日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

イタリア映画祭オンライン配信で「君が望むものはすべて(Tutto quello che vuoi)」を観ました(2020.11.20~12.20)

2020年11月29日 | イタリア映画・映画
イタリア映画祭オンライン配信で「君が望むものはすべて(Tutto quello che vuoi)」を観ました(2020.11.20~12.20)


引き続き 前から観たかった「君が望むものはすべて(Tutto quello che vuoi)」を観ました

アレッサンドロはローマ・トラステヴェレ生まれの22歳。仲間とつるんで無為な日々を過ごしていた。
ひょんなことから85歳になる詩人ジョルジョを散歩に連れ出す仕事をすることになり、それが青年の人生を変えていく。

多くの映画祭で観客賞を受賞し、詩人役のモンタルドはダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の助演男優賞に輝いた。

[2017年/101分] 原題:Tutto quello che vuoi
監督:フランチェスコ・ブルーニ Francesco Bruni
出演:アンドレア・カルペンツァーノ、ジュリアーノ・モンタルド、ドナテッラ・フィノッキャーロ


Giorgio Ghelarducciという老詩人の醸し出すノーブルな雰囲気がなんともいえません💛
ものすごい名声をものにしたかつての有名詩人に 取り締まりの警官たちも一目置いて...

アレッサンドロは学校を中退後 仲間たちとしょ~もない日々を過ごしていたのですが... 
父親から仕事か勘当かをつきつけられて こざっぱりとした身なりで 初期アルツハイマーの老人の散歩のお相手をすることに... 

そしてお仲間たちと一緒に 老人の部屋に上がり込んでサッカー観戦に賭けポーカーに興じて 
はらはらしましたがけっこう楽しんじゃってるジョルジョおじいちゃん( *´艸`)

そのうちに 壁に書かれた文を発見した彼らが とうとうある企みを思いついて...
2日間の旅に出ます いろんなハプニングを乗り越えて ジョルジョはピサに立ち寄り 昔の面影に会いに...
そして彼らの友情 人間としての良識などが試される行動に突き進んでゆきます

ラストは これでよかったんだなぁ...と ほっとさせられますね💛

映画は こちら

La Trama:

Alessandro, un ragazzo di 22 anni, accetta un lavoro come accompagnatore di Giorgio, un anziano, vivace e divertente poeta di 85 anni: i due appartengono a mondi profondamente diversi, ma proprio la loro eterogeneità e distanza iniziale permetterà a Giorgio di morire serenamente e ad Alessandro di iniziare a trovare un proprio equilibrio che lo riavvicinerà al padre e lo spingerà fuori dalla gabbia emotiva nella quale si era rinchiuso.

イタリア映画祭2020は こちら

作品紹介は こちら



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イタリア映画祭オンライン配信で「月を買った男(L'uomo che comprò la luna)」を観ました(2020.11.20~12.20)

2020年11月26日 | イタリア映画・映画
イタリア映画祭オンライン配信で「月を買った男(L'uomo che comprò la luna)」を観ました(2020.11.20~12.20)


引き続き 大好きなサルデーニャの映画ということで 昨年のイタリア映画祭2019で見られなかった「月を買った男(L'uomo che comprò la luna)」を観ました:


ズッカ監督の第2作は 自身の生まれ故郷であるサルデーニャ島をテーマに 奇抜な設定と小気味よいリズムでスラップスティックな笑いが炸裂するコメディー。

サルデーニャ島の誰かが月を所有したという未確認情報が 世界中の諜報機関を駆け巡った。
真偽を確認するために、イタリアの諜報機関はサルデーニャ島出身のケヴィンを島に送ることを決める。

だが、彼は島の言葉や慣習を完全に忘れていて、島に溶け込むために特別なレッスンを受けることになるが…。釜山国際映画祭出品作品。

[2018年/103分] 原題:L'uomo che comprò la luna
監督:パオロ・ズッカ Paolo Zucca
出演:ヤコポ・クッリン、ベニート・ウルグ、ステファノ・フレージ

  *   *   *

なんともスケールの大きな 心あたたまる作品でした 監督の故郷サルデーニャへの愛がじんじん伝わってきました💛

無形文化遺産にもなったCanto a tenorも聞けて これならラウネッダスも聞けるかなぁ...と期待して見ていたら ラストは涙が出そうになるくらいの素敵なシーンで...

また サルド語もたくさん聞けて モーラという独特なじゃんけん(合計数を当てる)や 独特の歩き方や格闘技 サルデーニャ特有のあのチーズ ワイン そして羊の群れに屈強な男たちに... サルデーニャの世界に知らず知らずのうちに惹き込まれてゆきました

出演者にもサルデーニャの方が多かったと思います サルデーニャについて知りたい方にもお勧めです💛

映画は こちら

La Trama:

Una coppia di agenti segreti italiani, Dino e Pino, riceve una soffiata dagli Stati Uniti d'America in cui viene comunicato loro che qualcuno in Sardegna sia diventato proprietario della Luna, affronto inaccettabile in quanto gli USA furono i primi a metterci piede.

I due agenti reclutano dunque Gavino Zoccheddu, un soldato che, dietro il falso nome di Kevin Pirelli e un marcato accento milanese, nasconde la propria identità sarda.

Kevin dovrà scoprire sul posto chi ha comprato la Luna e perché, ma per farlo dovrà essere trasformato in un vero sardo e per fare ciò viene ingaggiato Badore, un formatore culturale reticente e misantropo.
Superate le difficoltà dell’addestramento e un grottesco esame finale, Kevin si imbarca per la Sardegna e dopo una serie di avventure picaresche riesce a giungere nel paese fittizio di Cuccurumalu, nel quale inizia a svolgere la sua indagine sotto mentite spoglie.

イタリア映画祭2020は こちら

作品紹介は こちら

* 12/3に 「NICHE 07: 地中海の中心に浮かぶ島、サルデーニャへ!」という本が出版されます! サルデーニャ出身のGiovanni Piliarvu先生の美しい作品も載っています♪



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イタリア映画祭オンライン配信で「それは息子だった(È stato il figlio)」を見ました(2020.11.20~12. 20)

2020年11月24日 | イタリア映画・映画
イタリア映画祭オンライン配信で「それは息子だった(È stato il figlio)」を見ました(2020.11.20~12.20)


イタリア映画祭2020のオンライン配信で 前から観たかった「それは息子だった(È stato il figlio)」を見ました

ネタばれなので書きませんが マフィアがらみの話はけっこうよく見てきましたが シチリアを舞台に バリバリのパレルモ方言で繰り広げられるブラックテーストな悲喜劇

一家が愛する娘をマフィアの流れ弾で殺されたことから賠償金が支払われるというので さらなる悲劇に巻き込まれ そしてとうとう...

