日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「文法の日」は大盛況&語学は世代の壁を越えて(2014.3.30)@日伊学院・欧日協会・渋谷外語学院

2014年03月31日 | イタリア語
「文法の日」は大盛況&語学は世代の壁を越えて(2014.3.30)@日伊学院・欧日協会・渋谷外語学院


3月30日の「文法の日」に初めて出席しました イタリア語をと思っていたものの 今はドイツ語をやらないといけないのでドイツ語で「前置詞」を取りました  
雨と強風の中行って見ると大入満員 他にもロシア語その他各国語のレッスンが行われていてすごい!! 私の受けたドイツ語は満員でキャンセル待ちもあったそうです 

2時間でとてもボリュームのある内容で 前置詞の構成をあらゆる点からカバーして説明&問題演習 先生に色々なアドバイスを受けながらのかなり充実したレッスンでした

どんな予習をすればいいかなと思って 自分で前置詞を覚えていったのですが しまった ドイツ語で文法用語を復習すべきだった~ ←だってドイツ語で文法を説明するんだから当然といえば当然(笑) 30年たってかなり忘れてしまったけど 問題はどうにかある程度埋められた
 これから再確認しようと思います

もちろん何語であっても 日本で出された本で日本語で文法をやるのと平行して (あるいは留学を考えれば最初からその言葉で)「文法用語」をその言葉で覚えてゆくことが大事なんだと あらためてカツを入れられました!!
年に一度のカンフル剤のような感じで受けてゆこうかなと思います 

    *         *          * 

でも何よりもですね~ すぐ向かいの部屋からイタリア語レッスンの元気な声が聞こえてくるんで切なくて仕方なかったです(:_;)
 
なんでここまできてイタリア語じゃないんだ~ せっかく入ったのに~(涙) これなら午前にイタリア語午後にドイツ語にすればよかったかも?! ←オープンキャンパスなんかでも 受けたい講義が重なって切ない思いをしたことありませんか~?(笑)

また イタリア語の勉強仲間とバッタリ再会して一緒にドイツ語レッスンを受けまして(笑) 先生にお天気の話から初めてそのことを話しました(^_^)  
自分の子供より年下でも共通の話題で気さくに話せるのはとても嬉しくありがたく(子供の友達がうちに来ても こうは気さくに話せません) 他の方たちも含めてまさに「語学は世代の壁を軽々と越えてゆく」そして「語学は一生の宝物だ」と再認識させていただき ずっと大切にしてゆきたいと 実感した一日でした
(もちろん語学だけではありませんが!!)


ラストには学校から本のプレゼントがあり 三修社の「ドイツ語できちんと書いてみる」と もう一冊ドイツのビールの本でした~ おめでとうございます!!

暗記しても使わないと忘れる 暗記しなくても使えば覚える」 ←特に年がいってくると暗記してもしても忘れます...

そして 書くことの大切さ きちんと話せるようになるためには「書く」ことを怠ってはならないと ミスをそのままにしないこと 等々貴重なアドバイスをいただきました 

文法の日は一期一会で年1回です 全外協様の支援でこの内容でこの価格です また来年もぜひ参加したいと思います!! ←何語で??(笑)

イタリア語の「文法の日」は ジェルンディオ他でした 楽しそうですね! 私もこの中に交じって受けたかった~(/_;) 

素晴らしい講座を開催してくださいました 日伊学院・欧日協会・渋谷外語学院様に心よりお礼申し上げます

* 写真は ドイツ語学校再開記念に開けた「おうめワイン ボッパルトの雫」 私が1982年に滞在したボッパルトの姉妹都市青梅市が創ったワイン そして日伊学院と欧日協会ドイツ語ゼミナールの春のパンフレット♪
 

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日伊協会留学セミナー「ふらっ!とローマ」&日本橋三越「はじまりのカフェ」に行ってきました(2014.3.29)

2014年03月29日 | イタリア旅行・世界遺産
日伊協会主催留学セミナー「ふらっ!とローマ」&日本橋三越「はじまりのカフェ」にふらっと行ってきました(笑)(2014.3.29)


桜がもう満開に近づく中 公益財団法人日伊協会主催留学セミナー「ふらっ!とローマ 観光編」に行ってきました 

講師のローマのTorre di Babele校日本人アシスタント澤田さんには実はファンも多いと聞きますが私もその一人で( *´艸`) 彼女の楽しい立て板に水のごとく流れるローマの紹介を聞くために行ってきました!!

    * * *

ローマ歴史地区をぐるっとご紹介いただきました 懐かしいローマ!!
テヴェレ川にあるティベリナ島 左岸で行われるL'isola del cinemaは ローマの各所で行われる夏のイベント"Estate Romana"のひとつで 毎日何かしらのイベントがローマのあちこちで開かれるとのこと トラステヴェレ地区の夜に集まる下町っ子たち 真実の口のエピソード

チルコマッシモで2006年ワールドカップ優勝翌日に行われた祝賀イベントはすごかったそうです アヴェンティーノの丘の薔薇園  コロッセオフォロ・ロマーノの歩き方 ソフィアローレンのびっくりエピソード( ゜Д゜)
 
カンポ・ディ・フィオーリ ナヴォーナ広場の噴水の紹介 ここのプレセーピオ(クリスマスの人形)の屋台は圧巻とのこと

パンテオンオクルス(採光のための頂上部分の開口部)などの建築技術の素晴らしさ(私も圧倒されました すごく静謐な雰囲気でした)

おいしいバールと紅茶のお店の紹介 トレヴィの泉←コインは何枚投げますか?意味がそれぞれ違います( *´艸`)

スペイン広場は夏は日陰に人がたまります(笑) サンタンジェロ城の古本市 

そして話はローマ郊外に エウル/EUR(esposizione universale di Roma)地区(ムッソリーニが建てたという)の 「四角いコロッセオ

Villa Torlonia ここはムッソリーニの別荘として使われ私も6年前のTorre di Babele校の遠足で行きました 

そしてバスやタクシー等について 立体駐車場や 新しくできた地下鉄B-1線 (短いけど) 遺跡がすぐに出てくるローマで地下鉄を伸ばすのは至難の業ですね!!

