日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

第30回いたばし国際絵本翻訳大賞 結果発表(2024.2.28)@いたばしボローニャ絵本館

2024年02月28日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト

第30回いたばし国際絵本翻訳大賞 結果発表(2024.2.28)@いたばしボローニャ絵本館

 

翻訳大賞結果発表を受けて 受賞作品を読みに 早速行ってきましたいたばしボローニャ絵本館! ←自転車ですぐなのです🚲

 

英語部門774件  イタリア語部門228件の応募作品がありました

イタリア語部門は 『IMMAGINA UN POSTO』

という ひとりの少女が パパにつきそわれて初めて小学校に行く朝の情景を描いた絵本です

 

今年の課題絵本はそれ程難解な表現もなく わかりやすい物語でした📖

最優秀受賞作品は 読んでみてほんとうに読み聞かせしやすく 日本語としてもわかりやすい文章でした 

文末に繰り返し出てくる「あたり、でも はずれ」とか 個々の名詞の訳し方とか 

たとえば「土地」ではなく「丘」にすれば 小さな子供にもわかりやすいですね 

英語部門も読みましたが やはりとてもこなれていて 読みやすい文章でした😊

 

 

私の個人的な印象なのですが... 2023年に第5回須賀敦子賞を受賞された翻訳者2名の作品を何冊か読んでいくうちに もうぜんぜん違うなと... 最初の一行の「つかみ」からしてパワーが違うなという印象を受けていたのです 他の新人翻訳者の訳したものと比べてです その一行が さながら滝が流れ落ちて身体に当たるような感じでした

 

もうこれは どれだけ原作の作品世界を自分のものにしたか さらに斎藤ゆかり氏については I.シローネという作家に どれ程惚れ込んで自分の理想や人生を重ね合わせて全身全霊をこめて「訳して」いったのか ここのところそればかりでしたので...  

絵本については 自分の訳した日本語で 自分のまわりの子どもたちにそのまま読み聞かせができるか 日本語として心に落ちる訳語を探し当てることができるのか というのもあると思います 

翻訳って奥が深いなぁ...と感じることしきりです 

 

詳しくは こちら

講評は こちら

 

前回第29回の結果発表は こちら

 

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マテーラを舞台にしたイタリアの推理ドラマ『Imma Tataranni - Sostituto procuratore』の第1シリーズ全6話が一挙放映(2024.3.2)@ミステリーチャンネル

2024年02月24日 | イタリア映画・映画

マテーラを舞台にしたイタリアの推理ドラマ『Imma Tataranni - Sostituto procuratore』の第1シリーズ全6話が一挙放映(2024.3.2)@ミステリーチャンネル

 

マテーラを舞台にしたイタリアの推理ドラマ『Imma Tataranni - Sostituto procuratore』の第1シリーズ全6話が   日本で3月2日(土)16時からミステリーチャンネルで一挙に放映されます

 

番組紹介:

イタリア南部の世界遺産の町マテーラを舞台に、奇抜な服装がトレードマークの検察官インマ・タタランニ(Imma Tataranni)が、家族との問題に頭を悩ませながらも、抜群の記憶力と慣習にとらわれない捜査方法で難事件に挑む!

2019年にイタリアのRaiで放送されて以来、多くの視聴者を魅了し、イタリアを代表するミステリードラマ「モンタルバーノ~シチリアの人情刑事~」に続く人気作とも評されるミステリーシリーズ!


マリオリーナ・ヴェネツィアの小説を基に制作された、型破りな超個性派検察官インマ・タタランニの活躍を描く。

番組は こちら

視聴方法は こちら

 

DOCに引き続き魅力的なイタリアのテレビ番組が日本で見られるなんて💕

 

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「誤読のイタリア」(光文社新書)を読み イタリア語で感想を話しました

2024年02月21日 | イタリアの本・絵本・雑誌

「誤読のイタリア」(光文社新書)を読み イタリア語で感想を話しました

 

ディエゴ・マルティーナ氏の著書『誤読のイタリア』を読んで感想をイタリア語で話すという宿題をいただきました😊

プーリア出身のディエゴ氏は イタリア文化会館で開催されたタランテッラのイベントでゲスト出演されてらしたので お見かけしたことがあります 流ちょうな日本語を話されていらっしゃいました😲

