日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

映画「運命に逆らったシチリアの少女」を見ました(2012.4.13) &イタリア映画祭2012が始まります

2012年04月28日 | イタリア映画・映画

映画「運命に逆らったシチリアの少女」を見ました(2012.4.13)& イタリア映画祭2012が始まります(2012.4.28~5.4)


イタリア文化会館のイタリア映画上映会で 「運命に逆らったシチリアの少女」を見てきました(日本語字幕) これはイタリア映画祭2009で上映された作品です

ストーリーは マフィアのボスの娘が幼い頃に父親と兄を身内に暗殺され 復習のためにマフィアの犯罪の数々の証拠を日記に残し 長じてそれを単独で検察に渡し マフィアに命を狙われる身となり 警察から保護を受け やがては婚約者までもが伯父の手下となり彼女に裁判を諦めろと説得 マフィアの間の沈黙の掟を破ったため母親からも縁を切られ そして最後に決断したのは...

これは実際に1990年代に起きたマフィアの大量検挙事件をもとに作られたものだそうで ラストに本人の映像が流れました 
最後すすり泣く人もいて こんな勇気あるすごい人がイタリアにもいたのだ...と 衝撃を受けました イタリア映画を見て泣いたのは 実は初めてです 本当に心を打たれました 

シチリア訛りがすごくてイタリア人にも聞き取りが難しかったそうですが 日本語字幕があり助かりました! シチリアーナはいつも黒い服を着るのだそうです...
映画の紹介はこちら
(2009年イタリア映画祭の作品紹介 Jです)

このような素晴らしい作品を上映してくださったイタリア文化会館に 心より感謝申し上げますm(_ _)m



さて 今度のGWに開催されるイタリア映画祭2012の目玉上映作品は 「シャッラ!/Scialla!(いいから!)」
のようで(作品No.I) 4月27日には特別試写会もありました(^O^)
作品の上映に続き ブルーニ監督の舞台挨拶と 来日する監督や俳優をご紹介する会を行ったとのことです

2012年イタリア映画祭開催のお知らせは こちら

皆さんぜひ今年もイタリア映画祭に足を運んでみてくださいね! (GWの休日は混むのでお早めに~)


イタリア映画祭2012開会式のニュースは こちら

予告編をイタリア文化会館のブログで見られます(字幕なし) 見逃した方はぜひ!!


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映画「レオナルド・ダ・ヴィンチinシアター」公開(2012.4.21~)&「ダ・ヴィンチ美の理想展」初日リポート

2012年04月25日 | イタリアの美術館・博物館
映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ in シアター」が公開されます(2012.4.21~)&レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展初日リポート」(2012.3.31)



* 4月21日(土)から映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ in シアター」が公開されます
於 文化村ル・シネマ シネマート新宿

作品の背景がよくわかります 予告編を見たら「こんなにすごい展覧会はおそらくもう実現しないだろう」とのセリフが… 
皆様どうかお見逃しなく!!



*初日に観に行ってきた会員さんから リポートが届きました!!

初日の3月31日(土) 渋谷Bunkamuraのホームページで「先着100名にバリラのスパゲティプレゼント」という情報を知り 10時の開館に合わせて次女と「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」へ行きましたが 15分程度遅れてしまいスパゲティゲットはなりませんでした…

肝腎の内容の方ですが ダ・ヴィンチのみの作品は数少ないそうで 今回日本初公開の「ほつれ毛の女」はその中の一つです
作品自体は縦・横25cm程度の小さな板に描かれているのですが 後日TV東京系の「美の巨人たち」で現代の画家による画法が紹介されました
何種類かの顔料のみで陰影をつけて行く手法で あれだけ豊かな表情を表す技法に驚きの一言でした



*リポートありがとうございました!! この他にも見どころは 日本初公開の「岩窟の聖母」「アイルワ―スのモナリザ」「衣紋の習作」「カーネーションの聖母」など多々あります
レダと白鳥」も公開されますが そのエピソードは LCI神話セミナーのリポートを!

