湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

毎週湘南地方をポタポタと徘徊してるよん。アマチュア無線はCWで主にQRV (^^)v

復旧頑張ろう!

2011年03月21日 | 自転車系

東北地方太平洋沖地震におきまして被害を受けられました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復旧されますよう心からお祈り申し上げます。

今の自分にできることは、節電とガソリンの節約をし、情報収集を行いながらいつもの生活を送ることが大切と判断。よってこちらを再開させることにいたしました。でも、当分は休日ダイヤでね。

今回の地震は本当に怖かった。今でも緊急地震速報が流れると緊張が走り身構えております。また、パソコンに向かっていても、たえず地面が揺れているような感覚に陥り、たえず壁にかかっているカレンダーなどを見て揺れを確認している次第であります。これは当分治りそうもない。。。。

さて、備忘録としてこの一週間のことを記しておきましょう。

3月11日(金)
小田急ビルの喫茶店で打ち合わせを終え、足早に次の打ち合わせ場所に向かっているとき、ガシャガシャと音が鳴り始め、周りにいた人たちから「キャー」だの「うわー」だのと声が聞こえてきた。都会ってにぎやかなのね・・・と能天気なことを思いながら小走りしていたら、急に千鳥足に。あ!もしかして地震?だんだん揺れが大きくなり、思わず立ちすくんでしまったけど、はっと我に帰りすぐ脇にあった大きなビルのエントランスに逃げ込んだ。受付嬢から「座ってください!危険です!」と絶叫され地面に座り込むと、目の前の地面が揺れている。こんな光景は生まれて初めてだ。大丈夫なのか?壁の後ろでコトゴトっと音がし何かが落ちたみたいだ。

ようやく揺れが収まり、外に出てみると群集がポカーンと空を見上げている。その先に見えたのは先程の小田急ビル。この建物が4~5秒周期で大きくお辞儀をしているじゃないの!

右のビルは、横に同じような周期で揺れている。まるで自分が映画の世界に入ってしまったかのような・・・・・恐怖感。


次の打ち合わせ場所に連絡を入れるも、その時には既に携帯電話は不通となってしまった。仕方なくその場所に行き、止っているエレベーターを尻目に非常階段で上がってゆくことにした。こんなとき、自転車で鍛えた心肺が役にたつ。すいすいとはいかないにせよ、淡々と登ってゆくことができるのだ。そのとき、再び千鳥足になった。うぎゃ!また地震!ギギギギィ~ガガガガァ~と船底みたいな不気味な音を立て、大きく揺れている。こんなところで遭難したらどうしよう・・・。

打ち合わせ場所で一言伝言し、職場に戻ることにしても、鉄道は全部ストップ。街中、人が溢れかえっている。

バスはすし詰め状態でとても乗れそうもない。

なんとか2時間かけたどり着くことができたが、今度は帰宅の目途がたたなくなってしまった。初めての帰宅難民となる。こんなときは、ささやかにワンカップを飲み、仲間と本日の恐怖を語りあい・・・・

携帯電話のワンセグをつけてみると、東北地方は大津波でとんでもないことになっていた。

3月12日(土)
8時半、床に直寝していた自分に気がついた。東京駅に行ってみると、窓口はごった返していた。


東海道線のホームに上がるも、とんでもない激混みで乗れそうもない。仕方ない、少し人の波が収まるまで時間をつぶそう。

八重洲側に出て、朝食求めて街中を歩き回る。途中、立ち入り禁止になっている上空を見ると、このようにガラスが割れてしまっている。あの瞬間、これが落ちてきて当たったら致命傷をくらうな。。。


吉野家を筆頭にどの飯処も売り切れ御免の表示。こんなことがあるんだ。。。。
なんとか、八重洲地下のお店でキムチチゲ定食を食べることができ、ようやく昼過ぎに空いた東海道線に乗り込むことができた。そうそう、改札口に設置してあったテレビには、津波の被害状況が映し出され胸が詰まるおもいだ。