    *      *      *

『誤読のイタリア』が描写する「イタリア人像」には、皆に知られている部分と、まったく知られていない部分のどちらもあると思う。すでに知られているところでは、イタリア人の行動。あまり知られていないところでは、その言動の理由。

本書では、イタリア文化の「形」で止まらずに、その「神髄」まで遡って説明しようとした。イタリア人の目を借りると、イタリア人への理解を深められる。そうすることで、「いつものイタリア人」でありながらまったく「新しいイタリア人」像が見えてくるのだろう。
(「まえがき」より)

    

『まえがき』

情報だけでは上っ面だけを捉えることはできても  深い理解は得られないし 神髄までにはたどりつくまい。 神髄までたどりつきたいならば 「目線」を変えなくてはいけない

       神髄 essenza

  目線を変える  cambiare il punto di vista 

この目線を変えることができるか?について問われました 相手の立場に立って考えることができるか?

 

第1章 『誤読のイタリア人』より

『イタリア人男性はナンパ好きと思われているが 女性に親切にすることは自国の文化であり 誤解である 無口なイタリア人だっているのだ』

それはそうですよ~ 😊

     誤読 giudizio sbagliato, interpretazione sbagliato

     ナンパ fare la corte a ~ 

  誤解 equivoco, malinteso 

 

『陽気にならないといい仕事はできない なので仕事中に歌を歌ったり会話もする 仕事は余裕をもってするものであり いいお金になる仕事でも無理なら断る』

      陽気になる  essere allegro/a

      余裕をもって  con calma

      いいお金になる  buoni guardagni

感想:  過労死が問題になる日本人にとっては イタリア人の働き方は違って見える 最後はちゃんと納期に間に合わせるが 間に合うかどうかハラハラさせられたり...  無理しても高額な仕事にありつこうとする日本人とは違うのかも...  しかし仕事を断らないイタリア人も中にはいるそうです😲 

働きすぎについては 江戸時代等でも日本人は働きすぎだったのか?と聞かれました 

   過労死 Karoshi, morte da superlavoro

           納期     termine

            ハラハラさせる  inquietare 

 

『自由を愛するイタリア人が苦手なのは 縛られること

時間を守るのが苦手 訪問は少し遅れて着くし イタリアの大学には

"Quarto d'ora accademico"という  開始を15分遅らせる慣習もある』

         縛る  legare 

         守る  mantenere

感想:  日本人にも遅刻する人はいます イタリア人は遅刻することが多いと聞きますが 日本で働くイタリア人はほとんど遅刻はしません(# ゚Д゚) 

 

第2章 『誤読の人間関係』より

『日本では「出会いがない」というが イタリア語にはそういう表現も感覚もない😲 イタリア人はおしゃべりが好きで 距離感ゼロ スキンシップが多い 敬語を(あまり)使わない   建前と嘘(約束を守れば友情は長続きする)  ひとりでいるよりグループが好き 等々...』

   人間関係  relazione umane

           出会い   l'incontro

           距離感  senso di distanza 

           スキンシップ  contatto fisico

           敬語      parole formale

            建前      principio 

            ジェスチャー  i gesti

 

感想:  距離感ゼロはなんとなくわかります😊ジェスチャーも多用しますし👍 すぐに仲良くなれるイタリア人💕

先生の故郷での スキンシップの濃いエピソードにびっくり😲

 

第3章 『誤読の恋愛関係』

ディエゴ氏は日本で初めて「ナンパ」「口説く」という言葉を聞いたとのことecc...😲 (中略) イタリア人の恋愛は濃くて いつも連絡を取り合っていて... 📱

    口説く  convincere

              連絡を取り合う essere in contatto

 

第4章 『誤読の家族』

イタリア人男性はみなマザコン?   また家族は唯一無二の大切なものですね 親戚もひっくるめて家族という感覚とのこと 

感想:    マンモーネ(mammone)という言葉があります  イタリア人は家族を大切にするというのもよくわかります 

日本では 離れて住む家族に あまり頻繁には連絡しないことが多く 週末の家族でのランチもあまりしないので 自分の時間の方が大切かもしれません  親戚も家族にひっくるめる感覚もないと思います

 

第5章 『誤読のイタリア料理』

海外でもイタリア料理しか食べないイタリア人 ネットによるとイタリア料理は世界一人気なので そうかも... 

