「イタリアブックフェア2014 日本語で読むイタリア」開催のお知らせ/特別展示は「ピノッキオ再発見!」(2014.4.4~4.19)@イタリア文化会館
今年はイタリア文化会館では「ピノッキオ2014」を特集するとのことで ブックフェアもまた「ピノッキオ再発見!」という特別展示が行われます すばらしいイラスト展と蔵書の展示 そして4/6(日)午後の「ピノッキオと楽しむイタリア」をどうかお見逃しなく!!
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イタリアブックフェア 2014「第6回イタリアブックフェア 2014 日本語で読むイタリア」
日程: 2014年4月4日(金) - 2014年4月19日(土) 11時~18時 入場無料
場所: イタリア文化会館エキシビジョンホール
主催: イタリア文化会館
協力: シーライトパブリッシング
お問合せ: イタリア文化会館図書室 Tel.03-3264-6011 (内線23)
春の恒例となった「イタリアブックフェア」を今年も開催します。会期中は、イタリア関係の日本語の本をはじめ、イタリア語書籍やCD、DVDなどを展示・販売します。
今年は、2011年以降に刊行されたものを中心に約700点の日本語の本を集めました。イタリア関係の出版物をまとめて手にしていただくまたとない機会です。
特別展示:ピノッキオ再発見!
児童文学作品としてあまりにも有名な『ピノッキオ』。それでも、ディズニー以外のピノッキオ像を思い浮かべられない方、物語を通して読んだことがない方も多いことと思います。今回の展示がピノッキオとあらためて出会い、見直す機会となれば幸いです。
○イラスト展「彼女たちのピノッキオ」
企画:ジェノヴァ県図書館システム/子どもの本の雑誌“Andersen”
『ピノッキオ』の挿絵は、初版以来ほとんどが男性によって描かれていることに注目し、女性が手がけた作品を展示するというアイデアがイタリアで生まれました。『ピノッキオ』全36章の物語を、36人の女性イラストレーターがそれぞれ独自の感性とスタイルで描き出します。
○「ピノッキオの本棚」 ~祖父江慎氏コレクションを中心に~ 『ピノッキオ』は1881年のイタリアでの誕生当時から、時代ごとに多彩な挿絵が付されて世に出ており、日本でも歴代の翻訳・再話に多くの作家や画家がかかわってきました。
本展では、イタリアの主だった挿絵画家の仕事とともに、日本で出版されてきたさまざまな『ピノッキオ』を、ブックデザイナー祖父江慎氏の蔵書やイタリア文化会館所蔵資料を中心にご紹介します。
協力 : 板橋区立 いたばしボローニャ子ども絵本館
〇 朗読と音楽のコラボレーション 「ピノッキオと楽しむイタリア」
音楽と朗読のグループ Vivace
4月6日(日) 13:00~13:30, 14:30~15:00 ブックフェア会場内
イタリアのお話しや楽しい絵本を、音楽やパネルシアターとともにお届けします
○ 販売コーナー
出店協力: 紀伊国屋書店新宿南店、イタリア書房、タクト
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著者・翻訳者による本の紹介(入場無料)
○4月4日(金) 19:00-20:30 場所:B2F ホワイエ
著者来日記念講演会 ~生まれてこなかったあなたへ~
『誰も知らないわたしたちのこと』 (紀伊國屋書店)
シモーナ・スパラコ(作家・脚本家)
不妊の末に授かった息子には、出生前診断で重大な疾患が発見された……みずからの体験をもとに描いて大きな反響を呼んだ、イタリアのベストセラー『誰も知らないわたしたちのこと』の著者が、イタリア最高の文学賞・ストレーガ賞最終候補作にもなった本作品について語ります。
通訳付き。
お申込み:件名を「4月4日 生まれてこなかったあなたへ」として、 お名前、お電話番号、参加人数を明記の上、 biblioteca2.iictokyo@esteri.it まで電子メールでお申し込みください。
○4月5日(土)15: 00-16:00 場所:B1F視聴覚室
『赤ちゃんのためのおいしいレシピ』 (グレイマター)
アドリアーナ・ヴァッローネ(イタリア料理研究家)
できるだけ早く離乳を始めようとする日本のやり方に比べ、イタリアでは離乳食の開始は遅ければ遅いほどよいという考えです。
