来年 2016年は日伊国交樹立150周年にあたります それを記念してのボッティチェリ展が開催されます:
2016年1月16日(土) ~ 4月3日(日)
於 東京都美術館(上野)
ボッティチェリ展/Botticelli e il suo tempo/Botticelli and His Time:
イタリア・ルネサンスの画家サンドロ・ボッティチェリ(1444/5-1510)の日本初の大規模な展覧会です。
初期から晩年までの宗教画、神話画、肖像画を通じて、画家の生涯と絵画表現の変遷をたどるとともに、師のフィリッポ・リッピや弟子のフィリッピーノ・リッピの作品をあわせてご紹介します。
ボッティチェリの作品は板に描かれているものが多く極めて繊細なため なかなかまとまった来日は叶いませんでしたが 本展は日伊国交樹立150周年記念企画としてイタリア政府が全面的にサポートし 20点以上が集います
縁の深いフィリッポ・リッピ フィリッピーノ・リッピの作品も合わせた75点を展示します
聖母子像の中でも最高傑作のひとつ 「書物の聖母」待望の初来日!!
線の詩人とも言われる画家の魅力をご堪能ください
2月24日(水)夜には ヤマザキマリさん講演会・図録・お土産付きプレミアム内覧会券も(1/15まで発売,5,000円) なんとボッティチェリを主人公とした漫画を構想中とのこと!!
他にも講演会等があります
見どころの中では 「ラーマ家の東方三博士の礼拝」で 右端に若きボッティチェリの自画像が描かれた作品が来日すること あとは「美しきシモネッタの肖像」 2/25までの限定展示の「若い男の肖像」が注目ですね!!
画像は こちら
フィリッポ・リッピはボッティチェリが入門した工房の主で しばしば注文主とのトラブルや女性問題を起こし 自分の社会的立場を忘れて修道女ルクレツィア・ブ―ティと暮らし息子フィリッピーノ・リッピをもうけます。その親子の作品も20点来日。
来年は3つも来るので大変楽しみですね!!
* 続報!! 晩年の傑作「アペレスの誹謗(ラ・カルンニア)」も ウフィツィから追加出展決定!!
(この作品は ボッティチェリがサヴォナローラの影響を受けて変わってしまった後の絵で 随分作風が変わっています)
展覧会は こちら
詳しくは こちら
それでは 皆様どうかよいお年をお迎えください<(_ _)>
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