また2012年に開通したItaloはフェラーリの赤 

郊外の古都ジェンツァーノで開かれるインフィオラータは35万本以上の花弁をしきつめたという盛大な花のお祭り いちごのお祭り(6月の初めの日曜日) ←日本の甘いいちごと少し違う味です ジャニコロの丘からの眺め ジェンツァーノのカーペットは


あっそうそう フォロロマーノを出たところにあるヴィットリオエマヌエレ2世記念堂の上からのローマの眺めは素晴らしいそうです 私は下まで行きましたが上まで上がればよかったな~(:_;)

盛りだくさんの1時間の説明で 地図を見ながらひとつひとつ押さえていきました 
このあとは体験レッスンや質問などが行われました

私もこのTorre di Babele校に一週間の語学留学に行き 午前はレッスン 午後は観光 夜はステイ先のご家族と交流したり学校のイベントに行ったりという一週間を過ごしたことがとっても懐かしいです(*^^*)


    * * *


ローマのTorre di Babele校には様々なプログラムがあります:

*シニアクラスプログラム2014 (ガイドツアー、アクティヴィティ、週末日帰り旅行など) 5/12~5/23と 10/13~10/24

*芸術と工芸品の実践コース (修復コース、金細工技術コース、音楽コース)

*イタリア芸術・文化コース: イタリア語とデザイン体験、イタリア語と写真イマジネーション、イタリア語と芸術イマジネーション、フリースタイルコース

*サマーコース2014 イタリアンスタイル: イタリア語と写真イマジネーション 2014年9月15日~9月26日


*サマーコース2014 イタリアンスタイル: イタリア語と芸術イマジネーション 2014年7月7日~7月18日 

*イタリア料理コース2014: イタリア語&料理コース イタリア料理コース プライベート料理コース 1週間 (5/26,6/23,9/29,10/13コース開始)

*Professional Culinary Courses 2014: シェフレベル ピッツェリア パストリーシェフ その他

などなど盛りだくさんです!! 詳しくは Torre di Babele校のHPをご覧ください(会場ではチラシをいただきました)

なお ローマのイベントサイトをいくつかご紹介いただきました:

Eventi a Romaは こちら
Rome Guide.itは こちら(英語)
Funweekは こちら

留学セミナー「ふらっ!とローマ」の開催のお知らせは こちら


次回第2弾「ふらっ!とローマ~留学編」は 4月3日(木)13:00~14:00に開催予定です(無料、要予約)


    * * *

終了後は三越日本橋本店に足を伸ばして(半蔵門線ですぐ) イタリア語の友人が教えてくれた「はじまりのカフェ」に行ってみました 

ここでは3月26日(水)のオープニングから様々なイベントが続いていますが 中でもイタリア関連のいろんなイベントもやっています:

ラテアートの魅力 ~バリスタセミナー by山口英人」4月1日(火) 「はじめての春のもちもちパスタレシピ」(フィスラー/ドイツ) 「家庭で楽しむイタリアン byストウブ」山本ユウゾウシェフ(4月10,16日) 「トマトスープとバジルペーストづくり by浅岡スパイス」(4月13日、20日) 「イタリア料理とオーガニック by CHOOSEE」(4月15日(火)) 「おうちではじめよう! エスプレッソセミナー」4月21日(月)その他色々あります


はじまりのカフェ Hajimarino Cafe」(日本橋三越本館7階)は こちら

さて明日はまた渋谷の日伊学院・欧日協会ドイツ語ゼミナールに行って「文法の日」&来客です(笑)

ドイツ語レッスンにも通い始めたのでかなり忙しくなってしまいましたが頑張りまーす(^^)/ 

楽しいセミナーを開催してくださいました日伊協会様にお礼申し上げます


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約30年ぶりにドイツ語学校に通い始める(2014.3.28)

2014年03月28日 | ドイツ語・独検
約30年ぶりにドイツ語学校に通い始める(2014.3.28)

自分がここにいることが いられることが不思議でならなかった 朝の渋谷の欧日協会ドイツ語ゼミナールの教室...

今日はとっても暖かくて 桜が咲きかけた渋谷の街を通って 日当たりのいい教室の中で 約30年ぶりにドイツ語のレッスンを受けている自分 

今までの長い歩みを思って 同じこの時間にいろんなところで働いたり勉強したり出かけたり家事をしたり介護をしてきたりしていた自分の人生をふと振り返り ものすごく不思議な感じにとらわれた...涙が出るほど嬉しかった
ドイツ人の先生は 30年前に習っていた私の先生のこともご存じだった!!

ここならイタリア語もできるので (イタリア人の先生も生徒さんもたくさんいらっしゃいます)もうここしか考えられなかった

今日は イタリア語の全日制コースの卒業式が済んでいるのでフロアはとても静かだったけど 普段はとてもにぎやか 
もう自分で独検2級や準1級の問題集をやっている きのうはどうにか準1級で6割取れてほっとした でも口から出てくるのはまだまだイタリア語ばかり(笑)
 
なので先日のドイツ語の「荒療治」を受けて やっぱり通わないとダメだ!!と考えとうとう一歩を踏み出した
いつまた通えなくなるかも分からない状況ではあるけど 少しでも早くドイツ語を復活させて試験に臨みたい 
 
   *   *   *   

その荒療治とは 3月17日(月) ドイツ文化センターでいきなり所長さんに引き合わされたものの 「今はイタリア語勉強してるんです...」と思わず逃げ腰だった情けない私 いや実は喋れるんですよドイツ語(笑) 

これではいけない!!と何日か考えあぐね 21日(土)はそれこそ朝まで一睡もせずに 4月期のパンフレットを眺めて色々考え悩んでいた 
あと1週間で4月の講座が始まる それこそぎりぎりのタイミングだった
 
そしてすぐに見学申し込みをして さっさと歯医者の予約をキャンセルし(笑) 今日の午前中にドイツ語中級会話のレッスンを見学 そのまま申込みをした

30年ぶりなので舞い上がってしまっていた(笑) でもいつものように周到に準備をしていったのでレッスンにはちゃんとついていけた♪ ←たまにイタリア語が混ざりますが(笑)

ここでは 3/30(日)の「文法の日」や 4/26(土)の国際交流パーティ おまけにGW特別講座もイタリア語とドイツ語を4つも取ってしまった!! ←申し込んだ時はまさか毎週通うことになるとは思ってもみなかった(笑)

    *        *          *
  
30年前にに打ち込んでいたことを今 ようやくこの手に取り戻した自分は まるで20代の頃に帰ったような気持ちだ 
50代となり 色々な人生の重荷を背負った中での勉強再開がどれほどありがたいことか計り知れない
 
 今度こそもう手放したくない


* 写真は 渋谷駅の南側の桜の近くにある提灯 だから「桜丘町」という名前なんだね~
桜の季節にここに来たのは初めてなのでとても驚きました!!! 4月の開花に合わせて「さくらフェスタ」もあるそうです(^^)/



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イタリア映画「輝ける青春」のDVDを見ました&日伊協会の講座のお知らせ(2014.3.29体験)

2014年03月27日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「輝ける青春」のDVDを見ました&日伊協会の講座のお知らせ(2014.3.29体験)

マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督の2003年制作の 6時間にわたる長編映画「輝ける青春(La meglio gioventu)」のDVDを観ました 以下 少々ネタバレの感想ですがご容赦ください 

1966年 ローマに暮らす大家族カラーティ家の 仲の良い兄弟ニコラとマッテオ 
ストーリーは ニコラの大学の試験修了時から始まります 満点で合格した兄ニコラ(優秀な彼は 教官からイタリアから出て他の国で働くことを勧められます) 一方弟は落第
二人は病院で不当な扱いを受けている少女ジョルジァと知り合い そこから二人の運命は動いてゆきます (彼女は重要な場面で二人を後押ししてくれるキーパーソンでもあります)

