さ!2012年長距離走り初め。
東京駅に集まった正体不明の亀の子隊。わかっていることは年一回結成され、脚のんびリズムで温泉郷の箱根をめざす部隊らしい。
6時31分、この亀の子隊は、まだ薄暗い大手町をスタート。なんと!偶然にも100メーター離れた場所が箱根駅伝スタート地点だったようだ。どおりで周辺が盛り上っていたわけだ^^;
北風に背中を押され、ぱらっときた雨に恐怖を感じながら当部隊は時速28~33キロで南下。
7時55分、生麦通過!予定通りだ。
地味にキツい権太坂をクリアし、戸塚はテクニカルコースのアンダーパス。
藤沢警察署を過ぎセブンイレブンで一回目の休憩(927)。女子部員にはしっかりとWCタイムをとってもらい出発。なんたって茂みに隠れて&%$%&%$ってわけにはいかないからね^^;
134号に出てきたら気持ちいい~。
大磯の信号皆無の必殺裏道コースを越え、本線に出たら当部隊は自然と二分割に。
風祭ローソン(1111)に着くとたくさんの自転車海苔が休憩しており、まるで自転車海苔のオアシスみたい。
その目の前を、タイヤの太いママちゃり風クロスバイクの体育会系女子ライダーが力強く通過していった(@@; 確かこの方、二宮付近を30キロで巡航しており、抜くに抜かせず焦ったのであります^^;
ここからは、自然と各自のペースで874を目指し上がってゆくこととなった。
箱根湯本駅前は渋滞やら人々でごった返しており、かなり気を遣いながら慎重に進んでゆく。
だんだんキツくなってきましたよ~、フロントインナー39Tでは。やっぱり脚力相応な歯でないといけないと思う(^^;
宮ノ下の大渋滞とギャラリーを通過したら、勾配に一段と厳しさが増してきた。一回転ごとに押し込むような感覚で、まさに亀の子ペースで上がってゆく。先程抜かしていったまきさんの姿が前方に見えたんだけど、これがまたなかなか追いつけない。
おぉぉ!なんと先程の体育会系女子さんが力強く目の前を走っているじゃん(@@;よく見たらリアは8枚あるようだけど、フロントはシングルリング。抜かした時、元気よく「こんちわ!」と挨拶され感激!絶対彼女は体育会系だw
いきなり左足太股裏がつり、停車したら痛みがひどくなってきた。仕方ないので無理をして走り始めたら痛みが引いた。が、次は右足。同じようにいじめ抜いてなんとかピンチを脱出。そっか~、足つりは脚を回して治す!!??
沿道の人々からは「あ!先頭車両が見えてきた!」とか聞こえてくるけど、今回はラジオを搭載しているので、みなさんの情報には惑わされないのだ。
いくつものカーブをやり過ごし、エネオスか遠くに見えるほぼフラットロードにつくとラストスパート!加速をしてすぐに失速をしたら874メーター地点に到着。やったぜ~い(^^)v12時43分。
さ!ここで箱根駅伝の応援だ!
やってきましたぞ~
おぉ!先頭走者の柏原君、速い~((((;゜д゜)))躍動するその走りっぷりはテレビ以上に迫力があった。彼はもう来年の大会には出ることがないから、今日は素晴らしい雄姿を見納めできた。感無量(^^)v
2位との差が7分くらいあったのかな?
無線屋さんにはたまらない移動中継車。
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ごめんなさい、ラストランナーが通過する前に撤収作業開始。めちゃ寒いなか、上半身裸になりアンダーウェアを交換し、ありったけの衣装を着込み芦ノ湖側へ下り始める。まだ大会が継続中なので、ゴール方面の道はガラガラ。
旧道入口では交通規制がされているので、芦ノ湖方面はお玉が池まで渋滞・・・というより全く車列が動いていなかった。一方、小田原方面は、車が一台も通らず快適ダウンヒル(^^) ただし、路面が黒いのが濡れているのか凍結しているのかわからず、スピードは抑え気味のMAX25キロ以下で下ってゆく。
畑宿までくると、やっと空気が緩み気持ちもほぐれてきた。ここまで下ってくる間、あまりの寒さと凍結の恐怖におののき、いつもの箱根ダウンヒルとは違う世界を感じていたから。
そして小田原まで下りてきたら、いつものすき家でおそめの昼食(1428-1449)。メニューはもちろんお気に入りのデミグラスハンバーグ定食ライス大盛!
さすがにクラシックロードだ。去年は国府津で尽き果て輪行してしまったが、今年は気持ちがへたることなく時速25キロ程度で巡航でき、ロードの機能性の高さを認識できた。
大磯国府のセブンイレブンで、季節外れのガリガリ君をかじりながら最後の休憩をとり、ここからはパレード鈍足ランをしながら、16時40分無事秘密基地に到着。
真冬の箱根は寒すぎて別世界。この季節は、よっぽど覚悟を決めて上らないといけないと思う。4月まで封印かな(^^;
走行距離…なんだかんだで159キロ
関係各位の皆様、お疲れさまでした。そして、大変お世話になりました。