湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

毎週湘南地方をポタポタと徘徊してるよん。アマチュア無線はCWで主にQRV (^^)v

沼津400(^^;; その2

2009年04月27日 | ブルベ
続き


富士見峠からの下りはあまりスピードを出すことができない。いくらスイスストップのブレーキシューでも限界値を超えたら、ツルツルパセラをロックさせてしまうからだ。そうそう、人生初の雨具の重ね着も大正解(^-^)v投資しただけの事はある!

PC3に着いてみると意外や意外、まだブルベライダーがいた。昨年より一時間近く遅れているにもかかわらずこんなに居る…ということは、きっとみんな雨で難攻しているに違いない。


ここでは軽く済ませ塩尻峠に向かう。前方を走る宮古さんちがラーメン屋に吸収。この時間、この寒さの中、ラーメン選択は大正解なんだよな~。でも湘南自転車オヤジは我慢してパス。

大社前を通過し、IC入口付近をパスしたら塩尻峠の上り開始。ヤビツと比べたらかわいいこの勾配。ただ気をつけなくてはいけないのが、コーナーの吹きだまりに堆積している砂山だ。この中にはどんな魔物が潜んでいるかわからないのだ。

やがてピークに達し、手短に身仕度をしたらすぐに下り始める。え!?(@@; 塩尻の下りってこんなに真っ暗だったっけ?520の2点灯を含む5灯フル点灯しても……………。 しっかりビショビショの路面は真っ黒で、雨に濡れた眼鏡は対向車のヘッドライトで乱反射してしまい何も見えない。恐る恐るサイコンライトを点け速度チェックしてみると28キロ(^^;; しかたない、何か踏んずけてコケるよりましであろう。

命懸けのダウンヒルを終え高出の交差点まで来ると、前方に光々と輝くホテルサンルートが目に飛び込んできてしまった。あ~温かいお風呂に入って温かいスープを啜りたいな~。禁酒しているからアルコール類はいらないけど。「DNF」一瞬この文字が頭の中を横断していった。う~んどっかいっちまえ~そんなクソ単語!

雨はだいぶ上がり、チョボチョボ状態となってきた。ようやく明るい兆しがでてきたかな? 折り返しまでおよそ20キロ。ここへ来てハンガーノック寸前の症状が出てきてしまった。完全に冒されたらダメージでかいので、直ぐのコンビニへピットイン。
和田アッコさんプロデュースのお弁当をいただく。アッコさんだから気合いの入ったお弁当かと思ったが、意外にも上品で驚いた。ボリュームから追求すると、やはりいつかいただいた石ちゃんのハンバーグ弁当に限る!? さ!腹も膨れ満足したのでいざ出発。

赤唐辛子号に跨がり3メーター進んだところで我が目を疑ってしまった!乗り心地フィーリングがおかしいので後輪を眺めて見るとまさかのパンク。オイオイ、雨の中を180キロ走り、夜を迎えまだ220キロを残してのパンクは勘弁してくれよ。心もペシャンコだ(T_T) 「メシくった後くらいはゆっくりしとけ、このドアホ!」 アッコさんからの温かいメッセージに違いない、とポジティブに考え作業開始。

ドロドロになりながらタイヤを外し、異物を探したが刺さっているものは発見できず。何か細いワイヤーでもひと突きしたかな?とりあえずチューブ交換をし、105psiまで入れスタート。いい食休みになった。

もう21時近い松本の19号は交通量が少なくなってきた。食事処に入る車のサンキュー事故の確率は減ったが、相変わらず松本ルールは健在であり、直前の右折は絶え間ない。でも一つ気がついた。右折しようとしている時にこちらの姿を認識すると急ブレーキを踏み込み無理強いはしない。これはファミレスから出てくる車もしかり。
一方、静岡県内の車は判っていながら無理強いをしてくるから始末が悪い。

ガツン!

ん?何か踏んずけた?小さな石ころみたいだったけどリム打ちフィーリングだ。え?まさか…。下車して後輪を指で押すと、またタイヤがブニョっと(@@; マジ?やっぱり何か魔物がタイヤに宿っているに違いない。今、ここで徹底的に魔物を叩き出すか、ポンプアップでしのぎ、折り返しPCまで行き着くべきか。重要な決断を下さなくてはいけない。
クローズとの兼合わせで、見通し指数はポンプアップに軍配が上がる。よっしゃ~90psiまでポンプアップ。空気が抜けきる前まで行ける所まで行く!

街灯が途切れた国道をイカ釣り漁船のブルベライダー達とスライドし、折り返しPCに着いたのが22時前。まだ数名のライダーが居た。レシート受領後、小悪魔を叩きだす作業に取り掛かる。今度こそ引っ張り出してやるぞ、小悪魔め!

続く・・・・
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沼津400(^^; その1

2009年04月26日 | ブルベ
昨日、雨降る諏訪からのエントリー。実はBRM425沼津400を走って、本日11時前に沼津遊園場にゴール!まさに生還できたというのが実感であります。今年で三回目のコース。なぜか年々自分にとって難易度がアップしてきまして…自分にとって今回は修行の場に。では思い出の一コマ開演です。

(^-^)/♪・゜★,。・:*:

およそ一ヶ月前、四月末は伊豆一周チャレンジをしようと計画。しかし、同日に沼津400が開催される。バッティングしちゃうじゃん。とりあえず、二つ用意をしておいて、直前にお天気と相談しよう。伊豆、とくに西伊豆は自分的に晴れていることが絶対条件必達なので(^^;
そして前日、お天気と相談してみると、金曜日の時点では九州西側に発生した雨雲が土曜日、南日本を覆うらしい。


土曜日の各地の予報は
静岡


甲府


松本


オイ!7ミリや20ミリの予測雨量はなんなんだぁ~?(@@;

よし!ブルベのほうを走ろう。そして伊豆はまたの機会に、しかも絶対に晴れる日にね(^-^)


朝5時過ぎ、空母発進!海岸通り沿いを伝い、熱海から熱函道路を通過する時には既に雨模様。 そして会場近くに到着してみると、雨脚は激しくなるばかり。本日は雨中走行訓練にはうってつけだ。


9時過ぎ、既に皆さん出走した後に会場入り。アナウンサなしの参加なので、道中お友達を驚かしてやろう(^-^) が、グルメ隊長がお見送りに。しまった、バレた(^^;;ゞ(それに加え皆さん足速いから結局追い着けなかった^^;)お見送り、ありがとん( ^^)ノ

9時10分、あわただしく一人検車を済ませ、雨足の強い中、出発!逝ってきま~す(^o^)/~

スタートしてすぐにサドルくるんはご愛嬌(^^; 雨で緩んだか? しばらくゆくと今度はボトルゲージがグラグラ。この間のブルベでもあったな。アルミのボルトはだめか?やっぱりチタンボルトに限る(違!

ジャバジャバの雨の中、珍しく一人28~30キロ飛ばしをやっていると、富士市街地で夫婦ライダーに追い着いた。しばらく距離を置き付いてゆく。そして富士川を渡ってからご挨拶。関西からお越しくださいました宮古さんにヒロさんです。雨の中、ご苦労様です(^^)/

北上を続けると、200メーター前方に見慣れた雨具を纏い、歩道をゆくライダー発見!うん、あの人に違いない。抜きざまに驚かしてやろうw おーい海豚さ~ん(^o^)/~ 驚きの表情がステキ(^з^)/
雨天走行には何かと自転車以外に楽しみを見出ださないと。

PC1に着いたら、おいちゃんさんに追い着いた。あれれ?このコースの常連さんがこの時間、ここに居てヨロシイの?ちょっとめんくらってしまった。
ここで海豚さんと自作自演の補給食の交換。重量のあるオニギリありがとうございます。昼メシにいただきます。あ!私の絞りパン、軽くて等価交換になっていませんね。失礼しやした(^^;;

全く止みそうな気配のない中、52号を北上し追分からK12に入り田舎的道路を伝いPC2には14時35分頃着。ここでシーフードヌードルと先程いただいたオニギリで遅い昼食。昨年比によるとだいぶ遅れをとっているらしい。先行き不透明だな~。