アルデンテについて パスタの意味について 量の多さ エスプレッソへのこだわりecc... うーんわかります😊 

 

イタリア人にもいろいろな人がいるのです ステレオタイプでとらえるのではなく いろんな側面があることを知ってゆきたいですね💕

   ステレオタイプ lo stereotipo 

 

「誤読のイタリア」は こちら

 

   *   *   *

 

また もうひとり アブルッツォ出身のPeppeという漫画家も 「ミンゴ イタリア人がみんなモテると思うなよ」という 似たようなテーマの漫画を描かれていますね 彼はモデルでもあります

Peppe氏のインタビューは こちら ←ステレオタイプのイタリア人ではなく...

今 氏はフォスコ・マライーニの物語を描かれているそうです (NHKテレビでイタリア語で知りました)  ENDO というタイトルです

イタリア文化会館でのイベント「ダーチャ・マライーニ講演会「書くこと、生きること」に鳴りやまぬ拍手(2014.5.23)@イタリア文化会館」で 娘である作家ダーチャ・マライーニ氏の当時の貴重なお話を聞きました 

こちらも読むのが楽しみです📖

 

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「世界の書棚から」第20回『 イタリアの絵本&児童書ブックトーク2023 ―Libri per bambini 2023―』に行ってきました (2023.12.16)@板橋区立中央図書館

2024年02月16日 | イタリアの本・絵本・雑誌

「世界の書棚から」第20回『 イタリアの絵本&児童書ブックトーク2023 ―Libri per bambini 2023―』に行ってきました (2023.12.16)@板橋区立中央図書館

 

第19回のブルガリアに続き 第20回「世界の書棚から」は 3回目となるイタリアです😊

2023年はイタロ・カルヴィーノの生誕100年にあたり 2024年もイタリア文化会館ではカルヴィーノ関連イベントが開催されるそうです

  イタロ・カルヴィーノ関連書籍📖

 

  展示された数々の児童書・絵本

 

まずは Pippini   ナポリ在住のGiovanni Colaneri 作 ボローニャ展入選作品からご紹介いただきました📖

作者の実体験にもとづくお話で ある時から定期的にベランダに蜂が訪れるようになったことがきっかけで 街のあちこちに蜂が現れ...  どのページにも蜂が そして様々なキャラクターが(海外出版を前提に 分かりやすい名前で)現れるというものです📖

 

        Pippini  そして Una strana orchestr

またサイレント絵本がイタリアで増えつつあるのは 移民の増加等も影響しており 「読み手の力を信じる」ことが前提となっているとのこと

    *     *     *

Una strana orchestra   へんてこ楽団  Janna Carioli 作 Andrea Antinolli  絵

タイトルのstrの色が違っているのは理由があり 発音しずらい子音を選んでいるのだそうです   このシリーズGli sbaglianò では 子音の続くイタリア語の発音や綴りを自然に覚えられるように わざとそういった子音を取り入れた絵本を作っているそうです😲 

    *     *     *

Jole ヨーレ Silvia Vecchini 作  Arianna Vairo 絵 ストレーガ賞の児童部門賞受賞作

祖母と孫娘の日常の中の非日常を描いた本で 印刷工房を設立したそうですが 最近は一人で出版社等を立ち上げる動きも増えているそうです😲

    *     *     *

L'incanto del buio  暗闇に浮かぶ夢  Francesca Scotti  作  Claudia Parmarucci 絵

クリスマスプレゼントを待つ間 暗闇の中で遊ぶ子供たちは... 🎄

油絵を特殊な手法でスキャンしており 小さい頃に聞いて読んだ「くるみ割り人形」の情景がもとになっているとのこと

          L'incanto del buio 

    *     *     *

C'è un'albero in Giappone    ある一本の木     Chiara Bazzoli  作  Anton Gionata Ferrari 絵

長崎の町中にある一本の柿の木 原爆投下後に再生した柿の木の絵本です 日本的な画風ですね

世界の国々に 柿の苗木や種を広める「時の蘇生・柿の木プロジェクトというのがあるそうです

      C'è un'albero in Giappone

   *     *     *

その後 2023年にイタリア語から日本語に翻訳出版された児童書の紹介をしていただきました: 

 Part 1

   Part 2

 

