日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

ドイツフェスティバル2024に行ってきました(2024.11.2)@青山公園

2024年11月02日 | ドイツ語・独検
ドイツフェスティバル2024(Deutschland Fest 2024)に行ってきました(2024.11.2)@青山公園


小雨の中 乃木坂の青山公園で開催中の「ドイツフェスティバル2024(Deutschland Fest 2024」に行ってきました

Im Regen bin ich ins Deutschland Fest 2024 gegangen, das deutsche Brot und Wurst gekauft, usw...

ちょうど Haben Tesfaiというラップ(rap)をやっていました

小雨なので 屋根のある席に人が集中しています ぬかるみがスゴイ😞 
ドイツ大使公邸シェフの店のブース

 Deutsches Haus のブース

静岡県伊豆の国市にあるベケライ・ダンケ(Bäckerei Danke)のブースで ライ麦パンRoggenbrot mit Schrot を買って...
 
 ドイツパンのブース

神奈川県横浜市のドイツデリカテッセン Baruduhnのブースでドイツ人手作りの粗挽きソーセージ(Grobe Bratwurst)を買って いつものように(公財)日独協会のブースにご挨拶😊

ジュッタリーン/Sütterlinschriftというドイツの古い文字を書く体験イベント をやっていました ドイツ人の名前を漢字に書いてくれるのもやっています
 ドイツ大使館と日独協会のブース 右にかけてあるのはウムラウト君の布バック


日独の子どもたちのサッカーの試合Bundesliga Cupを見て ドイツの電気自動車(ヤナセ)の展示を見てから早めに帰りました 
夫と休みが合わず 一緒に行かれてたらソーセージにドイツビールといきたかったですが...🍺 

 ドイツの電気自動車の展示 

ドイツフェスティバル2024は こちら (2024.11.1~4)@乃木坂の青山公園 


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「伝説となった国 東ドイツ」「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschland」を読みました

2024年10月27日 | ドイツ語・独検
「伝説となった国 東ドイツ」「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschland」を読みました(2024.09~10)@東京ドイツ文化センター図書室

東京ドイツ文化センターの図書室で借りてきた DDRの人々へのインタビューをまとめた本「伝説となった国 東ドイツ」 そして わかりやすく簡単なドイツ語で 旧東ドイツ(ehm. DDR)時代の暮らしぶり等を紹介するドイツ語の読本で 2人の子どもの目線で様々なテーマについて語る「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschlandの2冊を読みました 後者は忘れかけたドイツ語のリハビリにちょうどよく 音読しながら読み進めました 

どうしても旧東ドイツの本に目が行ってしまうのです...

    *     *     *

伝説となった国 東ドイツ」 (平野洋著 2002年現代書館発行)は 著者が1988年~1993年までの5年間 ライプツィヒと東ベルリン留学していた頃に 1989年のベルリンの壁崩壊と 1990年のドイツ統一を現地で体験した際の記録であり 1994年から2002年のユーロ登場までに 多くの現地の人々へのインタビューをしたもので構成されています 

特に記憶に残っているのは 時間をかけて統一するのではなく 当時のH.コール政権が 強大な西ドイツが東ドイツを飲み込むようにして統一していったくだりです 

そんな中で旧東ドイツの人々は 職を失ったり 西に逃げた人たちから東に残した土地や家の所有権をめぐる裁判を起こされたり 経済的格差に苦しみながら苦難を乗り越えていった過程が見えてきます

東のホーネッカー政権は ナチスによって獄中にあった期間が長いというだけで政権に治まり...  そしてシュタージ(国家秘密警察)による監視社会へと移り... 1989年秋のライプツィヒの月曜デモの参加者たちへのインタビューも貴重な記録です 

西の人間と結婚した東の人の人生観と異なる東ドイツ観  東にもいいところはあった等と言う東の人への西の人々の憤慨 西の人は打ち解けてくれないという東の人の言い分 元シュタージの人へのその後についてのインタビュー等 壁崩壊時に東の親戚が西の親戚を訪ねてこない理由   外国人に対する暴力は東の方が多い理由など...  

2002年からの新通貨ユーロ登場までの時点での東西ドイツの人々の赤裸々な言葉を記録した貴重な一冊です

他にも ドイツのマンガの対訳本も借りて読みました

 東京ドイツ文化センターの図書室


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東京ドイツ文化センター(OAG)の図書室でドイツ語の絵本・漫画・本📖を6冊借りてきました(2024.9.24)@東京ドイツ文化センター

2024年09月26日 | ドイツ語・独検
東京ドイツ文化センター(OAG)の図書室でドイツ語の絵本・漫画・本📖を6冊借りてきました(2024.9.24)@東京ドイツ文化センター

かねてより計画していたとおり 10/6の外国語絵本読み聞かせのために OAG東京ドイツ文化センターの図書室で ドイツ語の絵本を借りに行き そのついでに何冊かの本・ドイツのマンガを借りてきました📖 
Heute habe ich in der Bibliotek der OAG (Deutsche Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens) 6 Bücher geliehen,  2 Kinderbücher, 2 über DDR, 2 Comics (Japanisch/Deutsch)📚
Am 23 September hat mein Mann zum Gartenfest der deutschen Botschaft teilgenommen, ich wollte auch teilnehmen, aber unmöglich, Schade...


Wie war das in der DDR? Schädlich, Susanne
本は こちら

伝説となった国 東ドイツ
本は こちら

私はベルリンの壁があった頃からドイツに行き 東ドイツ DDR という単語に吸い寄せられてしまうのですよ...

Baby's in black Bellstorf, Arne ドイツ語版と日本語版の対訳
ドイツのマンガを読むのはほとんど初めて😲 

それと 読み聞かせに使う絵本2冊
 
   *    *    *

9/23(月)には 夫がドイツ大使館のガーデンパーティに参加しました
私も行きたかったけど 日本国内限定100名で厳選したとのことでパス
新婚時代に1回行ったドイツ大使館のガーデンパーティ また行きたいな~💕


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『ドイツの家と町並み図鑑』(久保田由希・チカ・キーツマン著/㈱エクスナレッジ発行)を読みました

2024年09月20日 | ドイツ語・独検
『ドイツの家と町並み図鑑』(久保田由希・チカ・キーツマン著/㈱エクスナレッジ発行)を読みました

学生時代にドイツ語を学び始めた頃に テキストに写真のあった「木組みの家」をFachwerkhäuserというのだと知り その頃からドイツの家並みが大好きになりました🏡


本の紹介文より:

「普通の家」から見えてくる、新しいドイツの魅力

絵本から抜け出てきたような中世の木組みの家、茅葺き屋根の古民家、世界遺産にもなっているモダニズム建築の団地……。
まだまだ日本人には知られていないドイツ各地の個性豊かな建物を、独自の視点でたっぷり紹介。さまざまなスタイルの家がどうして生まれたか、その背景にある風土や歴史も合わせて読み解きます。

・装飾豊かなファサードが魅力の中世商人の家「ギーベルハウス」
・ブルーノ・タウト設計のカラフルでモダンな団地
・マンガやアニメにも登場する、中世都市を囲む「市壁」が今も残る町
……などなど、お城やバウハウスだけではない、驚くほど多様なドイツの家と町を発見できます。
ヨーロッパの風景をリアルに描きたい創作者のための資料としてもどうぞ。 

    *     *      *

あとがきには 「ベルリン・ブランデンブルク探検隊」を著者のお2人が結成し 地元の給水塔の本を自費出版されたことがきっかけで ドイツ全国の身近な建築を幅広く取り上げた一般向けの本がこれまでなかったことから 専門家ではないものの建築好きな著者のお二人がこの本を作る運びとなったとのこと とてもわかりやすく美しい写真満載で 楽しく読ませていただきました📖 ← ドイツの給水塔は 観光資源としても使われていたことを 今回初めて知りました😲