ニコラは精神科医となり家庭を持ちますが ピアノを弾く妻(正式な結婚はしていない)は徐々に性格が変わってゆき 娘サラが4才の時にとうとう…頑なな彼女の運命の流転は衝撃的でした 当時の時代背景をよく表しています 

一方弟のマッテオは 繊細で心の混沌を持て余すかのように軍隊 そして警察に入り やがてある年明けのその瞬間に…
その衝撃はカラーティ家を大きく揺るがしますが  マッテオがふと出会ったシチリアの女性ミレッラが撮った一枚の写真から 運命は大きく動いてゆきます

    * * *

家族を襲う様々な出来事 それらを見ながら自分も 我が身に あるいは家族に起きたこと 身近で起きた様々なことがよみがえりました 家族がそれぞれ幸せに人生を送ってゆくのは 何もないように見えてこれは容易なことではないと感じていたところでした 
めでたい結婚式のシーンですら 不吉な手紙が友人に届きます

夫に4人の子供たちとその配偶者 そして孫たちに優しい目を注ぐ教師である母アドリア-ナ 彼女にとって晩年孫と共に暮らした日々は最後の癒しであったろうと思います 

弟を そして妻をその手から失い なぜあの時止められなかったのかと問いかける二コラに やがて再び運命の出会いが…それを弟の魂が寄り添うように見守ってくれていたシーンでは 思わず涙が出ました 

子供が生まれ その子供を中心に家族が集い その子供もやがて長じて 大人たちの思いを受け止め 生きてゆく… 
そして 自分の家族のこと 亡くなった祖母の思い出 (祖母は幼かった私の面倒をみた晩年は幸せだったとのこと) などがよみがえりました…


イタリアやヨーロッパで大ヒット・ロングランとなり 各国で映画賞を受賞し日本でも大ヒットとなった作品です
フィレンツェの大洪水 学生運動 「赤い旅団」のテロなど イタリア現代史の事件を背景に ある家族の40年にわたる人生をつづった感動のドラマです

また 精神科医となった二コラの尊敬する師はかの バザーリアという描写がありました
(精神病院を廃止しようという「バザーリア法」を作った精神科医で 2008年のイタリア映画「やればできるさ(人生、ここにあり!)/Si puo' fare」もこの法律が題材となっています)

そしてシチリアで起きたstrage(大虐殺)の事件のあとで 3人の登場人物が集うのですが 判事である姉に会いにきたニコラ そこでめぐりあう写真家のミレッラ...この時の事件でファルコーネ判事が亡くなった実際にあった事件です (ファルコーネ判事はマフィアと闘った勇敢な判事で 「運命に逆らったシチリアの少女」という映画でも主要人物でした)

まさに監督インタビューにある通り 観客はこの映画を見てイタリアの歴史を知るのですね

個人的にはマッテオに思い入れをしながら見ておりました ミレッラのようでありたいと思いつつ... 見ている誰もが自分や家族を思い浮かべながら見ていたのではないかと思います  
 
    * * *

さすがに6時間とあって2日がかりで見ました ←バカンスの代わりにイタリア映画を見に行ったつもりで(笑) ストーリーが長いため 最初に出てきたエピソードを忘れてしまったり(笑) なので最初に特典ディスクにある日本語版劇場予告を見ました

一回目は日本語字幕で 二回目はイタリア語字幕で聞き取りをして 都合2回見ましたが この言い回しがどんなシチュエーションで使われるのか パロラッチャ(parolaccia)も含めて 生きた教材となりました 

この映画を観て本当によかったと思います 6時間(しかも2回!)はさすがに長かったけれど これくらいイタリア語に浸れたらいいですよね~(^_^) 


映画は こちら

* 公益財団法人 日伊協会では この映画を題材にしたコースが開催されます 3月29日(土)が体験レッスンです

この映画はとても長いですがストーリーが素晴らしくハマるので みっちり味わいたい そしてイタリア語も上達したい方にはうってつけですね(*^^*)

詳しくは こちら



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講演会 「言葉の宴 -ジョン・フローリオ編纂伊英辞典 A Worlde of Wordes-」(2014.4.16)@イタリア文化会館

2014年03月26日 | イタリア語
講演会 「言葉の宴 -ジョン・フローリオ編纂伊英辞典 A Worlde of Wordes-」(2014.4.16)@イタリア文化会館


ジョン・フローリオの編纂によって初めて伊英辞典A Worlde of Wordesが出版されたのは1598年のことです。そして昨年、その校定版がトロント大学出版局から出版されました。

本講演では、校定版の編者ヘルマン・ハラー氏が同書を解説するとともに、エリザベス朝時代のイングランドで活躍した言語学者フローリオについて語ります。

2014年4月16日(水)18時~ (開場17時30分)
場所: イタリア文化会館
主催: イタリア文化会館

入場無料。要予約

*講演はイタリア語で行われ、通訳はつきません。入場無料


【プロフィール】 ヘルマン・ハラー Hermann Haller
ニューヨーク市立大学大学院 センターおよびクイーンズ校教授(イタリア語、イタリア文学)。専門は言語学およびイタリア文献学。特に、アメリカにおける移民言語としてのイタリア語を研究している他、イタリアの方言による詩の英訳もてがける。近年は後期ルネサンスの辞典編集についての研究を進めている。


詳しい情報は こちら


*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます


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NHK「テレビでイタリア語」4月からは「北イタリア周遊でコミュニケーション術を身につける」が始まります

2014年03月24日 | イタリア語
NHKテレビでイタリア語」4月からはEURO24シリーズ第5弾「北イタリア周遊でコミュニケーション術を身につける」が始まります(2014.4月~)


NHK「EURO24」シリーズ「テレビでイタリア語」 4月からはEURO24シリーズ第5弾「北イタリア周遊でコミュニケーション術を身につける」が始まります(月曜10:25~10:50,再放送/翌月曜0:00~0:25)

ヴェネツィア ヴェローナ パドヴァでの「イタリアで街歩き」のロケ 講師はアンドレア・チヴィレ(Andrea Civile)先生 出演は マッティア・パーチ アリーチェ・セッテンブリーニほか ナビゲーターは万梨音さんです

    
アンドレア先生にはイタリア文化会館でとってもお世話になり テレビ出演と聞きすっごく嬉しいです(*^^*)
私のことも覚えてくださっていて大感激!! 優しい方で 今やっているラジオ「まいにちイタリア語」初級編では ネーロ・ビアンキという画家の声を担当されています 

詳しくは こちら ←な なんとアリーチェさんも登場~(#^.^#)
* * *

さて 「まいにちイタリア語」の方は入門編(月~水)を白崎容子先生が担当されます!! 「イタリア語のシャワーを浴びよう!」

応用編は 池上英洋先生の「イタリア:24の物語」(2012年7~9月の再放送)です

放送時間: 7:45~8:00 再放送 16:45~17:00 (ラジオ第2放送)

本屋さんでテキストをゲットした時 ぜひ定期購読を~と勧められました いつもあちこち探し回って買っているのです(笑)

* アリーチェさんが出演してるので(笑) 入門編も応用編も必死で欠かさず聞いてましたよ~(^^)/ またテレビでは他の語学学校の先生方も出演される予定と聞き 今から楽しみです♪
 



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バチカン・ローマが舞台のドイツ映画『バチカンで逢いましょう」が公開されます(2014.4.26~)@新宿武蔵野館

2014年03月22日 | イタリア映画・映画
バチカン・ローマが舞台のドイツ映画『バチカンで逢いましょう」が公開されます(2014.4.26~)@新宿武蔵野館



夫を亡くしたマルガレーテ(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は ローマ法王に会うためにひとりバチカンへと向かいます
法王の前で懺悔しなければならないことがあったのです 

初めてのローマで彼女は イタリア人の老詐欺師ロレンツォ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)と出会います 
彼女は持ち前のバイタリティでローマの廃業寸前のドイツ料理店のシェフとなり 見事に店を復活させ その評判は法王庁にも届き やがて法王のためにドイツのデザート「カイザーシュマーレン」を作ることになり...

