日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

映像「江戸城の天守」&「上海博物館との共演」展を見ました(2017.2.11)@東京国立博物館 東洋館

2017年02月26日 | 日本文化紹介
映像「江戸城の天守」&「上海博物館との共演」展を見ました(2017.2.11)@東京国立博物館 東洋館



ティツィアーノとヴェネツィア派展」(東京都美術館)の 無料の記念講演会(半券で入れる)を聞きに行ったら 1時に整理券配布開始のところを1時10分に着いた時点で もう整理券終了!! ←3時間前から並び始めたとのこと...

がっくり(*´Д`)...なので すぐ向かいの東京国立博物館のミュージアムシアターに行き「江戸城の天守」の映像を見てから 「上海博物館との共演」展を見てきました!! かえってこの方がよかったかも??
インド 中国 タイ カンボジアその他のさまざまな展示物がありましたが 一番キョーレツだったのは エジプトのミイラ!! 初めてです実物を見たの...

 *       *       *

映像「江戸城の天守」は ちょうど2017年2月9日(木)に「家康の江戸城最強 最古級絵図を発見」の新聞記事を読んだ直後のため ワクワクで見ました♪

この記事にあることは 実は「家康」の建てた江戸城天守についてのことでして この映像は 三大将軍家光が建てた天守についてのものでしたので 反映はされていませんでしたが それでもナビゲーターの方はこの記事を見て驚いたそうです!!

今皇居にある江戸城跡は 明暦の大火(1657)で燃え残った四代目の天守台です
 
映像では 残された図面をもとに骨格を再現していますが 江戸城は石垣も含めると59メートルの高さだったそうですが 姫路城46メートル 松本城29メートルなので 日本最大だったのですね!

石垣の石は伊豆に採石に行ったということで 石垣の形に割り ふもとまで降ろしてから 船で江戸に運び 江戸城の石垣に使ったそうですが大変な作業でしたね~

屋根の銅瓦は白く ここ上野にある 旧寛永寺五重塔にもこの銅瓦が使われているそうです ぜひ帰り道にご覧くださいとのことでした♪ また日光東照宮社殿にも使われています 
銅板(黒い)は実に8万枚も使われており 耐久性・耐火性に優れていたそうです

また 破風の飾り金具二条城をまねたそうで 金芳金具の飾りがなされ 魚々子打ち(ななこうち)という細工で 平らな部分には墨が塗られ 金色との対照が見事でした 
この現物がミュージアムシアターのロビーにも展示されており ルーペで見ることが出来ます

城のてっぺんにあったしゃちほこは 大きさ2,4メートル 金の板で作られていたそうです 
もしも今この東京に 江戸城が現存していたら...という3D映像は迫力がありました...しかし今の高層ビルには負けるネ!!

まぁ何かが見られなくとも いろいろとあるので(そういえば「ラスコー展」もやっていた...)何かしらは楽しめる上野公園でした~(^.^)/~~~


ティツィアーノ展
は こちら
← 4月2日(日)まで

江戸城の天守は こちら ←3月31日まで!!
 
東京国立博物館 東洋館は こちら


江戸城は こちら


城についてイタリア語で話す」は こちら


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