走り始めすぐに気がついた。寒いのだ!それもそのはず、下半身雨具は夏用のため膝下カットのを使っているからだ。この先、標高を重ねると、海沿い育ちの湘南自転車オヤジは耐える事ができん!ここは次のPC待たずして雨具を追加しよう。てなわけで、円野のセブンイレブンで上下950円でゲト。着込んでみたら大正解!下半身を優しく温めてくれ、脚が回り始めてきた。

雨降る20号を淡々と上り、区間サイコンをカウントしながら心の励みにし、富士見峠に17時21分着。予測ではもう上がってもいいはずなのに 。

続く…。
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雨に~濡れなが~ら~♪ (^^;v

2009年04月25日 | ブルベ
雨に濡れながら一人で伊豆一周CtoCより、土砂降りのこちらの方がよっぽどおもろいワw

本日はまさに、自転車の神様から与えられた精神修行のための一日。ブリブリ雨の中、湘南自転車オヤジは試されている。埼玉の方がはるかに熾烈だけどw

予定ではあと 263キロ走らないと目的地に着かん
((((;゜д゜)))

もちろん、ナイトランはオールナイターズ必至(@@;

全身全霊、注意を払いながら走行してゆくぜ~い(^о^;/~~



実は…温かいもの飲みたい…ボソッ (^^;
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青葉300~ゴール

2009年04月15日 | ブルベ

PC4を22時45分出発。山伏峠までは直線の上り。普段は、あちらから下ってくるだけなのでよくわからなかったが、やっぱり上り(^^;
海豚さんとおしゃべりをしながらのんびりと上ってゆくと、それほど厳しさを感じることは無かった。

トンネルを抜けると、意外や意外、道志のみちはそれほど暗くはない。所々街灯があり安心感がある。K氏の解説によると、人が所々に住んでおり、生活感があるからだという。そうそう、よっぽど本栖みちの方が真っ暗で怖かった。

この行路のテーマ、暗闇の中に浮かびあがるこの人形生首を探せ!

細心の注意を払い、右側を見ながら下ってゆく。そして、それらしき畑に到達し、ライトを照らしてみても見つからない。畑を耕してしまったためか、どうしてもあの人形生首が見つからないのだ(^^; 違う畑なのか?そしてとうとう発見できずに道の駅まで下りおりてしまった。

いきなり、ボトルゲージの留めボルト片側がはずれビックリ。幸いねじは紛失しなかったので、民家の門付近で修理。そしたら、不審人物かと思われたのか。若い主人が歯ブラシくわえながら出てきていきなり「こんばんは~」と。3時30分まで横浜に行く旨、伝えたら驚いていた(^^)v

深夜の道志みち。気にはしていたが、やはり走り屋族が上がってきた。でも、我々とすれ違うときは一応アクセルを戻し、すれ違った後にアクセルオンにしていたので、少しはまともかな?

両国橋まで下りおり、今一度、大きく上り返しがあるが、ここは無心になりながらアップダウンをこなし、梶野沢ヤマザキに出てこれた。何か買おうとしたが、ここは24時間営業ではなかったのね(^^;

ここからは、昼間来たアップダウン道を逆なぞり。新小倉橋の近くでコースアウトしそうになった。たまたま後ろを走っていたGPS装備のライダーに「ここ左ですよね~」と言われ気づいたのだ。よかったよかった、危うく遭難するところだった。

新小倉橋を渡って、コンビニで小休止。無補給はやはり無理。腹が減っては戦はできぬ。だから、お握りと絞りパンやお菓子などで一応腹ごしらえ。

Qシートと再びにらめっこしながら、最後の住宅街峠越え。でも、今一度市ヶ尾高校東交差点をロスト。300メーター戻り、住宅街に入ってゆくが、再びロスト。ここはものすごく焦ってしまった。いくら走り回っても遊水池がわからない。ここまで来てタイムアウトは絶対に避けたいところ。。。。3度目のトライでしくじったら素直に246へ出てこの住宅山塊を回避するしかない。そう思い、3度目のトライを慎重にし、ようやく遊水池に出てくることができた。ここを右折ね。


朝方通過してきた桜のトンネルを再び無事通過することができ、最後あざみ野2丁目交差点を右に折れると、はるか前方にあざみ野駅が見えてきた。

600メーター下ると、ゴールのローソンに到着~!間に合った~。おぉぉぉぉぉ真夜中にもかかわらず、グルメ隊がお出迎えをしてくれ、大感激!ありがとう~(^^)/
クローズ約30分前。まだまだ時間に僅かな余裕があるけど、全体の流れからしてギリギリ、しかもパンク大魔王様にやられていたら・・・・。そう思うと、今回もスリル満点のブルベであったのだ。応援してくれた皆様ありがとう、そして完走できた自分に乾杯!

******************************************************
なんとなく、楽しようとDNFを一度は考えたけど、結局走りきってしまえば、うれしさ100倍!この青葉300をクリアできたので、秋口にある座間600にもなんとかつながってゆきそうだ。
最後に、スタッフのみなさん、今回もありがとうございました。沼津軽井沢400でまたお世話になるかもしれません。そのときはよろしくお願いします。

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青葉300その3

2009年04月14日 | ブルベ

PC3を17時52分出発。いよいよ今回のブルベのメインディッシュにとりかかろう。本栖湖までの本栖みちは九十九折が続くところがある。いままで、この道は車でしか通過したことがないのでとても楽しみ。

出発してすぐに現れる橋は新調されていた。


今まで何度も通過してきた橋は解体中。その新しい橋の上で山火事を眺めていると、K氏に抜かされ、「どうしたの?なんかあった?」と爽やかに声をかけられた。Kさん、疲れていないんだろうか?


Kさんについてゆくが


見送ることに


しばらくは身延線と並行して通じている本栖みち。線路と外れるといきなり勾配度があがってきた。数人のライダー達に抜かされ、今度は正真正銘のビリージョエルかも(^^;
辺りはだんだん、夕暮れから日没後、深夜の佇まいを醸し出してきた。本当なら、明るいうちにこの道を通過したかったのだが、それはいつかのプライベートランに任しておこう。

暗くなった本栖みちをうんうん言いながら上るは、ブルベでしか体験できないので、これはこれでとても素晴らしい経験ができるとポジティブシンキング。
このような所を通過するとき、毎度思うのだが、ここら辺に住んでいる人たちは、都会から離れているゆえ毎日どのような時間の流れに任せて過ごしているのであろうか。1週間でいい、自分もこの場所に住んでみたいと思う。逆に、お台場の摩天楼最上階にも1週間住み込んでみたいのも事実。

さて、坂道はだんだんと牙をむき出してきた。真っ暗闇だけど一応3桁国道ゆえ交通量があるので、変な動物に対する恐怖感はない。むしろ、真夜中のヤビツ→宮が瀬のほうがきっと恐ろしいに違いない。

やがて訪れる九十九折。もうあたりは何も見えないので、下のほうからやってくる車の明かりがポツリポツリと見えるだけ。そして、車が行ってしまったら聞こえてくるのは自分の息遣いと風にゆられる木々の怪しげな音のみ。そして、時々空から聞こえてくる飛行機音。

2度目の九十九折を通過し、そろそろピークを迎えるのでは?との淡い期待と裏腹に、上がってゆく10トントラックを目でおっかけてゆくと・・・・信じられないほど上の方まで上っていっている。これには湘南自転車オヤジも愕然。もう立ち尽くすしかないのだ。このとき、初めて本ブルベで心くじけてしまった。あの沼津600の新野峠付近ですらこんな坂道はない!
いくら上ってもピークがあらわれそうも無い気配に苛立ちを覚える。本当に本栖湖面はこんなに高いところに位置しているのか?
思わず絶叫「バッキャロ~!」。あ・・・今まで上ってきた坂に向かって吠えてしまった、失礼(^^;   これからあがってゆく上を見据え・・・もう一度・・「バッキャロ~!」。うん、これで少しスッキリした。