第1章 ドイツの家の基礎知識  Basiswissen deutsche Wohnhäuser

木組みの家(Fachwerkhäuser)の組み方の紹介が興味深かったです 
私が若い頃に語学留学で滞在した ボッバルト(Boppard am Rhein)にもたくさんありました🏡

茅葺きの家(Reethäusr)は 2014年に無形文化遺産となりました

ギーベルハウス(Giebelhaus)は 中世都市の妻入りの家です 室内が暗いため のちに平入りに建替えられることもあったとのこと
 ギーベルハウス Giebelhaus 

アルトバウ(Altbau)は 「古い建築」という意味ですが 労働者のための大都市にできた集合建築で 建築様式は歴史主義とのこと  
ドイツ在住の友人の家もこんな感じでした 中庭があって…

レフォルム建築と田園都市(Reformarchitektur und Gartenstädte)は レーベンスレフォルム(生活改革運動)の広がりの中で 郊外に緑あふれる田園都市が作られてゆきました

モダニズムジードルンク(Siedlung der Moderne) 大戦後に生まれ 直線的でシンプルな建築です Siedlungは 集落、団地という意味です
ベルリンにはブルーノ・タウトの設計のものがあり 世界遺産にもなっています

スターリン建築(Stalinistische Architektur) 社会主義的要素を取り入れた新古典主義建築で 装飾が多く 砂糖菓子職人建築とも呼ばれたそうです 

東ドイツではプラッテンバウ(Plattenbau)という大量生産のプレハブ住宅も作られました (旧東ドイツでは 結婚するカップルには家🏡が与えられたそうです😲) 

クラインガルテン(Kleingarten)は 「小さな庭」の意味で 賃貸性の市民農園ですが 週末に自然に親しみ 自給自足にも役立ちました 


第2. 一軒家 (Häuser)

木組みの家(Fachwerkhäuser) 南ドイツ フロイデンベルク ツェレなど各地の木組みの家が紹介されています

環状村落(Rundlingsdörfer) ルントリンクという村落形態は 古くはスラブ人の集落にさかのぼるとのこと

ヴィークハウス(Wiekhäuser)は もともとは防御施設でした 
市壁(Stadtmauer)で囲まれた中世都市 市壁は街を囲む防御施設でした 

ロシア民家風ログハウス(Blockhäuser)  ポツダムにあるロシア人コロニー・アレクサンドロフカで 今は美術館となっています

ウムゲビンデハウス(Umgebindehausザクセン州にあるメルヘンチックな様式で 丸太と木組みでできています 

スレート葺きの家(Schieferhäuser) 「黒い鱗の家」はスレートでできています

中世の職人の家(Häuser im Schnoorviertel) ブレーメンの職人の家の「シュノーア地区」は13世紀からあったそうです 狭い街並みと切妻屋根の家々は観光スポットになっています
 中世の職人の家  (Häuser im Schnoorviertel)

茅葺き屋根の家(Reethäusr)は ワッデン海のズィルト島が有名で 昔は家畜と一緒に住んでおり 維持も大変でした ユネスコの無形文化遺産です 日本の飛騨高山の茅葺き屋根の家も世界遺産ですね

ギーベルハウス(Giebelhäuser)は ハンザ都市が有名ですね 色々な形のファサードが楽しめます

氷河で運ばれた石でできた家(Feldsteinhäuser) これは氷河によって運ばれてきた野石を積み上げてできた石で 「オーバーバーニム野石鉄道」という観光街道もあります

ユーゲントシュティール建築(Jugendstil-Architektur) これはダルムシュタットの「マチルダの丘が有名です

海岸保養地建築(Bäderarchitektur) これはリューゲン島のリゾート地が知られていますね


第3章  集合住宅 (Wohnungen)

ウルムにある 市壁上のテラスハウス(Grabenhäusle)は 堀の家という意味のテラスハウスです

ベルリンのアルトバウ(Altbau)は外壁に装飾が多い集合住宅です ほんとにベルリンの街を歩くとアルトバウの住宅がよく見られますよね
  アルトバウ Altbau

田園都市マルガレーテンヘーエ(Gartenstadt Margaretenhöhe) ルール地方にあり、クルップ社の3代目当主未亡人が作った市民と社員のための住宅です😲

ドイツ最古の田園都市ヘレラウ(Gartenstadt Hellerau) ドレスデンの市街地にある田園都市ですが ドレスデン郊外の友人宅に行った時にこんな感じの明るいテラスハウスの家々を見ました🏡

公務員住宅アム・シュラーゲン(Am Schragen) ポツダムにある おとぎの国のような公務員住宅の団地です

グロースジードルング・ブリッツ(Großsiedlung Blitz) こちらはベルリンにある馬蹄型の労働者用住宅ですね

ジードルング・ツェッぺリンシュトラーセ(Siedlung Zeppelinstraße) ベルリンにある20世紀の表現主義建築で 奇抜なデザインが目をひきます

ジードルング・パッデンプール(Siedlung Paddenpuhl)  ベルリン郊外にある おとぎの国のようなジードルンクです

ジードルング・ブルフフェルトシュトラーセ(Siedlung Burffeldstraße) フランクフルトにあるジグザグハウスと呼ばれるモダニズム・ジードルンクです ジグザクなのでよく日が当たります☀

ヴァイセンホーフジードルンク(Weissenhofsieldungシュトゥットガルト郊外にあり、ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエ、W.グロピウス等のモダニズムの建築家が展覧会のために作りました 

グロースジードルンク・ジーメンスシュタット(Großsiedlung Siemensstadt) ベルリンにある 健康的で衛生的な住居という住居コンセプトによって6人の建築家によって造られたジードルンクです

ニーベルンゲン・ジードルンク(Nibelungensiedlung)  環状の基地のような大規模ジードルンクで ロッジァの位置がまちまちとのこと

スターリン建築(Stalinistische Architektur)は 東ベルリンにある 社会主義の国の権威を示す建築です

プラッテンバウ(Plattenbau) スターリン主義建築の後に訪れた 東ベルリンの安くて速い集合住宅です


ドイツの街並みのそれぞれの様式と その成り立ち等がわかり 興味深い 写真満載の1冊です💕

『ドイツの家と町並み図鑑』の本は こちら


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『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-③

2024年05月08日 | ドイツ語・独検
『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-③


マニアックなレシピ本『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧料理🍴
その②を作ったあとで またまた作りました🍳 

イスクラ(ISKRA)は こちら

ノスタルジア第2食堂 同じスープで育った労働者たちへ』(イスクラ著) と『ノスタルジア第2食堂 労働者の在りし日の食卓』(イスクラ著)にある料理を もうどっちがどっちだか分からないくらいに色々作りました~😊 

    *     *     * 

ケーニヒスベルガー・クロプセ Koenigsberger Klopse (旧東ドイツ)  ケーニヒスベルク風肉団子

東プロイセンの名物料理 肉団子をホワイトソースで煮込んで ケイパーをたっぷり入れて 茹でたジャガイモをつけ合わせに🍷
 肉団子は色々使えます♪


カルトフェリナヤ・バブカ/パブカ・ジエムニャチャーナ Babka ziemniaczana (ベラルーシ・ポーランド)   ポテトのオーブンケーキ
すりおろしたジャガイモ・ベーコン・玉ねぎのオーブン焼きに サワークリームにディルを混ぜたのをかけて食べます 

 お好み焼き感覚?


 /レンチェレヴェーシュ(スロヴァキア/ハンガリー)  レンズ豆のとろとろシチュー
レンズ豆とサワークリームで作る滋養溢れるスープ 目玉焼きやハンバーグを入れてもよし🍳 
このあと ケーニヒスベルガー・クロプセの肉団子を入れてみました サワークリームを買い足しました!

