アドバイスNIE

毎日更新! NIE(教育に新聞を)を、日々の学び、生活に生かす!
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久我尚子の名言

2015年02月23日 | 新聞に見る名言
チャンスをつかむ秘けつは
「目の前のことを頑張り、幸運をつかみ取るための基礎体力を磨く」こと。

 久我尚子(アナリスト)
 毎日新聞2015年2月16日助(朝刊)
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NIE 教師の新年度準備(2)

2015年02月22日 | 新年度準備
2 環境作り、学級担任として継続的に取り組みたいことを考える。
・NIEコーナーの設置
 どんな取り組みも単発的なものでは成果が期待できません。特に、NIEで一般紙の紙面を活用する場合は、理解し、慣れる段階を経ないと活用する段階に進むことができません。その意味からも常設のNIEコーナーの設置が大切です。以下に実践例を紹介します。
 ・切り抜き新聞の掲示
 ・気に入ったニュースの掲示
 ・学級の出来事を扱った新聞の掲示
 ・子どもたちが撮ったデジカメニュースの掲示
・朝の会でニュースの発表
 時事力やプレゼンテーション能力を高める為に、私の住んでいる市では多くの小中学校で行っています。NIEを意識しなくても既に多くの先生方が実践しているのです!より成果を上げる為に、以下のポイントについて一考をお願いします。
 ・発表を無理強いしない←読めない記事を切り抜いてきた子につっかかりながら最後まで読ませるのは、新聞嫌い、学習嫌いの子を作りかねません。逆三角形の文型を理解していれば「見出し」「リード文」だけ発表しても発表に値するはずです。
 ・交流は互いを高め合うためにする←聞いている子が「聞こえません」「○○とはどういう意味ですか」と発言する場面を時折目にします。記事を全て理解するのは大人でも無理な場合もあります。「○○って、◇◇の意味ですか?」「○○について教えてくれる人はいませんか?」等、互いに学び合うよう教師が働きかけましょう。
・スクラップノートに挑戦
 読解力、思考力を育てるために有効です。様々な実践が行われています。長続きしそうなもの、目標を達成できそうなものを選んで下さい。
 ・日記の後に気になる記事をはる
 ・写真や見出しなど、おもしろそうなものを集める
 ・テーマを決めて記事を集める
 ・切り抜き記事に感想を書く
 ・切り抜き記事に感想を書いた後、友達と交換しコメントを書き合う
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NIE 教師の新年度準備(1)

2015年02月21日 | 新年度準備
1 自分が担当する校種、学年、指導教科でNIEを通してどんな力を付けたいか考える。
(1)どの校種、学年、指導教科でも、年度当初にNIEの概要と学ぶ必要性を子どもに教えましょう。
・教師も子どもも新聞に抵抗を示すのは見方が分からないのが原因。手軽に素早く情報を得ることが分かれば、進んで活用するようになります。
・NIEの三要素「新聞記事の活用」「新聞の機能の活用」「新聞作り」のうち、小学校低学年では「新聞の機能の活用」が中心で、中学年、高学年、中学、高校と進むにつれて三要素を全て学び、より深く広く活用していくことになります。
(2)今年一年間、どんな力を身に付けるためにNIEに取り組むのか考える。
・教科書や資料集など与えられた資料以外から自分で情報を得る方法を身に付けさせたい。
・知りたい情報を手際よく得る方法を学ばせたい。
・大事なことを落とさず発言する方法を身に付けさせたい。
→教師の課題により、「新聞を読む」「新聞を書く」「新聞を比べる」等、重点的に実践する方法を具体的に考える。 




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保護者が育てるNIE(2)

2015年02月20日 | 新年度準備
家庭で取り組めるNIE

・興味のある記事に赤丸を付けよう
 切り抜きをする予定がなければ、最も手軽にできる方法です。動機付けに「お母さん、今日はお弁当作りで新聞を読む暇がないから、これは!と思う記事に印を付けておいて」と頼んだら習慣化した家庭があります。子どもは赤、お父さんは青、お母さんは黄等、色分けすれば互いに興味を持った記事が分かり、家族で話し合う格好の材料にもなります。
・一面コラムを切り抜こう
 主に中高校生向けの取り組みです。新聞各社がスクラップノートを発行したりホームページでワークシートを公開したりしています。貼るだけのものから、書き写すもの、見出しを付けるもの、要約するもの、自分の意見を書くもの等、さまざまですが、市販のノートにスクラップするだけでも十分です。子どもの発達段階や付けたい力によって何をするかを決めることをお勧めします。
・今日の輝き発見!
「新聞は暗いニュースばかり」・・・本当でしょうか。私のブログでも今後役立ちそうな「名言」を紹介していますが、読むと明るくなるような記事もあるはずです。「happy news」の家庭版に挑戦して見ませんか。
  
 まだまだやってほしいことはいくつもあります。無理をしないで継続できることに取り組んで下さい。1ヶ月もたてば、力がついたことを自覚できるはずです。
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保護者が育てるNIE(1)

2015年02月19日 | 新年度準備
 新年度を迎えるにあたり、時事力をはじめ、読解力や思考力、表現力等を子どもたちに身に付けさせたいと願っている保護者の皆様、NIEにぜひ取り組んでみましょう!

毎日、新聞のある家庭環境を作る
 「せっかく新聞をとっているのに、うちの子は全然読もうとしない」という保護者の声を時折聞くことがあります。新聞全部を読むのは確かに読んでいないかもしれませんが、大きな事件や事故は親子で紙面を前に会話をすることもあるのでは・・・。あの池上彰さんは、毎朝、新聞10紙に20分ほどで目を通しているそうです。全部読まなければいけない書籍と違い、世の中の出来事を網羅的に紹介しどこから読んでもよく、見出しや写真からでも多くの情報を得ることができる新聞の特性を親子で確認しましょう。親の心を動かした記事が見えるようにした新聞を食卓に置くだけでも子どもが興味を持つようになるかもしれません。「昨日の○○、すごかったみたいね」と声を掛けるのもいいでしょう。子どもに新聞が自分の生活にプラスになることを実感させることができれば、自分から手に取り、読み始めるはずです。
 

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