どのくらい上ったのだろうか?前方に明るいトンネルが見えてきた。これが、本栖みちのピークらしい。ふ~これで、今回のブルベのメイン坂道は終わった。後は、ゆるゆるとしているはずだから気が少し楽になった。でも時間大丈夫?自問自答しながらトンネルを抜けると、そこは真っ暗闇の本栖湖であった。


おっおっ、やばい!改めて時間を計算してみると、あと2時間半で平野のセブンイレブンにつかなくてはならない。なんだか無理っぽくない?たとえクローズの22時34分に間に合っても、そのあとの道志のみちを安全に下り、横浜までのんトラブルでつく自信がない。ならば、DNFしちゃって、籠坂→駿河小山→小田原で帰宅してしまってもよいかな。。。。。最後は都会で〆るより田舎道を行ってしまえば、今回はサイクリングとしても素晴らしいもので終わることができる。
などなど、体調は悪くないにせよなぜかDNFの方向で頭が働いてしまっている。

いったん緩やかに上り返し、富士急ハイランドまでは緩やかに下り、ここから山中湖まで上りとなる。特に、途中から片側1車線となるので、車には気をつけなくてはいけない。ほぼ直線に上ってゆくこの道は思いのほか少しきつい。山中湖の明神前を左折し、山中湖畔をゆく。

一応クローズ時間には間に合いそう(^^; 山中湖の湖面に映る月明かりを眺めながら、DNF90%の思いで淡々とペダリング。でも決して身も心もくたばっているわけではない。

PC4平野セブンイレブンに到着してみるとびっくり w(@@;w   まだライダー達で大盛況。しかも、K氏もいらっしゃいまして・・・・・DNFは言えないじゃん(^^; それに聞くところによると、22時30分でも27時34分クローズに余裕で間に合うとのこと。本当に? ならばここまで来たからには横浜を目指そうじゃないの。

あざみ野まで無補給を目指すため、ここでシーフードヌードル大をいただくことに。

*ほとんどのライダーが出発したあと。まだ間に合うみたい(^^;

続く・・・・

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青葉300その2

2009年04月13日 | ブルベ

・・・・続き
PC2を12時30分出発。川茂でR139を右折。桂川沿いをゆるりと下る。


R20に出て左折すると、5大街道の甲州街道。ここからは交通量がど~っと増えてゆく街道だ。心してかからなくてはいけない。ブルベ以外は絶対に走りたくないR20。また今年もお目にかかってしまった。

甲州街道に出てから、またゆるりとした上り。はるか上方に見える中央高速道路は1000円キャンペーンのためか甲府向けが大盛況。まるで動いて無いじゃん!そのため、大型車は20号に降りてきているようで、結構甲府方面行きの大型車が多い。

ちょっとここで一休みをし


本日の恐怖トンネルとご対面。

2度と通るもんかと誓って、人生自転車で3度目(^^;命懸けで突入する。
大型車に抜かされるときには、湘南自転車オヤジ大絶叫!「うりゃ~」とか「ぐぉぉぉ~」とか。こうすることで、自分い気合を注入し恐怖感を取り去るのだ。

なんとか命懸けトンネルを越えればそこは甲斐の国。 トンネルを抜けたら一直線の下り。スピードは出る出る楽しい下り。でもあまりスピードを得意としないけど直線基調なので、40~55キロ前後で下り下りてゆく。

勾配が少し緩くなったところで、町内放送が聞こえてきた。どこかで山火事が発生しているらしい。今日は乾燥しており気温も高いから。しかも、風が強いし・・・。

それにしてもこの20号は快適だ。中央高速道路ができる前、ここ甲府盆地はR20が高速道路代わりのバイパスになっていたので、高規格。車のスピードはあるけれど、路肩が比較的広いので快適な部類に入るのかもしれない。
しかし、街中の入ってくると渋滞が。橋上のバスなんか動いていないのだ。


甲府盆地といえば、湘南自転車オヤジ3大好物果物、桃が有名だ。丁度この季節桃の花が咲いており、辺り一面綺麗なピンク色に染まっている。


そして、こんなに近くで桃の花を見たのは初めて(^^)


15時過ぎ、竜王立体交差点を左折し信玄橋を渡る。今回のブルベで一番遠い地点なので、もしかしたらシークレットが置いてあるかと思ったが本日も無し。これがわかっていたら・・・もっと手前で南に進路を取り・・・・いやいや、きちんと正規のルートを走りましょうね。

52号に入る手前のコンビニでブルベライダー達に呼び止められ、自分も休憩。ココまで来て休むタイミングを逸していたからありがたい勧誘であった。ガリガリ君を食べ気分一新。
ここまでくると南アルプスの縁がどど~んと目の前に迫ってくるので、山梨に来た実感が沸く。

R52交差点を左折し、

進路を南に取ると凄いことになってきた。南よりのもの凄い風が右斜め前から真前にかけて吹き付けてくるのだ。おかげでスピードはケイデンス82で20キロを下回り


ギアはフロント26Tのインナーに入れっぱなし(^^;

はっきり言ってキツイのだ。こりゃ~さっきの休憩皆様について行ったほうが楽だったかな。

また変な案山子が・・・しかも道端に?意味不明(^^;


52号のバイパスが終わる頃、富士川を挟む両側の山肌が迫ってくるようになってきた。先ほどまで直球で投げつけられてきた向かい風が、この山肌のおかげで、微妙に風向が変わり、先ほどと比較し少し楽になってきた。

しかし、燃料の使い過ぎ。いきなり空腹感が増したので、赤飯お握りをいただくことに。このお握りはもち米を使用しているので、腹持ちがいいことに今日気がついた。


区間サイコンが刻んでゆく距離を何度も確認し、ようやくPC3デイリーヤマザキ富士川ライン店に到着。ふ~、やっと全行程の54%を通過できた。
なにやらヘリコプターの往来が目につくので、よ~く見てみると山火事(@@; 散水消化活動をしているようだが、まさに焼け石に水。先程の町内放送はこの火事のことだったのか?

ぎょ(@@; 主催者K氏の登場。とうとう追いつかれてしまった(^^; 多分、力強く本栖のみちを上ってゆくんだろうな~。

ここからは当分コンビニがないので、晩飯を兼ねて和風スパゲティをいただく。ここで燃料を満タンにしてゆかないと、暗くなった本栖のみちでは誰も何も出前なんぞしてくれないから。

さ、PC4に向け17時53分に出発。4時間30分で55キロ先の平野セブンにつかなくてはいけない。けど、本栖みちがどれほど影響してくるのかわからないので、ちょっと不安。

続く・・・・・

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青葉300 その1

2009年04月12日 | ブルベ

昨日27時前(本日の3時前)、無事あざみ野駅に戻ってくることができました。う~ん、毎度のことながらギリギリセーフ。

昨年、2度目の沼津400を完走したとき、「青葉300のほうがはるかにきつい」と囁かれた気がし、この言葉が胸の奥底に引っかかっておりました。そして、2009年年明けと同時にこのささやきを思い出し、早く申し込みしないと締め切りになっちゃう・・・思わずポチっとして即刻入金。200キロ2回を楽しんだ結果、すっかりこの300を忘れ切っていました。気がつくと1週間前・・・脚のほうは毎度のことながら未完成、というか、いつも未完成(^^;; でもなんとかなりそうなので、とりあえず出陣!
それでは、さっそく湘南自転車オヤジは青葉300を楽しんだか(いや苦しんだか^^;)お伝えしてゆきましょう。


4月11日(土曜日)朝、4時10分に秘密基地を発進。片瀬江ノ島まで走り、30分到着。急いで赤唐辛子号を分解復路詰めをし、小田急と田園都市線を乗り継ぎ、あざみ野駅に6時過ぎに到着。


そして今回は駅で赤唐辛子号を組み立て集合場所へ。


300キロにもかかわらず今回も締め切りになるほどの大盛況。


お友達にあいさつを済ませ自作のサンドイッチをいただく。

前回はカレーを食べたのだ、走り始めて1時間ほど胸焼けがしてしまったので、爽やかメニューってことで(^^;

7時組を見送った後、7時半にそろりそろりと走り始める。先ずは、駅前のロータリーをぐるりんとし、Qシートに従いカリタス学園を左折。桜の咲き誇るトンネルをくぐってゆく。


最初は集団の後ろに位置していたが、Wレバー車は変速タイミングが合わず、無理やりくっついてゆくと膝に無理がかかってしまう。山梨県の一番奥で膝が故障したら目も当てられないのでここは信号待ちを使いユルリと離脱。

Qシートと区間サイコンを駆使し住宅街を抜けK12に。K3を伝い、K57へと入ってゆく。うん、ここは確か3週間前に新座に行った帰り道、車でトレースした道だ。空母で通過する風景と自転車で通過する風景とでは少し異なるのは当たり前。並木までは路肩が狭く走りづらい。


お!ヤバぃ。早くも右膝に今までにない変なフィーリングの違和感が。ここは絶対に無理は禁物。


上溝駅のほうまで下り、K508→R413の新小倉大橋を渡り、


K510を通過。ん?なにげにR413のアップダウンがきつくなってきた。
そして、9時35分、PC1ヤマザキショップ梶野沢店に到着。
わ~お、賑やかなグルメ隊の迎撃お見送りに大歓迎。みなさん、ヤビツを越えられてきたとかで。すごい!(写真撮り忘れました^^;)
ところで、暑くて暑くてちかれた~。本日は初夏日和。 まだ260キロもあるのに本当に大丈夫か自分?

PC1を出発。一度底に落ち青馬橋を渡ったら、牧目峠までだらだらと上ってゆく。




そして10時5分、牧馬峠を象徴する鉄杭に到着。


今回2度目のこの峠。なにゆえ大型車が通行できないようにして杭が立ち並ぶのかよくわからない。ただ、ありがたいのはこの杭のおかげでダンプが通らないことだ。ありがたや~。

ここから先、下りは◎コンクリート道の急勾配で走りづらい。

篠原地区まで位置度下り、また上り。ひとこぶ越えて堂地地区に。そしてまた上り。おいおい、ここら辺は集落から集落に行くまで必ず小さな峠があるじゃん(@@; 奥牧野から、K35に入る。実は、ここのK35は今まで自転車どころか車ですら通過したことのない道だ。だからワクワク。

山梨県と神奈川県の県境だ。


川沿いの緩やか且つ牧歌的風景を進んでゆくと、




雛鶴神社のすぐ後ろに新雛鶴トンネルを迎える。

ひんやりとしたトンネルを抜け下り基調になり、快適なサイクリングが楽しめる。

トンネルを抜けてすぐに現われたのが、リニア実験線の車両基地。焦った~こんな山奥に駅らしき近代建物が出現するんだもん。


ところで、この牧歌的田舎道にもかかわらず、結構ダンプの往来がある。どこで何の工事をしてるのかと思ったら、JR東海のリニア建設関係車両だったのだ。そんな関係か、どのダンプも思った以上に紳士的であり、所々道幅が狭いところで、警備の人が旗を振りながら交通整理をしていた。さすが、金かけてるな~。そうか、夢の超特急リニアを建設中、関係車両が不祥事を起こしたらイメージダウンにつながりかねないもんね。


大旅川沿いをゆるゆると下り、セブンイレブン都留井倉店に到着。ふ~。少しばかり楽しいサイクリングが楽しめた。でもあまり時間に余裕がない。時間が無い中、お腹もすいてきたことだしこのくらいは少し食べておこう。


86キロ先のPC3めざし12時30分出発。まだまだ先は超~長い(^^;

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駿河小山19時23分

2009年03月24日 | ブルベ
ようやく両脚の筋肉痛が引いてきました。毎度のブルベで筋肉痛ってことは、まだまだ精進が足らん証拠なんでしょうね(^_^;


さてさて、お財布の中をゴソゴソとやっているとなにやら一枚のレシートが出てきましたよ。ナニナニ?駿河小山でライト用電池を買った時のものですね。

うわぁ((((;゜д゜)))

時刻を見てびっくり!19時23分じゃん!足柄峠経由では間に合わないと思ってはいたのですが、改めて駿河小山通過の絶対時刻を知ると…。

ここから峠まで、湘南自転車オヤジの最速タイムはおよそ65分。疲れているから更にプラス10分。つまり峠には20時38分通過?クローズまで残りわずか22分。これじゃ~開成駅は無理でしょ(^^;


気が早いかもしれませんが、来年足柄峠が加わった時のことを想定した時間配分を、今から検討しておかないと(^_^;
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BRM321富士山一周200キロ 後半

2009年03月23日 | ブルベ

続き・・・・

ドカドカと賑やかにやってきた夫婦ブルベライダーは・・・、そう!yone&atsuコンビ。あれれ?7時組じゃなかったっけ?抜かした記憶がないからどこで?聞くところによると、吉田うどんに立ち寄ったら30分も待たされてしまったとのこと。麺が太いから時間がかかったとか(笑)
ここに居合わせたスタッフのS国さん曰く「この時間だとあまりのんびりはできませんよ!」と。夫婦ライダーは海苔巻き寿司やら何やらを口いっぱいにほうばり、すぐに出て行った。ん!?さっきうどん食べてこの食欲!なんだか私と似ていますね(^^;


PC2上井出店を16時26分にスタート。ここからがきつい。南富士の山肌をゆくこのルート。一度上ってゆかねばならず、その標高が確か700~800メーター近いものなのだ。しかも車向けに作ってあるため、直線直登ルートで結構気持ちが削がれてしまう。心してかかろう。

K72をゆくと、ゆるゆるの上り基調。バックミラーで確認すると、二人ほどのライダーが迫ってきた。速いぞ!そしてシャーっと抜かされたら、その人たちプロの競輪選手みたい。トークリップ&ストラップペダルの固定で来ているのだ(@@; そして、きつめの上りで追いついたので、しばらく後ろにつき観察。う~ん、フォームが綺麗で安定していており惚れ惚れしてしまう。そして一度下りになったら速度を上げ、ボトムから上りになったら、あのケイリンもがきモードに(@@; で、あっという間に林の中に消えていってしまった。


なんだかまたお腹が減ってきた。こんなときには自慢の絞りパンと塩羊羹をいただこう。先程コンビニで買ってあったホット緑茶とともにお茶タイム。至福の時間だ。


R469は強烈。ちくしょ~、うんと先が見えている~。こういうルートこそ心くじけそうだ。 でも待てよ、今日は前回と比べずいぶんと楽。それもそのはず、西風のアシストを受けているようで心なしかペダリングが軽い。PC2まではいつもいつも向かい風に苦しんできたので、ここは少し西風の恩恵を受けておきたいところ。


眼下には駿河湾が一望できる。ガスって無ければ富士市の夜景が見事に楽しめるはず。で、この写真を見て気づいたが、民家があるじゃないの(@@; こんな標高のあるところで買い物はどうするのかな?


勢子の辻を左折する前から視覚的に強烈な上り坂が見えるのでたまらない(^^; いきなり交通量が増えてくるので要注意。しかも、大型車も増えてきた。

霧がたちこめ、眼鏡に付着した汚れと合わさり、反対車線の車のライトが乱反射して見えずらい。そして、横には口をあけた大きく深そうな側溝が。だから、うかつに左には寄れないところがつらい。

子供の国入り口を18時ジャストに到着。


更にピークらしき市境を越えるとようやく下り基調になってきた。


間違いのないよう区間サイコン照らしあわせ、看板のたくさんある交差点を左折。でも、真っ暗なのでスピードはあがらず30キロ程度で下ってゆく。路面も悪く、細かく波打っているのか、赤唐辛子号が壊れるんじゃないかと思われるほどのバイブレーション。そんなところで、強烈なライトをつけたライダー二人に抜かされた。やっぱり持つべきものは明るいライトかな?今日のEL520は電池を入れ換えてなかったので・・・非常に暗い(^^;

時折やってくる車の明かりに助けられながら、真っ暗な裾野高原の身とを下ってゆくと街に下りてきた。すると・・・おぉぉぉ山崎精肉店だ!しかもまだ営業中。迷わず牛肉コロッケを2個いただく。うんまぁ~)^^( 葉山コロッケとはまた違う美味しさに湘南自転車オヤジ大満足(^^)v ささやかながらグルメブルベを堪能することができた。