     Part 3

 

イタリア人は日本人よりも読書量は少ないのですが それでも今は日本の書籍が普通に買えるようになり 日本を訪れるのがトレンドとなり 日本語版の小説なども普及しているそうです😲

   *     *     *

最後に イタリア外務省国際協力省主催の翻訳出版助成金のご案内をしていただき(字幕翻訳等もあり)今年ラストのイベントも無事終了となりました🎄 

また とてもしっかりした作りのイタリア文化会館のロゴ入り布袋も全員にプレゼントしていただきました💕 

さらには じゃんけんで勝った方にイタリア語・英語版の書籍をプレゼントしていただきました とてもステキなクリスマスプレゼントです🎁🎄 

世界の書棚から」は こちら

次回は アルゼンチンです

 

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I.シローネの「vino e pane」邦訳の「葡萄酒とパン」そして翻訳者の若き日の著書「風は国境を知らない」を読みました

2024年02月11日 | イタリアの本・絵本・雑誌

I.シローネの「vino e pane」邦訳の「葡萄酒とパン」そして翻訳者の若き日の著書「風は国境を知らない」を読みました

 

第5回須賀敦子翻訳賞受賞者の斎藤ゆかり氏の訳された「フォンタマ―ラ(Fontamara)」をイニャツィオ・シローネ(Ignazio Sirone)の原作との対訳で読み ネットで映画🎥も観ました

引き続き シローネの「vino e paneと 斎藤ゆかり訳の「葡萄酒とパン」を対訳で読みました こちらもとても面白く 最後はページをめくるのもドキドキしながら読了しました📖

この先 主人公のピエトロ・スピーナ(Pietro Spina)はどうなってしまうのだろう? それは続編である『雪の下の種(il seme sotto la neve)』にあるとのこと ただこちらは原書のみなのです😥 なのでざっとwikipediaであらすじを読んだのですが またまた苦難の道が... 

 

葡萄酒とパン」について...

神学校の生徒時代にアブルッツォの地震で両親を亡くした彼は 共産党の党員となり海外に移住するも非合法にイタリアに戻り潜伏する その時は素性がばれないように人相まで変えており 30代の若さには見えなかった

療養中の神父に変装して生まれ故郷アブルッツォ州のピエトラセッカに滞在する  

神父として村の宿に滞在する中 2人の村の娘と出会う また学生時代の旧友 恩師 恩師から委ねられた同じ境遇の青年との関わりが描かれるも その青年の獄死と 素性がばれて追っ手から逃げるために山に逃げ あとを追う娘はとうとう...  

この小説はシローネがスイスに亡命し療養中に書かれた第2作で 主人公に作者自身の若き頃を重ねているため 神学校 親の職業 イタリアのエチオピア戦争(1935~36)勃発当時のイタリアの状況等が反映されている 

1938年に書かれたあと 大幅な改定を経て 1955年に決定版が出た 

作者は改定に次ぐ改定を施すため ある時列車の中で向かいに座った女性が 自分の著書を読んでいるのを偶然見てしまい 緊張のひとときを過ごしたという冒頭の「読者へ」のくだりが なんとも興味深かった📖

 

イニャツィオ.シローネの「vino e pane」は こちら

 ちなみに表紙の絵は主人公ではなく 主人公と親しくなる女性の顔でした

(私が読んだのは1987年版です)

あらすじ(イタリア語)は こちら 

邦訳の「葡萄酒とパン」(斎藤ゆかり訳/2000年発行)は こちら

      *   *   *

続いて 翻訳者で2023年第5回須賀敦子翻訳賞を受賞された斎藤ゆかり氏の 20代の頃に書かれたデビュー作「風は国境を知らないを読みました:

第5回須賀敦子翻訳賞受賞式に出たことをきっかけに 斎藤ゆかり氏が翻訳されたものを対訳で次々に読み始め この本にたどり着きましたが 著者が のちに須賀敦子翻訳賞を受賞されるに至った若き日の萌芽を この本の中に見つけることができました

私とほぼ同い年の著者が 若き頃にイタリアに留学し みずみずしい感性で様々なことがらを母親に書き送り生まれたこの本は 80年代当時のイタリアで様々な国籍の学生たちと学ぶ中で得た経験と出会い それまで考え続けてきた平和運動についての法王との謁見等の展開 また携帯電話すらない80年代の海外旅行の苦労(私も経験してきました)等が綴られておりました
 