舞台はローマ バチカンが舞台のハートウォーミングな物語 25年前に大ヒットした「バグダッド・カフェ」(パーシー・アドロン監督)に登場したマリアンネ・ゼーゲブレヒトが チャーミングなおばあちゃん(Oma)役で登場します!!

セリフはメインのドイツ語と 老詐欺師ロレンツォのイタリア語の掛け合いが楽しそう(^^)/

法王は イタリア語で il papa (パパ ではなくパーパ) ドイツ語で der Papst

詳しくは こちら

*情報をいただきました公益財団法人日独協会様に心よりお礼申し上げます



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映画「神聖ローマ、運命の日オスマン帝国の進撃」公開のお知らせ(2014.4.19~)@有楽町スバル座他

2014年03月21日 | イタリア映画・映画
映画「神聖ローマ、運命の日オスマン帝国の進撃」公開のお知らせ(2014.4.19~)@有楽町スバル座他

レンツォ・マルチネリ監督作品 ヨーロッパの命運をかけたウィーン包囲戦を ドラマチックな人間模様も交え 200万€(約16億円)をかけて描いた歴史大作です

1683年 オスマン帝国の大宰相カラ・ムスタファ率いる30万の大群がヨーロッパへの侵攻を開始し 「黄金のリンゴ」と呼ばれたハプスブルク家の都ウィーンを包囲する

ウィーンの兵力はわずか1万5千。 絶体絶命のふちで神聖ローマ皇帝から召喚されたのは 病を治す奇跡の修道士として民衆の尊敬を集めるマルコそして名将の誉れ高いポーランド王ヤン3世ソビェスキも 4万の援軍を従えてウィーンを目指す...

公開は2014年4月19日(土)から 有楽町スバル座他 
イタリア・ポーランド映画 音声は英語です

映画は こちら



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日伊協会主催『南イタリアセミナー』で6年前のTorre di Babele校留学を思い出す(2014.3.18)@日伊協会

2014年03月19日 | イタリア旅行・世界遺産
日伊協会主催「旅行セミナー『南イタリア、色彩の旅へ ~カンパーニャ州を中心に~』に参加して 6年前のTorre di Babele校留学を思い出す(2014.3.18)@日伊協会



春一番の吹く2014年3月18日(火) 日伊協会の旅行セミナー『南イタリア、色彩の旅へ ~カンパーニャ州を中心に~』に参加してきました
Tutta Italia ワールド・エア・サービスのスタッフの方が語る一時間のCampagna州紹介を聞きました
昨年は夏の夜を楽しむというセミナーでしたが 今年はアンケートに答えてくださり南イタリアです ←私も実は書きましたアンケート(笑)
 
それぞれの街を 色に例えてのワンポイントでつなぐ紹介セミナーでは 自分の選んだ色が心理テストのごとく何を意味しているかから始まりました ←目立つ色が好きな私…うーんわかる(笑)


例えば 秘儀荘の赤からポンペイ ギリシャ遺跡で有名なパエストゥムアイボリー (ここは水牛のモッツァレラの特産地で フレッシュなモッツアレラは濃い味で日本で食べるのとは大違いだそうです) カゼルタは王宮の金色  カプリ島は「青の洞窟」で もちろん プロチダ島は「il postino」の舞台ともなったパステルカラーの島でピンク そして私が行く予定のナポリ   の混在!!

ナポリは行く地区により全然違う顔を見せるとのことで 秋にナポリに行く予定の私は一生懸命に聞いていました 
ナポリや南イタリアの本を何冊も読んでから参加したのに 知らないこともまだまだ多くてとても参考になりました (安全確保のポイントが特に...)


終了後に留学相談や旅行相談の方たちが何人か順番待ち(笑) 私も待たせていただく間に 初めて日伊協会の事務所の中で座らせていただいたのですが (リニューアルされて白くてきれいだったのもあってか?) 6年前のローマのTorre di Babele校初日のあの朝のことが デジャヴューのように脳裏によみがえってきました

    *         *         *   

2008年10月 月曜朝にステイ先を出て9時にTorre di Babele校に行き (金曜出発で土日にローマ市内観光をしてから行きました)  仕事等の都合で1週間の通学だったのでコース途中から入ることになったため 教室ではなくてこのような事務室の中で 机を借りて「レベルチェックテスト」をたった独りで受けた あの朝のこと…

あの時はまだ検定4級合格直後で 近過去・半過去くらいまでしか習わずに行き (自分のサークルでやっていた講座で30回レッスンを受けただけ) 現地ローマで条件法を初めて習ったのですが レベルテストでは まだ知らない領域の分は真っ白の答案を出すのがなんともくやしくて あてずっぽうでとにかく〇したのに やはり「条件法」を習うクラスにちゃんと入りました(笑) かなりボリュームがあったことを覚えています

日伊協会の事務所の椅子に座っていた数分間 それはまるであの時のTorre di Babele校の事務室にいるような感覚に一瞬囚われたそれは不思議な時間で 時が一瞬止まったかのような感じでした…もう6年にもなるのに 昨日のことのようです でもようやくひとめぐりしたんですね…


この短期留学の時も 日伊協会様に語学学校申込み等をお世話になり そしてTutta Italia様に飛行機やホテル・バチカン観光の手配をすべてお願いしました 短かったけれど滞在後フィレンツェにも行って とても充実した滞在でした

今回もまた ナポリ&南イタリア個人旅行(むこうにいるイタリア人の友人を訪ねる)の手配をお願いしたのですが 実に的確に質問に答えてくださり 不安が吹っ飛びました!!