レンズ豆は一晩水につけなくともよいので使いやすい😊

ザピエカンカ zapiekanka  (ポーランド)  お手軽ピザ風スナック
まるでピザパン🍕 バゲットに玉ねぎ ハム等 マッシュルーム チーズをかけてカリッと焼き ケチャップをたっぷりかけていただきます🍕 ポーランドのファーストフードです
 
  パンを水平に切ります😲


だんだん家族も太ってきたので...😲 少しペースを落とします~(笑)
 
ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主義国のレシピ60 同じスープで育った労働者たちへ』は こちら

ノスタルジア食堂 東欧旧社会主義国のレシピ63 労働者の在りし日の食卓』 は こちら


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『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-② 

2024年05月04日 | ドイツ語・独検
『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-② 

マニアックなレシピ本『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧料理🍴その①を作ったあとで またまた2冊届きました📖 📖

『ノスタルジア第2食堂 労働者の在りし日の食卓』(イスクラ著) と 『OSTMODERN オストモダン 失われゆく社会主義景観』(イスクラ著)です こちらの本は旧東ドイツの集合住宅 駅 ホテル モザイク等の写真集で そうそうこんな感じ~と 懐かしかったです😊 


    *     *     * 

ビゴス Bigos(ポーランド/リトアニア) ザゥアークラウトの煮込み 
ザゥアークラウトとキャベツ千切りをきのこ ソーセージやトマトピューレで弱火でくつくつ煮込みます 味がしみてからの方が美味しい🍴 ポーランドの代表的な家庭料理で 「狩人のシチュー」という意味です
 
黒こしょうは粒を入れます

マンティ (アルメニア) アルメニア風マンティ
鉄鍋餃子🥟という感じ ワンタンの皮に具を入れて ふたをせずにオーブンで焼き ソースをかけていただきます🥟
語源は 中国の饅頭(マントウ)や包子(パオズ)と密接な関係があると考えられています

 
大皿で30個どーんと!!

ショルポ/スルパ/ショルヴァ  (キルギス他中央アジア)  羊肉のスープ
トルコから中央アジア 中国にわたり食べられている中央アジアの代表的なスープ 野菜と羊肉で作ります  
あとディムラマ(ウズベキスタン) ウズベク風肉じゃがもよく似ているのですが こちらはスープではなくジャガイモを倍位入れます

 
塊肉がなくてしゃぶしゃぶ用の羊肉を使いました~

サラタ・オト・オボトニツェOctopus salad (クロアチア)  タコのサラダ
ゆでたタコ🐙 ポテト等をマスタードのドレッシングであえます 

タコが美味しい🐙


ピエロギ・レニヴェ Pierogi leniwe (ポーランド) 簡単ピエロギ 
カッテージチーズ団子 カッテージチーズは自分で牛乳にレモン汁お酢を入れてあたためて作れます😊 ピエロギといえばポーランドフェスティバルにいつも出ていますね🥟 ←今年は5月18日です

 小麦粉を丸めてゆでただけの簡単ピエロギ 中に具をいれて餃子の形にする方がおいしい🥟


チェフチェリ  (ロシア/ウクライナ/ベラルーシ/ポーランド他)  トマトソースの肉団子  
つけ合わせはこの本の写真のとおりペンネにしたのでまるでイタリアンか?😲 蕎麦の実(グレーチネバヤ・カーシャ)もち麦でもいいそうです 次は蕎麦の実で作ります
  
トマトソースはもっとほしかった 肉団子はやわらかくできた🍖

クジェツィ・プラツィチュキー (チェコ) じゃがいもとチキンのナゲット
卵とヨーグルトをといた中に 細かく切った鶏むね肉を入れて揚げ焼にします
ヨーグルトと卵なんて初めて😲 サワークリームとかケチャップをつけて食べます 
 なかなか形がまとまらず... 
 
まだまだ作ります~🍴 材料が見つかるといいな😊 


『ノスタルジア第2食堂 労働者の在りし日の食卓』(イスクラ著)は こちら

その③に つづく

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『ノスタルジア第2食堂 東欧旧級社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-①

2024年05月01日 | ドイツ語・独検
『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-①


2024年のGWは長~いので マニアックなレシピ本『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧料理を色々作ってみました🍴


1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊する前の80年代に 2回ほど旧東ドイツを訪れました 当時の食事も 小さな青いりんごも プラスチック製のカトラリーやトラバント 破けてしまいそうな切手や紙幣... 今も覚えています 
オスタルギー(Ostalgie)は私の中にもあるのです  

なので この本を見ながら できるだけ家庭で作れそうなものを下手ながらも作ってみました 東欧には海が少なくほとんどが肉料理ですね🍗 

「名前は違えど、同じスープで育った隣国同士の人々の日常の食卓が垣間見える」一冊です 

アルバニア/アルメニア/アゼルバイジャン/旧ユーゴスラヴィア諸国/ブルガリア/ ベラルーシ/チェコ/旧東ドイツ/ジョージア/ハンガリー/カザフスタン/キルギス/ラトビア/リトアニア/エストニア/ マケドニア/モルドバ/ポーランド/ルーマニア/ロシア/スロヴァキア/スロヴェニア/ウクライナ/ウズベキスタンの料理が載っています

   *   *   *

まずは食材を買い集めて どんどん作りました🍳 さぁ~GWの始まり始まり~😲 料理は下手なので写真はまったく参考にはなりませんが覚えとして(笑)

タラトル Таратор  (ブルガリア/マケドニア) ヨーグルトときゅうりのサマースープ
きゅうりと砕いたクルミ等を たっぷりのヨーグルトに混ぜた冷製スープ さすがブルガリア😲
 きゅうりとクルミの冷製スープ


ピレ・ス・オリズ/
Pile s oliz  (ブルガリア)  鶏肉の炊き込みご飯
鶏肉を茹でて ピラフのようにしてさらにオーブンで焼きます せっかくなので長粒米を使ってみました 
 鶏肉は手羽元がよいのですが...

ブルガリア料理🍳については 
こちら 

トキトゥラTochitura (ルーマニア/モルドバ) 卵をのせたポークシチュー
ベーコン 豚肉等を煮込んで 卵焼きとシュレッドチーズを載せていただきます 
 ベーコンに豚肉にと肉三昧😲

プラーガー カロテンゲミューゼ Prager Karottengemüse (旧東ドイツ) プラハ風にんじんとパセリのソテー
人参を甘くバターで煮込んで ヨーグルトやマヨネーズであえていただくサラダです😲 初めての味!

ライプツィガ―アラーライ Leipziger Allerlei(旧東ドイツ) 野菜のクリームソース煮
アスパラ カリフラワー 海老等を色々入れてクリームソースで似たライプツィヒの郷土料理です🍲
 クリームシチューみたい

ホッペルポッぺル Hoppel Poppel (旧東ドイツ) ベルリン封じゃがいもの煎りたまご
すぐに作れるスペイン風オムレツのような家庭料理🍳
溶き卵の量は減らしました

ファルッシャーハーゼ/ピックポイス Falscher Hase/Pikkpoiss (旧東ドイツ/エストニア) ゆで卵入りミートローフ
「まちがいうさぎ」という意味の料理で うちの夫の実家のおせち料理の定番でした😲
 あぁ~卵が飛び出しちゃって~😲


ラウギントゥ・コプーストゥ・スルーパ 
rauginti-kopustai sriuba (リトアニア) ザワークラウトと手羽先のとろとろ煮込み
ザゥアークラウトをスープに入れるので 酸味があって 滋養たっぷりのスープです
じゃがいも4つをすり入れるので柔らかいです
 じゃがいもが固まってくるので水を足して...

アグルチキ・パ・ティラスポリスキ(モルドバ) ピクルスの肉巻きティラスポリ風
 
中にピクルスとチーズが!