後年翻訳者となり やがてイニャツィオ・シローネの本と出会い 須賀敦子翻訳賞受賞に至る経緯を知ってから読んだため その萌芽を著者が20代で書かれたこの本の中に見つけることができて とても嬉しく読ませていただきました 
 

風は国境を知らない」(斎藤ゆかり著)は こちら

 

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池袋のアニメ東京ステーション&『SEED&GUNDAM SERIES展』に行ってきました(2024.2.6)@アニメ東京ステーション(池袋)

2024年02月07日 | アニメーション・漫画

池袋のアニメ東京ステーションの『SEED&GUNDAM SERIES展』に行ってきました(2024.2.6)@アニメ東京ステーション(池袋)

 

機動戦士ガンダム(Mobile Suit Gundam)」は 若い頃テレビで観ていましたが 家族がガンプラ好きが高じてガンプラにかかわるものつくりの仕事をしていること等から 東京都広報2月号で見て 雪⛄の積もる中行ってきました「アニメ東京ステーション」(池袋)のSEED&GUNDAM SERIES展』(2024.2.3~5.6)!!

 

アニメ東京ステーションの建物は池袋東口を出て数分のところにあり 分かりやすいです 中はわりと小さくて 入場無料(gratis)です😊

1階は 入ってすぐに3台の車両が展示されており そこにGUNDUM SEEDの展示とスクリーンが😲 

  GUNDAM SEED FREEDOM

 

  キャラ設定資料の数々

 

 

2階は 機動戦士ガンダムの各シリーズの歴史と紹介展示がずら~り

(私...ガンダムは詳しくないので何もキャプションが書けません...スミマセン)

 

 

  ガンプラ(i modelli in plastica di Gundam)の展示 家族も小さい頃からガンプラ造りにハマっていまして😊

 

  GUNDAMの歴代シリーズ 私が知ってるのは初代のみ... 歌もこれひとつ笑

 

  奥はグッズ売り場

 

そして地下1階には 日本のアニメの制作過程と貴重な資料が展示されていました

鉄腕アトム(2003)の原画セルや 設定資料等もありました

  昔はこういう机で描いていたのですアニメ原画😲 私もセル画のコレクションしてました💕

 

 セル画の彩色に使っていたポスターカラー 懐かしや~😊

 

 いただいたチラシ各種

 

実は私 高校生の頃に 美術部の部長とアニメ同好会の会長を兼任しており 部活をやりに学校に行っていたようなものでした~(笑) なのでアニメスタジオ見学にもよく行ってました💕 

009FCの本部スタッフとして スタジオライブに新作009の作画監督 芦田豊雄のインタビューをしに行ったり 石森プロに入り浸ったり 東映動画に旧作009の作画監督や脚本家のインタビューをしに行ったり... 青春でしたね~😊

     *   *   *

この他にも 東京でアニメに関する施設・イベントが東京都の広報誌2月号に載っていたのでリストアップしますね:

 
東映アニメーションミュージアム (toei-anim.co.jp)は こちら
大泉にある東映動画には学生時代よく通ったものです😊
 
東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA (tokyoanimecenter.jp)は こちら
 こちらは渋谷にあります
 
東京キャラクターストリート | フロアガイド | 東京駅一番街 (tokyoeki-1bangai.co.jp) は こちら  東京駅一番街にあります
 
 
三鷹の森ジブリ美術館 (ghibli-museum.jp) は こちら  予約制です 
 
 
東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム (sam.or.jp)は こちら
  杉並アニメーションミュージアムでも色々な体験ができました
 
東京アニメアワードフェスティバル2024 (animefestival.jp)は こちら
 アニメアワードフェスティバルは池袋で3/8~3/11まで開催されます
 
豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム (tokiwasomm.jp) トキワ荘マンガミュージアムは こちら  
先日『ふたりの絆』展に行ってきました😊
 
 
以上 2月4日の東京都の広報より😊 
 
東京アニメステーションでいただいたチラシ:
 

訪れてみたい日本のアニメ聖地88(Japanese Anime 88 spots)」 は こちら

魔女の宅急便の原作者 角野栄子さんの「魔法の文学館(Kiki's Museum of Literature)は こちら  江戸川区にあります

 

