アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

栗の木に至る道

2012-09-16 23:50:39 | 林と畑と庭づくり
   今年もクリの季節になりました。毎年この時期になると、私はやきもきします。うちにある3本のクリの木に実がなっても、思うように採りに行けないからです。その理由はただひとつ。クリの木のある場所の草が、腰の丈ほど伸び放題になっていて、近づくことも難しくなるからです。

   今年こそ、うちのクリを採りたい! そう思って、やっときょう、少し時間ができたので、草刈鎌を手に、このところほとんど足を踏み入れていないもと畑に行きました。

   クズとカナムグラが席巻してはいますが、なんとか道は作れそう。蔓の下は日が当たらないため、枯れ草になっているものも多く、意外に弱い。

   なんとか道を作りながらすすむと、見えました。クリの木です。たわわに実っています。半年振りのご対面かも。ずいぶん大きく成長しています。

   木の近くまで刈りすすむと、アシの茂みの向うに、開けた場所ができています。ちょうどクリの木のまん前。

   イノシシの仕業です。私がつくった道は人一人が通れるくらい。イノシシが作った道は、イノシシが数頭並んで通れそうな広さです。案の定、なぎ倒された枯草の上には、クリのイガがいくつか落ちていました。なんとなく、獣の匂いもします。わりに最近、クリの実のなり具合を見に来たのに違いありません。

   幸い、まだクリのほとんどは青く、旬はこれから。作った道を広げて、少しずつ畑にしながら、できるだけ毎日、クリのようすを見に行くことにしたいと思っています。




コメント (2)
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