じゃがいもと肉の消費がすごい🥔

本の紹介記事は こちら

『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60
』(イスクラ著)は 
こちら

もぅ~止まらない~🍴

追加で2冊届きました📖

ノスタルジア食堂 東欧旧社会主義国のレシピ63  労働者の在りし日の食卓 イスクラ  


その②につづく

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第3回日独マンガコンクールの表彰式とトークイベント「ドイツ x 食 x マンガ~日独のマンガと食の魅力を語ろう!」に参加してきました(2024.1.23)@OAGホール

2024年01月24日 | ドイツ語・独検

第3回日独マンガコンクールの表彰式とトークイベント「ドイツ x 食 x マンガ~日独のマンガと食の魅力を語ろう!」に参加してきました(2024.1.23)@OAGホール

 

(公財)日独協会主催の 第3回日独マンガコンクールの表彰式とトークイベント「ドイツ x 食 x マンガ~日独のマンガと食の魅力を語ろう!に参加してきました

このコンクールの目的は“漫画を通して日独青少年の友好を深める”ことで 東京ベルリン友好都市提携30周年事業として ベルリン独日協会との共催で 2019年から隔年で開催されています

 

【テーマ】「Guten Appetit! ―いただきます!ー


【参加部門】成人部門:20 歳以上の個人またはグループ
      ハイティーン部門:13 歳から19 歳の個人またはグループ
      ローティーン部門:12 歳以下の個人またはグループ
      (2023 年8 月31 日現在の年齢)

ドイツより14作品 日本より9作品が入賞しました ドイツ側の方が歴史が長く千名を超える応募があるとのこと

表彰式には3名の日本人(成人部門入賞者)の方たちがいらしてくださいました

 

  会場設営は日独協会のボランティアの方達が... 

 

まずは作品を鑑賞しました 前回よりレベルアップしています😲 

  「食は愛を深める成人部門1等の作品

 

ドイツでぐるぐるソーセージを作る体験を描いた作品とか... ←この主人公が私そっくり(笑) 前回も入賞されていた方かも 

 

  ドイツでソーセージ作り体験!

 

馬が主人公の作品(成人部門特別賞)や 人魚が寿司ネタとして食べられてしまう話 アイスを食べることをママが許してくれなかった話 家族で食べるのは幸せだという話 初ラーメン体験 マウルタッシェンは神様から肉を食べていることを隠す食べ物という話 ザウアークラウトを作る話 バウムクーヘンは実はドイツ人は食べないという話 等々...

ドイツ人も日本の食のことに詳しいのだとびっくり😲 ドイツには行ったことがなくても検索で色々調べて描いた方もいらっしゃいました

   ドイツ側の作品

 

   日本側の作品

 

 ママがアイス🍨を食べさせてくれなかった話(ドイツ側)

    *      *      *

表彰式では ドイツ大使館文化部部長のご挨拶で 日本のマンガやアニメに対するご自身の情熱 ドイツでもマンガ・アニメが日本語を学ぶきっかけになる人が多く ピカチュウが日本生まれと知って親近感を覚える子どももいる 等々語られました 

受賞者には賞品として旅行券の他 ドイツハムやワイン等の副賞 

なんと日立賞としてオーブントースターまで😲 

14歳の方がハイティーン部門で1等を取られて シュタイフのテディベアのぬいぐるみも贈られたとのこと🐻

  受賞者の皆様

    *    *    *

引き続き トークイベント「ドイツ x 食 x マンガ~日独のマンガと食の魅力を語ろう!に移りました 

おいしいビュッフェを待ちながらのドイツの食のうんちく話に 皆さんお腹がすいてきてしまいました~(笑)

カウフボイレンという南ドイツの町はほとんど知られていないはずなのに 漫画「モンスター」(浦沢直樹)の舞台となっていた話 

ドイツでは1990年代に民間放送局が始まってから日本のアニメが放映され始めたが 日本で作られたとは視聴者にはわからなかった話 2022年からManga Dayという大イベントが毎年開催されている話等...

また ドイツの食については カリーブルストの発祥をめぐる熱い論争 ←これはNHKラジオドイツ語講座応用編「100%Berlin」でも取り上げられていましたね😊

ルール工業地帯説 ベルリン説 ハンブルク説 とあるそうですが 私個人としてはヘルタ・ホイヴァーさんが特許申請を出されたベルリン説が有効ではないかと...

 

バウムクーヘン実はドイツ人は食べないという話 (入賞作品にもこのテーマがありました)  これはユーハイムが神戸で作り始め バウムクーヘンといえばユーハイムだと有名になり ドイツを訪れた日本人が皆バウムクーヘンをお土産に買うようになって広まったそうです😲 

ユーハイムのしっとりしたバウムクーヘンに対して ドイツ各地のはパサついていたりしますが コットブスのバウムクーヘンはしっとりして美味しいそうです 

 

   ドイツ人はバウムクーヘンは食べないというテーマの受賞作品

詳しくは「バウムクーヘンの文化史」にあります 

 

その他 様々なドイツ食についての話やトラバントの話 美味しいレストランの見つけ方等 貴重なお話をしていただき その後はビュッフェに移り 美味しいドイツビール🍺にドイツワイン🍷 各種料理に「リンデ」のドイツパンをいただき 作品を鑑賞したり歓談しながら夜9時に無事お開きとなりました

 

素晴らしいイベントを開催してくださいました (公財)日独協会様に 心よりお礼申し上げます 

マンガを描かれる皆様も また次回もぜひ日独マンガコンクールに応募してくださいね💕 まだ3回めなので狙い目かも? 

 

第3回日独マンガコンクール応募要項は こちら

表彰式とトークイベントのお知らせは こちら

 

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「世界の書棚から」第18回『ドイツの絵本 ーイラストレーションシーンより』に行ってきました (2023.9.9)@板橋区立中央図書館

2023年11月08日 | ドイツ語・独検

「世界の書棚から」第18回『ドイツの絵本 ーイラストレーションシーンより』に行ってきました (2023.9.9)@板橋区立中央図書館

 

第17回のチェコに続き 第18回「世界の書棚から」はいよいよドイツです😊

ゲーテ・インスティテュート東京の図書館の方から ゲーテ・インスティテュートや図書館の紹介に続き ドイツの絵本をテーマとした展覧会 そしてイラストレーターの紹介をしていただきました 

ゲーテインスティテュートの翻訳出版助成 かけはし文学賞 ソーシャルトランスレーティング(1冊の本を十数か国語に訳す)等について また図書館にはドイツの絵本が200冊程あるそうです📖

ドイツのトロイスドルフ絵本美術館 クリングスポール美術館(オッフェンバッハ)  そしてブックフェアはライプツィヒ(春)とフランクフルト(秋)が有名ですね

研究所はブレーメン大学に絵本研究所があるとのこと

    *    *    *

次はアトリエ訪問です

講師の先生が今年の春ドイツにいらした際に わざわざアトリエを訪れてインタビューをしてくださった映像を2本 ご紹介いただきました🎥

1.  ボローニャ国際絵本原画展を主催するブックフェアの60回記念イラストを制作した アンドレ・レスラー(André Rösler)氏 のアトリエ・レミーゼ(カールスルーエの食肉加工場の跡地を使った)では3名のイラストレーターが働いており 今年(2023年)の板橋区立美術館の原画展のポスターのメインビジュアルもこの60回記念イラストが使われました 

ドイツの絵本は教育的なものと商業的なものが二極化しており 公共のイラストの仕事も手がけられています(カールスルーエの移民局や交通局の冊子のイラストなど) 

大学のデザイン学部の教授として イラストレーターを目指す若者へのメッセージを述べていただき イラストの仕事は感情的な仕事でもあり テンションと自由さが大切であり イラスト市場が狭まる昨今多くのニッチを探すこと 作風を仕事によって変える人も多いこと 表現のための自由空間を作ることの大切さを述べられたことがとても印象深かったです 

 

2.  絵本『ルートヴィッヒとサイ』で同展に今年入選し  「ドイツの最も美しい本」も受賞した イラストレーターデュオ  ゴールデンコスモスのお2人

この「ゴールデンコスモス」という名前はとぁる本から取ったとのこと 20年来のパートナーでもあるお二人はドレスデン出身でベルリン在住 国際的なイラストの仕事と絵本の仕事を並行して手がけられており 短距離走とマラソンにたとえていらっしゃいました

特に アメリカやドイツの新聞にイラストを描く仕事の中で 特に締め切りはなんと6時間しかなく時間との闘いで 3枚のラフを提出してから残り3時間で完成させるという まるでレモンの汁を最後の一滴まで絞り出すようなご苦労があることを伺いました 新聞のイラストはまず最初に目にし そこから文章に入るので大切なのですね 

ルートヴィッヒとサイ(Ludwig und das Nashorn)』は10年間温めていたアイディアで 鉛筆でのストーリーボードを作者のノエミ・シュナイダー氏が気に入ってくださったとのこと ヴィトゲンシュタインの存在論をめぐる逸話を題材にしているそうです Krumulusというベルリンの書店では独り芝居のついた展覧会も行ったそうです 

また2人で作品を創る強みも色々伺いました 互いにアイディアを出し合い話し合いながら進められるのですね 

シルクスクリーンや ポップアップブックへのチャレンジも伺いました 

YOKAI NO SHIMA  日本の祝祭 ー 万物に宿る神々の仮装』のなまはげ等のイラストも手がけられました 

  ドイツの絵本の数々

 

    *    *    *

続いて ドイツで今注目のイラストレーターとその作品をご紹介いただきました:

ヴォルフ・エールブルッフ(Wolf Erlbruch) の『マイヤー夫人のしんぱいのたねは?(Frau Meier die Amsel.)』 この作家は2022年12月に亡くなりましたが 子どもに大人気の『うんちしたのはだれよ!』のイラストで有名です ← 私も読み聞かせの練習をしていていつか読みたいと思います📖

カトリン・シュタングル(Katrin Stangl)の『ハチドリ - 離陸のための詩(Funfzehn Kilo Kolibri.  Gedichte Zum Abheben)』 

ナディア・ブッデ(Nadia Budde)の『仕立て屋に行ったタコ(Krake beim Schneider)』は 韻を踏んでいるとのこと また『急いで何か選んで!(Such Dir Was Aus, Aber Beeil Dich!)』は子供時代の話だそうです

ヘニング・ワーゲンブレット(Henning Wagenbreth)の『逆行の国(Rückwärtsland)は 東ドイツ出身の作家で ドイツ語の綴りがさかさまになっていて面白かったです😊 

 ソーニャ・ダノウスキ(Sonja Danowski)の『スモンスモン(Smon Smon)』は 人間の記憶を残すためのイメージの活用がテーマとのこと 

ミーケ・シャイアー(Mieke Scheier)の『ちがうのを探してみよう(Passt nicht.  Ein Such-Buch)は まちがい探しの絵本ですね📖  また『これ全部仕事なの?(Alles Arbeit, oder was?!)』も面白い絵本ですが 『水がなければ何もできない!(Ohne Wasser geht nichts!)』は どんな用途に何リットルの水が使われ...というイラストが環境教育的でした😊

メラニー・ライブル(Melanie Laibl)の『スーパー・グリッター(Superglitzer)』はネオンカラーの絵本ですが スマホを置き忘れた森の中で 動物たちがそれをあれこれさわりますが とうとう宅配ピザが届いてしまい...( *´艸`) 

 

次は ブルガリアです

 

世界の書棚から」は こちら

 

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「私は東ドイツ(DDR)に生まれた 壁の向こうの日常生活」を読みました(フランク・リースナー著)

2023年06月08日 | ドイツ語・独検

「私は東ドイツ(DDR)に生まれた 壁の向こうの日常生活」を読みました(フランク・リースナー著)

 

リースナー先生の東ドイツのセミナーを何回か受けたことがあり 読んでみました:

ベルリンの壁のこと 東ドイツ(DDR)のこと 日常生活 シュタージについて等 詳しく書かれています

著者は 壁崩壊後に日本に来たため 旧東ドイツの記憶が 統一後のドイツに住んでいない分だけ よりはっきりしているとのこと

 

また 旧東ドイツでは 専業主婦は旧西ドイツに比べて圧倒的に少なく パートではなくフルタイムでの勤務が普通でした とにかく労働力が足りなかった (働く主婦は西4~5割 東8~9割くらい)

そのため 働き盛りの将来有望な若者たちが 国境を越えて西側に出てゆくのを防ぐために ベルリンの壁を作ったのですね

結婚して子供がいるカップルは すぐに住居が割り当てられて家に住めたし色々な手当もあった なので20代でどんどん結婚してゆくのですよね だいたいはディスコで知り合ったりとか... 

ドレスデンに壁崩壊前に行った時も 女性の市電運転手さんが運転していました (日本も少子化対策で家くらい住めたらいいのに!?)

出産費用の無償化 児童手当 時短 結婚クレジットという無利子の貸付(3人目で返済義務消滅)  ベビーイヤー 家庭の日(有給休暇) 

失業もほとんどなく その代わりに職業選択の自由も少なく 適材適所でもなく 西側に逃げる人が多かったのですね いわゆる頭脳流出... 兵役義務についても詳しく書かれていました 長くいると後の人生有利だが それを享受する前に壁が崩れてしまい...

統一後の混乱の中で 新体制に順応できない 特に高齢の方は厳しい状況に置かれていました 私も見てきました 若い方は新体制になじみ  道を切り開いてゆきました 

エーリッヒ・ホーネッカー書記長が1981年に来日した時は 私はちょうどドイツ語を学んでいた時で 「Aus meinem Leben(私の歩んだ道)」という分厚い赤い自伝本を買いました📖... 買いました...(読んでなかった!)

トラバントにも一度だけ乗ったことがあります 小さくて臭くて雨漏りがして🚙 でも可愛いクルマでした😊

旧東ドイツではこんなイケてないクルマでも 10何年も待ってようやく手に入れる高額な愛車でしたが 壁の崩壊とともに 西側の中古車がどっと押し寄せてきて... 

 

ファッションや生活 治安 教会のこと ドイツ再統一のもたらしたもの

私もたまにこういった本や映画を観ると オスタルジーに浸ってしまう世代です... 壁崩壊の直後には家族でベルリンにすっとんで行きました...

旧東ドイツのことが そこでの日常のことなどが よくわかる一冊です📖 

 

私は東ドイツ(DDR)に生まれた 壁の向こうの日常生活」(フランク・リースナー著/東洋書店)は こちら

 


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手持ちの独検1級過去問7冊をすべてやりました 過去問断捨離中~

2023年03月16日 | ドイツ語・独検

手持ちの独検1級過去問7冊をすべてやりました 過去問断捨離中~

 

過去問を集めては何度もやってきたこの私が 過去問を少しずつ手放す日が来るなんて...😲 

今 長年集めてきた語学検定の過去問を少しずつ手放しています... 

伊検は1998年から最近のまで(笑) 20冊近くあったのです😲
でも昨年 伊検1級を受けるにあたり すべて2周して燃え尽きました...60点でした

なので今年で最後にしようと 少しずつイタリア語仲間に差し上げてます📖
すごい書き込みや点数も書き込んである 血と汗の結晶?!

いつも皆さんにご利益ありそう~等と言われています(笑)


そして今回 独検1級過去問を知人に譲るため 7冊すべて
通してやってみました ←期限付きだとやるのよね!

準1級に2015年に合格して以来 1級には全く手をつけていなかったのですが 

もう受けることもないと思って... 家でやってみたけどものすごい点とってます(笑) ドイツ語は まるでパズルのように見えます...