 

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「デ・キリコ」展が開催されます(2024.4.27~8.29)@東京都美術館

2024年02月06日 | イタリアの美術館・博物館

「デ・キリコ」展が開催されます(2024.4.27~8.29)@東京都美術館

 

形而上絵画(la pittura metafisica)を興し 後のシュールレアリスム(Il surrealismo)に大きな影響を与えたイタリアの画家・彫刻家 ジョルジョ・デ・キリコ(1888~1978年)の展覧会が開かれます 

ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)はギリシャ生まれ 両親はイタリア人です 19才でミュンヘンの美術アカデミーに通い 22才でフィレンツェに移り メタフィジカの最初の絵「L’énigme d‘un après-midi d’automne」(秋の午後の謎)を描きました

「メタフィジカ (Metafisica)絵画」とは 自然の現実を超えて より内面的で神秘的な「第二の現実」という意味に解されます 絵画の表現技法でもって  無意識に属している夢や幻視を描写できるというものです

みどころ:

1 デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展
2 初期の「形而上絵画」の作品も出品
3 彫刻や舞台芸術、挿絵など 幅広い創作活動を紹介

「デ・キリコ」展は こちら

   *     *     *

昨年は「永遠の都ローマ展」にちなんだセミナーが各イタリア語学校で開催されましたが 今年は形而上絵画デ・キリコですね!

LCI(吉祥寺)セミナーデ・キリコとPittura metafisicaの世界』(3/10,3/13)は こちら

日伊協会の特別セミナー20世紀初頭から今日までのイタリアの芸術 -イタリア人アーティストの世界観の推移』& イタリア語総合コース修了証授与式(2024.3.30)でも デ・キリコを取り上げるようです 

 

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実用イタリア語検定1級作文練習: ロボットに取ってかわられる未来...?/Il futuro sostituito con i roboti…?

2024年02月02日 | イタリア語作文・二次対策

実用イタリア語検定1級作文練習: ロボットに取ってかわられる未来...?/Il futuro sostituito con i roboti…?


実用イタリア語検定1級作文のテーマに最近 AIが出たことがありました 
なので2016年春に日伊学院IPAのレッスンで「ロボットに取ってかわられる未来?」というテーマでイタリア語作文を書いたものをここに収録しておきます

*2016年春の時点の作文ですので多少内容も古いです。字数も特にカウントせずに書きました:


Adesso noi non possiamo fare a meno di PC, elettrodomistici e i-phon… Anzi, in futuro neanche di roboti o android?  


今私たちはパソコンや電化製品やアイフォンなしですますことはできません…それどころか、将来はロボットやアンドロイドなしですますことも?

Nel mondo del turismo si è già cominciato a spostare il lavoro ai roboti o android.  Un android di receptionist prodotto dagli ingegneri della Toshiba parla 19 lingue.  A Sasebo, c’è un albergo “Henn-na-Hotel” gestito 90% da robot dal 2015.  In futuro 5 milioni di posti di lavoro saranno rimpiazzati da macchine intelligenti, ai alberghi, aeroporti, ai posti turistici, ecc.


ツーリズムの世界では既にロボットやアンドロイドにとってかわられ始めています。東芝の開発したレセプションアンドロイドは19カ国語を話します。佐世保では、「変なホテル」というホテルがあり、2015年から90%がロボットによって経営されています。将来は5百万ものポストが人工知能によって取り換えられるでしょう、ホテルで、空港で、観光スポット等で。

Nel campo del lavoro in cui è richiesta la capacità di calcolare velocemente, portare e sistemare gli ogetti pesanti, guidare i turisti o darli delle informazioni, tradurre in diverse lingue, lavorare nelle zone in cui gli uomini non possano entrare, ecc. è molto utile introdurre i robot.

