今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

愛嬌あるのに嫌われてます

2025年01月15日 | ダイフク
昨年はノミ騒動の主犯として登場回数の多かったダイフク、今回は久々の登場です。
前々回のチキンの記事で濡れ衣を晴らし、新年早々すっかり株を挙げた。
(とは言え他猫たちに避けられる状況は相変わらず。)
一方例の爆弾(耳先の扁平上皮癌)は抱えたまま。


日向ぼっするダイフク
(ダイフクが中央に進出してきたので他猫たちがすっかり引いてしまった)

泰然自若でどことなくユーモラス。保護者を困らせるような悪戯はまずしない。
良く食べるけどくれくれ鳴きはしないし、騒ぐこともない。
ベタベタくっつくわけでもないが人から逃げ回るわけでもない。
人間も猫も、こんなもんだと達観しているように見える。
店時代、近くの高層マンションに住むお客さんが敷地でダイフクをよく見かけたそうだ。
ダイフクはご飯をもらっていたけど、棒を振り回して追い回す人も多かった。
両後脚を引きずったダイフクが消息を絶ったのも、その人たちのせいではないかと。
危険を冒してご飯をもらっていたダイフク。ご多聞に洩れずの苦労ノラでした。


たまにオバンベッドでの日光浴に合流すると・・
(ダイフクを避けて出窓に集まったココ、ヒョウ、ちび太、モドキ)

ダイフクの抱える諸問題について現在の状況と見解は;
・ノミがなかなか駆除できない理由
ダイフクにはマイフリガードを月1回8ヶ月間投与したがノミは一向に減らなかった。その理由としてネットにはノミの薬剤耐性や投与のやり方のまずさが挙げられている。サクラが世話になっている先生によると、初期の薬剤にはやはりノミの耐性があるようだ。もう一点は、初期の薬剤は皮脂を伝って身体に広がるのに対し、キャッとコンボなどの新しい薬剤は皮膚から体内に浸透して血液循環を通して広がるので隅々まで行き渡るのだそうだ。
自分の見解は、ダイフクの体毛は細く長く密なので、何とか毛の根元に滴下しても薬の雫が毛管現象で毛先の方に移動してしまい、皮膚(皮脂)に触れずじまいになってしまうのが原因と思えた。対策として自分の場合は、経口薬のキャプスターに切り替えました。

・耳先の扁平上皮癌について
昨年11月に診断を受けて以来何の進展もありません。現在の症状は相変わらず出血が止まらず、かさぶたができたりとれたりしています。かさぶたがとれた時に見ると患部自体の大きさは変わってないように見えるけど、かさぶたは以前よりだいぶ大きくなった。
実はずっと気になっていることがあって、診断は患部の組織検査(針生検)で行うのですが、あの時の先生はプレパラートを血糊にこすりつけてサンプルを採取した。そして組織細胞がバラバラになっているので癌の可能性が高いと。外部機関の報告も「血液中の細胞に破損が見られるので癌の可能性がある」と。つまり患部でなくて血液に流出した細胞を見ているのだから、当然の結果なのではないかと。
先生に不信感を抱いているわけではありません。いつも親身になって診てくれる、これまでもこれからもお世話になる先生です。ただ、病院自体が分室的な存在で、ちょい見を主体にしているところがある。実際、先生からも癌に詳しい病院を紹介してもらっている状況です(まだ通院してないけど)。

コタツの中をじっと見つめる
(中の子たちは震え上がってるに違いない)

ところでひょうきんなダイフクではあるけど、保護者が見てもやっぱり怖い。
いつ襲い掛かって来るかわからない怖さです。
猫たちにとっても同じなんだろう。
寝ていたダイフクが起き上がっただけで部屋中の猫視線が集中する。
猫は相手のお尻の臭いを良く嗅ぎ、そんなときは相手もじっとして嗅がせてくれる。
まあ、鼻ツンツンと同じで挨拶みたいなもんだろうか。
ところが振り向いて嗅いでいるのがダイフクだとわかるとびっくり仰天。
血相変えて逃げ出すのです。
何の悪気もないのにと人間だったらフテっちゃいそうなもんだけど、達観しているダイフクは我関せずと無頓着。
まあ、それでいいのかなと思っています。
大変な苦労をして過酷な猫生を歩んできたダイフクだから、これからは思い切りのんびりと余生を過ごしてもらいたいのです。

のんびりムードがよく似合うダイフクです (上はニャー)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする