アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

マコモダケ

2012-09-29 13:51:12 | たべもの
    先日中津川のしずく地藍工房のワークショップの折、戸塚さんからマコモダケをいただきました。ちょっと見、トウモロコシみたいな野菜です。     

    あのあたりでは、わりに広く作られているらしく、一緒に参加した方が、「キンピラがおいしいよ。てんぷらもいい」と教えてくれました。

    「タケ」というからには竹の種類だろうと思います。切り口はタケノコみたいだし、節があります。でも、か本科植物と同じような葉がすっと伸びていて、むくと結構しっかりしています。簡単なかごなら編めるのだそう。1,2枚はぐと弾力のある実に至ります。

    細長い白い実を薄く切ってキンピラにしてみました。じっくり焼いたので、少々焦げました。醤油だけで味付けして出来上がり。

    食感は、タケノコの柔らかいのみたいです。なかなかおいしい。てんぷらなら、きっとタケノコ味のサツマイモのような食感になったと思います。

    おすそ分けした友人の家の4歳の子供は、このマコモダケを見るなり、「わあ!大きなカマキリだ。こわい!」と嫌がったそうです。なるほど、そう思ってみると、巨大カマキリかバッタに見えなくもありません。

    昔からある野菜かどうか知りませんが、このマコモダケ、なかなかいい野菜です。
コメント
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