     *          *         *   

この前日(3/17)夜は 日伊協会のすぐ近くにあるドイツ文化センターのOAGホールに ドイツの「ピナ・バウシュ・ヴッパルタール舞踊団」の映画(Anne Rinsel監督作品)を家族と観に行きました (3月20日~23日まで さいたま芸術劇場で来日公演中です) 
20数年前からずっとピナの舞台は断続的にですが観てきました ピナがもういない今 このドキュメンタリー映画を観ると実に感慨深いものがあります

そしてここOAGホールは ドイツ語を学んでいた頃に数知れず通ったなつかしい場所でもあり 終了後のビュッフェでは館長さんと引き合わされ 突然ドイツ語を無理やり話すチャンスに恵まれ(笑) あわててイタリア語が出てきそうな頭をドイツ語に切り替えました(*_*; 

これはもぉ一日でも早くドイツ語をハビリしないといけませんね~(*_*; 
伊検直後の昨年12月のドイツのセミナーの時は頭にまるで蓋がされたみたいでしたが 3ヶ月たってずっと言葉がスムーズに出てくるようになりました 

OAGによく行っていた30年位前のあの頃はまさか こんなにもすぐ近くにある日伊協会にやがては足を踏み入れる日が来ようとは夢にも思いませんでした…



南イタリアセミナー開催のお知らせは こちら

日伊協会「ぶらっとローマ」(Torre di Babele校スタッフ)開催のお知らせは こちら (3/29,4/3)

公益財団法人日伊協会様 そしてTutta Italia様にこの場を借りましてお礼申し上げます



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「ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場」が開催されます(2014.4.8~6.15)@国立西洋美術館

2014年03月18日 | イタリアの美術館・博物館
「ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場」が開催されます(2014.4.8~6.15)@国立西洋美術館展示室

ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場

会期: 2014年4月8日(火)~6月15日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)
主催:国立西洋美術館、読売新聞社
協力:西洋美術振興財団
観覧料金:当日:一般600円、大学生300円 団体:一般400円、大学生150円    *       *       *   

ジャック・カロ(1592-1635)は、17世紀初頭のロレーヌ地方が生んだ、優れた技量と豊かな創造性を兼ね備えた版画家です。

若い頃に滞在したイタリアでは、メディチ家の宮廷附き版画家に抜擢され、1621年の帰郷後も、ロレーヌの宮廷や貴族たち、聖職者たちのためのみならず、周辺諸国の貴顕たちの注文にも応えて制作を行うなど、華やかなキャリアを築きました。

わずか40数年の生涯に残した作品の数は1400点以上にのぼります。当時の喧騒が今にも聞こえてきそうな祝祭や市の様子、即興喜劇(コメディア・デラルテ)の役者たちや道化たちを描いたもの、対抗宗教改革の潮流を映した作品群、社会を暗い影で包んだ戦争に取材したもの、イタリアや1630年頃に滞在したパリ、故郷ロレーヌの風景・・・、

多彩な主題を扱った画面の中では、現実に向けられた鋭いまなざしと、想像力に富んだ着想が交錯する、独特の世界が作り上げられています。また、カロは試行錯誤を重ね、腐食銅版画(エッチング)の技法に新境地を開いたことでも知られます。この新しい技法から生み出された、ときに明暗を鮮やかに対比し、ときに柔らかな空間の広がりを詩情豊かに描き出す線の表現の美しさは、見るほどに深い驚きをもたらします。

本展覧会では、国立西洋美術館のコレクションに基づいて、初期から晩年に至るカロの作品を、年代と主題というふたつの切り口からご紹介します。カロの活動の軌跡をたどりつつ、リアリズムと奇想が共演するその版画世界をご覧いただきます。

さらに、作品を通して、当時の芸術的潮流や社会の諸相に対するカロの姿勢を探っていくことも、この展覧会の狙いです。
この他、講演会、スライドトークも予定されています。詳細はそれぞれのページをご覧ください。


詳しくは こちら


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「イタリア映画祭2014」が開催されます(2014.4.26~29、5.3~5.5)@有楽町朝日ホール

2014年03月17日 | イタリア映画・映画
「イタリア映画祭2014」(Festival del Cinema Italiano 2014 tokyo)が開催されます(2014.4.26~29、5.3~5.5)@有楽町朝日ホール


今年も「イタリア映画祭2014」(Festival del Cinema Italiano 2014 tokyo)が開催されます 
今年で14回目を迎えるこの映画祭は 多くの映画ファンやイタリアファンの皆様に支持され 毎年10,000人を超える観客が訪れています 
今年は2012年以降に制作された新作14本を上映します
いずれも日本で初めての上映となる作品です ぜひ現代のイタリア映画をお楽しみください

イタリア映画祭2014

2014年4月26日(土)~29日(火・祝)、5月3日(土・祝)~5日(月・祝)
於 有楽町朝日ホール
一般: 前売り 1回券 (日時指定)1,450円 当日 一回券(日時指定) 1,700円
学生・60才以上:  同 1,350円 、  同 1,600円

チケットは こちら

前売券は3/21(金)10:00 発売開始!! (チケットぴあ、コンビニ、インターネットで)


東京では4/29(火)に話題の「グレート・ビューティー/追憶のローマ」(La grande bellezza/監督:パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino/作品X)が特別上映される予定。

大阪での開催は 2014年5月10日(土),11日(日) ABCホールにて 7本上映

映画祭は こちら

作品情報は こちら

     *         *        *       

A. 『いつか行くべき時が来る』2012年/110分 原題:Un giorno devi andare
監督:ジョルジョ・ディリッティ Giorgio Diritti
2012年/110分 原題:Un giorno devi andare

B. 『自由に乾杯』2013年/94分 原題:Viva la libertà
監督:ロベルト・アンドー監督 Roberto Andò

C. 『ようこそ、大統領!』2013年/100分 原題:Benvenuto Presidente!
監督:リッカルド・ミラーニ Riccardo Milani

D. 『ミエーレ』 2013年/96分 原題:Miele
監督:ヴァレリア・ゴリーノ Valeria Golino

E. 『サルヴォ』 2013年/104分 原題:Salvo
監督:ファビオ・グラッサドニア、アントニオ・ピアッツァ Fabio Grassadonia,Antonio Piazza

F. 『フェデリコという不思議な存在』2013年/93分 原題:Che strano chiamarsi Federico
監督:エットレ・スコーラ Ettore Scola

G. 『初雪』2013年/105分 原題:La prima neve
監督:アンドレア・セグレ Andrea Segre

H. 『南部のささやかな商売』2013年/103分 原題:Una piccola impresa meridionale
監督:ロッコ・パパレオ Rocco Papaleo

I. 『無用のエルネスト』2013年/113分 原題:L'ultima ruota del carro
監督:ジョヴァンニ・ヴェロネージ Giovanni Veronesi

J. 『マフィアは夏にしか殺(や)らない』 2013年/90分 原題:La mafia uccide solo d'estate
監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト Pierfrancesco Diliberto

K. 『存在しない南』 2013年/90分 原題:Il sud è niente
監督:ファビオ・モッロ Fabio Mollo

L. 『多様な目』 2013年/94分 原題:Altri occhi
監督:シルヴィオ・ソルディーニ、ジョルジョ・ガリーニ Silvio Soldini,Giorgio Garini


X. 『グレート・ビューティー/追憶のローマ』 (特別上映作品)
2013年/142分 原題:La grande bellezza
監督:パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino

Y. 『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』 (特別上映作品)
2013年/93分 原題:Sacro GRA
監督:ジャンフランコ・ロージ Gianfranco Rosi


* こちらもGWとあって人手が多く エレベーターを随分待ったことがあります 
お早目にお出かけください(^_^)


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「イタリアブックフェア2014」特別展示は「ピノッキオ再発見!」(2014.4.4~4.19)@イタリア文化会館

2014年03月16日 | イタリアの本・絵本・雑誌

「イタリアブックフェア2014 日本語で読むイタリア」開催のお知らせ/特別展示は「ピノッキオ再発見!」(2014.4.4~4.19)@イタリア文化会館

 

 今年はイタリア文化会館では「ピノッキオ2014」を特集するとのことで ブックフェアもまた「ピノッキオ再発見!」という特別展示が行われます すばらしいイラスト展と蔵書の展示 そして4/6(日)午後の「ピノッキオと楽しむイタリア」をどうかお見逃しなく!!   

