銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

勝手に大和巡歴、まだまだつづく・・

2019年04月29日 | Hの生きる喜び、それは

今月のメインイベントは「桜のお花見」に間違いないですが、
私の中では大和巡歴

4月8日に、吉野千本桜に始まり、15日に高見のしだれ桜、18日に屏風岩のヤマザクラ、
26日にかつらぎ古道、27日に天平の都と
奈良ばっかり巡っています

回数を重ねれば重ねるほど、その奥深い魅力に気付き、
行かずにはいられなくなる、一種の中毒のようなもの

先日の葛城古道も、シブ”イイ”旅でした(自分の中では)

山の辺の道と相対するように、葛城山から金剛山のふもとを南北に走る古道
5世紀ごろ、この地で栄えた葛城氏と巨勢氏など豪族たちが往来していた古代の道です

この当たりは「高天ヶ原」とも呼ばれ、古くからの神社も数多く残り
神話の里としても知られています

樹齢数百年の杉並木の参道に足を踏み入れると、
凛とした空気が身を包むような気がします

境内全体が、強い気で満ちあふれていて、びんびん身体に伝わってくるようです

対して、付近の風景は何ともおだやかで
時間がゆっくりと流れているよう

堅苦しくなりがちな神話や歴史の話を、ガイドさんが楽しく紹介

つづいて皆さんが熱心にのぞきこんでいるのは・・

珍しい日本サクラソウです

全国のカモ神社(上賀茂神社や下鴨神社など)の総本山の高鴨神社では
この時期限定の、日本サクラソウの展示が始まっていました

希望にあふれたネーミング

高鴨神社では、現存している殆どの品種(約530種)約2,200鉢が保存栽培され、
毎年4月下旬~5月上旬頃まで展示されます
日本さくら草は、江戸時代から栽培が始められた純日本産の古典園芸で、
その清楚、可憐、優雅な風姿は、日本人の国民性にぴったりの花です


「わが国は草も桜を咲きにけり」小林一茶の名句です

2週間ほど前に下見に来た時は、この桜模様

いつ訪ねても、風情があります

地元の味を味わえるのも、古道歩きの楽しみのひとつ
こちらは梅本とうふさん
県外からのお客さんも多く、ひっきりなしに人が出入りしている人気店

歩いていて、ふいに出会える花も、心和ませてくれます

古道歩きは地味なイメージですが、
いろいろなお土産が付いてくるので、実は女性向きで楽しいのです

勝手に大和巡歴、まだまだつづきます・・・

 

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