原里小学校前からは、間違ってんじゃないかと思わせるほどの急に寂しい道になる。でもこれであってんだよな~・・・・。

R138とのクロスポイントを越え、K150へ流入してゆく。そしてここ山北までロングダウンヒル!R246をクロスしK394に入りまだまだ下る。やがて駿河小山の市街地に到達。実は、ここから足柄峠を登るルートも主催者が考慮していたらしいが、参加人数が想定数を超えなかったので、R246をそのままゆくルートとなる。でも、もし足柄峠を登ることになっていたらこの時点で既にタイムアウト(^^; よかった~足柄峠無くって。

ここでセブンイレブンに寄り、ライトの電池を一新。そしたら、小さいほうのライトはなんと液漏れをおこしていた。確か100均の電池だったと思われる。

生土からR246本線に出るが清水橋までは地獄のルート。まるで自転車のことを考えていないルートはいったい誰が設計したんだ!怒りを覚えるくらいの酷い道。しかし、3連休狭間、しかもこの時間帯ゆえ交通量はもの凄く少ない。一応諸渕トンネルは歩道を走ったけど、それ以外は車道を走っていても恐怖感はなかった。

清水橋。ここから旧246に入るため、自転車天国。でも少しは車が流入してくるから気をひきしめて取り掛かる。この道を通るため電池の交換をし、光量アップを図っていたのになんだか今夜は明るく感じてしまう。2~3年前は真っ暗闇の道だった気がしたが・・・。新たに街灯を設置したのであろうか?

山北駅まで出てきたら、その先の信号を右折し少し、変則十字路宮地を越えたら、ようやく先が見えてきた感じだ。ひとコブ越えるとき目に入ってきた足柄平野の1ドル夜景に安堵感を得ることがで、残りあと6キロ程度。

切通しT字路を左折し、新延沢交差点を右折。そしてようやく大会本部のある開成駅に戻ってきた。20時10分過ぎに到着~v(^^)v
お疲れ様でした~。7時組の先発お友達隊のお出迎えを受け感激!みなさんありがとう(^^)

前半はメンタルな部分で結構厳しさを感じてしまい、もしかしてもしかしたら山伏越えて平野から十国峠へと・・・なんてことも少し頭の中にちらっとあったようでありました。ブルベを走るときには雑念を取り払い、集中して走らないと交通安全面にも影響を及ぼしますよね。今回の大いなる反省点であります。

ところで、スタッフの皆さん!お疲れさまでした。来年もこのコースを設定していただきましたら走らせていただきます(^^)/ 足柄峠?覚悟ができております(^^;  どうもどうもありがとうございました。

追記
帰りは自走ゆえ、トータルで285キロ。久しぶりの長距離をこなすことができ大満足。

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BRM321富士山一周 前半 (ヤビツ10-0)

2009年03月22日 | ブルベ

昨日、無事設定時間内で富士山一周200キロブルベを完走することができました。いや~このコース、ブルベ以外も含め今回が3度目ですが、いつ行ってもきつい。けどそれだけに走り切ったときの感動は実に素晴らしいのです。今年もこのコースを設定してくださいましたAJ神奈川の皆様には大変感謝しております(^^)
それでは、備忘録を兼ね湘南自転車オヤジのブルベレポートをお届けいたしましょう。


3月21日、朝4時起床。もちろん辺りはまだ夜が明けていない。今回のブルベは集合場所まで約28キロ。このくらいの距離なら輪行より自走したほうがよいし、道中も悪くは無い。5時10分出発。海岸通りに出てサザンCのほうを眺め、安全祈願をしそのまま西へ。
国府津の親木橋吉野家で今日の燃料を補給しておく。食べ終わった時点で・・・・オイオイ、6時15分じゃん。6時半には絶対に間に合い会わないぞ。
県道を行き、いつもの連絡路印刷局水道道を。富士見橋から酒匂川CRに入り北上し、開成駅には6時54分頃到着。距離測誤り33キロ(^^;
 
既に7時発組が出発の列をなしており、凄い人数。お友達はsevenさんしかわからなかった。今回はこのコースに100人以上もエントリーがあるという。順次出発を見送り、湘南自転車オヤジは7時半組としてのんびりと準備。ロードに乗った海豚さんともお会いできた。
検車を済ませ、少ない人数のなか7時半にスタート。では逝ってきま~す(^^)/


先ずは、皆さんが出払ったあとのんびりとスタート。毎度のことながら、先にスタートすると必ず後ろかやってくる走者に抜かされてしまう。横を車が走る公道で抜かされるタイミングなど結構難しいので、やはり一番後ろからのんびりと行くのがとても気が楽。

酒匂川を渡りK712 K72をゆきK77に入る手前の踏み切りでパックが崩れ一人旅に。K710を伝い、R246を避けながら進む。
砂利採集場があるためか、路面が結構荒れており、しかも土曜日なのでダンプが行き来しているので慎重に進む。そして蛇塚からR246に出て東京方面へ。

R246を走行中、いきなりサドルがクルン!と。ヤバイ、シートピン逝っちゃった?いやいや、締め付けが甘かっただけで助かった~。サドルを少し高め設定したら・・・おぉぉなんだか別物の自転車みたいなフィーリングで、脚が軽やかになってきた。ということは、今までの設定は間違え?それとも気がつかないうちに沈み込んできた?


名古木に8時18分着と同時に出発。


いつも上り慣れたヤビツの上り。焦ってはいけないので、73分ペースでのんびりと上ってゆくつもり。


久しぶりにお会いできた蓑毛犬。吠える声量が爆音化しるぞ(@@;


今日も菜の花台から富士山をバッチリと眺めることができる。


そうそう、何時間後にはあの裏を走っているに違いない。


やがて9時27分ヤビツ峠に到着。あらら、設定時間よりも4分も早い。


ここで、PC1のチェックを受け、お約束の一枚を。


おぉぉ、YASUさんのゲリラ的お見送りだ、ありがとう!


ささ、早めに裏ヤビツを下りてゆきましょ!


1/3ほど下り進むと、前方から見慣れたサイクリストが上がってきた。ん?あぁぁ!ぼく@はやまさんだ!お見送り迎撃作戦とのこと。コレには予想外で湘南自転車オヤジはびっくり(@@; ありがとう!来週の鎌倉300頑張ってくださいね(^^)/

K64に出たら、左折をし宮が瀬方面へ。そして宮が瀬公園は止まることなく進み、虹の大橋を渡って左折。ごにょごにょしながらR413に出た

しかし・・・・ここでなぜか・・・自転車にはまったく関係ない、あることを突然思い出し思い悩むことになってしまった。「かわいい子には旅をさせるべきか?いやいや、かわいいからこそ旅なんてもってのほか。非常に危険すぎる。」 すんません湘南自転車オヤジの個人的な思い悩みです(^^;  でも、旅させる自分と旅させないもう一人の自分が心の中で葛藤をし始め、本日主役のリアル自分がどこかに逝ってしまった。となると、なにゆえここで自転車なんぞ悠長に乗ってられるの?このことについてもう少し考えることがあるんじゃない?そう考え始めてしまったらピタッと脚が止まってしまった(@@: こうなったらもう大変、ペダリングをしていても力が入らず、気持ちが萎えてきてしまった。脚や疲労はまだ無いのに、なぜかUターンしたい気持ちにも駆られてしまった。

速度が落ちてもかまわない、とりあえず自分の気持ちをごまかしながら前へ進もう。

10%の標識にいつになく凹み


両国橋のこの絶景に押し込まれ

力の入らない湘南自転車オヤジは進んでゆく。

たくさんのサイクリストが下りてくる中、あれれ?takkunじゃないの。

確か開成駅で見かけ、声をかけようとしたらすぐに居なくなってしまったので・・・。聞くところによると、開成駅を出た後、三国峠→山伏を越え逆走しこれから温泉に行くという。神出鬼没だ。

12時過ぎ、道の駅手前のコンビニで昼休み休憩。これ以上行くと昼飯を食いそびれそうだから・・・。ここではたくさんのブルベライダーが休息をしていた。ゆい太さんグループもお昼休み中だ。
おにぎりセットと割子蕎麦、そして自慢の絞りパンをいただきホット一息。少し、気持ちのたて直しを図ることができた。


12時38分、道の駅に立ち寄りWCを済ませ、8.7キロ先にある山伏峠トンネルを目指す。


決して膝に無理をかけずゆっくりと上ってゆく、と・・・変な物が目に飛び込んできた。

これは・・・絶対夜には見たくない(@@;

厳しい上り坂が続く・・・。


最後の1キロ、結構応える区間を登りきり13時36分到着。前回実績と比較すると21分の遅れをとっている。


ここから平野地区までは下り一直線。平野からは山中湖北岸をゆく。


R138に出たところで甘いホットMAX缶コーヒーを補給。これって、確か千葉県発?