 *      *      *

イタリアブックフェア 2014「第6回イタリアブックフェア 2014 日本語で読むイタリア」

日程: 2014年4月4日(金) - 2014年4月19日(土) 11時~18時 入場無料

 場所: イタリア文化会館エキシビジョンホール

 主催: イタリア文化会館 

 協力: シーライトパブリッシング

お問合せ: イタリア文化会館図書室 Tel.03-3264-6011 (内線23)

 春の恒例となった「イタリアブックフェア」を今年も開催します。会期中は、イタリア関係の日本語の本をはじめ、イタリア語書籍やCD、DVDなどを展示・販売します。

今年は、2011年以降に刊行されたものを中心に約700点の日本語の本を集めました。イタリア関係の出版物をまとめて手にしていただくまたとない機会です。

特別展示:ピノッキオ再発見!  

児童文学作品としてあまりにも有名な『ピノッキオ』。それでも、ディズニー以外のピノッキオ像を思い浮かべられない方、物語を通して読んだことがない方も多いことと思います。今回の展示がピノッキオとあらためて出会い、見直す機会となれば幸いです。

 ○イラスト展「彼女たちのピノッキオ」

企画:ジェノヴァ県図書館システム/子どもの本の雑誌“Andersen”

『ピノッキオ』の挿絵は、初版以来ほとんどが男性によって描かれていることに注目し、女性が手がけた作品を展示するというアイデアがイタリアで生まれました。『ピノッキオ』全36章の物語を、36人の女性イラストレーターがそれぞれ独自の感性とスタイルで描き出します。

○「ピノッキオの本棚」 ~祖父江慎氏コレクションを中心に~  『ピノッキオ』は1881年のイタリアでの誕生当時から、時代ごとに多彩な挿絵が付されて世に出ており、日本でも歴代の翻訳・再話に多くの作家や画家がかかわってきました。

本展では、イタリアの主だった挿絵画家の仕事とともに、日本で出版されてきたさまざまな『ピノッキオ』を、ブックデザイナー祖父江慎氏の蔵書やイタリア文化会館所蔵資料を中心にご紹介します。

協力 : 板橋区立 いたばしボローニャ子ども絵本館

〇 朗読と音楽のコラボレーション 「ピノッキオと楽しむイタリア」 

音楽と朗読のグループ Vivace

4月6日(日) 13:00~13:30, 14:30~15:00 ブックフェア会場内 

イタリアのお話しや楽しい絵本を、音楽やパネルシアターとともにお届けします

○ 販売コーナー

出店協力: 紀伊国屋書店新宿南店、イタリア書房、タクト    

     *         *          * 

 著者・翻訳者による本の紹介(入場無料) 

 ○4月4日(金) 19:00-20:30 場所:B2F ホワイエ

著者来日記念講演会 ~生まれてこなかったあなたへ~

『誰も知らないわたしたちのこと』 (紀伊國屋書店)

シモーナ・スパラコ(作家・脚本家)  

不妊の末に授かった息子には、出生前診断で重大な疾患が発見された……みずからの体験をもとに描いて大きな反響を呼んだ、イタリアのベストセラー『誰も知らないわたしたちのこと』の著者が、イタリア最高の文学賞・ストレーガ賞最終候補作にもなった本作品について語ります。

通訳付き。

お申込み:件名を「4月4日 生まれてこなかったあなたへ」として、 お名前、お電話番号、参加人数を明記の上、 biblioteca2.iictokyo@esteri.it まで電子メールでお申し込みください。

 ○4月5日(土)15: 00-16:00  場所:B1F視聴覚室

赤ちゃんのためのおいしいレシピ (グレイマター)

アドリアーナ・ヴァッローネ(イタリア料理研究家)

できるだけ早く離乳を始めようとする日本のやり方に比べ、イタリアでは離乳食の開始は遅ければ遅いほどよいという考えです。

東京でイタリアの家庭料理教室を始めて15年。日本の台所事情にも精通する筆者が、日本の食材、日本でも手に入れやすい食材を中心に紹介するイタリア式の離乳食レシピ。月齢に応じて与えてよい食材が一目で分かる便利な食品カード付で、大人が食べてもおいしい、赤ちゃんのためのレシピが満載されています。(日本語での紹介)

 ○4月6日(日)16: 00-17: 00 場所:B1F視聴覚室

聴ける!読める!書ける!話せる!イタリア語初歩の初歩 (高橋書店)

アントニオ・マイッツァ(イタリア語講師)

 ブログは こちら

イタリア語は難しいというイメージがありますが、イタリアの日常で使われているものは非常に簡単です。この本は実際に使われているイタリア語と文学で使われているイタリア語の大きな違いを指摘し、『イタリア語ってこんなに簡単だったんだ!』と思わせるほどわかりやすい内容です。

独学で日本語をマスターした著者ならではの語学習得のコツが満載です。イタリア旅行を楽しみたい方にお勧めです。

4月6日(日)14:30-15:30  場所:B1F視聴覚室

イタリア・モード小史 (知泉書館)

伊藤亜紀(国際基督教大学教養学部教授)

 「モード」といえば、フランスか? 否。アルマーニ、プラダ、ヴェルサーチ、フェラガモ….イタリアも天才デザイナーの名には事欠かない。しかしイタリアが過去数世紀間、フランスの後塵を拝していたのもまた確かである。

なぜミラノやフィレンツェは、20世紀にファッションの中心地となり得たのか? 中世末期から現代までのイタリア・モードの栄枯盛衰を、「仕立屋」「奢侈」「オリエンタリズム」「フェティシズム」「子ども」などのキーワードで読み解く。

4月10日(木) 15:00-15.30  場所:ブックフェア会場内 『イタリアワイン㊙ファイル――日本人が飲むべき100本』(文藝春秋) ファブリツィオ・グラッセッリ(建築家、「ダンテ・アリギエーリ協会」東京支部会長) 「日本のワイン愛好家は、ソムリエ、レストラン、ショップに、まるで羊の群れのようにコントロールされている」と危惧する著者ファブリツィオ・グラッセッリさんは、在日歴20年以上の建築家。現在はイタリア文化団体「ダンテ・アリギエーリ協会」東京支部の会長を務め、同団体が設立したイタリア語学校「イル・チェントロ」校長でもあります。 4歳でワインと出会い、天才的な鑑定眼(舌?)と、自ら生産者となった経験も踏まえて「ソムリエ殺し」の異名をとるファブリツィオさんが、イタリアワインと日本をこよなく愛するがゆえに、時に辛口に、我々の「間違いだらけのワイン選び」を糺してくれます。