お父さんの二コラ役はトニ・セルヴィッロ あとお母さんもよく出てきますねこの方 おばあちゃんはすごい迫力で最後は圧巻でした...


イタリア映画(2012年/ダニエーレ・チプリ監督Daniele Ciprì)「それは息子だった(È stato il figlio)」は こちら

他にも色々あるので 12月20日まで配信していますので また他のも見るつもりです♪
申込完了後 72時間視聴できます
無料の2本はすでに配信終了したので お早目に~ ^^) _旦~~

イタリア映画祭2020は こちら

作品紹介は こちら



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ポンペイで完璧な2体の遺跡を発見/Scoperta a Pompei, ritrovati due corpi intatti(2020.11.21)

2020年11月22日 | イタリアのニュース
ポンペイで完璧な2体の遺体を発見/Scoperta a Pompei, ritrovati due corpi intatti (2020.11.21)


ポンペイ郊外で新たに発掘された2体 パトリキの方はウールのマントをつけており ヴェスヴィオ火山の10月噴火説を裏付けています: 

Si tratta di due uomini, un patrizio e il suo schiavo. Gli archeologi ne hanno tratto il calco. Osanna: "Ritrovamento eccezionale"

パトリキと彼の奴隷の2人の男性である。考古学者は石膏で型を取った。オザンナ: 「並外れた発見だ」

Due corpi perfettamente integri.  Che presentano ancora le pieghe dei loro vestiti. Uno, soprattutto, sembra avvolto in un mantello di lana.  Sono i calchi inediti appena effettuati a Pompei, nell’area di scavo della villa suburbana di Civita Giuliana.

完全無欠の2体。まだ服のしわも残っている。特に一人は、ウールのマントに包まれている住宅遺構チヴィタ・ジュリアーナ(Civita Giuliana)の 郊外のヴィラの発掘エリアにおいて、今ちょうどポンペイで実施された 未公開の鋳型だ。

A vederli così, sembrano addormentati sul terriccio, con le mani ancora sul petto, le dita piegate sulla tunica.  Sono invece vittime dell’eruzione del 79, che distrusse la colonia romana assieme a Ercolano e Stabiae.
La scoperta, recentissima, è stata definita “stupefacente” dal ministro dei Beni culturali Dario Franceschini.

こうして見ると、土壌の上で眠っているかのように見える。まだ胸に両手を置いて、指はチュニカの上で折り曲げて。ところがそれらは、エルコラーノやスタビアエとともにローマの植民都市を破壊した79年の噴火の犠牲者たちなのだ。この発見は、つい最近のものだが、文化財相ダリオ・フランチェスキーニによって「驚くべき」と決定づけられた。

“È un ritrovamento eccezionale” commenta all’Ansa massimo Osanna, direttore del Parco archeologico e, da settembre, alla guida della Direzione generale dei Musei.  I corpi appartengono a due uomini, un quarantenne e il suo schiavo, probabilmente in fuga dalla furia del Vesuvio.
La presenza di un mantello di lana (assieme ad altre evidenze studiate negli ultimi anni) potrebbe ancor più avvalorare la nuova ipotesi dell’eruzione al 24 ottobre (e non al 24 agosto come si ritiene canonicamente).
Si è potuto creare un calco delle due vittime con la stessa tecnica messa a punto da Giuseppe Fiorelli nel 1863.

「並外れた発見だ」と、考古学公園理事長であり、9月からは博物館の総本部のガイドであるマッシモ・オザンナは共同通信社にコメントした。 2体は2人の男性であり、一人は40がらみのそしてもう1人は彼の奴隷であり、おそらくはヴェスヴィオ火山の猛威から逃れるところだろう。ウールのマントがあるということは、(ここ最近の他の研究でも明らかになったように)噴火が10月24日であったことをあらためて推測させる(正規に考えられる8月24日ではなく)。2人の犠牲者の石膏型を作ることができるだろう、1863年にジュゼッペ・フィオレッリによって示されたのと同じ技術によって。

“Le ultime settimane sono state febbrili – aggiunge Osanna - Abbiamo avvertito la presenza di vuoti nella coltre di materiale piroclastico e da lì la sorpresa dei resti umani. C'erano le condizioni ottimali per provare a ottenere il calco delle vittime, e l'esperimento è pienamente riuscito”.

「ここ数週間というもの熱狂的だった – こうオザンナは言い添えた – 火碑屑状の物質の覆いの中に空洞があるのに気づいたのだ、そしてそこから人間の遺跡という驚きが見つかったのだ。犠牲者たちの石膏型を取るには最良のコンディションだ、実験は完璧にうまくいった。」

I corpi provengono dalla villa suburbana di Civita Giuliana, lussureggiante tenuta di epoca augustea con saloni e terrazze affacciate sul mare.  È situata all’esterno delle mura pompeiane, circa settecento metri a nord-ovest.  Nelle stalle gli archeologi trovarono nel 2017 i resti di tre cavalli di razza, uno addirittura bardato con una raffinata sella, decorata con finimenti scintillanti, quasi fosse stato preparato per l'uscita imminente del suo padrone.

遺体はチヴィタ・ジュリアーナ(Civita Giuliana)の 郊外のヴィラにあった、海に面したサロンとテラスのあるアウグストゥス帝時代に作られた豪華なヴィラに。ポンペイの壁の外に、だいたい北西700メートルに位置している。小屋の中では2017年に3頭の純血種の馬の遺跡を考古学者が発見していた。1頭はそれどころかきらめく馬具で飾られた優雅な鞍をつけられていた、これらはおそらく主人の切迫した出発のために準備したものだろう。

I primi scavi dell’area risalgono ai primi del Novecento, ad opera del marchese Giovanni Imperiali, allora proprietario del terreno.  Gli attuali lavori, interamente finanziati dal Parco di Pompei con un milione di euro, sono frutto di un’operazione congiunta con la Procura di Torre Annunziata, il procuratore Pierpaolo Filippelli e i carabinieri, per bloccare i tombaroli, che qui hanno lasciato ampie tracce della loro attività. Dopo l'indagine nelle stalle, da gennaio 2020 si sta scavando intorno al lungo criptoportico edificato sotto ad una delle grandi terrazze.

