リビングの出窓にリンがいます
何だか様子が変
実は口が閉まらない
舌は出っ放し、涎は垂れ流し
もう4日も飲まず食わずです
原因は数か月前のキーと同じ
左上犬歯がぐらついています
キーの時は抜けそうで抜けず
病院に行くまで5日も経ってしまったけど
結局自然に抜けた
リンの場合は少々ぐらつく程度で
まだまだ堅固
引っ張ってもとても抜けそうにない
それでも舌が出っ放しで食べれない飲めない
結局、病院に行きました
リンは喜んで抱かれる猫
通院はさほど大変ではない
病院の待合室にて
4.8kgあった体重は3.7kgまで落ちていた
久々に、昔よく世話になった若い女医さん
患者(動物)にやさしくとても熱心
左上犬歯の異常を伝えると
犬歯より先に口の中を見て一言
「歯が大変なことになってる」
犬歯前歯よりも奥歯の方がボロボロで
しかも抜けてしまって殆どない
それにはまったく気づかなかった
保護者の不注意にもほどがある
と、先生が「あっ」と何かを発見した
腐った奥歯が半分抜けかかって浮いている
口の閉まらない原因はこれだと
「抜いちゃっていいですか?」これなら簡単そうだと先生
すかさずお願いした
ほどなくして歯が抜け、リンの口が閉まった
輸液とLL抗生剤を施して処置は終了
鼻水は口の中の腫れが原因だと
帰宅後、深夜までこの状態で動かなかったリン
帰宅後疲れたのかぐてっと動かず
深夜になってようやく下りて来てカリカリ少し食べた
翌日には涎も止まって食欲回復
いつものリンに戻りました
それにしても、前にも書いたけど
人間サポートのないノラはこんなことで命を落としてしまうのだろうか
と、先生に訊いてみたら
ふつうは頑張って自分でとっちゃうらしい
家猫になると、自分で生きる力が徐々に削がれていく
だから捨てるなんてもってのほかだし
脱走もされないように気を付けないとね
リン、お疲れさんでした
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