1,2回 並べ替えや正誤問題が満点だった以外は 5割も取れません
ましてや 和文独訳はとても歯が立ちません 
ただ さび付いていたドイツ語が少し蘇りました


30代の頃はかなり喋れて ドイツ人と平気で色々おしゃべりしたり案内したり 

翻訳もしていたけど さすがに60代に入ると 簡単なモノを読んだり聞くのがやっとで もう話すチャンスがほぼゼロ...(*_*)

欧日協会応用会話のレッスンを受けたのも 2015年前後 

独検準1級合格・ドイツ語作文コンテスト連続優勝も そのあたり...


時はとめておけないものですね...

    *      *     *

過去問のテーマをメモしておきます 縮小されていて字が小さくて目がチカチカします👀

ちなみに独検1級のレベルは高く合格ライン6割前後 対して伊検1級は少し難易度は下がりますが(翻訳ではなく作文) 合格ラインは8割弱です: 

 

2004年:   旅行の傾向 水資源の将来の危機  カール大帝のワイン純度法 リニアモーターカー 和文独訳は忠犬ハチ公 リスニングは 小児科病院の諸問題 高齢者介護の裁判のニュース

二次口述試験のテーマは 原子力 フィットネスセンターと健康 学校の時間の増減 メール から1つを選択

2009年:   バイオ燃料 子どもの食育 30才以上限定のパーティー ウィーンの博物館の展覧会カタログ文 和文独訳は 「肩がこる」の日独の違い リスニングは 都市の鳩の問題 美術館の長い夜

二次口述試験のテーマは 持続可能な社会 トップスポーツ 帰化テスト 貧富の格差 から1つを選択

2010年:   種について 大都市のインフラ オッシーとヴェッシー 飛行機の航行と迷信 和文独訳は新聞掲載コラム リスニングは 脅威への反応 男女のボタンのかけ方

二次口述試験のテーマは 世界遺産と経済発展 人口減少 政治の倦怠ムード  労働の変化 から1つを選択

2011年:   タイタニック号とルシタニア号 蟻の生態  シラーの墓 ペットボトルの水 和文独訳は 翻訳と通訳 リスニングは メッセンジャーの仕事 食品と健康

二次口述試験のテーマは 留学の減少 漁業資源の減少 臓器移植 ポップカルチャー から1つを選択

2012年:   新薬開発 ストレスが迷信を信じる傾向を高めるか アフリカの仮面 ウィキペディアを支える者 和文独訳は 寺田寅彦随筆集より リスニングは散歩の効用と体内時計 ドイツの若者たち

二次口述試験のテーマは 公の場での感情表現  エネルギー政策転換 女性の様々な場面での比率 消費と経済 から1つを選択

2013年:    歴史博物館の建設 学校の制服の是非 仕事の休憩の取り方 和文独訳は 教養とは何か リスニングは 音楽家のインタビュー 狼の生息数

二次口述試験のテーマは 外国人 自転車 社会保障 インターネット から1つを選択

2014年:   かかりつけ医の不足 友人と長寿 ドイツ語の外来語 老人ホームと保育園 和文独訳はドイツ語話者の特徴 リスニングは 光害 左利き

二次口述試験のテーマは SNS  小学校での英語教育 シェアリング 都会か田舎かから1つを選択 

 

これ以降の過去問は持っていないのでわかりません 

2015年の独検準1級合格の記事は こちら

独検は こちら (問題形式は「サンプル問題」を参考に) 

 

 


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ドイツの暮らしと文化を楽しく学ぶ「ドイツのことば図鑑」を読みました(2022年12月)

2023年02月08日 | ドイツ語・独検

ドイツの暮らしと文化を楽しく学ぶ「ドイツのことば図鑑」を読みました(2022年12月)

 

100の単語で、言葉の由来も、ドイツ文化も学べる!

ドイツ大使館公式HPで連載中の人気コラム「今週のドイツ語」が書籍化!
かわいいイラストとともに、たくさんのドイツ語を紹介。
へんてこな言いまわしやおもしろい表現から、言葉の語源や由来はもちろん、
ドイツの文化や風習など 奥深く楽しく学べる1冊です。
 

もくじ

第1章 習慣と文化がわかることば
第2章 季節や暦をうまく捉えたことば
第3章 独特な言い回しで楽しむ環境表現
第4章 暮らしに役立つことば
第5章 身近な「あんな人」「こんな人」をたとえることば
第6章 思いや感情をあらわすことば
 
 
ドイツらしく ビール🍺🍻 ソーセージ じゃがいも🥔
 
やばい」は Sauwetter  saucool とのこと Sauはメス豚で 若者言葉のようで 今はよい意味にも使われています 
 
を使ったいいまわしは みじめなもの ひどいさまを表すのに使われます
 
「猫のテーブル」(Katzentisch)は 「はずれ席」です
 
ちなみにイタリア語では 猫は 人気のない 客の少ない(4匹のネコしかいない店=人気のない店) という意味で使われますね🐈🐈
 
ドイツ語で「二日酔い」は einen Kater haben で Katerはオス猫です 
メス猫はKatzeですね😸 
 
ちなみに ドイツで最も多く飼われているのは 犬ではなく猫なのだそうです!
 
ブタは ドイツでは幸せの象徴でもあり 「Glückschwein(ラッキーなこと)」という言葉もあります🐷
 
先生が時々使ってらした Jainは Ja でもNeinでもない 曖昧な言い方ですね😊
人の不幸は密の味」は Schadenfreude 英語にもなっているそうです
 
Einsamkeitは 孤独ですが Zweisamkeit は 二人きりの幸せな生活 という意味です 造語でしょうか?
 
知らない言葉が色々出てきて 楽しく学べました😊

さーっと楽しく読めた1冊 イラストがかわいいです📚 

 

見るだけで楽しく学べる「暮らし」と「文化」 ドイツのことば図鑑」は こちら

 

ドイツ発ライフスタイル・ガイド by ドイツ大使館 Young Germanyの 「今週のドイツ語 - Wort der Woche- 」  は こちら

 

ここからピックアップして本にしてあるのですが 2019年11月発売なので それ以降のコンテンツは こちらのサイトをフォローしてもいいですね😊

 


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ドイツ映画「ブリキの太鼓(Die Blechtrommel)」を公開以来久々に観てきました(2022.12.7)@ユーロスペース

2022年12月12日 | ドイツ語・独検

ドイツ映画「ブリキの太鼓」を公開以来久々に観てきました(2022.12.7)@ユーロスペース

 

現役日蓺生による映画祭「領土と戦争」で 渋谷のユーロスペースにドイツ映画「ブリキの太鼓」(Die Blechtrommel)を観に行きました 1979年の公開当時に観て以来久々です🎥

ほんとは「カティンの森」(2007年ポーランド映画)にしようかと思ったけど せっかくの結婚記念日なんだし...と ドイツ映画にしました🎥 それぞれ独身時代に観ていますが一緒に観るのは初めてです

 

ノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラス原作 ニュー・ジャーマン・シネマのフォルカー・シュレーンドルフ監督の代表作

ダンツィヒ(現ポーランドのグダニスク)で 3歳の誕生日にブリキの太鼓を贈られた少年オスカルは 大人の姿に幻滅して自ら成長を止めてしまう

ナチスに支配された都市で 子供のままでい続けるオスカルは やがて孤児同然となり放浪のあげく... 