*3月31日に行われた 開催記念講演会リポートは こちら


* 2012年4月10日付毎日新聞夕刊の特集ワイド『ダ・ヴィンチ衝撃の未完作 性超え輝いた「ほつれ髪の女」』(藤原章生)は こちら
 


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小樽の「北-ヴェネツィア美術館」で「華やぎの大飾り脚グラス展 」開催中(2012.2.28~5.28)

2012年04月22日 | イタリアの美術館・博物館
小樽の「北-ヴェネツィア美術館(muso dell'arte veneziana)」で「華やぎの大飾り脚グラス展 」開催中(2012.2.28~5.28)



箱根ガラスの森美術館」に引き続き 
小樽の「北-ヴェネツィア美術館」をご紹介します:

美術館のサイトは こちら

交通案内  ○JR小樽駅より徒歩20分
       ○JR南小樽駅より徒歩10分
       ○小樽散策バス「北一硝子前」下車 徒歩1分


*5月28日(月)まで 特別企画展華やぎの大飾り脚グラス展 -貴族達が愛した 究極の美-」を開催しています!


* 家族が北海道旅行の際 小樽の「北-ヴェネツィア美術館」にたまたま立ち寄ったのですが とてもよかったとのこと(*^_^*) ←イタリアは特に好きではない奴ですが 感動したとのこと(笑)
特にガラスのペンが気に入ったそうです  小樽駅からぶらぶら歩いて行ったそうです

北海道にいらっしゃる際には足を伸ばしてはいかがでしょう? ヴェネツィアに行った気分になれるかも...?  

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「~アドリア海の雫~ 煌めくヴェネツィアンビーズ展」箱根ガラスの森美術館で明日開幕(2012.4.20~11.25)

2012年04月19日 | イタリアの美術館・博物館
「~アドリア海の雫~ 煌めくヴェネツィアンビーズ展」が箱根ガラスの森美術館で明日開幕(2012.4.20~11.25)



箱根ガラスの森美術館にて 「~アドリア海の雫~ 煌めくヴェネツィアン・ビーズ展」が明日から開催されます:

2012年4月20日(金)~11月25日(日)
於 箱根ガラスの森美術館

詳しくは こちら 
いやもう...写真を見るだけでうっとり... 素晴らしい芸術作品です


毎日新聞2012年4月19日付記事「職人の自負と技 時を超え」は こちら


 ベネチアビーズが隆盛を迎えるのは18世紀 1000年の歴史を誇ったベネチア共和国の衰退の時期と重なるとのこと 
ナポレオンの侵攻により海上封鎖され ガラス輸出が遮断されたのち フランスやオーストリア支配下での政治的苦難が続く中でも職人たちはくじけず 知恵を絞りながら欧州の新しいファッション性を敏感にキャッチして製品を開発していったのだそうです

 「コンテリエ」と呼ばれるケシ粒状のビーズを装飾に使った洋服やバッグが大流行し 今回の展覧会に出品される約100点の中にも多数あるとのこと

  今回の展覧会で最も注目したいのが 職人ジョバンニ・バッティスタ・フランキーニ制作の「ランプワークによるネックレスとイヤリング」です
ピンク色の大玉ビーズにドゥカーレ宮殿と尖塔の光景 そしてサンマルコ広場の眺望が精密に描かれており必見です オーストリア皇帝が所望するもフランキーニはそれに応じず ムラーノ島のガラス美術館に寄贈したため 誰の手にも渡ることなく ヴェネツィア職人の技と反骨心と芸術を この地を訪れる人々に伝え続けているのだそうです 

 その他 「モザイク・グラスの大型ビーズ」「ジュゼッペ・ガリバルディの肖像を納めた木製容器」「ビーズ装飾のイブニングドレス」等が展示されています


ムラーノ島は私も昔若い頃訪れました ヴェネツィアングラス制作現場を見学した遠い思い出が 今 脳裏に蘇ります…


*情報をいただきましたイタリア文化会館に心よりお礼申し上げますm(_ _)m
 


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吉祥寺LCI主催の第2回ギリシャ・ローマ神話セミナーに行ってきました(2012.4.8)

2012年04月17日 | イタリアの美術館・博物館


吉祥寺LCI主催の 第2回ギリシャ・ローマ神話セミナーに行ってきました



2012年4月8日(日)午後 吉祥寺LCI主催のギリシャ・ローマ神話セミナー 第2回「ギリシャ・ローマ神話とルネッサンス」(通訳付き)に参加してきました:


