本日は、用事で、旧生駒トンネル近くのお寺に。
住職といろいろと話していました。
旧生駒トンネルと言えば、大阪に住んでいても知らない人は、大阪人ではないと言われている超有名トンネルです。
私は、小学生の時から、幽霊が出るという話を聞いていました。
深夜に、トンネル内に、人が立っていて、電車がはねて、急ブレーキ。
でも、どこを探しても、遺体がない。そんな事が続いたので、近鉄は、懲りて、新たにトンネル(新生駒トンネル)を掘ったというものでした。
ネットを見ると、最終列車に、幽霊がわんさか乗ってくるので、孔舎衙坂(くさかざか)駅のホームにつけている時刻表に実在しない最終電車の時刻を載せるとと幽霊が消えたとか。
このトンネルでは、岩を掘り、それが崩れ、150名くらいが一度に亡くなりました。
掘っていたのが、朝鮮や台湾から強制連行されていた人達でした。
その人たちの恨みがトンネル内に漂い、不可解な事故も多発しています。
トンネル内を走行している電車が突然燃え、多数の乗客が亡くなりました。
また、一番有名な霊事故としては、トンネル内を大阪方面に向かっていた急行電車のブレーキが突然制御不明になったものがあげられます。
石切から瓢箪山に向かう急こう配をブレーキがかからなくなった急行電車が暴走。
先行の準急は、瓢箪山駅で、普通電車の待避線に入り、危機一髪難を逃れて、その前を走っていた普通電車に河内花園駅で激突、多くの死傷者が出ました。
もし、坂を下りきったところにある瓢箪山駅で準急と衝突していたら、100キロ以上のスピードが出ているので、数百人の死者が出ていたと言われています。
昔、日コン連に出入りしていたメンバーのおばさんが、瓢箪山駅のホームで電車を待っていてそれを目撃したとか。ものすごい勢いで、元来は瓢箪山駅に停車しない準急がホームに入って来て停車。
その直後、猛烈な勢いで、暴走している急行が瓢箪山駅を通過したとか。
また、こんな霊事故も。
私が、シャープに勤めているとき、帰りしな、いつも同じ時刻の難波行き快速急行の10両編成の先頭車両に乗っていました。
あるとき、生駒トンネルを通過中、窓から煙が入って来て、前が見えなくなりました。
車内アナウンスで、車掌が窓を閉めてくれと言ったので、乗客が手分けして、窓を閉めました。
生駒駅を出発するときは、何の放送もなく、この煙の原因がわからなかったので、不安になりました。
誰かが、こんなところで死にたくない。とわめき、車内はパニックになりました。
車内ではパニックとなっていても、しばらくすると、電車は生駒トンネルを出て、ほっとしました。
その後、近鉄奈良線は、トンネルに煙充満で、運行見合わせとなりました。
家に帰って、ニュースを見ると、旧生駒トンネルを一部使って開通した近鉄東大阪線(現・けいはんな線)のトンネル内で、ケーブル火災が発生。
多数の死傷者が出ていました。そのトンネルと生駒側で一部つながっている奈良線の新生駒トンネルに煙が流れ込んだのが原因でした。
私は、その時、現在のような仕事をしていませんでしたが、旧生駒トンネルの祟りだと直感で思いました。
孔舎衙坂駅のホーム。敷地内にある神社は、旧生駒トンネルの落盤事故で亡くなった人を祀ったもの。
突き当りに、旧生駒トンネルが。
孔舎衙坂駅のホームの先にある旧生駒トンネルの入り口。
住職いわく、幽霊が出るという事で、お役人も見に来たが、多くの幽霊を現認。
それで、新たなに、新生駒トンネルを作ることになったとか。
現在は、生駒トンネル保守用の車が深夜に出入りして、夜は赤々と電気がついているとか。幽霊は出ないとか。