素早く計算することが、重いものを運んだり整理することが、観光客をガイドしたり情報を与えたり、何か国語にも翻訳したり、人が入れない場所で働くことが求められる職場においては、ロボットを導入することがとても役に立ちます。

Secondo un sondaggio i gestioni sostituibili con i roboti in futuro saranno: commessa, ragioniere, impiegato, piazzista, secretaria, cameriere, cassiera, operaio, contabile, camionista, operatore a call-center, tassista, pubblico ufficiale, cuoco, portinaio, riparatore, montatore, meccanico, sportellista, lavatore dei piatti, guardia, postino, giardiniere, conoscitore dei beni immobili, doganiere, falegname, assistente dell’insegnante, compratore, ecc.*


* citato: 「機械に奪われそうな仕事ランキング1~50位!」は こちら

ある調査による、将来ロボットによって取ってかわられる職業とは: 店員、会計士、会社員、セールスマン、秘書、ウェイター、レジ係、作業員、簿記係、トラック運転手、コールセンターのオペレーター、タクシー運転手、公務員、調理師、門番、修理工、組立工、木解雇、窓口係、皿洗い、警備員、郵便配達員、庭師、不動産鑑定士、税関支、指物師、教師のアシスタント、バイヤー、他。

Ma ancora dubito che un robot possa leggere negli occhi dei clienti e intuire il loro carattere e trattare flessibilmente i clienti che cambiano il loro atteggiamento improvvisamente, ecc?


それでもまだ疑うのは、ロボットが客の眼の中を読んでその性格を見抜いて、突然態度を変える客をフレキシブルに扱えるのかということです。

Invece è già cominciato la ricerca e lo sviluppo dell’"intelligenza artificiale".


I roboti non diventano mai stanchi, sempre lavorano con la stessa qualità, non invecchiano, non si commuovono dalle emozioni come uomini, ma, con lo sviluppo dell'intelligenza artificiale, può darsi che forse innegabile che i roboti si ribellassero contro i uomini in futuro , nel caso che loro considerassero i esseri umani come un ostacolo, perchè la capacità dei roboti con l'intelligenza artificiale speranno un giorno la quale dei essere umani.


しかしながらすでに「人工知能(AI)」の調査と開発は始まっています。ロボットは決して疲れません、常に同じクオリティーでもって働きます、年も取りませんし人間のように感情で心を乱すこともありません、けれど、人工知能の発達でもって、おそらくロボットが将来人間に対して反抗することが否定できないかもしれないです、もしも彼らが人間を邪魔者として考えた場合に。なぜなら人工知能を備えたロボットの能力はいつの日か人間のそれを超えるだろうからです。

È la storia troppo stravagante?  Quest'allerme è già stato dato in America, nel paese più sviluppato la ricerca e lo sviluppo dei roboti e l'intelligenza artificiale.


あまりに奇抜なストーリーでしょうか?これはアメリカにおいて既にある考えなのです、ロボットと人工知能の調査と開発が最も進んだ国であるアメリカの。

Magari non diventasse vero un futuro descritto nei filmi poporali di “Terminator”. Anzi, adesso nel campo della produzione dei roboti lottano con accanimento per raccogliere i "Big data", anche è già applicato in parte (anche in Giappone) nel campo della produzione dei roboti “tre leggi della robotica”* di Issac Asimov.

* Un robot non può recar danno a un essere umano, deve obbedire agli ordini impartiti dagli esseri umani, deve proteggere la propria esistenza.

 
人気映画「ターミネーター」の中に描かれた未来が真実とはならないとよいのですが。いえそれどころか、今ロボット製作の分野では、「ビッグデータ」の収集にがむしゃらになっていますし、すでに一部では(日本)ロボット製作分野においてアイザック・アシモフの「ロボット三原則」が適用されているのです。


*ロボットは人間に損害を与えることはできず、人間によって授けられた命令に従わなければならない、また自分自身の存在を守らなければならない。

Sarebbe chiaro che in futuro l'intelligena artificiale non sarà più in mano dei esseri umani…


将来人工知能が人間の手に負えなくなることが明確になるのでしょうか?



参考:  「人工知能とは?未来の人工知能(AI)の利用方法と2045年問題」は こちら

2045年問題」とは、2045年には人工知能が人間の知能を超えるという予測です。
集積回路の密度が高まればコンピューターの性能も向上するため、2045年にはコンピューターの人工知能が人間の知能を超える「技術的特異点(シンギュラリティ)」を迎えるのではないかといわれています。人工知能が人間の知能を超えたとき、私たちの生活やビジネスに与える影響が懸念されます。
SF作家アイザック・アシモフは「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」をロボット三原則として挙げました。

* 注:  これは ChatGTPができる前の作文です✍ 


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