今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

普通の家猫生活を希望します

2024年09月12日 | サクラ(新顔)とハチ(キジロ)
猫は群れない動物、基本的にひとりで生きると言われています。
ノラは然り? 保護されて家猫になって、しかも多頭生活を始めたら・・。
はじめは家庭内ノラ。保護者や他猫を警戒するし、煩わしいに違いない。
でも次第に慣れて警戒心が解け、しかも気心が通じ合うようになると・・。
仲間たちもいいもんだ、と思うようになるような気がします。

4年半の外(家裏)生活を経て、体調不良(口内炎)のため保護して家に迎えたサクラ。
以来家猫生活歴がほぼ2年になった。
これまで介護もしたし、今も食事の介助を続けています。
当初は1階の保護部屋に居住。部屋は開放していたが自ら出ることはなかった。
昨秋の大量保護で部屋に居場所がなくなり、2階の物干し部屋に居住を変えた。
そのうち自室を出るようになり、1階に下りてたまにキッチンで食べたり。

サクラ(手前)とココ、奥にモドキとヒョウ

いまだに人が怖く、近寄っただけで逃げる。
でも猫たちの間では空気のような存在。気にもしないし気にもされない。
太れない体質なのか、超小柄で子猫のような外観がそうさせているのだろうか。
リビングキッチンで過ごす時間が増え、今では猫たちの真ん中でヘソ天爆睡したりする。
食事時は他猫たちと一緒にキッチンで待機。
皆と一緒に食べ、皆と一緒に寝る・・それがサクラの望みだったようだ。

上にニャー、下にサクラ (リビングの出窓で)

1日に1回か2回、物干し部屋の出窓に行って待機する。
そこが飲食の介助の場と決まっている。介助の時だけは触っても撫でても全然平気。
自分では爆食したり、かと思えば一切口にしなかったり、大変ムラが大きい。
食べたいものが日替わりメニューで、前回は爆食しても今回は口すらつけなかったり。
相変わらず自分から水を飲むことがない。
飲食介助の際は、希釈スープと水分の多いウェット(かるかんパテ1袋)。
計算上1日80cc~130ccの水分を摂ってはいるが、いつも脱水状態だ。


他猫に交じって寝るサクラ(奥)

1日置きにステロイド半錠を投与。所定量の半分だ。
食事中、食べ物が患部に当たるとグアッとなって頭を振って吐き出すが、患部から離れるとすぐにまた食べだす。
かつて麻酔下診察した先生は、頬の内奥が腫れているが歯茎はきれいだと言っていた。
最近になって、グアッとなる頻度が薬投後と空き日で変わらないことが気になった。
それで薬の効果を試してみることに。
副作用が強いと言われるステロイドです。なしで済めばそれに越したことはない。

今日で薬なし10日目。
グアッの頻度が少し増え、昨日今日は食事以外の時も時折染みてるような素振り。
やはり投薬は必要なようだが、もう少し様子を見てみます。


リビング窓辺で外を見やるサクラ


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