最初のエリアの発掘は20世紀初頭にさかのぼる、当時の地主でもあるジョヴァンニ・インペリアーリ侯爵の事業に。現在の発掘工事は、ポンペイ公園によって百万ユーロの完全な資金で賄われている。トッレ・アヌンツィアータの代理、ピエルパオロ・フィリペッリ代表とカラビニエリと合体してのオペレーションの成果であり、活動の痕跡が広く残る盗掘者たちから守るためだ。小屋での調査のあと、2020年1月からは大きなテラスのうちのひとつの下にあるクリプトポルティコ(地下の歩廊)のまわりをぐるりと発掘しているところだ。

記事は こちら

* ひさびさにロマン溢れるニュースですね~ ^^) _旦~~



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日本の伝統的建築のユネスコの世界遺産リスト入りのニュース(2020年11月)

2020年11月21日 | イタリア旅行・世界遺産
日本は再び試みる: 伝統的建築のユネスコの世界遺産リスト入りを(IL GIAPPONE CI RIPROVA: L'ARCHITETTURA TRADIZIONALE IN LISTA PER IL PATRIMONIO DELL'UNESCO)2020年11月のニュース


 文化庁は2020年11月17日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が、宮大工らが継承する「伝統建築工匠の技」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。
12月の政府間委員会で正式に登録が決まる見通し。


日本のニュースは こちら

 *      *      *

イタリア語のニュースです:

IL GIAPPONE CI RIPROVA: L'ARCHITETTURA TRADIZIONALE IN LISTA PER IL PATRIMONIO DELL'UNESCO

日本は再び試みる: 伝統的建築のユネスコの世界遺産リスト入りを


Il Giappone ha da poco deciso di nominare la tecnica utilizzata nell'architettura tradizionale giapponese affinché entri a far parte del Patrimonio immateriale dell'Unesco nel 2020.

少し前から日本は日本の伝統的な建築で使われていた技術を、2020年のユネスコの無形文化遺産に組み入れるように指名することに決めた。

Si tratta della tecnica architettonica caratterizzata dall’utilizzo del legno e che gli artigiani usano da secoli per costruire e restaurare santuari, templi e case antiche.

それは木を使うという特徴づけられた建築技術のことであり、それは職人たちが何世紀にもわたって神社や寺や古い家を建てたり修復するために使っている建築技術のことである。

Il governo invierà i documenti di richiesta verso la fine del mese di marzo. Il Comitato delle Nazioni Unite si riunirà, come ogni anno, per valutare le varie richieste e quest’anno l’incontro avverrà in Colombia.

(日本)政府は3月末頃に求められた書類を送るだろう。ユネスコの委員会は毎年のように様々な要求を評価するために招集されるであろう、そして今年はコロンビアにて会合が行われるだろう。

Non si tratta della prima richiesta che il Giappone rivolge all'Unesco per questa particolare tecnica, infatti, proprio lo scorso anno il Comitato decise di non inserirla nella lista a causa delle troppe domande da parte dei paesi membri.  Con quella di quest'anno si arriva alla ventiduesima richiesta d'iscrizione per questo tipo di tecnica architettonica.

日本がユネスコにこの特別な技術を言及するのは初めてではない、事実、昨年に委員会はメンバー諸国からの多くの質問によってリスト入りを断念したのだ。今年のこの件によって、この建築技術のタイプのための登録要請は22件目となる(日本での無形文化遺産は22件目となる)。

A livello nazionale, questo particolare artigianato era già stato inserito nella lista delle  Selected Conservation Techniques , che riguardano la Protezione delle Proprietà Culturali.

国のレベルでは、この特別な手工芸はすでに選定保存技術のリストに入っていたが、それは文化財の保存に関わるものである。

Oggi, però, il Giappone decide di riprovarci per inserire questa perla del mondo nipponico nel Patrimonio dell'Unesco, di modo che ne venga riconosciuta l'importanza a livello mondiale.

しかしながら今日、日本はこの日本的世界の真珠をユネスコの世界遺産の仲間入りさせるよう再び試みることを決断したのだ、世界的レベルでの重要性を認識させるように。

Nonostante si tratti di un tipo di tecnica architettonica che utilizza materiali naturali e quindi fragili, come legno, piante e terriccio, si è rivelata resistente, soprattutto in un paese come il Giappone segnato da terremoti e tifoni.  Un esempio di questa tecnica lo possiamo trovare nel complesso di templi Hōryū-ji 法隆寺 a Ikaruga, nella prefettura di Nara, che fa già parte del Patrimonio Unesco.

たとえそれが自然な素材を使う建築技術のタイプのことであれ、それゆえに木や植物や土くれなどのように壊れやすいものであれ、丈夫であることは明らかである。とりわけ日本のように地震や台風が決められている国においては。
そのタイプの技術例は斑鳩(いかるが)のすでに世界遺産に登録されている法隆寺総体に見ることができる。

Lo scorso anno era stata accettata la richiesta del Giappone di inserire nella lista il rituale Raihō-shin 来訪神 appartenente al folklore giapponese e legato alla credenza che esistano divinità che “visitano” le comunità in occasione dell'inizio di un nuovo anno, portando con sé tanta fortuna.

昨年(2018)に日本の要求のリスト入りは受け入れられていたのだ、日本の民謡に属している来訪神という儀式、そしてそれはコミュニティを新年の始まりにたくさんの幸運をもたらしながら「訪問する」という神の存在の信仰に結びつく儀式なのだが。

Chissà che queste divinità non portino fortuna al Giappone in questa ennesima richiesta. Quello che è certo, è che si tratta di una tecnica architettonica di grande interesse, che distingue il Giappone e lo rende unico. Possiamo solo augurarci che sia la volta buona.


この神が日本にこの何度めかわからない要求に幸運をもたらすかどうか等わかるものか。確かなことはひとつ、日本を際立たせ唯一のものとさせるような大いなる関心をもっての建築技術のことだということだ。もし幸運に恵まれたのなら祝うというだけなのだ。


イタリア語のニュース(2019.2.28)は こちら

     *      *      *

次は スペイン語です:


Técnicas arquitectónicas japonesas se incluirían en el patrimonio cultural inmaterial de la Unesco  
日本の建築技術がユネスコの無形文化遺産に含まれるだろう


Un comité de la Unesco recomendó añadir las técnicas arquitectónicas tradicionales de Japón a la lista del Patrimonio Cultural Inmaterial de la organización.

ユネスコの委員会は日本の伝統的な建築技術をユネスコの無形文化遺産リストに付け加えることを勧告した。

Japón cuenta con 17 técnicas de construcción tradicionales, entre las que se incluyen las de reparación de templos y santuarios antiguos, que son cruciales para la preservación del patrimonio cultural, así como la construcción de tejados de paja, el barnizado con laca, el enlucido y el tejido de esteras tatami.

日本は伝統的な建築技術17件を持っている、それらの中には寺や古い神社の修復を含んでいるが、それらは文化遺産の保護のために重要である茅葺(藁の屋根)、漆塗り、漆喰や畳の織物と同様に。

Esas técnicas han ayudado a que las estructuras tradicionales sean resistentes a terremotos y tifones a pesar de usar materiales naturales como madera, hierbas y tierra.