 ○4月12日(土)  14:00-15:00  場所:B1F視聴覚室

白菊物語 (コシーナブックス)

佐藤直司(公認会計士、日本バレーボールリーグ機構理事)

 第一次世界大戦の直前から関東大震災に至るまでの時期、映画は庶民の娯楽として急速な発展を遂げました。しかし、当時イタリアが世界に冠たる映画生産国であり、我が国の映画人に大きな影響を与えたという事実は意外に知られていません。

本書では大正ロマンの真っ只中日本にやってきた名もなきイタリア人実業家と彼らと袖触れ合った日本人たちの生きざまを通じ、映画製作と国際貿易における歴史に埋もれた日伊交流を描き出します。

4月14日(月) 13:00~14:00  場所:B1F視聴覚室

名作短編で学ぶイタリア語 (ベレ出版)

関口英子(翻訳家)、白崎容子(元慶應義塾大学教授)

イタリア語の文法をひと通り終え、新たなステップを踏み出したいと考えている方に、魅力的な作家たちの文章を原語で味わっていただきたい、そんな思いで、短編小説を題材に文法解説つきの対訳本を編んでみました。ピランデッロ、ブッツァーティ、モラヴィア、タブッキ、ベンニをはじめとする9作家10作品のなかには、掘り出し物も含まれています。

読み進めるうちに好みの作家に出会い、ほかの作品にも挑戦していただければ、これ以上嬉しいことはありません。

ブックフェアについて 詳しくは こちら

*毎年千鳥ヶ淵のお花見と時期が重なるので 満開の頃には九段下の駅からイタリア文化会館までたどり着くのに信じられないくらい時間がかかることがあります 桜の開花情報を見て 時間に余裕を持っていらしてください!! (千鳥ヶ淵のボートに乗ってみたい...)

 *情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます

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 くらべてみれば: modo di dire(慣用句、言い回し)イタリア語vsドイツ語&日伊学院GW特別講座のお知らせ

2014年03月14日 | ドイツ語・独検
 くらべてみれば: modo di dire(慣用句、言い回し)イタリア語vsドイツ語&日伊学院GW特別講座のお知らせ(2014.4.29~5.6)

忘れもしない伊検準2級本番で「時間をつぶす」は多分これだ!と確信したにもかかわらず 悪魔の囁きに導かれてついふらふらと 他の答えにマルをつけてしまった私... 午前中の2級で全精力を使い果たしてしまったからか!?

家に帰って辞書引いてガックリ...(+_+) あぁ~貴重な1点をみすみす捨ててしまった~ すごいショックだったよ...この口惜しさは忘れられないです(涙)

それでもどうにか伊検は無事終わり ドイツ語も7年ぶりに再開したので 両方の言い回し・慣用句(modo di dire/Redensarten)によく似ているのがあったのを少し紹介させていただきますね:


イタリア語: dare ai nervi a qlcu.
ドイツ語: jm auf die Nerven gehen  ~をいらいらさせる、気に障る
 (ともに 神経という単語を使っています)

イタリア語: a quattr'occhi
ドイツ語: unter vier Augen  二人だけで
 (まったく同じですね 4つの目で=二人だけで)

イタリア語: ficcare il naso in ~
ドイツ語: seine Nase in alles stecken  関係ないことに首を突っ込む
 (「鼻」を使っていますが「首」をつっこむという訳です。ちなみにficcanasoは「おせっかい」)

イタリア語: prendere ~ per il naso
ドイツ語: ~ an der Nase herumführen   ~を手玉に取る
  (どちらも「鼻」を使った言い回しです)

イタリア語:  chiudere un occhi
ドイツ語: ein Auge zudrücken  大目に見る
  (直訳: 片目をつぶる)

イタリア語: dare una mano a qlcu.
ドイツ語: jm. zur Hand gehen ~に手を貸す、助ける
 イタリア語は「手を与える(dare)」という言い方ですが ドイツ語は「行く(gehen)」と違う動詞を使いますね

イタリア語: trattare ~ come un cane
ドイツ語: ~ wie ein Hund behandern  
  ~(人)をひどく扱う、じゃけんに扱う (直訳: 犬のように扱う)

イタリア語: levare le castagne dal fuoco per ~(人)
ドイツ語: für ~(人) die Kastanien aus dem Feuer holen   
        ~(人)のために火中の栗を拾う 
 (日本語と同じですね!ラ・フォンテーヌの寓話に由来するとのこと)

イタリア語: ammazzare il tempo
ドイツ語: den Tag totschlagen ひまをつぶす
(これも同じですね~ これ伊検準2級に出て私が間違えたやつです~)

イタリア語: mettere in luce
ドイツ語:   ~ ans Licht bringen  ~を明るみに出す
  (ともに「光」という単語を使っていますね)

    * * *

私がイタリア語の慣用句で一番面白いなと思ったのは avere uno scheletro nell'armadio他人に言えない家庭の事情」で 直訳すると「タンスの中にがいこつがある」です(笑)
←modo di dire の本のイラストもそのものズバリ たんすの中のがいこつのイラストで笑っちゃいました(笑)


ドイツ語の慣用句で面白かったのは Das ist mir Wurst. (それは私にはどうでもいいことだ)です
ドイツではソーセージはごくありふれたものだからかな??

ホントに慣用句(言い回し)もそれぞれお国柄が出て面白いですよ~
7年間ドイツ語絶ちしてましたが 今は両方勉強できて嬉しいです(^^)/ 

        * *  *

modo di dire のレッスンは 日伊学院のGWに開催される「Su misura, alla carta講座」の中にもあります♪ 
昨年は検定で忙しくて受けられなかったのですが 伊検準2級以上ではmodo di direはだいたい出てきたようなので(1つくらいですが) 今年はぜひこの講座も受けてみようかなと思います(^_^) 

modo di dire2」は こちら(中級・上級、4/30午後)

modo di dire 1」は こちら(上級、4/29午後) 両方取るとよいそうです!!

