何年も前の話ですが、草木染めの材料になるからと思って、カツラの苗木を下の林に植えました。ある程度の大きさに育った頃、間違って幹が根元から切られているのを見つけました。それで、家人が根っこから掘り出し、その場にほったらかしにしました。
2週間ほどしてから、家人が突然思い立って、下の林からそのカツラの根を持ってきました。だめもとで植えてみようと言い出したのです。上の畑に行く途中の北側の、邪魔にならないところにちょっとだけ穴を掘って根っこを置き、土や草をかぶせました。
そのうち、切り株から芽が出てきました。喜んでいたら、じきに枯れ、また翌年出てきました。そのうち、しっかりした若い枝が何本も出るようになり、2,3年前から木らしい木に成長しはじめました。
今年は、私の背丈を越え、隣に植えたムクゲも越しました。このムクゲはカツラよりあとに移植したのですが、移植した頃は、カツラの存在などわからないくらいでした。
幹も、こんなに太くなりました。今年は、少しくらいなら緑葉を使った染めができそうです。図鑑で見ると、アルミ媒染で金茶、鉄媒染で赤っぽい灰色が出るとか。染め用植物がまたひとつ、自宅の庭に増えました。
2週間ほどしてから、家人が突然思い立って、下の林からそのカツラの根を持ってきました。だめもとで植えてみようと言い出したのです。上の畑に行く途中の北側の、邪魔にならないところにちょっとだけ穴を掘って根っこを置き、土や草をかぶせました。
そのうち、切り株から芽が出てきました。喜んでいたら、じきに枯れ、また翌年出てきました。そのうち、しっかりした若い枝が何本も出るようになり、2,3年前から木らしい木に成長しはじめました。
今年は、私の背丈を越え、隣に植えたムクゲも越しました。このムクゲはカツラよりあとに移植したのですが、移植した頃は、カツラの存在などわからないくらいでした。
幹も、こんなに太くなりました。今年は、少しくらいなら緑葉を使った染めができそうです。図鑑で見ると、アルミ媒染で金茶、鉄媒染で赤っぽい灰色が出るとか。染め用植物がまたひとつ、自宅の庭に増えました。