これらの技術は伝統的な構造が、木材や草や土といった自然の素材を使っているにもかかわらず、地震や台風に抵抗力があるということを助けてきたのだ。

La Dirección de Asuntos Culturales de Japón indicó el martes que el comité de la Unesco piensa que esas técnicas tradicionales ponen de manifiesto la importancia del patrimonio cultural inmaterial y revelan también la relación entre el patrimonio cultural tangible y el intangible.

日本の文化的物件の経営陣は(11/17)火曜日に ユネスコの委員会がこれらの伝統的技術が無形文化遺産の重要性を明らかにし、また有形・無形文化遺産の間の関係を明らかにすると考えると示した。

En la reunión del comité intergubernamental de la Unesco, que se inaugurará el 14 de diciembre en París, se va a decidir oficialmente si se incluyen las técnicas arquitectónicas japonesas.

パリで12月14日に開始されるであろうユネスコの政府間委員会の会合では、公式に日本の建築技術をリストに含めるか否かを決めることになるだろう。

En caso de prosperar la propuesta, sería el 22.º elemento japonés que obtiene la categoría de Patrimonio Cultural Inmaterial, junto con el papel japonés “washi” y la gastronomía nipona.

提案を受け入れる場合には、無形文化遺産のカテゴリーの日本の22件目となるであろう、日本の「和紙」そして和食とともに。

スペイン語のニュースは こちら ← スペイン語も学んでいるのでついでに...('◇')ゞ


* 今年の世界遺産委員会もコロナで開かれなかったところに 嬉しいニュースですね💛



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世界イタリア料理週間:トークイベント「食とアイデンティティ」でカルミネ・アバーテ氏の朗読を聞きました(2020.11.17)@イタリア文化会館

2020年11月18日 | イタリアの本・絵本・雑誌
世界イタリア料理週間:トークイベント「食とアイデンティティ」でカルミネ・アバーテの朗読を聞きました(2020.11.17)@イタリア文化会館

カルミネ・アバーテ氏の日本語翻訳版5冊めとなる「海と山のオムレツ(La frittata mare e monti)」の出版記念を兼ねて開かれたこの「食とアイデンティティ」トークイベントは イタリア文化会館のエキシビションホールで行われ zoomでの同時配信(ハイブリッド開催)されました
館長はじめ錚々たるメンバーがすぐそばにいらして緊張しました

アバーテ氏の自伝的短編集 il banchetto di nozze e altri sapori (Mondadori, 2016) が この10月に新潮クレストブックスより『海と山のオムレツ』(関口英子訳、新潮社)として刊行されたことを記念し 著者のカルミネ・アバーテ氏が 中国人作家で日本語で作品を発表されている楊逸さんと「食とアイデンティティ」をテーマに対談しました 司会は翻訳を担当された翻訳家の関口英子氏でした 

アルバレシュ語は話者が8万人しかいない少数言語だそうです アルバニア系イタリア人のアバーテ氏は この少数言語アルバレシュ語の話されるアルバレシュ民族集団(etnia arbëreshë )のひとつであるカラブリア州クロトーネ県の小村カルフィッツィ(Carfizzi )で育ち 小学校でイタリア語を学び 長じてハンブルクでイタリア語教師そして作家となり 今は故郷カラブリアとドイツのちょうど真ん中に位置するトレンティーノで暮らしています

3年前にアバーテ氏が来日された時のイベントで この「海と山のオムレツ」を朗読されたことがきっかけで翻訳本の出版が決まり それがこの度ようやく出版されました 

作家の楊逸氏より この本の読みどころの紹介がなされ この本のイタリア語版を購読レッスンで読み 日本語版もイベント前に買って読んでおいたのでよくわかりました まさに自伝的短編集で読むごとに作家の人生が紡がれてゆきます

続きアバーテ氏により スクリーンを通して 「クリスマスの十三品のご馳走(Le tredici buone cose del Natale)」を朗読していただきました クリスマスの料理がたくさん出てくるこの小品もイタリア語で読んでおけばよかったな!!

引き続き司会の関口先生からの質疑応答です クリスマスの料理は13品と決まっているのですが 何皿も多めに作っていたそうで 大切なのは「一緒に食べる」こと 喜び(contentezza)の味を分かち合うことなのですね

そして「ゆっくり食べること(mangiare con lentezza)」が大切なのですね...  作品の中にも 出稼ぎ先のハンブルクから戻ってきたパパは 家族との食卓の時間をできるだけ引き延ばそうとしていた という記述がありました 子供たちも いつも一緒に過ごせないパパと少しでも一緒にいたくて...

また 婚礼の宴(il banchetto di nozze)にも書かれていますが 子どもたちを決して宴の席から外さず 共に祝うのですね 
家族とともに婚礼の宴で聞いた物語を子供心に忘れずに 長じて作家となっていったのですね 

この本からは 食事の音や香りも立ち上ってくるような気がしますが 食事は人生の一部であり 作家はその人生を語るのが使命であり なので本の中での食物の役割は重要なのですね 

様々な土地で生きてきた移民作家でもあるアバーテ氏の「足し算の生」 特にあげられる絶品料理は 「polenta con guia」 辛いひき肉の詰め物とポレンタの料理で 北と南の味の融合 そして中国出身の楊逸氏は 「絶品料理は 次に食べる一品」と語ってくださいました

次は言葉についてです 表現する時の母語の役割とは? については 母語であるアルバレシュ語は 「lingua del cuole(心の言葉)」であり 第2言語であるイタリア語は パンを得るための言葉で それぞれはぶつからずにハーモニーを奏でているとのこと

物語の前に言葉があり アルバレシュ語で夢を見てもすぐにイタリア語に訳すのですが 母語で書かないために距離が生まれ さらには今住んでいるトレンティーノ方言も含めて 足し算で書いてゆけるとのこと

対して楊逸氏は 母語(中国語)はアイデンティティであり心地よいが 自分をとじこめてしまう また文化の違いもあり 例えば中国では「鍋を売ってでも子供を大学に行かせる」といいますが 日本では「着物を売ってでも」となるのですね 言葉ごとに一つの文化 一つの世界と出会ってゆくのですね

また もし北イタリアやドイツで生まれていたのであれば 自分は作家にはなっていなかっただろうし なっていたとしても違う作家になっていただろうとの言葉に 「その土地が物語を書かせている」との言葉の重みを再確認できました


会場からの質問では 3年前にアバーテ氏の本にサインをしていただいたという女性が その後一念発起してイタリア語を学ばれ しかもアバーテ氏の故郷であるカルフィッツィ村を訪れたとのこと
会場からは驚きと感動の拍手が... 作家ご本人は感無量といった面持ちで.. 部数や賞よりもそのような読者との出会いが何より嬉しいと 丁寧に質問に答えてくださいました

