がった白黄くんにニャーが馬乗りになっていたのです。声も音も聞こえなかった静かな取っ組み合いでした。そう言えば、少し前に外にいたニャーの周りを白黄くんがうろちょろしていた。
そのとき自分はパンツ一枚。でもそんなことおかまいなしで玄関から飛び出した。同時にあれっ? と思ったのです。どうしてニャーがあの位置にいるのだろうと。玄関から出ると、馬乗りになったニャーが自分を見上げた隙に白黄くんが体勢を整えた。ニャーはと言うと、口から白黄くんの毛が溢れていた姿が実に異様でした。でも、喧嘩っぽい感はなくて何処かのんびりしている。白黄くんはゆっくりと道路に出て消えて行った。ニャーは白黄くんの毛をくわえたままその場をウロウロ。こっちもやばい格好だったので早く戻ろうと、ニャーをよく見てドキッとしたのです。
ニャーのリードが外れてフリーの状態だった。慌てて抱き上げて家に入りました。ウェットティッシュで口から何から全部吹いて消毒もして、身体中をチェックしたがケガはなかった。大事にはならなかったけど、もし白黄くんがダッシュで逃げてニャーが反射的に追っていたら、今頃はニャーもどこかに消えていたと思うとぞっとしました。どうやら首輪のバンドが、きちっと締まっていなかったようだ。

残念ながらニャーと白黄くんの格闘写真はありません
店時代のニャーは、争いを事前に避ける平和主義者と言われていました。逃げるが勝ちとはニャーのこと。いやその前に、猫並みはずれた察知能力で相手にいち早く気付き、鉢合わせ自体を避けてしまうのです。ただ、家に移る少し前に僚友シャッポに追われるようになって、追い詰められたときの反撃の凄さは番長シャッポもたじたじでした。
そんなニャーが、自分から追い始めたのはみうが初めて。わが家に来て直ぐ、脱走したニャーが家裏で暮らしていたみうを土地勘もないまま追いかけた。そんなことを2度繰り返してみうとの関係ができてしまい、みうを家に迎えた後も獲物のように追うようになったのです。今では大家族化してみうへのこだわりはなくなりましたが、癇に障ったときのニャーに追いかけられる恐怖は誰もが知るところです。

ボスキャラとは程遠い"いい子ぶりっこ"のニャーです
温和なニャーの怖~いおしおき。偶然みうを追ったことで何かが目覚めてしまったのかも。でも、普段は子ニャンたちはおろかみうやリンが寄ってきても気にもしない。やっぱりニャーは平和が好きなんです。外ネコのチェックに余念がないのも、この家の平和を乱すヤツは許さないぞ、という意志の表れなのかもしれません。
ところで白黄くんは、その後もしっかりと食べに来てます。いよいよ今度は白黄くんのお迎えプログラムの開始です。ニャーのリードは、首輪も替えて改善しました。

今日もわが家は平和そのもの
水だご飯だと灰白くんの世話をしている最中に、妻が「あっ、ニャーがやばい」と外を見やった。駐車場の車の横で、仰向けに転がった白黄くんにニャーが馬乗りになっていたのです。声も音も聞こえなかった静かな取っ組み合いでした。そう言えば、少し前に外にいたニャーの周りを白黄くんがうろちょろしていた。
そのとき自分はパンツ一枚。でもそんなことおかまいなしで玄関から飛び出した。同時にあれっ? と思ったのです。どうしてニャーがあの位置にいるのだろうと。玄関から出ると、馬乗りになったニャーが自分を見上げた隙に白黄くんが体勢を整えた。ニャーはと言うと、口から白黄くんの毛が溢れていた姿が実に異様でした。でも、喧嘩っぽい感はなくて何処かのんびりしている。白黄くんはゆっくりと道路に出て消えて行った。ニャーは白黄くんの毛をくわえたままその場をウロウロ。こっちもやばい格好だったので早く戻ろうと、ニャーをよく見てドキッとしたのです。
ニャーのリードが外れてフリーの状態だった。慌てて抱き上げて家に入りました。ウェットティッシュで口から何から全部吹いて消毒もして、身体中をチェックしたがケガはなかった。大事にはならなかったけど、もし白黄くんがダッシュで逃げてニャーが反射的に追っていたら、今頃はニャーもどこかに消えていたと思うとぞっとしました。どうやら首輪のバンドが、きちっと締まっていなかったようだ。

残念ながらニャーと白黄くんの格闘写真はありません
店時代のニャーは、争いを事前に避ける平和主義者と言われていました。逃げるが勝ちとはニャーのこと。いやその前に、猫並みはずれた察知能力で相手にいち早く気付き、鉢合わせ自体を避けてしまうのです。ただ、家に移る少し前に僚友シャッポに追われるようになって、追い詰められたときの反撃の凄さは番長シャッポもたじたじでした。
そんなニャーが、自分から追い始めたのはみうが初めて。わが家に来て直ぐ、脱走したニャーが家裏で暮らしていたみうを土地勘もないまま追いかけた。そんなことを2度繰り返してみうとの関係ができてしまい、みうを家に迎えた後も獲物のように追うようになったのです。今では大家族化してみうへのこだわりはなくなりましたが、癇に障ったときのニャーに追いかけられる恐怖は誰もが知るところです。

ボスキャラとは程遠い"いい子ぶりっこ"のニャーです
温和なニャーの怖~いおしおき。偶然みうを追ったことで何かが目覚めてしまったのかも。でも、普段は子ニャンたちはおろかみうやリンが寄ってきても気にもしない。やっぱりニャーは平和が好きなんです。外ネコのチェックに余念がないのも、この家の平和を乱すヤツは許さないぞ、という意志の表れなのかもしれません。
ところで白黄くんは、その後もしっかりと食べに来てます。いよいよ今度は白黄くんのお迎えプログラムの開始です。ニャーのリードは、首輪も替えて改善しました。

今日もわが家は平和そのもの