下り基調のR138をゆき、富士スバルラインのところでボトムを向かえ、再び上り基調に。

先程からの雑念により、十分に後ろを確認せず一人のライダーを抜かすために車道側に出たら車に思いっきりクラクションを。その後ろには10t車がついていたから、車にとっても非常に危険な状況だったのだろう。これは凄く反省。
道の駅「なるさわ」で富士の名水を給水。この水がとても美味しいのだ。今度、車で来てたくさん給水しておきたい。


河口湖消防署西部出張所を左折する15時11分。ここからも少しずつ上り基調となってゆく。


しばらく進むと、乗馬倶楽部が左手に見えてきた。そして、道のすぐ脇にこの小さな馬。


最初、置物ダミー馬かと思い近づいてみると、リアルな馬だ!目がとても可愛い。


ず~っとこの子馬の目を眺めていると、不思議なことに先ほどから悩み続けていた旅させる派の自分と旅させない派の自分がす~っと消えてゆき、ブルベに参加しているリアルな自分が、一つの結論を握りしめていたのだ。そう、その結論とは「可愛い子だからこそ今、旅をさせいろいろなものを吸収し戻ってきてもらいたい。」

いきなり、雑念が消えやる気が出てきた。ありがとう、お馬ちゃん(^^)/


そうなったら、ペダリングにも力が入り、軽いギアでリズミカルにこぎ続ける。決して速くはないんですけど(^^;

やがて、本栖湖が見えるはずの高台に出てきた、15時37分。しかし、本日は霧で何も見えない。きっと下界から見たらここの場所は雲の中なのであろう。


ここからはしばらく下りでぶっ飛ばしてゆく。曲がり角は一応確認しながら・・・。


そして、16時過ぎにファミリーマート上井出店のPC2に到着。お腹がすいたから、ここで15分間の休憩に入ろう。するとカップラーメン3分待ち時間の間、いきなり賑やかな夫婦ブルベライダーがドカドカと駆け込んできたのだ(@@;

続く・・・。

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BRM307青葉200 後半

2009年03月09日 | ブルベ

・・・・続き

さぁ~、1015メーターの大観山にとりかかるぞ~。これほどの標高を誇る、しかも自転車で行ける山をもつ神奈川県のサイクリストあるいはアマチュア無線家は幸せなのかもしれない(^^;;

セブンイレブンを出る時、スタッフのS山さんが見えたので追いかけてみたがその差は全く縮まらない(^^;; そのうち元会長Kさんにサクッと抜かされ、二人の背中はみるみるうちに小さくなっていった。んも~、フロントバック、橋から川にぶん投げ捨てちゃうぞ~(^^;;


ところで…今日は土曜日なのに、昔と比べ温泉客が少ないのか活気が感じられない。これが景気の影響なのか、はたまた時間が早すぎるのか定かでないが…やはり温泉街は活況があったほうがよい。



奥湯河原のヘアピンカーブの右巻きから少し勾配が緩くなるけど、今度はバイクの転がり族がうるさい。それだけならよいが、カーブでコケて滑走してきたらたまらん…。
でもサーキット化しているのはシトドまで。それ以降はバイクの数も減ってきた。


えっちらおっちら上っていると、前方のカーブからSSRなカップルが突如君臨!え?まさか((((;゜д゜)))そう、yone&atsuブルベな夫婦じゃないの!なんでここに?1015山越えてきたんだ!気合い入っているな~(@@; そうだ!アタシの補給食を少し差し上げ、軽量化しよう(^^;; yoneちゃんatsuさんご協力ありがとうございましたm(__)m   お気をつけて(^_^)/



なんだ~(@@; あそこにガードレールが・・・・。
 


風景が徐々に変化し、だいぶ上ってきたことがわかる。


この残雪は、この間の雨の日のものか・・・。


ダイナミックなコースでありまして・・・・(^^;


ぼく@ハヤマさんの後ろにつき、キャラダイスのサドルバックをまじまじと見させてもらった。やば(@@;へんな物欲が出てきそう(^^;;


自分が走ってきた軌跡を見渡せるこの場所は、同じ神奈川県とは思えない。


そして、ようやくレストハウスが見えてきたぞ(^-^)v


14時1分、待望の大観山に到着。今回のブルベで最大の山場を越えた(^-^)v  シークレットが設置されていたかと思ったがそれは無し。代わりにお約束のこの一枚。う~ん、富士山は分厚い雲のベールに包まれ本日も拝めなかった、残念。


さ!直ぐに出発。後は小刻みに現れる箱根山中の坂道とお友達になりあざみ野を目指してゆくのだ。

まとまった下りは5キロ。気温は6度と電光掲示板提示しているけど、防寒対策をがっちり決めて下り始める。 スピードを上げ40キロ前後で関所南まで下りてきたら、箱根駅伝ミュージアムを右折。


さすが観光地。ドンヨリ雲っているけれどそこそこの人出だ。トイレタイムを取ったらすぐ出発。関所前を通過し元箱根から離れた。
大芝を左方面へ進む時、時間を確認すると14時30分。えぇっと~、仙石原PCは…クローズ15時38分!?  ま、まずい!あと一時間でアップダウンを含む14キロ先に本当に着けるのか?そう思ったら急に焦りがでてきた。風景なんかどうでもよく、もう走るしかないでしょ!そう自分に言いきかせココ最近見せたことのない走りの集中モードに突入!
小刻みに現れるアップダウンに苦しみ、焦りのあまり海豚さんやぼく@ハヤマさんを抜き去ってしまった。ゴメンm(__)m

そして、こんな時に限って襲ってくるのが空腹感。これを放置しておくと30分以内でハンガーノックになってしまう。つまり、PCに着く前に尽き果ててしまうことだ。急いでフロントバックから自慢の絞りパンを二つ取り出し、走りながらモグモグやると・・・・・お恥ずかしい話、ちょっぴりなみだで目がかすんでしまった。これ程まで絞りパンが美味しく、こんな焦った状況下で自分を救ってくれたことへの感謝の涙だ。

一度湖尻まで転げ込み、再びアップ。エネオスGSがピークでやっと下り一本となった。そうそう、ここをエネオス峠と命名しよう。
そして15時11分PC3に到着。クローズまで30分を切っていた。もしこの区間で大魔王様が君臨してたらアウトだったのかもしれない(^^;;


レシート受領後、減らした貯金を再び貯めるため直ぐ出発。 湯本まで早く下らないと箱根名物温泉たまご渋滞に巻き込まれてしまう。そう思うとのんびりはしてられない。車列に加わり40キロ以上で下ってゆく。宮ノ下からも順調に流れ、湯本1キロ手前から混んできた。でもラッキーなほうだ。早川口までのこの区間だけグロスアベ29キロ(@@;

ここからは、淡々とR1号をこなし、茅ヶ崎PC4の手前でakiraさんちに顔を出したら、午前中根府川にいたはずのMASA君も居るじゃないの!君は神出鬼没だw

17時過ぎ、PC4に到着。少し貯金ができた。ならば一度秘密基地に戻り一風呂浴びてから………。いやいや、そんなことしたら(^_^;  変な思いを断ち切り出発!