私も若い頃同じようなことをしてベルリンに行きましたので よくわかります(80年代でしたので聖地巡礼のはしりでした) その作家は色々なインタビューで こんなファンがいるんだよ...と語ってくださっていたことをあとになって知りました 

小さな会場だったからか アットホームな雰囲気で イタリア文化会館のすばらしさを身近に感じられて オンラインでは直接会えない語学仲間とも会えて 行ってよかったです💛

イベントは こちら

素晴らしいイベントを開催してくださいましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます 初めてオンラインですがカルミネ・アバーテ氏に会うことができ 感無量です


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イタリアアモーレミーオ オItalia, amore mio! 2020: INSIEME (一緒に)」開催のお知らせ @SIDE OMOTESANDO  (2020.11.21、22) 

2020年11月17日 | イタリア関連の催し
「イタリア・アモーレミーオItalia, amore mio! 2020: INSIEME (一緒に)」開催のお知らせ(2020.11.21、22)@SIDE OMOTESANDO



「Italia, amore mio!」は 優れたイタリアブランドのショーケースとして 日本最大級のイタリアンフェスティバルとして開催されてきました

4回目となる2020年は大規模イベントの開催が困難な中 新たなフォーマットを通じてイベントを開催します

東京の中心地にHUB会場を設けて 都内各所の様々なサテライト会場で行われる数多くのイベントをマネージメントします
同時にビデオチャットを行い イタリアの都市とリアルタイムでつながります


テーマ 「Insieme –一緒に-」

日常生活の多くの場面で不安が広がっており、会いたい人にも会えず、ソーシャルディスタンスを保つことを余儀なくされています。
しかし、この経験は「大切な人」の重要性と絆の意味を改めて考えるする機会を私たちに与えてくれました。
私たちは一緒に絆を作り出すことができます。そして、それははるかに魅力的なものです。

開催詳細:

日付: 2020年11月21日~22日(土日)
時間: 10:00-20:00
会場: SIDE OMOTESANDO
住所: 〒107-0061 東京都港区北青山3丁目6−19

プログラムや入場詳細等、近日公開予定です!

イベントは こちら

サイトは こちら

今までの六本木ヒルズ等での開催が まるで夢の様に感じます...開催してくださり本当に嬉しいです


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「新たな世界、新たな始まりーーヨーロッパ文芸フェスティバル2020』開催のお知らせ(2020.11.20~11.27) 

2020年11月15日 | イタリアの本・絵本・雑誌
「新たな世界、新たな始まりーーヨーロッパ文芸フェスティバル2020」開催のお知らせ(2020.11.20~11.27/オンライン配信(一部会場イベントも予定))

今年の第4回ヨーロッパ文芸フェスティバルは ヨーロッパ18ヵ国(ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、チェコ、スロヴァキア、スペイン、スウェーデン、ハンガリー)の作家が一堂に会します

ヨーロッパ各国の作家や専門家、日本語翻訳家による朗読やプレゼンテーション、対談、パネルディスカッションなどの豊富なプログラムによって、日本の皆様にヨーロッパ文学への親しみを持っていただくイベントで 今年はオンラインとオフラインが入り混じる形での開催を強いられる一方で、このパンデミック自体をテーマとして掲げ、期間中様々な文学的考察を行います。

そして今回「Windows to Europe(ヨーロッパへの窓)」と題した特設ページが加わり、イタリアの小説家アントニオ・モレスコを始め、ヨーロッパの作家13名による、パンデミックをテーマとした語りやエッセイ、省察を掲載します。

イタリア関連のイベントは下記の通り:

11月20日(金)18:00-19:30 「ヨーロッパを翻訳する

作家であり、ジャンニ・ロダーリの作品の翻訳家でもある内田洋子氏が、ヨーロッパの言語で、様々なジャンルの翻訳を手がける翻訳家とともに、パネルディスカッションを行います。(言語は日本語。英語同時通訳付)

会場:インスティトゥト・セルバンテス東京(席数制限あり)/オンライン配信
会場へのご参加は要予約 


11月20日(金)20:15-21:00 「パンデミックへの文学的回答

小説家アントニオ・モレスコ氏が、イタリア文学研究者の土肥秀行氏(立命館大学教授)と対談を行います。
モレスコ氏の短編小説『愛と鏡の物語』(イタリア現代文学アンソロジー『どこか、安心できる場所で』国書刊行会、2019 所収)と、イタリアでのロックダウン中に書かれた彼の最新作 Canto degli alberi(樹々の歌声、Aboca、2020)について語ります。
なお、Canto degli alberiの一部を、特設ページ「ヨーロッパへの窓」にてお読みいただけます。(言語はイタリア語と日本語。逐次通訳付)

会場:オンライン配信のみ


11月21日(土)19:30-21:00 「小説よりも奇なり」

小説家・エッセイストのイジャーバ・シェーゴ氏が、サスキア・デ・コスター氏(ベルギー)、ヤーニス・ヨネヴス氏(ラトヴィア)、マリアンヌ・バックレン氏(フィンランド)と、パネルディスカッションを行います。司会は芥川賞作家の上田岳弘氏。(言語は日本語と英語。逐次通訳付)

会場:オンライン配信のみ

お知らせは こちら

サイトは こちら (詳細は近日発表)



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「風の丘」(カルミネ・アバーテ/Carmine Abate作 関口英子 訳)を読みました

2020年11月13日 | イタリアの本・絵本・雑誌
「風の丘」(カルミネ・アバーテ/Carmine Abate作 関口英子 訳)を読みました




アバーテの短編集の購読レッスンが終わり ようやく読み始めましたアバーテの小説!!
「ふたつの海のあいだで」に続き 「風の丘」を これまた一気に ドキドキしながら一気に読み終えました💕

あらすじ

イタリア半島最南端、赤い花の咲き乱れる丘に根を下ろして暮らすアルクーリ家の人々。
ときに横暴な地主に、ファシズム政権に、悪質な開発業者に脅かされながらも、彼らは風の吹きすさぶ丘での暮らしを誇り高く守り続ける。
その丘には、古代遺跡のロマンと一族の秘密が埋もれていた―。イタリアの権威ある文学賞、カンピエッロ賞受賞作


親子四代にわたる一族の話で 登場する考古学者などは実在の人物とのこと そのため講演のセリフも引用されているそうです
古代遺跡を求めて発掘調査をし続ける学者と 荒れ果てた風の丘を耕し続けて必死で生き続けてきた一族とのふれ合い

