突然ですがこの時期になりましたので軽く連載再開^^; 前回はこちら→☆
・・・・続き
客車が動きだしたときゴトンという振動で目が覚めてはまた寝る・・・という絶対に熟睡できないこの環境。でもこれを承知で、乾いたジョイント音の子守唄を楽しみながら、うたた寝する自分はプチ鉄道大好き人間なのかもしれない。
ようやく夜明け前の宮崎駅に着いた。関東より南に位置している宮崎のイメージは南国。もう頭の中は南国パラダイスでぬくぬくとした暖かさを期待して客車から降りた。ところが、本当にここが九州なの?とビックリするほどの寒さで、ストーブがガンガンに焚かれている待合室に輪行袋ごと潜りこんでしまった。そしたら結構なお客さんが暖をとっていたので湘南自転車小僧は隅の方でおとなしくおとなしく・・・。どうやら自分の頭の中で南国のイメージだけが先行し、明らかに、この季節におけるこの地方の勉強不足であったようだ。
少し時間が経ったころ、駅留めにしてあったダンボール詰めにしてあったテントやサイドバック類などの生活道具一式を受け取り、自転車を組み立てながら積載する。実はこれが結構きつい。。。。あまりの寒さに指がかじかんでしまい思うように手先が動かず、作業時間かかってしまい、寒さが増長した。
すべての体裁が整い、ようやく宮崎駅を出発できたのが8時頃(記憶が曖昧なのでたぶん・・・)。久しぶりの重量戦車級自転車に、体が慣れないまま右に左にとふらふらと。これでも、フロントサイドバックでフロント加重しているからましだけど、リアサイドバックに集中させたら、自転車はまるで言う事聞かないだろう。
慣れない重装備の自転車を操舵し、南国を思わせる背の高いフェニックスを横目にみながら、しばらく宮崎市街地をふらふらと走ってゆく。
運動公園駅で一息つき、海岸線を南下したらそこは憧れの堀切峠だった。
続く・・・(続きは来年か?^^;)
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