10代の頃に観た映画を40年ぶりに再び観ると 背景もわかり違う視点から観られるし 登場人物のイタリア語も 今なら全部わかっておトク(笑) 

    *      *      *

以下は ネタばれです:

オスカルの祖母アンナカシュバイ人(ポーランドの現地の民族)で 4枚のスカートを履いてじゃがいも畑で芋を焼いていたら 放火常習犯の男が逃げてきて スカートの下にかくまい その時にできた娘アグネスと3人で暮らすが 男は失踪

アンナの娘アグネス(アンゲラ・ヴィンクラー)は いとこであるポーランド人のヤン(有名なポーランドの名優ダニエル・オブリフスキ)と ドイツ人アルフレートの どちらの子だかわからない息子オスカルを産む

オスカルは3歳の誕生日に 大人の姿に幻滅して地下室に自ら落ちて成長を止めてしまい...  母親アグネスは ポーランド人専用郵便局で働くヤンと密会を続け 彼の子を宿しながら 海岸に打ち上げられた馬の頭から出てきた大量のウナギを見て吐くも それを料理して食べろと強要する夫と争い やがて生魚を喰らい続ける過食症になり 自殺してしまう  

やがて若い娘マリアが住み込みで入るが 父親との間にクルト(オスカルは自分の子と信じている)が生まれ 新たな家族が形成され オスカルのマリアへの切ない初恋はひどい仕打ちで泡のように消える

戦争が近づき 1939年9月1日 ポーランドの第二次世界大戦参戦のその日に起きた歴史的事件である グダニスク郵便局襲撃事件が描かれる

ここで働いていた小心者のヤンは 自ら志願したのではなく 行きがかり上銃を持つことになるが処刑 オスカルの父親もオスカルのわがままのために 後日戦争で亡くなる

オスカルは サーカスで知り合った小人たちの一座に再会し 今やナチスの軍服を着た一行に加わり 同じく小人のロスヴィータと恋に落ちるが 戦火であっというまに命が消える なんとあっけない...  

初恋のマリアの息子クルトの3歳の誕生日に 21才となった(体は3歳のままの)オスカルは ブリキの太鼓をプレゼントする

そして 父親アルフレートの埋葬の時に自らブリキの太鼓を墓に投げ捨て 息子の放った石に打たれ墓に落ち 怪我を負うも再びオスカルは成長を始める...  

最後は 祖国を離れられない祖母アンナは祖国カシュバイにひとり残り マリアと息子と3人で西に向かう列車に乗る...

 

グダニスクは自由都市で 当時の東プロイセンの飛び地のひとつ ドイツ人もポーランド人もユダヤ人も住んでいた その共存が戦争で壊されてゆき...

父親アルフレートはドイツ人だが ヒトラーの絵を壁に飾りナチスに入党するも 終戦間際になってその絵を燃やして 元のヴェートーベンの絵にかけ替える日和見的な男だった 

実は原作者のノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラス(自らもカシュバイ人) 2006年に 若い頃武装親衛隊に入っていたという告白により大きなスキャンダルが巻き起こった 私も当時ドイツ語学校に通っておりずいぶん騒がれた記憶がある  

この映画には ブリキの太鼓をいつも買いに行く(そのタイミングでヤンと密会していた)おもちゃ屋マルクスユダヤ人で のちにクリスタル・ナハトのユダヤ人狩りで行き場を失い服毒自殺する以外は ユダヤ人や強制収用所は出てこないが 実はディレクターズ・カット版では ユダヤ人にまつわるエピソードがあったがカットされていたことを解説で知った 

父親の店の土地はもとユダヤ人のもので 立ち退かされたユダヤ人が 戦後その土地に戻ろうと父親のもとに現れるというエピソードで ぜひディレクターズ・カット版も観てみたいと思った 

 

 

 徳島のリーベフラウのお取り寄せの 無添加のアイスバイン グーラッシュ

 

 ボルシチ白ソーセージ(Weißwurst)

 

 ドレスナーシュトレン(Dresdnerstollen) オールドパー

 

 


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「笑え! ドイツ民主共和国 東ドイツ・ジョークでわかる歴史と日常」を読みオスタルジーに浸りました(2022.11.27)

2022年11月27日 | ドイツ語・独検

「笑え! ドイツ民主共和国 東ドイツ・ジョークでわかる歴史と日常」(伸井太一/鎌田タベア著・教育評論社)を読みオスタルジーに浸りました(2022.11.27)

 

出版前に知ってネットで予約しておいた「笑え! ドイツ民主共和国 東ドイツ・ジョークでわかる歴史と日常」が届き 早速一気読みして しばしオスタルジーに浸りました📚

私はベルリンの壁がある頃に東ベルリン等に行き 1989年11月9日のベルリンの壁崩壊直後にも 夫と赤ん坊だった長男とベルリンに行き その後もドレスデンやライプツィヒ等に行っているので 旧東ドイツ関連の本や映画はよく見るのですが この本はじつに面白かった! 

また かつて訪れたこの国とそこに住む友人を思い しばし なつかしさを感じました 特に当時の貴重な写真が多く ホーネッカーの党員証の写真や (ほんとにいたるところに彼の写真が飾ってあった!) ザントマン(Sandmann)   トラバントに乗ったり テレビ塔に上ったり 小さな青いリンゴに 古い白黒テレビや ほとんど食べる物のなかった東ベルリン中心街のレストラン等... 様々な当時の体験が走馬灯のように思い出されました... 

人生長く生きてしまったけど こうして若い頃の思い出にしばし浸れて ほんとに読んでよかったです📖 

また 映画「ある画家の数奇な運命」(2018)  「僕たちは希望という名の列車に乗った」(2018) 「グンダーマン 優しき裏切り者の歌」(2018)も 観てみたくなりました

また この本のネタ本は 「DDRジョーク大全(Das erste große DDR Witz-Buch)」という分厚い本で その500編のジョーク(Witz)の中から入念に選んだのだそうです 

著者のおひとりのタベアさんは日独協会のイベントで何回かお会いして「日本人が知りたいドイツ人の当たり前」も読ませていただきましたが 東ベルリン生まれなのですね (壁崩壊の時は3歳) 

 

ジョークは 政治 生活 インターナショナルジョークに どす黒く赤いジョーク等 章ごとに分かれています 表紙にあるホーネッカーのジョークが秀逸です!!

まずは日本語で読んで心を落ち着けて(笑) 次にドイツ語を読んで さらに単語もチェックして そして最後に解説を読んで納得する という手順です! (ずっとイタリア語ばかりだったので  ドイツ語が懐かしくて懐かしくて...)

 

この時代を思い返しながら こう思いました

泣けてくるよねぇ... こんなジョークでやりすごさなければならないなんて まったくひどい社会だったよね と 当時を思い返しています でも懐かしくもあるのですね

今まで見た「グッバイ!レーニン」その他色々な旧東ドイツが舞台の映画を また観てみたくなりました🎥 

    *      *      *

紹介文: 

監視国家東ドイツは、ジョーク大国だった⁉

人びとの間で密かに共有された“笑い”から、東ドイツ社会を解剖!
ドイツ語原文&単語解説付きで語学学習もできる!
図版資料およそ200点と、図録的にも楽しい一冊。

 

笑え! ドイツ民主共和国 東ドイツ・ジョークでわかる歴史と日常は こちら

 

本をご紹介いただきました (公財)日独協会様に 心よりお礼申し上げます

 


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福井に初めて行き「名勝 養浩館庭園」や柴田神社に行ってきました(2019年1月末)&福井についてドイツ語で話す

2022年02月19日 | ドイツ語・独検

福井に初めて行き「名勝 養浩館庭園」や柴田神社に行ってきました(2019年1月末)&福井についてドイツ語で話す



欧日協会のGWセミナーの「ドイツ語で日本文化紹介」のレッスンで 1月に福井に行ってきたので イタリア語をドイツ語に直して発表しようと思いました  なのでここに記録します:

イタリア語の記事は こちら

1. 福井城址(die Burgruine Fukui)は こちら

 ← 福井城址の山里口御門の入口


Der Burg Fukui wurde im 1606 vom Clansherr der Präfektur Fukui(damals: Echizen) gebaut, wo die Clan Matsudaira gedeihet hat.