その時代ならではの様々な脅威に脅かされながらも 家族の絆を必死で守り続けた一族 
まるで映画を見ているかのようでした
なので一気に読めたのですね

この機会に引き続き読みます アバーテの翻訳書♪


風の丘」は こちら

世界イタリア料理週間:トークイベント「食とアイデンティティ」」(2020.11.17) は こちら

カルミネ・アバーテ氏が作家の楊逸さんと「食とアイデンティティ」をテーマに対談します。司会は翻訳家の関口英子氏です




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トークイベント「食とアイデンティティ」(カルミネ・アバーテ他)のお知らせ(2020.11.17/イタリア文化会館)&「ふたつの海のあいだで」(カルミネ・アバーテ作 関口英子訳)の感想

2020年11月10日 | イタリアの本・絵本・雑誌
トークイベント食とアイデンティティ」カルミネ・アバーテと作家の楊逸の対談のお知らせ(2020.11.17/イタリア文化会館)&「ふたつの海のあいだで」(Tra due mari)」(カルミネ・アバーテ/Carmine Abate作 関口英子訳)の感想



今年の夏に取ったアバーテの購読レッスンで読んだ「海と山のオムレツ(il banchetto di nozze e altri sapori収録/la frittata mare e monti」が つい最近日本語版出版(関口英子訳)となりました!!  ← これでようやく答え合わせができる(笑)



そして 原作者のカルミネ・アバーテ氏と 作家の楊逸氏 司会はアバーテの本を翻訳された関口英子先生という夢の対談が 11月17日(火)にイタリア文化会館で開催されます!!

トークイベントは こちら

     *     *     *

以下は アバーテの本「ふたつの海のあいだで(Tra due mari)」の感想です:

アバーテの短編の購読レッスン(メール)が無事終わったので まだ日本語ではアバーテの作品は読んでいなかったため 借りてきて一気に読みました

アバーテの短編は 少数言語アルバレシュ語*の話されるカラブリア州出身の作家自身の子供時代の思い出がメインで アルバレシュ語・カラブリア方言などもしょっちゅう出てきます
これはわからなかった~ ネットでも出てこないし 
先生からは訳す前にアドバイスをいただけますので だいぶ助かりました!!

*15~16世紀にかけて オスマントルコの侵略から逃れてきたアルバニア人が持ち込んだ バジリカータ州やカラブリア州などに点在するアルバニア語(少数言語)のこと


とりあえず最初は「ふたつの海のあいだで(Tra due mari)」!!
今までさんざん四苦八苦して訳してきたものが なんとここに書いてあった!! そういうことだったのか~!!と 答え合わせができたっていう感じです(;´∀`)

訳すのに苦労した郷土料理や食べものの名前とか カラブリア方言とか... 小さい字で原語も書いてあるので (ドイツ語やイタリア語でも)  それらも味わいつつ読みました
cresta di galloは 雄鶏の鶏冠 すいかの中心の一番おいしいところをいうのだそうです (花の名前にもありますが)

内容は まるで映画を見ているかのようにそのシーンが頭に浮かんできます なので一気に読み終えてしまいました
それに 少しでも離れると 登場人物が分からなくなってしまうので(笑) 2回読みました

だしぬけに驚かされるシーンもありますが きっとこうなるだろうなぁ...とはらはらしながら読んでいくと やはりそういう展開になって...
並行してシチリアのマフィア映画も見ていたためか あぁやっぱり...と思うところあり 
主人公の若者の恋愛シーンも まるでM.ベルッチ主演の「シチリア!シチリア!」のワン・シーンみたいでしたね💛

代々カラブリアにある架空の村ロッカルバ(アバーテの生まれ故郷カルフィッツィを思わせるとのこと)に伝わる宿屋
《いちじくの館》の主人の孫ジョルジョ・ベッルーシと たまたま出会って旅をした写真家と
その家族たちの 世代を超えた壮大な物語 とてもスケールが大きく ちょっとした伏線が あとになって膝を打つように謎を解いてくれる 読む楽しさにドキドキしました

かつて存在した《いちじくの館》の再建に人生を賭けるジョルジョ・ベッルーシ 決して屈することはない男
その孫であり ドイツ人を父に持つフローリアンは アバーテ自身を反映させているとのこと 
なので他の短編とも通じるところがあり合点がゆきました

しかし 日本語で読むのって 楽ですね~スイスイと(笑) 
まだまだ他の作品も読み続けます(^.^)  もっと長編も読めるようになりたいなぁ...

あらすじ:

ティレニア海とイオニア海を見下ろす場所に、かつて存在した《いちじくの館》。
焼失したこの宿の再建を目指す祖父と孫を中心とする数世代にわたる旅は、時に交差し、時に分かれて、荒々しくも美しい軌跡を描いてゆく――。
豊饒なイメージと響き渡るポリフォニー。
イタリアの注目作家による、土地に深く根差した強靱な物語。


ふたつの海のあいだで(Tra due mari)」の本は こちら



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「パヴァロッティとぼく アシスタント「ティノ」が語るマエストロ最後の日々」が出版されました

2020年11月08日 | イタリアの本・絵本・雑誌

「パヴァロッティとぼく アシスタント「ティノ」が語るマエストロ最後の日々」が出版されました(ARTES)

パヴァロッティとぼく アシスタント「ティノ」が語るマエストロ最後の日々(Pavarotti ed io)」が この9月に出版されました(ARTES)

翻訳された方はなんと 私がこの夏に受けた日伊協会の白崎先生のギンスブルクの購読レッスンの生徒さんなのです!

コロナで出版が遅れましたが 映画「パヴァロッティ 太陽のテノール」の公開(2020.9.4~文化村ラ・シネマ)に合わせて このたびようやく出版の運びとなりました おめでとうございます!

パヴァロッティ 太陽のテノール(原題:Pavarotti)が公開されます(2020.9.4~)@文化村ル・シネマ」は こちら


翻訳者のことば:

好きな言葉は「Never too late(なにごとも遅すぎることはない)」。50歳からイタリア語を学び始め、本書が初の翻訳書となる。

本は こちら

翻訳者のブログは こちら
 
この本の著者とともに パヴァロッティのお墓詣りに行った話などが収録されています

すごい方と学んでいたのですね~💛 

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イタリア映画「マーティン・エデン(Martin Eden)上映中です(~2020.11.12)@Uplink吉祥寺

2020年11月06日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「マーティン・エデン(Martin Eden)」上映中です(~2020.11.12)@Uplink吉祥寺


20世紀アメリカ文学の傑作、
ジャック・ロンドンの自伝的小説が イタリアを舞台に蘇る
運命の女性との出会いが、男の人生を大きく変えていく——

主人公マーティン・エデンを演じるのは、イタリアを代表する俳優の1人、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(14)のルカ・マリネッリ
本作の演技により、2019年ヴェネツィア国際映画祭で『ジョーカー』(19)のホアキン・フェニックスを抑えて見事男優賞に輝いた。