この日は吉祥寺駅から井の頭公園までず~っと花見客の人の波でぎっしり歩けません(;^_^A
人の波をかきわけながら(笑)ようやく角を曲がってLCIにたどりつきました!!
(満開の日曜日は一年で最も人が多い日ではないかと…) この日イタリアでは復活祭(pasqua)とのこと

まず最初にルネッサンスについて簡単なおさらいをして 1400年代の絵と1500年代の絵の違いなどについて説明があり そのあとギリシャ・ローマ神話を題材にした一つひとつの絵を見ながら細かい解説を聞きました

愛の三美神(le tre grazie)」 「ダナエ(danae)」(ダナエの息子がいずれダナエの父を殺すというお告げにより…という神話にもとづく) 「レダと白鳥(leda e il cigno)」(これは今開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」の目玉のひとつ 白鳥に化けたゼウスが…) 「ヴィーナスとキューピット(venere e cupido)」(共に愛の神であるため親子よりは恋人同士のように描かれた絵が多い) 「キューピットとプシュケ(amore e psiche)」(キューピットの矢が誤って当たり…)等について ひとつひとつの様々な年代と場所で描かれた絵を 丁寧にご説明いただきました


今回嬉しかったのは 1回目の時は緊張していたのかあまり聞きとれなかったのが 少し緊張も解けて説明も大分聞きとれるようになり 質問などもできました
目の前に絵が写っているので具体的に分かるのが嬉しかったですね~ これで美術館でこの題材の絵を観た時に背景がよく分かると思います 
参加して本当によかったです(*^_^*)

帰りは井の頭公園をぎっしりと埋め尽くすお花見客をまたまたかきわけながら(笑) ようやく家路につきました… ←花火大会の帰り道のように とにかく人が動かないのよ… あの広い公園がブルーシートと花見客でぎっしり埋まり どこもかしこも行列で...(*_*)


なお このセミナーで取り上げられた絵が一部見られる展覧会のひとつとして 今回の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」の他にも 「大エルミタージュ美術館展」が 近々国立新美術館(六本木)に来るそうです(2012.4.25~7.16)

主催いただきましたLCIの先生方に 心よりお礼申し上げますm(_ _)m また色々なセミナー等ありましたら参加したいですね!!
 


*第1回のセミナーのリボートは こちら



*事情により 更新が滞ることがあると思いますが どうかご容赦くださいm(_ _)m


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三越イタリアフェアが開催されます(2012.4.11~4.20)

2012年04月14日 | イタリア料理・イタリアン食材
三越イタリアフェアが開催されます(2012.4.11~4.20) 



三越イタリアフェアが開催されます:
2012年4月11日(水)~4月20日(金)
於 三越本店7階ほか

今年はトスカーナ州がメインのようで~す(*^_^*)
また フレスコ画展もあります 実演は4.11~4.15

詳しくは こちら 

エリオット・アーウィット写真展 ~愛しのイタリア~」も新館7階ギャラリーで開催されます
4.11(水)~4.16(月) 入場料700円他
くわしくは こちら
国際的な写真家集団「マグナム・フォト」を代表する写真家、エリオット・アーウィットの 思わずほほえんでしまいたくなるような 古き良き時代を感じる写真が100点紹介されています(「ローマの休日」を思い出すような感じでしょうか...)

*情報をいただきましたイタリア文化会館に心よりお礼申し上げますm(_ _)m



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イタリアPOPSスペシャルリポート(2012.4.7) & イタリアン・プログレッシブ・フェスティバルVol.2のお知らせ

2012年04月11日 | イタリアの歌・音楽
イタリアPOPSスペシャルリポート(2012.4.7) & イタリアン・プログレッシブ・フェスティバルVol.2のお知らせ(2012.4.27-29)


イタリアブックフェア2012」の開催中 満開の桜の咲く中 日曜午後にイタリア文化会館アニエッリ・ホールで行われた第2回「イタリアPOPSスペシャル」に行ってきました

第1部は「イタリア最新ヒット曲コーナー」  第2部は「イタリアPOPSを一緒に歌ってみましょう」とあり この前日の最新ヒットチャートを元に組んでくださった上位10位の曲を堪能いたしました:

10位のAdriano Celentano 彼は2月のサンレモ音楽祭にゲスト出演したとのこと
ジャンニ・モランディが司会を務め この二人が”Ti penso e cambia il mondo”をデュエットしたシーンが流れました
9位の Emma 8位のGigi D’Alessio に続く 7位の Arisa は このGWに開催される『イタリア映画祭2012』で上映される「何もかも音楽のせい」にも出演・主題歌も歌っているとのことでした
6位 Virginioは Amiciという若い歌手向けのオーディション出身の歌手
5位 Tiziano Ferro は2009年のアルバム第1位 4位のAnnalisaは 初登場でいきなり第4位だそうでやはりAmici出身 ここで若手はおしまいとのこと!

