リュック・ベッソン監督作です。
フランス映画です。
調べたら日本での表記は原題が「LUCY」なんですが、タイトルロールには「AMD AWAKED」みたいなものが入っていた筈(目で追うのが厳しかったので1秒程度の表示でしょう)なんですが、調べても解りませんでした。
「覚醒された力(兵器)」みたいなものでしょうか?
エンドロールにも出ていました。
英語でした。
スカーレット・ヨハンソンさん主演です。
彼女は頑張ってました。
モーガン・フリーマンさんも出ています。
彼の役どころがよくわかりません。狂言廻しなのでしょうか?
後は、よくわからない俳優さんたちでした。
ヨハンソンさんは下世話さも醸している良い感じの演技でしたが、脚本と映像が追い付いていません。
ストーリーは、
アメリカから台湾に留学したが、チンピラとつるんでしまう馬鹿女ルーシー。チンピラのせいで韓国やくざに体内に覚せい剤を埋め込まれて運び屋にされてしまう。帰国途中、体内の覚せい剤が破損し脳が覚醒する。覚せい剤を補充しないと死に至ることを自覚するルーシー。覚せい剤を拡散させないため、警察を利用。その間も脳の活性化は進み、超人的な肉体と超能力をも手にしてしまう。韓国やくざと対峙して脳が100%活性化した時に…。
まず。
主題の、脳が100%機能したら、という問いかけは良し。
自分の体組織さえ変えられる、も、可能性はあり。
網膜や視神経、鼓膜や内耳を変えれば、通常では不可視な「電磁波」も見ることや聞くことはできるかもしれない。
電磁波は、ほぼすべての光の波長を指すので、すべてを操れれば、X線やα~γ波、低周波から超音波まで使いこなしたら、対象物を操ることが可能かもしれない。
X線で体内も見られるし、レーザーで治療も攻撃もできる。
低周波で、物理的な圧力も掛けられるし、不快音を聞かせることもできる。
ほとんど神の領域ですね。
が、
現実的には、自己改造で超能力者程度に収めておいた方が、この映画では「より良い画」になったと思います。
対するのは、韓国のチンピラ集団でしかない。
通常の人の2倍の速度で動けるようになれば、ほぼ無敵。
それに電磁波を用途別に使えば、敗北はまず無い。
周りの電磁波に注意しさえすれば見えなくたって、人の動きが解る。
ので、最後のやくざの親分の行動は茶番にしか見えない。
せめて敵は、科学的な対抗措置をもって、ルーシーの能力を無力化するチームとかだったら、まだ良かったのに。
一瞬で10人以上の人を気絶させたり、80kg以上ある大人の男を2m以上宙に浮かせたり(それも4~5人同時に)、出来るんだから、弾丸程度の予防策なんかは簡単に取れる筈。
リュック・ベッソンって人はパッションで作る人らしいので仕方ないかも。
だったら、SF寄りな作品は止めた方がいい、って思った作品でした。
もっとSF考証して、緻密な作品が得意な監督にリメイクして欲しい。
当日は結構な入場数だったんですが、周りから
「哲学的すぎて良く分からなかった」
とか
「難しいけどスゴイ」
などという声が聞こえてきていたので、非常にがっかりです。
日本の未来は薄曇りだなぁ。
フランス映画です。
調べたら日本での表記は原題が「LUCY」なんですが、タイトルロールには「AMD AWAKED」みたいなものが入っていた筈(目で追うのが厳しかったので1秒程度の表示でしょう)なんですが、調べても解りませんでした。
「覚醒された力(兵器)」みたいなものでしょうか?
エンドロールにも出ていました。
英語でした。
スカーレット・ヨハンソンさん主演です。
彼女は頑張ってました。
モーガン・フリーマンさんも出ています。
彼の役どころがよくわかりません。狂言廻しなのでしょうか?
後は、よくわからない俳優さんたちでした。
ヨハンソンさんは下世話さも醸している良い感じの演技でしたが、脚本と映像が追い付いていません。
ストーリーは、
アメリカから台湾に留学したが、チンピラとつるんでしまう馬鹿女ルーシー。チンピラのせいで韓国やくざに体内に覚せい剤を埋め込まれて運び屋にされてしまう。帰国途中、体内の覚せい剤が破損し脳が覚醒する。覚せい剤を補充しないと死に至ることを自覚するルーシー。覚せい剤を拡散させないため、警察を利用。その間も脳の活性化は進み、超人的な肉体と超能力をも手にしてしまう。韓国やくざと対峙して脳が100%活性化した時に…。
まず。
主題の、脳が100%機能したら、という問いかけは良し。
自分の体組織さえ変えられる、も、可能性はあり。
網膜や視神経、鼓膜や内耳を変えれば、通常では不可視な「電磁波」も見ることや聞くことはできるかもしれない。
電磁波は、ほぼすべての光の波長を指すので、すべてを操れれば、X線やα~γ波、低周波から超音波まで使いこなしたら、対象物を操ることが可能かもしれない。
X線で体内も見られるし、レーザーで治療も攻撃もできる。
低周波で、物理的な圧力も掛けられるし、不快音を聞かせることもできる。
ほとんど神の領域ですね。
が、
現実的には、自己改造で超能力者程度に収めておいた方が、この映画では「より良い画」になったと思います。
対するのは、韓国のチンピラ集団でしかない。
通常の人の2倍の速度で動けるようになれば、ほぼ無敵。
それに電磁波を用途別に使えば、敗北はまず無い。
周りの電磁波に注意しさえすれば見えなくたって、人の動きが解る。
ので、最後のやくざの親分の行動は茶番にしか見えない。
せめて敵は、科学的な対抗措置をもって、ルーシーの能力を無力化するチームとかだったら、まだ良かったのに。
一瞬で10人以上の人を気絶させたり、80kg以上ある大人の男を2m以上宙に浮かせたり(それも4~5人同時に)、出来るんだから、弾丸程度の予防策なんかは簡単に取れる筈。
リュック・ベッソンって人はパッションで作る人らしいので仕方ないかも。
だったら、SF寄りな作品は止めた方がいい、って思った作品でした。
もっとSF考証して、緻密な作品が得意な監督にリメイクして欲しい。
当日は結構な入場数だったんですが、周りから
「哲学的すぎて良く分からなかった」
とか
「難しいけどスゴイ」
などという声が聞こえてきていたので、非常にがっかりです。
日本の未来は薄曇りだなぁ。