日伊学院のGW特別講座(4/29~5/6)は こちら なんと46講座もあります!!
私はドイツ語と合わせて4つ取りました~(^^)/


出典:

*「Italiano per modo di dire」(Gianluca Aprile/ALMA Edizioni Firenze)
modo di dire(慣用句)を楽しいパズルや問題形式で学べる一冊です 

*「独検対策2級問題集」(白水社) 

*「独検合格らくらく30日 2級」(郁文堂) 

*「独検準1級合格講座」(独協大学独検対策講座編/三修社)


* 写真は ドイツ語の問題集と35年ぶりに買った新しいドイツ語の辞書 ← 左端の古い辞書の小さいこと(笑)

ps 今夜はイタリア語字幕の映画を見てきたのですが 2級まで取ると分からない単語があっても 早口のイタリア語のセリフの「文の流れ」がわかるのです!! 単語は類推するとして 接続法・条件法・仮定法をきちんとやれば セリフの文の流れがバーッと頭に流れ込んでくるのです 嬉しい~ イタリア映画のセリフがわかるようになるっていうのは私の7年ごしの夢でした(*^^*)



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「光源氏 イタリアへの長い道」-「源氏物語」の翻訳物語 -講演会リポート(2014.3.12)@イタリア文化会館

2014年03月13日 | イタリアの本・絵本・雑誌
「光源氏 イタリアへの長い道」-「源氏物語」の翻訳物語 -講演会に行ってきました(2014.3.12)@イタリア文化会館


源氏物語のイタリア語への全訳という偉業を十余年の歳月をかけて成し遂げた マリア・テレーザ・オルシ名誉教授の講演会は衝撃的でした

オルシ氏は私には普通の人の何倍もの濃い時間を生きてこられた方のように感じられ その時間の結晶ともいうべきこの完訳された本について語るというこの講演会に足を運び 彼女のその素晴らしい 日本人よりもきめ細やかな日本語での心のこもった挨拶の中で 若い頃まさにこのイタリア文化会館(改築前の建物)で教鞭を取っていらしたというオルシ氏が やがては今日目の前に座っていらっしゃる現イタリア文化会館館長ジョルジョ・アミトラーノ氏(日本文学博士、翻訳家、ナポリ東洋大学日本文学教授)の導きによって この壮大なるプロジェクトに携わることになったという縁の不思議さを 彼女の初めは穏やかに静かな口調で始まり やがて力強く情熱を込めた語り口によって語られた壮大な翻訳物語とともに感じたのでした...

   *     *     *

オルシ氏が源氏物語と初めて出会ったのは ナポリ東洋大学の学生の頃 アーサー・ウェイリー卿による有名な英訳版(1921年~1933年に6巻に分けて出版された『The Tale of Genji』)からイタリア語への重訳版(1944年に出版)だったそうです

最初に読んだ時は翻訳を手掛けることは考えておらず 自分が理解することで満足していたとのことですが エイナウディ出版社による「ウェイリー卿による英訳からおよそ一世紀を経て新たな一歩が必要となった」その時に満を持しての全訳への取り組みが始まり それはすなわち「困難な旅の始まり」でもあったのです...

原書や様々な資料に埋もれた部屋の中で まだ真っ白な原稿を前にして 突然文章が頭の中に閃いた瞬間の喜び あるいは様々な翻訳の苦労 それは長きにわたり多くの専門家が語り続けてきたことでもあるのですが とどのつまりは「翻訳は不可能だが必要である」もの オリジナルに寄り添うのか できるだけ読者に近づくのか そのぎりぎりの境界線まで挑戦し続けるその中で 「読者もまた努力が要求される」といった様々な見解を 様々な事例や先達の言葉を含めて熱く ボリュームたっぷりに語っていただきました 


平安時代に紫式部によって書かれたこの源氏物語の翻訳にどんなご苦労があったのか...

平安時代の宮廷での言葉を どんなイタリア語を用いて訳したらよいのか 同時代のイタリア語がないため(1世紀ほど遅れてイタリアで神曲やデカメロン等の文学が発表された) 現代イタリア語を用いたこと また 長文を訳すため 今の自由間接話法に近い形となったこと 長文を受け入れて豊かさを伝えるか 区切りや印を入れて読みやすくするのかの選択の中で その折衷案を取ったこと等 苦労は計り知れません

特に作品では「色」が重要な位置を占めており たとえばをどう訳すか イタリア語ではビオラ(viola)と訳しますがそれはスミレの花を表すため 文化的な背景がおのずと違ってきてしまいます また平安時代の色と現在の色も少し違います

紫の上」という登場人物を 固有名詞ではなく 小文字の斜体にする等の工夫をこらし  それらの困難の他にも例えば 当時の部屋の構造や空間 家具 「いざる」等の人の動きをどうイタリア語で表現するかにも悩まれたそうです 

さらに その多くを「和歌」が占めており 和歌の中で読者に間接的に訴えかけられたものを イタリア語でいかに読者に伝えるかにも配慮しなければならず 並大抵の苦労ではなかったそうです 
そしてまた「注釈」に対する見解等も伝えられました 


続く質疑応答では 読者や批評家の圧力をどうナビゲートしていったのか また現代詩については今後取組む予定があるのか そして 源氏物語の中での色の表現と登場人物の性格表現は関係があるのか 宇治十帖の中で「白」の表す意味等についても丁寧に答えてくださいました

会場に詰めかけた多くの聴衆の中には錚々たる著名な方もいらっしゃいました 
こんなに大きなエポックに自分がその場に立ち会えたことの幸運を噛みしめつつ オルシ氏の今後のご健康とご活躍を陰ながら祈らせていただきたいと思います

* * *

『源氏物語のイタリア語訳については アーサー・ウェイリーの英語訳からの重訳(抄訳)が1944年に出版されているが 2012年6月に ローマ大学名誉教授のマリア=テレサ・オルシ(Maria Teresa Orsi)による完訳 La storia di Genji が出版された』(Wikipediaより)

開催のお知らせは こちら

昨年の新聞記事は こちら

素晴らしい講演会を開催してくださいましたイタリア文化会館様にあらためてお礼申し上げます

* 写真はうちにある「源氏物語」です


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講演会「シチリアにおけるイスラム文化」 のお知らせ(2014.3.24)@イタリア文化会館

2014年03月11日 | イタリア関連の催し
講演会「シチリアにおけるイスラム文化」のお知らせ(2014.3.24)@イタリア文化会館

シチリアでは、830年頃イスラムの支配下に入ってから、さまざまなイスラム文化や技術、習慣が取り入れられ、繁栄がもたらされました。
                  
灌漑システム陶器の施釉、また養蚕や柑橘類栽培などはイスラム世界からもたらされたもので、パレルモで、織物生産を始めたのもイスラムの人々でした。

現在ウィーン美術史美術館に所蔵されているルッジェーロ2世の豪奢なマントは、その織物技術の高さを今に伝えています。

またイスラムの詩人や知識人、科学者たちがシチリアの文化生活を豊かにすることに寄与し、その遺産は、ノルマン朝の王たちやフリードリッヒ2世によって後世に継承されました。

本講演ではフランチェスカ・コッラオ(Francesca Corrao)ローマLUISS大学 政治学部教授(アラビア語・アラブ文学)氏が、シチリアにおけるこうしたイスラムの影響について、科学、医学、行政、文学など諸分野に言及しながら論じます。


日程: 2014年3月24日(月)
時間: 18時30分 (開場18時)
場所: イタリア文化会館
主催: イタリア文化会館
入場無料。要予約
日伊逐次通訳付

詳しくは こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます

今日は震災から3年目ですね...テレビを見ながら あの日のことを考えています

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