ベスト3からはベテラン歌手が並び これはイタリアの特徴だそうです
3位は Pino Daniele の”Melodramma”
2位はそしてLucio Dallaの”Caruso” 3月1日に急逝されてからずっと1カ月間1位だったそうで 万感の思いでスクリーンを見入っていました…
1位は Vasco Rossiの3月30日発売の”Albachiara” 新登場で第1位に躍り出たそうです

このあとDVDのベスト3が紹介されました 第3位のI PoohのLegend このアルバムはイタリアでも品切れ状態とのこと! 2位はBasco Rossi 1位はLigabue 彼はイタリアで11万人のライブを行った(規制をかけない時は18万人来たそうです!) ビッグなcantanteです

POPSにはそれほど詳しくない私ですが(笑) とても詳しい参加者の方たちに混じって楽しませていただきました~(*^_^*) イタリアブックフェアでもCD等が販売されていました! また来年もぜひやってください!!

この日の司会・進行の磐佐Antonio良雄氏は 日伊文化交流サロン アッティコでもイベントを開くそうです:
5/27(日)「1980年代~現代のイタリアンポップスを知ろう!」
6/24(日)「1970年以前のナポリカンツォーネを知ろう!」
( 青木純先生の登場です!!) 
詳しくは こちら

Piccola-RADIO-Itliaは こちら ←写真入りの詳しいリポートが載っています!!

   * * *

そして 「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル VOL.2 “春の陣 2012:ロマンの誕生”」が開催されます:

2012年4月27日(金)・28日(土)・29日(日)
イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル VOL.2 “春の陣 2012:ロマンの誕生”

イタリアン・ロック史上最強にして最高のスーパーグループ、「I POOH(イ・プー)」が遂に奇跡の来日を果たす!!
チケット/総合インフォ:
Tel. 044-246-8888 (CLUBCITTA’ クラブチッタ)
詳しくは こちら

 


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「イタリア映画祭2012」が開催されます(2012.4.28~5.4)

2012年04月09日 | イタリア映画・映画
イタリア映画祭2012が開催されます(2012.4.28~5.4)


未公開の最新のイタリア映画11本と特別上映作品3本を一挙上映!!

日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年春に始まった ゴールデンウィーク恒例の「イタリア映画祭」は、今年で12回目を迎えます
多くの映画ファンやイタリアファンの皆様に支持され 毎年1万人を超える観客が訪れる大きな映画祭に成長しました

今回は 2010年以降に製作された新作14本を上映します この機会に どうぞ現代のイタリア映画をお楽しみください:

2012年4月28日(土)~5月4日(金・祝)
於有楽町朝日ホール (有楽町マリオン11階)

上映作品:
A 『楽園の中へ』
B 『気楽な人生』
C 『ジャンニと彼をめぐる女たち』
D 『至宝』
E 『天空のからだ』
F 『七つの慈しみ』
G 『錆び』
H 『大陸』
I 『シャッラ/いいから!』
J 『バッグにはクリプトナイト』
K 『何もかも音楽のせい』

X 特別上映作品 『そこにとどまるもの(仮題)』
Y 特別上映作品『ローマ法王の休日』
Z 特別上映作品『ジュン・リーと詩人(仮題)』

チケットはチケットぴあ、セブンイレブン等、インターネット購入もできます

また 5月12日(土)、13日(日)に大阪ABCホールでも開催されます

イタリア映画祭2012のHPは こちら

詳しくは こちら

昨年2011年の記事は こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館に心よりお礼申し上げます

*昨日はお花見客をかきわけながら(笑) 吉祥寺のLCI主催の神話セミナー第2回に参加しましたが(リポートは後日) ここでもこのイタリア映画祭2012と 今開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」(東急文化村ミュージアム)の話題が出ていました! 今はこの話題が旬ですね(^o^)/


*というわけで 4月7日(土)のテレビ東京「美の巨人たち」で「ほつれ髪の女」が取り上げられましたのでご覧ください!