福井城は 福井藩主が慶長11年(1606)に築城し 越前 松平家の繁栄の舞台となった名城です

Der grandios Zentrale Schlossturm und der dreifache Wassergraben sind vom Großbrand verbrannt worden, jetzt bliebt nur ein Teil vom Wassergraben.

雄大な天守閣と 三重の堀は 大火で焼失し 今は石垣との一部だけが残されています

Die Spur vom Brunnen "Fuku-no-i" bleibt noch unter dem Grund vom Schloßturm. Der Name "Fukui" stammt aus diesem Brunnen "Fuku-no-i".

福井の名の起こりとなったという「福の井」と呼ばれる井戸跡が 天守台下にあります



2. 名勝 養浩館庭園(der Garten Yo-ko-kan, der ber mte Landschaft)は こちら 

 ← der Garten Yo-ko-kan, der Blick vom Garten 養浩館庭園 庭からの眺め


Der Garten Yo-ko-kan ist die zweite Villa der Familien Matsudaira, der Clansherr der Präfektur Fukui, und besetzt immer eine der Spitzenpositionen
an der Reihe der japanischen Gärten der amerikanischen Gartenzeitschrift.

養浩館庭園は 福井藩主 松平家の別邸で 米国の庭園専門誌の日本庭園ランキングでも 毎年上位をキープしています

Dieser Wassergarten wurde in der Edo-Zeit gebaut, der entlang den äußeren Wassergraben von Burg Fukui steht.

この水の庭園は 江戸時代に作られ、福井城の堀に沿って建っています

Der Wassergarten Yo-ko-kan ist sehr elegant und mystisch zauberhaft, die ganz reiche Wasserzuleitung möglichst viel benutzt.

水の庭園である養浩館庭園は とても優美で幽玄で 豊富な上水を最大限に活用しています

Wandelgarten sogenannte "Kaiyu-shiki Rinsen Teien"* ist ein berühmte Gartenstil in der Edo-Zeit.

回遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)*と言われる庭園は 江戸時代の とても有名な庭園様式です

 * Der Japanische Wandelgarten (回遊式庭園, kaiyūshiki teien) ist ein japanischer Landschaftsgarten mit Gewässern zum Durchwandern und Rasten,
der ab 1600 aufkam.

日本の回遊式庭園は、1600年から起きた 歩きまわり休憩するための 水のある庭園です

Der Stil ist in der Muromachi-Zeit in den Zen-Tempeln, und in der Edo-Zeit von vielen Daimyo (Fürsten) viel gebaut worden.

回遊式庭園は 室町時代における禅宗寺院や 江戸時代においては 大名によって多く造営された形式です

z.B. "Saihō-ji", "Tenryū-ji", "die Burg Nijō","Shikina-en"(Okinawa), "Kinkaku-ji"und "Ginkaku-ji".

 西芳寺、天龍寺、二条城、識名園(沖縄)、金閣寺、銀閣寺など 

Der am representativster Stil ist "Cisen-kaiyu-Stil"
最も一般的な形式は池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)です

ドイツ語で日本文化紹介「日本庭園(japanischer Garten)」について書きました(2018.10.26)-① は   こちら 
    
及び ②は  こちら 

Die Villa ist eine ästhetische ansprechende reinjapanische Villa sogenannte "Sukiya-zukuri".

屋敷は 「数寄屋造り」の屋敷です

  ← so weit!! この広さ!!

Die Karpen schwimmen im Teich, und es gab auch das Badezimmer.

池には鯉が泳いでおり 御湯殿もありました 

← das Badezimmer

Die Vereinigung der Wassergarten und der Villa war wunderschön, mit dem Blick aus dem Zimmer mit dem Tatami!

水の庭園と 屋敷の見事な一体感がすばらしく 広い畳敷きの部屋から眺めました

  ← der Blick auf den Teich von der Villa 屋敷から見た池



Zum Mittagessen habe ich "Oroshi-Soba", Buchweizen mit geriebenen Rettich gegessen.

お昼は 「おろしそば」をいただきました 

Als Geschenk habe ich "Heshiko", die in Reiskleie einglegte Makrele, und Sake, den lokalen Reiswein,
und das "Habutae-mochi", die japanische Süßigkeiten, und auch Sesam-tofu vom Tempel Eihei-ji gekauft,
weil ich diesesmal leider nicht Tempel Eihei-ji besucht habe.

お土産は 「へしこ」(福井のスローフード/塩漬け、糠漬けのサバ) 地酒 「羽二重餅」 
そして永平寺に行かれなかったので かわりに永平寺のごま豆腐その他を買いました♡

Von Tokyo bin ich mit dem Superexpress Shinkan-sen in 2 Stunden gefahren, und am Bahnhof Yonehara bin ich im Express Shirasagi umgestiegen,
und nach einer Stunde bin ich am Bahnhof Fukui angekommen.

東京から 新幹線ひかり号に乗り約2時間 米原で特急しらさぎ号に乗り換えて福井駅まで約1時間でした 


        *      *      *


3. 柴田神社(der Shinto-schrein Shibata)は こちら

 ←  die Bronzestatuen von Katsuie, Ichi und 3 Töchter 勝家公 お市の方 三姉妹の銅像

Der Schinto-schrein Shibata ist dem Feldherr Katsuie Shibata von der Sengoku-Zeit, der Zeit der Wirren,
und seine Hauptfrau Ichi zusammen geweiht.

戦国時代の武将・柴田勝家公 および 正室のお市の方が 合祀されています

Im Schrein gibt es auch ein Schinto-schrein der 3 Töchter von Ichi, und nicht nur die Gläubige, sondern auch
die Fans von Fürst Katsuie und Ichi aus ganzen Japan besuchen diesen Shinto-schrein.
 
境内には 市の三人の娘を祀る三姉妹神社があり 氏子のみならず 全国の勝家・お市の方ファンがこの神社をお詣りに訪れる

Ichi, die kleine Schwester vom Fürst Nobunaga Oda, war zweite Ehefrau von Nagamasa Azai, der Fürst der Präfektur Omi (jetzt Shiga),
dennoch ihr Bruder Nobunaga Oda hat ihren Ehemann Nagamasa getötet.

お市の方は織田信長の妹で 初めは近江(今の滋賀県)の大名 浅井長政の継室となりますが 長政は織田信長に討たれます

Ichi ist später die Hauptfrau von Katsuie Shibata, ein hoher Diener unter dem Fürst Nobunaga Oda, aber
ihr Ehemann Katsuie wurde vom Fürst Hideyoshi Toyotomi getötet.

お市の方は 後に織田家重臣の 柴田勝家の正室となりますが 勝家は秀吉に滅ぼされます 

Ichi hatte 3 Töchter von Nagamasa, ihrem ersten Ehemann, Chacha (die Mätresse von Hideyoshi), Hatsu (Hauptfrau von Takatsugu Kyogoku)
und Koh (zweite Ehefrau von Hidetada Tokugawa).

長政との子に茶々(豊臣秀吉側室) 初(京極高次正室) 江(徳川秀忠継室)がいます

In der Nähe vom Schrein gibt es ein Garten Shibata, und ist die Bronzestatuen von Fürst Katsuie, Ichi und 3 Töchter errichtet.

近くには 北ノ庄城址柴田公園(giardino Shibata)があり 勝家公 お市の方 三姉妹の銅像が建てられています

Und auch ein Monument, das von Ikuo Hirayama, Maler der japanischen Bilder und gedacht als Nachkommen von Fürst Katsuie,
geschrieben wurde.

そして 勝家公の子孫であるとされる日本画家 平山郁夫氏揮毫による記念碑もありました

 
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Foto: die lebensgröße und bewegende Modelle der "Fukuisaurs" vor dem Bahnhof Fukui, "Fukui, das Königreich der Dinosauruier"!

写真: 福井駅前にある「恐竜王国 福井」の 「フクイザウルス」等の恐竜の実物大の動く模型!!


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