辻堂から旧東海道に入り、白旗を左折。しばらく続く丘陵地帯に向けたダンダラアップをこなしたら、丘陵地帯をゆく467号。もうすっかり暗い。この道の沿線はファミレスやファーストフードドライブイン、本屋などがあり、これからの時間帯、車のぴょこぴょこ左折に神経を払わなくてならない。520の2灯はフル点灯、しかもハイビームにして。 桜ヶ丘から路肩の狭くなったおぞましい区間を無事クリアし2車線のK45に。

うぅ((((;゜д゜))) ナント!右膝の左筋肉が痛くなってきた。力を入れると激しい痛みちょい手前。無理はできない。左足をメインに走るしかなく、このアップダウンの中、後ろから来たライダーに次々抜かされていった(^^;;

鶴見川で左折。ここでプチ遭難。R246までのK12は狭いうえ路線バスも走ってくる。今の状態ではダッシュができずかえって危険。一応5万図を持参しているので少し裏道をゆき、K12に合流。

R246は歩道をゆき、江田でダブル左折をし、住宅街のコメダ峠ともうひとつの丘を右足かばいながら越え、あざみ野のコンビニにゴール!20時ちょい過ぎ、やったー間に合った(^^;v




ふ~、県内からはみ出さなかった200キロブルブにしてはキツかった。特にPC2~PC3の時間の無さは身も心も悶絶し、一昨年の長野600八千穂近くのPC以来、久しぶりに到着時間の焦りを感じてしまった。あと、山を含むブルベにはあの荷物はどうなんだ…。いろいろ検証できたとはいえ、この荷物については今年も引き続き課題となりそうだ。


さぁ、 次はここを起点として走る青葉300。ん?その前にもう一つ、S山さんプレズンツ悶絶コース、ハイパーバージョンが待ち受ける!?!?

最後に、スタッフの皆さんお疲れ様でした。またお世話になりますのでよろしくお願いします(^_^)/

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BRM307青葉200 前半

2009年03月08日 | ブルベ
2009年、湘南自転車オヤジにとって開幕戦となった青葉200。神奈川県内回遊コースということで少しナメてました(^^;;
しかし…ブルベで走る大観山1015m!そして200でタイムアウトの恐怖(@@; なんだか初っ端から穏やかではありませんでした。それでは早速トレースしてゆきましょう(^-^)

(^-^)/♪・゜★,。・:*: ♪・゜★,。・:*: ♪・゜★,。・:*: ♪・゜★,。・:*:

3月7日、3時過ぎに強制起床!あざみ野まで自走を考え先日下見をしておいたが、よくよく考えてみると、スタート地点で既に1000キロカロリーを使い切ってしまうこと自体少々抵抗感が。知人には自走宣言をしていたけど、ここは一つ大人の選択をし、あっさり裏切り輪行であざみ野までアプローチしておこう。

3時56分秘密基地を出陣。本日は趣向を変え片瀬江ノ島から小田急→田園都市線あざみ野駅に。 土曜日未明の134号はご覧の通り車がおらず快適走行できる。


そして4時15分、片瀬江ノ島駅で分解開始。赤唐辛子号の輪行は…実はめんどくさい。フォークを抜いて後ろの泥よけを分割する方が性にあっている。




始発にもかかわらず、中央林間に着く頃までには空席が無くなっていた。 そしてあざみ野駅には6時4分。いきなり駅前の松屋で朝一カレーをいただき頭すっきり(^-^)v  胃は・・・もたれ(^^;・・・


そのまま輪行袋を運び集合場所に行くと既にブルベライダーが集まっていた。


お知り合いの皆さまにご挨拶し、7時組のブリーフィングを聞き、お見送りをした後、


のんびりと赤唐辛子号を組み立てはじめた。


やがて7時30分組の時間差出発。この瞬間がたまらないのだ。小集団のお尻に位置して付いて行くが速い(@@;  そして、いきなり大後悔(^^; 今回、荷物積載検証としてデカフロントバックを搭載し、絞りパンやドラヤキを積載してきたが、実に重たいのだ(^^;; ブルベにはデカフロントバックが不要であることを改めて実感できた。


いつしか単独走行になり後ろのパックにも抜かされ、海豚さんと抜きつ抜かれつ(^^;; 恐怖のK45一車線の所は気合いで抜けようとした。しかし、やはり渋滞による危険度が増してきたのでガードレール内を行く。

467→白旗→旧東海道を抜け辻堂に差し掛かる頃、海豚さんが「湘南自転車オヤジさんはここら辺りから生活圏内でしょう?」と。あ!そうであった、地元だ(^^;; ブルベという200キロの長い空間を走り抜けるので、地元風景がまるで別空間に見えていた。これならば復路もだいじょぶ。


茅ヶ崎市役所交差点を過ぎて直ぐに、akiraさんと野鳥さんの声援が(@@; お~い(^o^)/

順調に平塚市街地を抜け花水川を渡ると交通量も減り、快適になり10時6分二宮PCに到着。レシートを取得したらすぐ出発。


早川口から南に向ける。しばらくし根府川付近でイガグリ頭のローディー氏とスライド。おぉぉMASA君じゃないか!オーイ(^o^)/
それにしても向かい風が…。結構脚にくるな~、荷物重たいな~(^^;;

hiroさんと走っていたが脚吊りそうになったので先に行っていただく。やがて新道合流付近で渋滞。ここは狭く車の脇も抜けられない。
湯河原高校前を右折し湯河原の街を上がり新幹線ガード下をくぐり、区間サイコンが2キロを示した時、そこはサークルK。あれ?違うじゃん!
もう少し行くとありました、セブンイレブンが(^^;;11時半過ぎに到着。


よし!予定より早く着いた。ここで軽く食事をして大観山に挑もう。即席性を優先させ、チリトマトヌードル、おにぎり、カレーまん、絞りパンをいただくことにした(^-^)v


続く・・・・・・
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届いておりました(^^;

2009年01月19日 | ブルベ
雨上がりの今朝、陽射しがなんとなく柔らかい感じ。そしてこの湿った空気と太陽の陽の光がまるで三月雪の日の晴れた翌朝を演出してくれてるみたいで、湘南自転車オヤジは一人勝手に月曜日から春を堪能しておりま~す(^^;

さて、先週届いていたのですが、SRのメダルいただきました v_(^-^)_v
昨年は冒険することなく着実にステップアップしてゆき、一つ一つ積み上げ念願のメダルゲット(^^; さて今年はどうなることやら…今シーズンのキーワードは一応「U20」。
身体的にもキツいけど、心配なのは機材がもつかどうか……。

青虫号の後輪は現在逝っちゃっておりますが、今週中には復活予定なのだ(^-^)v 週末より調整ラン開始です。

既に静岡を皮切りに大会はスタートしておりますが、慌てない慌てない。先ずは今月末に開かれる逗子200のお見送りをしてモチベーションを上げることから始めましょうね(^^)

(朝バタバタしていたからメダルの写真撮り忘れてしまいました。後で差し替え予定^^;)
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めざせ沼津!豊科から  時間の余裕はないもうないぞ!