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「イタリアブックフェア2012」に行ってきました(2012.4.7)

2012年04月07日 | イタリアの本・絵本・雑誌
イタリアブックフェア2012 & イタリアPOPSスペシャル



「イタリアブックフェア2012」に行ってきました(2012.4.7)


イタリア文化会館のビッグイベントに行くと 自分がすごい所に来ているのだと感じることがままある そして今日も私はまた そんな感覚を覚えた…

八木宏美氏の出版記念講演を聞き テノールのステファノ・ロドラ(Stefano Lodola)氏と出会い←あちこちでしょっちゅうお見かけするのでとうとう話しかけて知り合いになった(笑) そしてイタリアPOPSスペシャルでは 先月急逝されたLucio Dallaの映像を見ながらCarusoを聴いた…


2012年4月7日(土) この日は昨日 東京での桜の満開宣言を受け 大勢の花見客で道も歩けないくらい! 千鳥が淵の花乃路を抜けてイタリア文化会館に向かう 
地下1階の視聴覚室は満員で 皆さん『違和感のイタリア 人文学的観察記』そしてその続編『しがらみ社会の人間力 現代イタリアからの提言』(新曜社)の著者 八木宏美氏(元トリノ大学大学院契約教授)の講演に聞き入った: 

1月21日付の朝日新聞でも取り上げられたように イタリアという名の壮大な社会実験を間近から30年間観察し続けた著者が この本の中には書かなかったことも含めての解説をこの日してくださり 話はまず 1976年(昭和51年)5月6日に フリウリ州で起きた大地震と その素早い復興についての詳細から始まった

特別自治州であったため 国の判断を待たずして迅速な一本化された決断が 強いリーダーシップを発揮された対策本部長のもとでなされたこと また崩れた石に番号をふり ひとつひとつもとあったように復元するという気の遠くなる作業を続けていった市民たち (ドレスデンのフラウエン教会再建のエピソードを彷彿とさせます←地震ではないが)  しかしこれは例外中の例外であったとのこと 

さらに なぜイタリアでは電車やバスの改札等のコントロールがなかったのか?の解析はとても興味深く ファジーで人を追い詰めないイタリアでは 自殺率が先進国の中で最も少ない(日本は第6位)との指摘に考えさせられました

続く質疑応答では 就職難に喘ぐ若者たちについて 日本はまだイタリアよりも恵まれているとのことでした 一斉に新卒者が排出されて採用されることがそもそもないイタリアでは 大学の就職支援もなく 自力で就職を捜すとのこと(いや 親としても身につまされる話であります…) 


イタリアブックフェアには さまざまな分野の本が約700冊展示され 販売されていました 知っている本もちらほら...

冒険作家ジェロニモ・スティルトンの読み聞かせも4月1日にあったようです
特別展示「プリーモ・レ―ヴィ アウシュヴィッツを考えぬいた作家」は重い内容でしたが圧巻で これは先日の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」開催記念講演会の時にじっくり見せていただきました


この日午後に行われた イタリアPOPSフェスティバルのレポートは また後日!

開催のお知らせは こちら

* 明日で最後です!! ぜひ花見がてら 行ってくださ~い皆さん(^o^)/



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岡村喬生演出によるプッチーニの蝶々夫人(Madama Butterfly)公開リハーサルが開催されます(2012.4.24)

2012年04月05日 | イタリアの歌・音楽
岡村喬生演出によるプッチーニの蝶々夫人(Madama Butterfly)公開リハーサルが開催されます(2012.4.24)


オペラ「蝶々夫人」(岡村喬生完全改訂版)

第58回プッチーニ・フェスティバルで上演予定の「蝶々夫人」(岡村喬生完全改訂版)の 公開リハーサルを行います。


2012年4月24日(火) 18:30開演 (開場 18時)
イタリア文化会館アニエッリ・ホール
チケット 3,000円(全自由席)


岡村喬生さんが演出したもので 夏のプッチーニフェスティバルに向けての公開リハーサルをやるそうです 

* ピアノ伴奏で 衣装と舞台装置は本番とは異なります

主催:イタリア文化会館、NPOみんなのオペラ

詳しくは こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館に心よりお礼申し上げます

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「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」開催記念講演会に行ってきました(2012.3.31於イタリア文化会館)