【STORY】
貧しい船乗りマーティンが優雅なブルジョワの“高嶺の花”エレナに恋したことから作家を目指し、幾多の障壁と挫折を乗り越えてついに名声と富を手にするが…。果たして彼を待ち受けるのは希望か、絶望か——。

映画は こちら 


9月には シネスイッチ銀座・恵比寿ガーデンプレイスでも上映されていたのですね

第76回ベネチア国際映画祭 最優秀男優賞受賞を受賞した「イタリアのアラン・ドロン」といわれるルカ・マリネッリ 端正な顔立ちと抜群の演技力がすばらしいです

予告編を見てみると なんとなく 「副王家の一族」に雰囲気が似ていますね(^.^) 




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「おかえりなさい」の言葉に涙した「小さな灯り(la lucina)」上映会(2020.11.5)@イタリア文化会館

2020年11月06日 | イタリア映画・映画
「おかえりなさい」の言葉に涙した「小さな灯り(la lucina)」上映会(2020.11.5)@イタリア文化会館



この春から ずっと長いあいだイタリア文化会館ではオンラインイベントが続いておりましたが ようやくこの11月5日(木) イタリア文化会館にてリアルイベントが再開されました!!

電車の中からもう 涙が出そうな私でした... みんな元気かなぁ

カルベッティ館長の挨拶は「おかえりなさい!(Bentornati!)」で始まりました 

あの厳しい日々を耐え抜いてきたスタッフの皆様 館内は 今はzoomのレッスン中心となり 随分静かになっていたけれど なつかしくて嬉しくてありがたくて... 何年も何年も通い続けたイタリア文化会館を再び訪れることができて 感無量でした


映画「小さな光(la lucina)」は バジリカータの山の中に住む老人(原作者のアントニオ・モレスコ)が 山の向こうに小さな灯りが灯るのを見て そこに住む不思議な少年と出会う話です

冒頭の 焚火のパチパチはじける音が聞こえた時から ゆったりとした静かな時間の中に惹き込まれてゆきました... セリフも少ない寡黙なそして力強いメッセージを持った静かな映画でした

山の中に住むって こんななんだなぁ... 毎晩空を眺めて 薪割りをしたり 暖炉で火を起こしたり...

不思議な作品でした 

    *   *   *

「小さな灯り(la lucina)」作品紹介:

監督: ファビオ・バドラート、ジョンニ・コスタンティーノ/2018年/イタリア/101分

本作品は自身が主演も務めたアントニオ・モレスコの小説 La lucina(Mondadori, 2013, 「小さな灯り」)が原作です。

ネオレアリズモの伝統を彷彿とさせる手法で作られた同作品は、キャストには一般人を起用し、イタリア南部バジリカータ州の隔絶された区域で撮影が行われました。

<あらすじ>
人里離れた森の中、一人の男が侘しく暮らしている。
彼の家の向かいにある山をすっぽり覆う暗闇に、突如毎晩小さな光が繰り返し灯る。
一体あれは?小さな灯りの正体を探るうち、男はある少年と出会う…。
孤独な男と少年の交流の物語。


原作者であり主演のアントニオ・モレスコ氏は 11月20日(金)~27日(金)にオンライン開催される「ヨーロッパ文芸フェスティバル2020」にも参加されるとのこと

イタリア映画祭2020(オンライン/2020.11.20~12.20)や世界イタリア料理週間2020 イタリアブックフェア2020(11月中旬オンライン開催)等 オンラインも含めた色々なイベントも ようやく始動されつつあります!!

上映会のお知らせは こちら

* 素晴らしい上映会を開催してくださいましたイタリア文化会館様に 心よりお礼申し上げます


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イタリアフェア2020はオンラインでも「コトコトライブ」が開催されます(2020.11.4~11.9)@阪急梅田本店9階催場

2020年11月04日 | イタリア料理・イタリアン食材
イタリアフェア2020はオンラインでも「コトコトライブ」が開催されます(2020.11.4~11.9)@阪急梅田本店9階催場


Andrà tutto bene!!

今年の阪急梅田本店で開催されるイタリアフェア2020は オンラインもあります!!

会場は こちら

コトコトライブ」は こちら  ← 見逃してもあとから視聴できます♪


くわしくは こちら


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公開研究会「スイスの二大生協の歴史と現況 ミグロとコープ・スイスを比較しつつ」に参加して(2017.9.12)@(公財)生協総合研究所

2020年11月03日 | 東都生協関連・海外の生協

公開研究会「スイスの二大生協の歴史と現況 ミグロとコープ・スイスを比較しつつ」に参加して(2017.9.12)@(公財)生協総合研究所


イタリアの生協について色々調べているうちに 他の国の生協のことも知りたくなり 生協総合研究所の開催するスイスの二大生協についての公開研究会に行ってきました!!

4名の講演者の方々が スイスという国について スイスの生協の歴史について 資料をもとにお話をされてから スイスに在住された経験からみた協同組合と生協について 写真を交えてご紹介いただき ラストはミグロ(MIGROS)とコープ・スイス(Coop Schweiz)というスイスの二大生協についての 事業概要と評価、現況について詳しく説明していただき 大変興味深く勉強になりました

スイスは九州くらいの大きさの山岳国で 面積は日本の1/9 人口は日本の7%弱(833万人/日本は1憶2700万人) 外国人比率は22%(日本は2%) ちなみにひとり親世帯の貧困率は31.6%(日本は50.8%)  直接民主制で永世中立国です 

そんなスイスでは なんと8人に一人が生協に入っていると聞きビックリ!!
1975年には 組合員が100万人を超えたというのですが スイスの人口が833万人ということは... それだけ生協は信頼されているのだなぁと感じました

また ジュネーブのさまざまな協同組合についても写真入りでご紹介くださいました 酪農協同組合連合会 エクリーブル住宅協同組合 バン・デ・パキ(労働者協同組合)ここは歴史ある公共施設の経営を担っています
ジュネーブでは 物価が高いのと 隣国へのアクセスがよいため 営業時間が長めで価格も安めなフランスまで車でちょいと買い物に行きやすいのですって 
もともとジュネーブでは 空港や駅以外は 平日は夜6~7時には閉まり 日曜も休みですね この営業時間を延長したり年に何回か日曜にも営業するにも住民投票 といったお国柄です 

スイスで生協といえば Migros(ミグロ)と コープ・スイス(Coop Suisse)の二大生協ですね
日本のように 地域によってたくさんの生協があるのとは成り立ちが少し違います 

例: BILANZ 2017年3月号「Beste Feinde Die unheimliche Macht von Migros und Coop」(最高のライバル ミグロとコープのとてつもないパワー) ← MigrosとCoopの両CEOがスーパーマンの恰好で表紙を飾っています

ミグロの方が少し規模が大きく 大型・中型店でチェーン展開をしてるのに対し コープ・スイスの方は小型店が多く 地域ごとの生協の名残が残っています 
その他 PB(プライベートブランド)はミグロの方が多い等 ふたつの特徴を細かく見てゆきました
 
ふたつとも 好立地の大半にすでに出店済みなので 競合の出店の余地はあまりないのだそうです もちろん仏・伊・独等の大手チェーンはありますが コミュニティの権限が高く 出店するにも許可が必要です

ブランド好感度は ミグロが1位 コープ・スイスが3位 
このブランド力の背景には 毎週機関紙を組合員に送付したり 社会貢献度も高く ポイントカードも充実しているとのこと さらにMigipediaという商品情報サイトまであるというのです!