2008年06月06日 | ブルベ

豊科の折り返し地点では軽く朝食をいただくことにした。今回は腹が減ろうと減るまいと必ず食事をしてハンガーノックを抑えることを念頭に置いているからだ。食べたものはロールパン3つにコロッケパン1つ、そしてみかん缶。

さてと、最後のセクションに向け出発だ。Fさん、Bongoさん、yoneちゃんの3人が出た後、直ぐに追従。そして国道に出る前になぜか追いつくことができた。そうだそうだ、しばらく3人の後についてゆこう。

松本の市街地ではなぜか失速中のリュウさん。眠くて眠くて仕方がないのだと。そんな失速中のリュウさんを抜いてしまうなんておそれ多くて・・・・。 でもこの先こんなことは絶対ありえないのでスンマセン、心置きなく抜かせていただきます(^^;

本当に微妙なのぼり基調の道をゆき、高出交差点に左折し塩尻峠道へ入る。ここから8.5キロは完全な上り。スピードはあげることなくまったりと登っていく。Fさんもどこかのホムセンで仮眠しているようだ。Bongoさん、yoneちゃんははるか先方に。湘南自転車オヤジはマイペースでね。

塩尻峠までの道はほぼまっすぐに作られ現在高速道路みたいに車が飛ばしまくっている。昔の峠道の面影はどこかにないのだうろうか?前回の400ではそんな疑問があったので、今回少々周りを見渡して見た。そしたら、ありましたよ!こんな狭くてカーブのきつい道が。でもこのほうが車抜きなら自転車に優しい勾配だと思うけど。。。




4人そろったら諏訪湖まで慎重に下ってゆく。そして富士見峠手前のコンビニで休憩。Gパン氏にピナレロ氏も合流。どうやら我々がお尻らしい。少しの休憩で出発し富士見峠を越えたらスーパーダウンヒル。そして、穴山橋のPC6で再び休憩。ここでFさん30分の昼寝申告をしてきたが、安全係数をかけると、もう時間に余裕がないので即バッサリ!聞く耳持たず!県道に入り下り基調。昨年はここで遭難してしまったのだが、どこをどうやって遭難したんだ・・・。

R52に出たらもの凄い向かい風。yoneちゃんが先頭を引き 3人+2人は向かい風と闘うのだ。そして悪戦苦闘しているとき、突然左のガードレールがゴーンと鳴り響いた。ナニナニ?何かがあたったのか?それとも車?しばらく考えながら走っていたがもしや?と思い振り返ると後ろの2人がストップ。見に行くとピナレロ氏がカードレールの先端曲線部に激突してしまったらしい。鈍い音がしていたのは彼のヒザが直撃していたからだ。脚は動いていたから大丈夫でしょう。自転車も・・・・大丈夫みたいだ。よかった、ここまで来てリタイアではきっとピナレロ氏は残念がるに違いない。

上沢の交差点に入る前に再びコンビニ停車。こまめに休み疲れをためないで進んでゆく作戦だ。ここまできたらこのトレインでゴールを目指すのが暗黙の約束事になっいた。


R300に入り、ちょっとしたアップダウンで前3人に千切れてしまいスピードアップを図ろうとした矢先、いきなりバランスを崩したのでアレアレ?とおもったらブヨブヨ感。なんと大魔王様お出ましです。ちきしょ~この大切な大会でなにも出てこなくたっていいっしょ!抜かして行った二人には「パンクです!大丈夫、先に進んで!」と声をあげたが、さすがに焦りの渦に巻き込まれていた。チューブを引っ張り出し漏れの原因を追究すると、昔の古傷のパッチしたところから漏れているじゃないの。どうやら劣化してしまったようだ。ブルベなどの大会に出るときはあらかじめ新品のチューブを投入すべきだと実感した。 それよりも昨晩の新野峠付近で大魔王様襲われたらと思うと・・・・・・むしろ大魔王様に感謝しなくてはいけないのかもしれない(^^;


ところで、先行した3人組に掲示板を通じ先に行くよう伝え、自分の居場所は?おぉぉ芝川21キロ手前。急がねば。掲示板を通じおいちゃんさんから早く稲子を脱出しないと真っ暗闇になるというアドバイスをいただいた。マジすか(@@; 真っ暗闇は昨晩の山岳路で十分。そう思うと痛くなり始めた左足首なとかまってられない。脳内麻酔をかけ時速27キロキープね。身延の坂やコンニャロ坂もうりゃ!気合気合でクリア。

そして、芝川の本日最後のPC7に着くと3人+2人は待っていてくれた。これにはもの凄くうれしかった。でも左足首が痛い・・・バンテリンは何度塗り重ねても、もう効かない・・・・。

残りはあと35キロ程度。既に夕方を回りつつある時間帯。これからは暗くなってくるので車からは見えにくくなる。更なる気を引き締めてゆかなくてはいけない。芝川のPCを出発。下り基調の道を進み、富士川橋で左折。すっかり暗くなってしまったので、スピードががくっと落ちてしまった。が、それでも25~28ロキープでBongoさんが先頭になり引っ張ってくれる。途中、細長い落下物に乗り上げこけそうになったがなんとかバランスをキープして事なきを得た。

車がこないと結構暗い松並道路をゆき、やがて少しづつ町明かりが戻ってきた頃、沼津市街地の端っこに入ってきた。そして→伊豆市の標識が出てきた時のこと、ようやく戻ってこれた安堵感と念願のSRに・・・・。そう思うと3人には申し訳ないが、実はシンガリで湘南自転車オヤジ涙目になり、ウルウルしてしまったのだ。いやいやいけない、あと約4キロある。ここで何かが発生したらもともこもない。だから再び気を引き締め2段階右折をし進路を南にとった。クールダウンしているSご夫妻を抜き、朝飯食べた松屋を通過し、20時30分過ぎに遊泳場へ見事に4人でゴール~\(^o^;)/~  やりました、念願のSR取得です!湘南自転車オヤジ、これでまた自分の自転車歴史を塗り替えることができました。もう左足が千切れそうで動けません。這いつくばるようにして本部に入り手続きを済ませ、皆さんからSRおめでとうのお言葉をいただき感謝!ありがとう!  

追記
毎度のことながら、スタッフのみなさん大会運営本当にご苦労様でした。一人では絶対に走ることができない600キロ・・・ブルベだからこそ走れるのもと毎回実感しております。皆さんに感謝しております。                                                        


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飯田→豊科 いかに睡眠をとるかが・・・

2008年06月05日 | ブルベ

飯田のPCでは皆げっそりしている。そりゃそうだ、あんな山道の中、雨に打たれて上り下りで元気な人がいたらお目にかかりその元気をお裾分け願いたいほど。
丁度おいちゃんさんとGパンラーダー氏が入ってきた。あれ?夕飯時、抜かされたはずなのに・・・。聞くところによると、どうやらミスコースをしたらしい。そして3つも1000メーター旧の峠を越えてしまったらしい。元気じゃないですか!と声をかけると「もうここでリタイアする」と。この一言に湘南自転車オヤジは激しく動揺してしまった。う~ん、残念だ。しかし気持ちを切り替え自分は出発する。

本線に復帰してしばらく行った先のガストからリュウさん、モリさん、yoneちゃんが出てきた。なるほど、ここで仮眠をしていたんですね。私は深夜メシのすき家に入店。ここでミニハンバーグカレーをチョイスして速攻食いし出発。しかし、突然どうにもならない睡魔が襲ってきた。これはまずい。次のコンビニの端っこで自慢(?)のマットを出して携帯電話の目覚ましをかけ15分の仮眠。
起床し走りはじめて20分もしないうちに再び睡魔・・・・。今度は反対側のセブンイレブンの脇で20分の仮眠。これだけでもだいぶ違うのだ。

今、どこを走っているのか全く見当がつかない。頼りになるのは区間サイコンだけになる。今更ながら地図を見て一確認したところで何の気休めにもならない。
やがて空が白んできた。とうとう夜明けだ。空は相変わらず雲に覆われているがレーダーを見る限り、雨は降ってきそうもない。

伊那市街地を抜けライブテレビの前に差しかかったのが5時20分過ぎ。一応カメラに向かって手を振った。踊りだす余裕は実のところ何もない(^^;

善知鳥峠に向けてはいやらしい直線の坂道。実は、今回のブルベで一番腹立たしく感じた坂道でもある。いらいらしても仕方ないのでここはおおらかな気持ちでこの峠に接するしかないでしょう。FさんとBongoさんに追いつかれ峠までご一緒に。


やがて峠に着いたらあとはダウンヒル、6時17分、378.5キロ。高出交差点までほぼ下りだ。もう世間では朝の活動が始まり人や車が出てき始めているので注意必要。自分の中でもモードを切り替えておかないと。

お天気は好転してきて晴れてきたぞ!信州の山々は少しの雪を残しているから風景としては美しい。


そして、折り返し地点のPC5豊科に到着。ふ~あと200キロ。ここにはリュウさんやFさん、Bongoさん、yoneちゃん達がいた。スタッフのF山さんも。なんだかほっとしたのは決して気のせいではない。しかし、モリさんの姿が無い・・・・・・・。どうやら撃沈してしまったようだ。残念無念。


続く・・・・

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