2012年04月02日 | イタリアの美術館・博物館
「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」開催記念講演会(2012.3.31於イタリア文化会館アニエッリ・ホール)



「レオナルド・ダ・ビンチ美の理想展」開始&開催記念講演会に行って来ました(2012.3.31)



いよいよ「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」(東急文化村ミュージアム)が開始されました!!
初日(2012.3.31)午後に イタリア文化会館 アニエッリホールで行われた開催記念講演会に行って来ました:

講師はアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏/Alessandro Vezzosi(展覧会監修者、レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長) 
彼は同展の監修者であり レオナルド・ダ・ヴィンチ研究の第一人者でもあります
この日は文化村ザ・ミュージアムの開幕のあとで 午後はイタリア文化会館にて様々なスライドと共に 今回の展示会の主な見どころや ダビンチの絵画のすばらしさを講演してくださいました

特に「もうひとつのモナ・リザ」と話題を集める絵画群については 今まで専門家でも見る機会のほとんどなかった貴重な作品が今回初めて展示されるとのこと そのお話とともにスクリーンに「アイルワ―スのモナ・リザ」の絵が写しだされると 会場からため息が… 
これはかの有名なモナ・リザよりも顔立ちが若く (ルーブルの作品の完成以前とされるため) 個人蔵だったため世界初の公開となるそうです

他にも「裸のモナ・リザ」(レオナルド・ダ・ヴィンチ構想、愛弟子のサライ帰属)があります (世界でも他に十数点あります) *「帰属」とは総合的な判断による

今回初めて来日する「ほつれ髪の女」の展示は 「震災から立ち直ろうとしている日本の皆さんへのオマージュ」(ペトローネ大使)とのこと

他にも「岩窟の聖母(ルーブルとロンドンにふたつありこれも諸説ある作品)」  「カーネーションの聖母(ラファエロとその工房帰属、赤いカ―ネーションを持つ幼子イエスと聖母が描かれている)」「ロマの少女(ダ・ビンチと同時代の画家ボッカッチーノ作、こちらを見つめるロマの少女の瞳に吸いこまれそう)」「少女の頭部(「紡錘の聖母」の素描のひとつとされる)*この絵は4月22日までの展示です」「衣紋の習作(ヴェロッキオ工房時代の作品で あたかもそこに人体があるかのように衣紋を描く観察眼に注目)」 「柳の枝の飾り文様」(レオナルド・ダ・ヴィンチの象徴的なエンブレム) 等が展示されており その詳しい説明がなされました

この講演会では 歴史的なレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の 「謎解き」のための多くのサジェスチョンが紹介されましたが 作者やモデルの説を これとは断定せずに 問題を提示し 皆さんの想像性を高めて議論を深めてほしい とのしめくくりでした

クロ・リュセ城 レオナルド・ダ・ヴィンチパーク」(フランス)についても パンフレット等で紹介がありました

またチラシには 「出品作品の約9割が日本初公開となる本展は ダ・ビンチの魅力を存分に堪能てきるかつてない展覧会です」とありました


*このダ・ビンチ展の準備として 以前からダ・ビンチの本を読んだり 新聞記事をスクラップしたり この講演内容をまとめたり等 自分なりに努力しておりますが なにぶん素人ですのでご容赦ください
皆さまに観に行っていただきたい一心で この記事をまとめましたm(_ _)m

ダピンチ展のみどころは こちら (上記作品の写真あり)

毎日新聞「開幕記念講演会に300人」は こちら


同 「巨匠が追及した美」は こちら

開催のお知らせの記事は こちら

まだまだあります(笑):

「ほつれ髪の女」日本初公開のニュースは こちら:


ダビンチ展内覧会のニュースは こちら:

なんと!!映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 in シアター」も公開されるとあります(4/21公開)
詳しくは こちら 


*講演会終了後 会場のイタリア文化会館アニエッリ・ホールから1階のエキシビジョン・ホールに上がると そこでは既に「イタリアブックフェア2012」が始まっており(2012.3.29~4.9) 沢山の人たちがイタリア関連書籍に見入っていました こちらも堪能いたしました 
私も早く「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」に行きたいです!!)

*テレビ東京「美の巨人たち」(4/7)で「ほつれ髪の女」が取り上げられました

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