東京でイタリアの家庭料理教室を始めて15年。日本の台所事情にも精通する筆者が、日本の食材、日本でも手に入れやすい食材を中心に紹介するイタリア式の離乳食レシピ。月齢に応じて与えてよい食材が一目で分かる便利な食品カード付で、大人が食べてもおいしい、赤ちゃんのためのレシピが満載されています。(日本語での紹介)
○4月6日(日)16: 00-17: 00 場所:B1F視聴覚室
『聴ける!読める!書ける!話せる!イタリア語初歩の初歩』 (高橋書店)
アントニオ・マイッツァ(イタリア語講師)
ブログは こちら
イタリア語は難しいというイメージがありますが、イタリアの日常で使われているものは非常に簡単です。この本は実際に使われているイタリア語と文学で使われているイタリア語の大きな違いを指摘し、『イタリア語ってこんなに簡単だったんだ!』と思わせるほどわかりやすい内容です。
独学で日本語をマスターした著者ならではの語学習得のコツが満載です。イタリア旅行を楽しみたい方にお勧めです。
○4月6日(日)14:30-15:30 場所:B1F視聴覚室
『イタリア・モード小史』 (知泉書館)
伊藤亜紀(国際基督教大学教養学部教授)
「モード」といえば、フランスか? 否。アルマーニ、プラダ、ヴェルサーチ、フェラガモ….イタリアも天才デザイナーの名には事欠かない。しかしイタリアが過去数世紀間、フランスの後塵を拝していたのもまた確かである。
なぜミラノやフィレンツェは、20世紀にファッションの中心地となり得たのか? 中世末期から現代までのイタリア・モードの栄枯盛衰を、「仕立屋」「奢侈」「オリエンタリズム」「フェティシズム」「子ども」などのキーワードで読み解く。
4月10日(木) 15:00-15.30
場所:ブックフェア会場内
『イタリアワイン㊙ファイル――日本人が飲むべき100本』(文藝春秋)
ファブリツィオ・グラッセッリ(建築家、「ダンテ・アリギエーリ協会」東京支部会長)
「日本のワイン愛好家は、ソムリエ、レストラン、ショップに、まるで羊の群れのようにコントロールされている」と危惧する著者ファブリツィオ・グラッセッリさんは、在日歴20年以上の建築家。現在はイタリア文化団体「ダンテ・アリギエーリ協会」東京支部の会長を務め、同団体が設立したイタリア語学校「イル・チェントロ」校長でもあります。
4歳でワインと出会い、天才的な鑑定眼(舌?)と、自ら生産者となった経験も踏まえて「ソムリエ殺し」の異名をとるファブリツィオさんが、イタリアワインと日本をこよなく愛するがゆえに、時に辛口に、我々の「間違いだらけのワイン選び」を糺してくれます。
○4月12日(土) 14:00-15:00 場所:B1F視聴覚室
『白菊物語』 (コシーナブックス)
佐藤直司(公認会計士、日本バレーボールリーグ機構理事)
第一次世界大戦の直前から関東大震災に至るまでの時期、映画は庶民の娯楽として急速な発展を遂げました。しかし、当時イタリアが世界に冠たる映画生産国であり、我が国の映画人に大きな影響を与えたという事実は意外に知られていません。
本書では大正ロマンの真っ只中日本にやってきた名もなきイタリア人実業家と彼らと袖触れ合った日本人たちの生きざまを通じ、映画製作と国際貿易における歴史に埋もれた日伊交流を描き出します。
○4月14日(月) 13:00~14:00 場所:B1F視聴覚室
『名作短編で学ぶイタリア語』 (ベレ出版)
関口英子(翻訳家)、白崎容子(元慶應義塾大学教授)
イタリア語の文法をひと通り終え、新たなステップを踏み出したいと考えている方に、魅力的な作家たちの文章を原語で味わっていただきたい、そんな思いで、短編小説を題材に文法解説つきの対訳本を編んでみました。ピランデッロ、ブッツァーティ、モラヴィア、タブッキ、ベンニをはじめとする9作家10作品のなかには、掘り出し物も含まれています。
読み進めるうちに好みの作家に出会い、ほかの作品にも挑戦していただければ、これ以上嬉しいことはありません。
ブックフェアについて 詳しくは こちら
*毎年千鳥ヶ淵のお花見と時期が重なるので 満開の頃には九段下の駅からイタリア文化会館までたどり着くのに信じられないくらい時間がかかることがあります 桜の開花情報を見て 時間に余裕を持っていらしてください!! (千鳥ヶ淵のボートに乗ってみたい...)
*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます
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