子供がスーパーマーケットごっこで遊べる「ミニミグロ」があり 小さな頃から遊びながら身につけさせる戦略はさらに「食育」にも通じています スイスの農業等の一次産業人口0.7%(日本は1.1%)と少ないのです  
さらには高齢者対応で 「おばあちゃんの革命やお食事会(タボラータ)等もやっています

コープ・スイスは最近「昆虫食品」を売り出し 数が少ないせいかすぐに売り切れたそうですが...こういった開発費も ヨーロッパ一人件費の高い豊かなスイスであればこそです


まとめとしては 生協の国民生活への貢献の最高度の実例がまさにスイスであり あらゆる面で国民経済に配慮した政策(商品、店舗、雇用)が取られており プラスの循環を作る要素として機能しているが 負の循環の引き金にもなりうるとのこと そして 消費者の圧倒的支持が事業の支えとなっていること

この「負の循環の引き金」とは何でしょうか? わかりやすい例をあげると たとえばもしコープがフランスやイタリアの安い牛乳を扱うと スイスの酪農はつぶれてしまう だからスイスのコープも消費者も政府もそれをちゃんと理解し 少々高くともスイスのものを売るのですね それはちゃんと循環しているとのこと
これは経済が好調なのと 国防意識が高いからとのこと また小さな国であり構造が見えやすいから もっと作物は少ないので外国から輸入はしていますが  

スイスは経済的にもとても恵まれており 人件費もヨーロッパ一高く そのため価格の高いものでも購入でき それがスイスの国の経済の循環を支えている 
反対に 国境を越えてすぐのフランス等に買い物に行く人も多く(安いし営業時間が長い) 生協がスイス国産にこだわるのは もし生協が他国の安いものに飛びつけば スイスの生産者がつぶれてしまうことを 生協も組合員もそして国もよくわかっているのですね

なので 経済があまり好調でない国からすれば これは理想の姿だなぁ...と感じました
昔チューリッヒにひとり旅をした時 あまりの物価の高さにビックリしたことを思い出しました 
スイスでは貧困層は少なく 首切りもないし 取引先に公正な契約をすることが義務付けられており 買い叩きもないそうです 「クオリティ・オブ・ライフ」という ルールを敷いて 自分も労働者であり また同時にサービス利用者でもあるという意識が高く そのため営業時間の制限も厳しく守る(日曜は休みなど)のだそうです...( ゚Д゚)ハァ溜息...

それと イタリアではいくつかの巨大コープに加えて GAS(協同購入グループ)などの小規模な協同購入グループが細々と運営されていますが スイスは主に2つの巨大生協がシェアしているようですね ただ今は少しですが 農家の直売形式をネットで展開しているそうですが伸びる余地は少ないそうです

またスイスの生協が始まった70年代の頃は 移動販売車が主だったそうですが 2000年頃にすたれてしまい だんだんと店舗に変わっていったのだそうです
そしてまた 両生協では宅配事業(ネットスーパー)にも力を入れ 山間部でも翌日配達してくれますがコストは高いとのこと (宅配のページもHPで確認しました)

コンビニサイズの小さな個人商店(日用雑貨や基本的な食品)もあり これらは主に移民が経営し 日曜も営業 夜は9時くらいまで ←日本のような24時間営業はありません~ 

それでも 2005年から進出した アルディ(ALDI)や 2009年に進出したリドル(Lidl)などのドイツのディスカウントストアに押されてきており さらに国境を越えての買い物同様 これからどのようになってゆくのかな と思います (ドイツでは"Geiz ist Geil"という「ケチはすごい」というディスカウントストアのスローガンが定着しているのです) コープ・スイスは国外をめざし ミグロは食品・健康分野での存在感を増そうとしているとのこと

今回は行く前に ネットでスイスの2大生協について 店舗等についてざっと調べましたが 当日は貴重な資料もどっさりいただき イタリアやイギリス等 欧州各国の生協についての貴重なリポート集もいただき ほくほくで帰ってきました♪ 

← たくさん資料をいただきました♪

外国の生協について色々知りたい私であります(^O^)/

開催のお知らせは こちら

   *        *        *

研究会の元となった資料「生協総研レポートNo.84 ミグロとコープ・スイス -スイスの二大生協比較」は こちら

内容のピックアップ:

コープ・スイスは伝統的生協として 1890年に生まれたU.S.C.(Union suisse del sociétés de consommation)が 1969年にコープ・スイス(Coop Suisse)となり 2001年には完全に統合して単一生協となっています
 
一方ミグロ(Migros)は 1925年に 「スイスで一番攻撃された人」といわれる創設者ゴットリープ・ドッドワイラー(Gottlieb Duttweiler)が 1925年に「ミグロ(株)」を資本を出して設立し(フランス語の半卸売(mi-gros)から名付けられた) 1941年に生協に転換し 個人的信念から一切の酒類を置かず ナチとの妥協を一切拒んだそうです
(株式会社から協同組合への転換は歴史的にほとんど前例がないとのこと その点で19世紀の伝統的生協とは全く異なります)

ミグロは1970年代に日本では「似非協同組合」と紹介されたのことですが(ワンマン経営) 1980年には世界で最も成功した協同組合のひとつ(ICA/国際協同組合同盟)とも言われる転換点を迎えています  (1980年代には欧州の多くの生協が深刻な危機に見舞われました)
ドイツにも進出してきているとのこと

二つとも圧倒的に国民の信頼を得ており満足度も高く 「あなたはミグロの子?コープの子?」という質問もされることがあるとのこと 
価格は安くはないが もし安く調達し 安い人件費で雇用すれば ただちに国内農業従事者と農業生産の減少を招き 失業者の増加 国民所得(世界最高水準)の低下 という負の連鎖を招くと国民も承知しているのだそうです

さらに 「海外の生協2016 - 世界的な環境変化のなかでの歩み - 」(2016.8 Vol.487)も読んでいます♪

素晴らしい公開講演会を開催してくださいました(公財)生協総合研究所様に 心よりお礼申し上げます

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