…続き
豪快なダウンヒルは途中まで。いつ何時も忘れてはいけないのが…こわめし坂。今日も寄りますわよん。
改めて眺めると、すげ~、先が見えない(@@;
旧国道に出て、左手のバイパスを眺めながら控えめなスピードで下ってゆく。
本道に入ったり旧国道に戻ったりしながら、三島宿に入ってきた。
さ~、いただきますぞ! 三島コロッケ君は確か三島大社の前にあったはず。
*結婚式やっていたよ(^^)
あったあった、コロッケスタンド。
熱々ホクホクな三島コロッケ。
混じり気ないジャガ芋本来の香りがし
口の中いっぱいに幸せが広がっていった。
この1個のために箱根峠を越えてきた・・・ことに後悔なし!
ぜひ秘密基地にもお土産に…と考えたけど、この熱々ホクホク状態でいただくのが三島コロッケを味わう流儀なのかもしれない。冷えたコロッケじゃ有り難みを感じないはずだから、お土産はやむなく断念。
こちらの三島ビールや
この三島焼酎も気になるな~。
さて…本日のミッションはこれで完了しちゃったわけで、このまま輪行で帰るのは・・・・絶対に物足りないのだ。 そうだ、水の都・三島と言われているようだから、市内観光を少し。
富士山から流れてくる湧水のため、水が豊富だ。
こんな公園もあり
公園のなかも豊かな流れを見ることができる。
水をテーマにしたからくり人形もある。
なんとなく沼津よりも観光地色が強いのは気のせいか?
もう二カ所、チェックしておこう。
伊豆線と御殿場線がつながっていた頃の廃線跡がこちら。
ありゃ、完全に生活道路になっている。
その行き着く先は、御殿場線のこの駅。
そして長野600でも通過した鮎壷を左折し
沼津グルメ街道を横目に、
ごちゃごちゃと走り、最終目的地を沼津東高校に。
なにゆえココかって? うちのオババが約半世紀前に卒業した学校だからだ。当時は市街地の方にあったらしい。 卒業生でもない湘南自転車オヤジがこうやって写真を撮っていたら怪しいわなwww
来た道を戻り、三島市街地に入ったら空腹感に襲われた。昼飯エネルギーは既に使い果たしてしまったようだ。このまま箱根路に入りこむと危険なので、通りすがりのラーメン屋に入り、17時までやっているランチ609円をいただく。
これが結構ボリュームがあるのよ(^^;;
ご超飯大盛り無料だとか、ラーメン一人前にしても追加料金いらないんだって(@@;
さすがに食べれないよ。
17時ジャスト、お店を出発し、三島宿を通過。
新旧織り交ぜた1号線を上ってゆく。
途中、日が暮れ沼津三島平野の夜景が綺麗に浮かび上がってきた
夜の自転車箱根越えの醍醐味はこんなところにあるのかもしれない。
車道は怖いので、のんびり暗い歩道を走ってゆくが、時折張り出したすすきが車輪にまとわり付き、ハンドルが取られあぶない。
真っ暗闇な区間で上の方からブレーキ音たててママチャリが下ってきた。完全無敵の無灯火だから、闇の中でキィーキィー音しか認識できない。だだだいじょぶか?(@@;
峠まであとわずかなところで、ダホンの折りたたみ小径車にサクッと抜かされた(@@;
「あともう少しで峠で~す!」と。なんであんなに速いの?
その瞬間、大量のすすき穂波を前輪に巻き込んでしまった。あちゃー、泥よけが歪んでタイヤと干渉するじゃん。応急処置をし、わずかに擦れながら846峠を目指し、19時34分到着~。
さっきのダホン君が居たのでちょっと歓談。 このダホンOEMハイテンフレーム車で72分、ママちゃりwith700Cタイヤ車50分台、ロードで40分台で走っちゃうんだと。すげ~(@@; そして、今夜は採れたサツマイモを元箱根の知り合いに届けるために上がってきたんだと。すごい動機だ!
そんな彼と別れ、こちらは泥よけの修繕を。
すすき穂波は馬鹿にしちゃ~いけません(^^;
さ、下ってゆこう。
下り始めたら、っこれが結構寒いのだ。
体が冷えてしまったので、元箱根でホット缶コーヒーを一気飲みし、上り返したら真っ暗闇の旧道を転げ落ちてゆく。
七曲がり直前で反対車線に人影だ(@@; まずいな~ またしても変なもの見ちゃったのか?…と思ったら、なんと今度は無灯火でママチャリを押し上げている人が!信じられん(@@; 怖くないのか?箱根は今やママチャリで越える所なのか!?!?
先程のウルトラ激坂のあった巨大神社の所だけが、宇宙都市みたいに光を放ち、別世界の空間を作り出していた。
ようやく暗闇区間を脱っすることができたかな(^-^)v
あとはいつものコースを淡々と走り、国府津のサンクスで100%オレンジジュースを補給し、ハンガーノック寸前になりながら22時40分無事帰着。
コロッケ一個でこれだけ箱根峠を越えるモチベーションを生み出すなんて…恐るべし三島コロッケ(^^;
走行距離…147キロ
体感的には220キロくらいだが、やっぱり846峠が二回…これは脚に効いてきますな~。