レオの看板猫ぶりが板についてきました。
観葉室とギフトコーナーがマイホームになっていて、雨日や寒い日は殆ど中で過ごしています。観葉室にはレオ用の通路があって出入り自由。夜は締め切りとなるけど中が広いのでまったく気にしない様子。暖房が効いているのでむしろ居心地がよくて離れられない? 観葉室の外にもいくつかの居場所があり、暖かい日は外で過ごすけどほぼスタッフの眼が届くところにいます。

看板猫のお仕事中? (レジ台の外側で)
ギフトコーナーでは生花も扱うしレジもあるので、閑散期のこの時期でもお客さんの往来は多い。そんな環境にも慣れました。ところでレオがこの部屋での滞在を許されたのは、お店のニャン歴史上でも画期的なことなんです。
というのも、レオはまず粗相をしない。昼は外のトイレで、夜は中にセットしたトイレを利用。それから悪戯をしない。最大の関門だった観葉植物での爪とぎをやりません。(用意した爪とぎ利用。) さらに切り花やアレンジにじゃれつくこともまったくしない。 「こやつ本当にネコか」と思うほど猫らしくない"いい子"ちゃんなのです。シャッポやテンちゃんもこれができたら、どれだけ待遇が変わったことか。

レジ台の内側から外を眺める
さらに看板猫に向けての最大の試練。それは"天敵"への対応だ。
猫にとって天敵とは言わずもがな、人間のお子ちゃまです。とりわけ2、3歳くらいの子供は猫を見ると「かわいい~」「さわりた~い」と言って追いかけ回す。猫はとにかく追われるのが何よりも嫌い。だからこの無邪気な追いかけ魔は、人間社会で暮らす猫族にとって最大の関門なのです。
かつてニャーは"危険"を一早く察し、先んじて身を隠すことで難を逃れた。"危険"とは言え相手はお客様。ニャーの対応はスタッフから賞賛された。リードで逃げられなかったテンちゃんの場合は、スタッフが四六時中見守った。レオはまだ見つかってから慌てて逃げるので要注意だけど、徐々にニャー方式を体得しつつあるようだ。ちなみに、小学生くらいの子が悪戯目的で猫を追い回したときは、親御さんともども注意するのが店の方針です。自分の場合は、はっきりと叱ります。

レジ台の内側から外を眺める(外から見た姿)
初代看板猫のニャーとシャッポ。
2代目のテンちゃん。
3代目のレオも、いよいよ免許皆伝です。

プレゼントされた新しい寝床でご満悦