秘密基地に帰宅したら、すべて無事であったのでほっとした。そしていつもの場所へ一応行ってみた。

もちろん釣り人は一人としていない。

日曜日は微妙な余震にびびり

ちょっと買い物に行ったら、このありさま。



「大きな余震が70%の確立で3日以内に起きる」なんて某テレビ局が流したものだから、こんなことになるのだ。

3月14日(月)
何が起きるかわからないので、始発に乗ろうと駅に行くと・・・・・「本日は列車が動きません」だと。おいおい、どうすればいいの?情報収集してみると、私鉄も軒並み運休らしい。でも、今日は絶対に行かなくてはいけない用事があるのだ。

お、そうだ!こんな時こそ自転車海苔を発揮するしかない。急いで秘密基地に戻り、もう一食飯を食べ急いで黒胡椒号を整備。荷物をサドルバックに詰め込んで6時半に出発。

戸塚駅の下を通り


国道に出ると、同じような人たちがいっぱい。


ママちゃりも激走してるんだぜ!


そしてココまで来ると、正直ほっとした。



不謹慎ながらも、ちょっぴりサイクリング気分にもなれた。


でも、帰りがきつかった。六郷橋を渡ったら気が緩んでしまい、まだ36キロ以上あることに愕然としてしまったのだ。もちろんスピードは20キロ以下になりながら巡航。23時45分ようやく秘密基地に到着。明日は自転車通勤したくないな。。。。。

3月17日
東海道新幹線に乗り、名古屋に大人の遠足。そしたら、乳飲み子や幼稚園に上がる前の子供を連れた奥様方が新幹線にいっぱい。自分が乗車した車両にも10組の親子が居て、まるで動物園さながらだ。どうやら、物が手に入りにくくなった東京圏から脱出し、田舎に身を寄せる人たちらしい。名古屋駅では、おばーちゃんが迎えに来ていた場面もあった。
この現象は、翌日大阪に向かったW君からも聞くことができた。


3月19日(土)
秘密基地の暖房用燃料が切れたので、赤タンクを黒胡椒号に積み、馴染みのガソリンスタンドに行ってみると

こんなことがあるんかいな!?

もう一つのガソリンスタンドも。。。。わずか5リッターの灯油すら手に入らない状況に唖然としてしまった。

そっか・・・・ガソリンスタンドで灯油を買わなくてもいいじゃん。街の燃料屋に行けばあるらしい。

午後、銀シャリ号にリアサイドバックを取り付け、タンクも搭載し隣町の秘密駐屯地に向かった。地震前に頼んであった米5キロ、蜜柑6キロを引き取り、道中灯油を5リッター補給しノンビリと戻って来た。

昔のキャンピングを思い出す。無理しなければ、結構この装備で走ることができる。そして、追い風も手伝い時速29キロは出る。一度スピードに乗ると脚は軽くクルクルまわすだけでよろし。


海岸のGSには相変わらず長蛇の列。ダンプやライトバンの仕事車が気の毒だ。

3月20日(日)
通常の生活を心がけよう。そう、銀シャリ号でお散Potaに出かけてみた。

材木座の公園では地盤沈下が発生していた。地下駐車場にも影響があるのかな?


湘南国際村をノンビリ上がっていたら、yukiさんと遭遇!お互い長距離通勤の無事を確認しあい、上の見晴台までお話しながら上っていった。

これから、まだ2~3本上るらしい。


この風景を見て、来週もまたいつもの暮らしを心がけるように・・・と自分い言い聞かせる。





お!これがあの〒ポストなのね。


日影茶屋(?)の店頭でラスクが一袋300円で売られていた。お手ごろ価格なのかどうかわからなかったけど、お土産に2袋を購入。

オデコに立ち寄り、15時ごろに無事帰着。






以上、湘南自転車オヤジの備忘録でした。

さ、明日からまた忙しくなりますぞ!

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする