5月19日土曜日の数日前、「新緑が眩しいこの季節、梅雨入りまであと何日なんだろう?」・・・そんなことを考えていたら、やっぱり今のうちに走っておいて初夏の緑を堪能しておくことにき~めた。ちょうど土曜日のお天気はスーパーファインのようだから。
そんな時、折しも前々から気になっていた峠が隣の県にあった。輪行して行けばかなり余裕度が生まれるはず。だけど、なんたって相模線→横浜線→中央本線と乗り継ぎ&自転車の分解組立がめんどくさい。ならば、季節もいいことだしグルッと自走で行くことにしましょうね(^^)
朝5時、前夜、25時近くに就寝したのにもかかわらず遠足当日のお子ちゃま同様にす~っと起床。それだけ今回のコースに期待感が高まっている証拠だ。
前夜、就寝直前にパスタの暴食し胃がもたれてしまっていたので、今朝は食パン2切れとコーヒーのみ。流し込んだらサクッと即出発。
先ずは宮ヶ瀬湖を目指して伊勢原方面へ銀シャリ号をランドナーペースで転がしてゆく。
お天気はスーパーファイン!
大山の緑と空の青さがコントラストになり5月という穏やかな季節を演出し読み通りのお天気だ。
尾崎の7-11を通過し、ゆるりと土山峠を上りきれば宮ヶ瀬湖。自転車でのこちらに来たのはずいぶん久しぶりになるかと思う。 まだ時間が早いため、車の量は少なく快適。一方サイクリストは結構活動していた。早起きはやっぱり三文の得ですね(^^)
k64に入ると自分の中ではひとつ何かを越えた感がある。小さなピークを抜け一気にダウンヒルを駆け下りるとR413に。
ここまで来ると、時間が時間だけに結構な車の行き来が生じていた。この道志道は30年前、ところどころダートがまだ残っており、これほどまでに車の行き来は見られなかった。道の整備とバイパス完成により、山中湖に向け通過しやすくなんたんだろうな。。。。
両国橋のところで一度下りきり、再び上り返し。両国・・・・読んで字のごとし、神奈川県と山梨県の県堺であり、久しぶりに山梨県入りをした。
しばらく行くと、吊り橋発見!皆様のところでよく拝見するこの吊り橋、いったいどこにあるんだろう?とキョロキョロしながら走っていたけど、たまたまトイレに寄ったらその脇にあった。
ためしに橋の中央まで行き、谷底を見てみると・・・・・・股間がひゅ~~~~~っと^^; 少し揺れるし。。。。スリル満天!
戻るため転回しようとしたらこれが銀シャリ号の長さでは転回できないのよ。仕方なしに向こう岸まで一度渡りきりダッシュで戻ってきた。怖かった~。
ところどころで、真っ白に雪化粧している富士山の頂が見えてきた。
電線が^^;
川のせせらぎなんて普段日常では聞くことのできない音でしょ。だから、しばし聞き入りながら一週間のしがらみを洗い流す。
お!どこかで見たことのある旅館。
追っても追っても近づかない富士山の頂。
これぞ日本を代表する一押しの風景だと思う。
やがて道志みちとお別れし、都留市街地に通じるK24へ入って行く。
ところが、このK24・・・・なめきっていた。
15分くらいで道坂トンネルに着くだろうとひょこひょこ上っていったが、なかなか着かないの。しかも、都留との連絡道らしく、ミキサー車やダンプ、そしてローリングしてゆく大排気量のバイクなどなど賑やかなのだ。そう、山道にしては心休まる時間が微塵もない。自転車海苔は誰も上ってこないし下ってもこない。
結局、40分くらいかけてようやく頂上のトンネルに着いた。回りの風景はいいけど、たぶんもう通らない道だろう。
トンネルの向こうは都留市。そしたら、今度は下りがすごいのなんのって。結構な勾配があり、自分としては絶対に反対側から上ってくることはしないと誓った瞬間であった。こりゃキツイわ。
20分かけて下り切ったらそこはR139。先ほどの爽やかな風とはことなり、少しムシムシとした空気にぐぐっと増えた車の排気ガスが鼻につくようになった。俗世間に戻ってきてしまったな。
11時を回っており、そろそろお腹も減ってきた。どこかほうとうでも食べさせてくれるお店はないかと、探しながらトロトロ走っていると、いきなり目の前にバーミヤン。
普段、自転車活動をしているときにはすき家と吉野家、うどんのなか卯以外は絶対にファミレスには入らないんだけど、今日は空腹感のほうが勝り即入店。まだ、昼飯前だったので、店内はファミリーがおらずガラガラであったのはうれしい。
土曜日もやっているランチにミニラーメンを追加して、出てきたらあっという間に食べてしまった。そして・・・・・・本日、自分がサイクリストであることを忘れていた・・・絶対量が少なかったのだ^^;
続く・・・・・・